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【お知らせ】当科ではスタッフ医師を募集しています。募集要項はこちらです。当科の紹介記事はこちらから。メールでのお問い合わせはhematology@aih-net.comまでお願いいたします。こんにちは。血液内科スタッフKです。今回はBloodAdvancesから、中枢神経原発悪性リンパ腫に対する低線量全脳照射による地固め療法の報告をご紹介いたします。Reduced-doseWBRTasconsolidationtreatmentforpatientswith
【お知らせ】当科ではスタッフ医師を募集しています。募集要項はこちらです。当科の紹介記事はこちらから。メールでのお問い合わせはhematology@aih-net.comまでお願いいたします。こんにちは。血液内科スタッフKです。今回はLancetHaematologyから、中枢神経浸潤を伴うDLBCLに対する新規化学療法レジメンの第Ⅱ相試験結果をお伝えします。MATRix–RICEtherapyandautologoushaematopoieticstem-cell
まず、俺は医師でもないし医療関係者でも無いですから専門的な知識は無いです。ここでは母の闘病で教わったり思った事を述べます。なのであくまで母の場合の話です。母は脳腫瘍で入院しました。脳腫瘍でも抗がん剤の副作用でもなく、肺塞栓症でした。(肺塞栓は色々要因考えると治療全体の副作用と言えなくもないかも)中枢神経原発悪性リンパ腫(PCNSL)に対して現在最初に選択される治療はHT-MTX(メトトレキサート大量療法)だと思います。最初の造影MRIで2.5cmほどあった悪性リンパ腫が
中枢神経原発悪性リンパ腫の治療がスタートしました。大量メトトレキサート療法1クール目、目立った副作用もなく、その後のMRIで腫瘍は小さくなった。首の手術で麻痺が少しあるけど、本人はいたって元気。快活に会話できた。2クール目、重度の口内炎が発現して口の中真っ赤、ここから摂食がほとんどできなくなった。薬飲むのも辛い状態で必ず服用しないといけない薬は点滴に変更。低Na、低Kになり、それも点滴。MRIではさらに腫瘍が小さくなる。リハビリの効果なのか麻痺してた右手がスイスイ動
8月26日、母は首から背中~腕の痛みがひどく病院で診察してもらったら帰ったら駄目!そのまま入院しました。首の脊髄内に神経を圧迫するように腫瘍がありそれが原因で上方向には延髄にまで腫れが出てきてました。そのため、ふとした勢いで呼吸が止まってしまう事も十分ありえるので、即入院→絶対安静→即手術となりました。直接の痛みが出ているのは首の腫瘍でしたが、MRIの結果なんと脳にも腫瘍がある事が判明しました。最初転移性脳腫瘍を疑われて、その場で余命中央値は半年と言われました。ショッ
中枢神経原発悪性リンパ腫の治療が始まって1ヶ月。化学療法は1週治療、1週休憩を1セットに合計3セットするんだけど、そのうち2回が終わった。今日から二回目の休薬期間に入ってる。1回目。化学療法はかなり効いていて、治療1回目が終わった時点のMRI撮影では治療前の比較画像が無ければ素人には分からないような状態。治療後の回復は早くて、すぐ元気になり、さらに会話もスムーズにはっきりした。リハビリも感覚麻痺があるのでゆっくりではあるけど、車椅子から自分で便座に移動したりできるように。
今日のジャンル別ランキングが。。。10位!でした皆さまのおかげです。っていうか、皆さまの応援あって、やっとこさ毎日生きてます。流石に、身体はもう限界を超えました。ちょっとだけ寝ようと。寝たら、起きるのが、、、身体がほんとに動かないんですよねぇ〜母の吸引をせねば!苦しそうだから早くせねば!と、どうにか転がってベッドのところに辿りつく有様。ベッドにつかまって、起き上がって、立ち上がれないまま吸引チューブもってベッドにしがみついてますその姿、まるでゾンビ栄養ドリンクは飲んでるん
母は、2014年の四月に中枢神経原発悪性リンパ腫がわかり、それから入退院を繰り返しながら過ごしました。またその病気のことはのちほど。。↑クリスマス仕様にした病室にて手前はニヤける旦那氏在宅でみていた2017年10月7日、誤嚥性肺炎による熱が40度過ぎ、見ているほうも辛く、救急搬送。もうずっと家でみようと思っていたのに。その日はもうこのまま朝までもたないかもしれないと言われながら、どうしようもなく手を握り、泣き、謝り、感謝し、いろんな事を母に話しながら夜を過ごした。幸い、抗生物質が効
自分が入院してから使った薬剤を記入します。分量とかは不明ですが薬の名前と使用した日にちは主治医に聞きました。2013/8/6リツキサン8/7メソトレキセート(抗癌剤)8/20リツキサン8/21メソトレキセート(抗癌剤)8/27リツキサン9/3リツキサン9/4メソトレキセート(抗癌剤)9/17リツキサン9/24シタラビン(抗癌剤)9/25シタラビ
自家末梢幹細胞移植は大量の抗がん剤を流し込み血液を作る工場を破壊した後に自分自身の血液を作る工場の種を元に戻してあとは自力でなんとかする治療です。(かなり簡単に言いましたが)大量の抗がん剤を流し込むことで身体中に散らばったがん細胞をとことん叩く事で根治を目指す治療の1つです。もちろん抗がん剤はがん細胞だけではなく他の正常な細胞も攻撃します。特に進行の早い細胞を攻撃します。だから髪の毛が抜けたり血液を作る工場を攻撃したりします。それが副作用です。抗がん剤もシタラビンとは比にならないほど
ある日、母親と妹と主治医で話し合う事になった!今後の治療の話だった!今使ってる薬リツキサンとシタラビンのお陰で腫瘍の影が消えてきてると言われました。まぁ、ハッピーなお知らせでしたが本題はここからでした。主治医「今現状で腫瘍の影は薄くなりこのまま行けば影は消えるでしょう。ただ再発する可能性はあります。今回決断して欲しい事はこのままシタラビンがん細胞を叩いて退院するか移植をして更にとどめを刺して退院するか。」でした。自分自身でもこの病気をネットで調べて少なからず情報は見てた。古い情報
なぜか食欲が止まらない日々が続きました。原因はステロイドでした!後に聞いたら普通の人に投入する3倍の量のステロイドを流してたそうです!食べても食べても満腹にならないんです!もちろん朝昼晩に出てくる食事はぜんぶたいらげますがそんなものでは足りず病院に入ってるコンビニで毎回5000円ぐらいのお菓子やパンやカップラーメンを買っては数時間で完食してました。だって食べても食べても空腹なんですもん。ある日主治医に怒られました。「体重が一気に増えすぎると抗がん剤の投入量の計算が出来ないから爆食い
目が覚めて主治医と会った時に初めに質問した言葉を覚えてます。「いつ退院できますか?」お店は周年パーティー中だし仕事が趣味と言っていいほど仕事が大好きだから早く職場に戻りたかったからです。でも主治医の返答は「年内は難しい、、、」でした。頭が真っ白になりました。全てを失った感覚になりました。もぅ「絶望」とはこの事だと28歳にして初めて知りました。続けてなんの病気なのかと質問しました。主治医は「今検査中で病名がまだ出てないから判明したら知らせるね」と言われました。自分は疑問に思い