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秀山祭三月大歌舞伎平成二十四年(2012年)三月南座公演中村歌昇改め三代目中村又五郎襲名披露中村種太郎改め四代目中村歌昇襲名披露夜の部一.近松門左衛門作平家女護島俊寛二.三代目中村又五郎四代目中村歌昇襲名披露三.河竹黙阿弥作新歌舞伎十八番の内船弁慶『平家女護島俊寛』作近松門左衛門俊寛僧都中村吉右衛門海女千鳥中村芝雀丹波少将成経中
出張の会議終わりに幕見席!神明恵和合取組め組辰五郎:市川團十郎女房お仲:中村雀右衛門江戸座喜太郎:河原崎権十郎四ツ車大八:市川右團次九竜山浪右衛門:市川男女蔵背高の竹:中村歌昇おもちゃの文次:中村種之助山門の仙太:市川新之助嶋崎楼抱おさき/三ツ星半次:大谷廣松伊皿子の安三:市村竹松芝浦の銀蔵:市川男寅御成門の鶴吉:中村玉太郎左利の芳松:市村橘太郎田毎川浪蔵:市村光芝井町藤松:市川九團次露月町亀右衛門:片岡市蔵三池八右衛門:市川齊入喜三郎女房おいの:市
歌舞伎座新開場十周年夜の部。一、神霊矢口渡中村児太郎丈、市川九團次丈、市川男女蔵丈ほか出演。二、神明恵和合取組め組の喧嘩市川團十郎丈、中村雀右衛門丈、市川右團次丈、市川男女蔵丈、中村歌昇丈、中村種之助丈、市川新之助丈、市川九團次丈、中村又五郎丈、中村魁春丈ほか出演。九世市川團十郎歿後百二十年三、新歌舞伎十八番の内鎌倉八幡宮静の法楽舞市川團十郎丈、ぼたん、市川新之助丈、市川九團次丈、中村児
七月大歌舞伎神明恵和合取組め組の喧嘩市川團十郎の貫禄と色気を堪能した。少し太ったとのことだが、この役には今の体型が丁度いい。オペラグラス越しに見て、誰かに似てる。。そう、杉様だね!中村又五郎の渋さ、雀右衛門の気風の良さ。ベテランの方々の芝居にグッとくるものがあった。また、若者代表のカンカン。出番は僅かだが、観客は大盛況。流石、生まれついてのスターは違うねぇ。全体として、初日ならでは、、と感じられた面もあった。何しろ、あれだけの人数だ。こ
先日、博多座の六月博多座大歌舞伎をみにいった。わざわざ、博多まで歌舞伎をみにいくのか悩んだが、どうしても夏祭浪花鑑をみたく、いくことにした。新幹線で博多に向かった。広島を過ぎたあたりから、トンネルが多かった。こんなにトンネルが多かっただろうか?あまりそんな記憶はない。よくよく考えてみると、新幹線で博多までいったことがなかった。福岡空港のアクセスが便利なため、いつも飛行機を利用していた。いつぶりの福岡だろうか。調べてみると五年ぶりだった。博多に来
おはようございます横浜に、帰ってきました❗夜遅い便でしたから、夕方空港で友だちと待ち合わせをして、飛行機✈️眺めながら🍺を飲みました。本当に楽しかったですその前に。お昼は、博多座で歌舞伎を観ていました歌舞伎をを観るのはなんと10年ぶりです。2つ前の職場のときに、職員の親睦会で歌舞伎座に行ったとき以来。博多座で最後に歌舞伎を観たのは20代の頃です。4年ぶりに「船乗り込み」も行われたそうで、良かったですね昼の部、初日でした❗大きな旗が立っています。迫力満点❗コロナ前のロビーに戻
歌舞伎座での團菊祭五月大歌舞伎、夜の部の続きは、「梅雨小袖昔八丈」、通称「髪結新三」です。上演は、5年前の歌舞伎座での菊五郎以来。菊之助は、6年前に国立劇場で挑戦して以来、2回目です。2時間半近くの長編、筋はほぼ同じでも、座組とその相性の良さで、全く印象がちがってきます。まず、白子屋見世先。お熊と忠七には、手慣れた児太郎と新鮮な萬太郎。困った様子のじゃらつきが、いい感じ。狂言回しの車力善八には、菊市郎が抜擢。これが、秀調以上に、律儀で臆病で真面目で、ぴったり。後家お常に
東京での仕事の合間、歌舞伎座の夜の部に行きました。まずは、「宮島のだんまり」。いい演目なのにあまり上演されず、2007年と2018年以来です。白旗の奪い合いがあったあと、厳島神社にせり上がってきたのは、傾城浮舟、畠山重忠、大江広元。恥ずかしながら傾城の、、、可愛い奴、、、と、雀右衛門、又五郎、尾上右近が、型どおりの美。いつもながら、傾城の着こなしがいい、雀右衛門。落ち着いた声色で、台詞がくっきりとしています。ここから、梅枝、歌昇、萬太郎、種之助、歌女之丞などが、歴史上の人物
5月24日(水)市川左團次さんはすごく犬を可愛がった人でした!☺️葬儀の時に飾ってあった写真の中にも愛犬と写っている写真がありました!✴️本当に心を許している顔をしてますよねぇ~☺️中村雀右衛門さんもたいへんな犬好きで、左團次さんと一緒に犬を連れてペットと一緒に泊まれるホテルとか犬を遊ばせる事が出来るドッグランが付いたリゾートとかに行っていましたすごく不思議な感じでもあり、すごくしっくりした感じでもありましたねぇ~☺️今日ウォーキングをしていて偶然何匹かの犬と遊んだので思い出してしま
おはようございますいつもお読みくださりありがとうございます團菊祭五月大歌舞伎夜の部梅雨小袖昔八丈ー髪結新三ー感想です今回は本編の前に【梅雨小袖昔八丈】についての簡単な説明を“黙阿弥の弟子”という設定の市川蔦之助さんが登場してしてくれました。人物相関図が登場したりも。いろいろな記念年なのだなと感動したり、お熊の今回上演される場面のその後に驚いたり😯「師匠の足元にはおよびませんが…」的なご挨拶があったのですが、それは、役としての設定上は黙阿弥さんのことですが、私は亡くなった左團次
歌舞伎座新開場十周年團菊祭五月大歌舞伎過ごし方に困る舞台だ。こういう場合、一人か二人の役者に絞って見ることにしている。全体見たところでつまらないからだ。今回は中村種之助と尾上右近。種之助くん、顔ちっちゃくて可愛い。ラストに中村雀右衛門が、盗賊の本性で登場する。このビジュアルがケバケバしくて良かった。傾城六方ってので引っ込んでいくのが見所らしい。が、これといった感動は無かった。
いつもお読みくださりありがとうございます映像配信サービスミレール歌舞伎オンデマンドで通し狂言霊験亀山鉾〜亀山の仇討片岡仁左衛門一世一代にて相勤め申し候視聴しました。特別ポスター↓歌舞伎美人2023年1月23日記事https://www.kabuki-bito.jp/news/8110仁左衛門が語る、歌舞伎座『霊験亀山鉾』|歌舞伎美人松竹が運営する歌舞伎公式サイト。歌舞伎の公演情報、ニュース、俳優インタビューなどをお届けします。こちらのページは、ニュース「仁左衛門が語
歌舞伎座の三月大歌舞伎の第一部、「花の御所始末」の続きです。第二幕は、思惑どおりに将軍になった、義教が住む、花の御所から。明からの使節を迎えて、将軍らしくすっかり貫禄が、と言いたいところ、幸四郎に何だか落ち着きがない様子。そこに、将軍に疎まれて、病み衰えた満家が、絡んでくる。芝翫は、こういった陰の演技にうまさがある。殺し場が、ちょっとどたばた。「悪の華」を描くなら、幸四郎がどしっと構えられる、様式美の演出が欲しいところ。「リチャード三世」に着想を得た、宇野信夫の書き下ろ
歌舞伎座の三月大歌舞伎は、第三部に続いて第一部に行ってきました。六代将軍・足利義教と言えば、恐怖政治の末に、守護大名の赤松氏に謀殺された人。それでも、義政などの子孫が歴代の将軍になったり、その政策と手腕が見直されたりしている人。その義教を主人公にし、「リチャード三世」をヒントに、宇野信夫が書き下ろしたのが、「花の御所始末」。初演は、現・白鸚の主演で、約50年前の帝国劇場でした。さて、現・幸四郎は、どう演じるのか。出から機嫌が悪い、義教。部下の左馬之助に当たり散らし、行秀
おはようございます✕2いつもお読みくださりありがとうございます個人的千穐楽花の御所始末先日感想アップしましたがその後もポツポツ思いついたことについてメモメモ。。。高麗蔵さん=廉子と芝翫さん=満家との間の『愛情』を信じるか信じないかでも見え方変わって楽しいかもしれないなと思いました。この日は信じてみたくなったかな。赤ん坊の義教を抱き上げたときの満家の気持ちも。なので血は残っても家族は失った男の最期として妄想したりするとせつなく💐(私は勘違い大魔王なので勝手気ままな妄想です)ここ
こんばんはいつもお読みくださりありがとうございます今日は雨降りでした。さて京都強行南座編をブログに書こうとしていたのですが私の今月観劇最後のチャンスで歌舞伎座の【花の御所始末】をどうしてもリアルタイムで見届けておきたくて強行個人的千穐楽となったので(二部も三部も見届けたかったけど断念😭)そちらの感想から。まずご報告大詰の雀右衛門さんの入江が兄の幸四郎=義教が一揆のリーダー行秀=愛之助たちと再会する場面【お産】と思ってた台詞【ご参】か……?!と今日なったよ…左馬之
おはようございますいつもお読みくださりありがとうございますイヤホンガイド・オンラインストア耳寄り屋で販売中のイヤホンガイドweb講座購入特典三月歌舞伎座第一部『花の御所始末』演出家アフタートーク自分にネタバレ解禁♪ということで早速視聴しました★今回『花の御所始末』の演出を手掛けている齋藤雅文さんが初日開けてすぐに収録してくれたweb上のアフタートークです。出演者は雅文さんとイヤホンガイド解説者・阿部さとみさんです。詳細はこちらで確認を⇩https://earphoneg
こんばんはいつもお読みくださりありがとうございます歌舞伎座三月大歌舞伎第一部花の御所始末シェイクスピアの戯曲「リチャード三世」に着想を得て、“悪の華”を描いた異色作!特別ヴィジュアル★シェイクスピア戯曲の【リチャード三世】はアル・パチーノの映画の「リチャードを探して」でチラリと触れたくらいの私。それも遠い昔。全然知らないのとかわりがありません。性格の違い、人間関係のちがいなどなど比較が出来ません。幸四郎さんのお役と芝翫さんのお役は悪相棒同士で年齢近いのかなと思っていたら違っ
こんにちはいつもお読みくださりありがとうございます本日は歌舞伎座第一部【花の御所始末】行ってきました★なので本日から自分にネタバレ解禁ですよ真っ先にコチラ⇩YouTube松竹チャンネル【花の御所始末】舞台映像ダイジェストhttps://youtu.be/kkHHMZfLnwM【舞台映像】歌舞伎座『花の御所始末』ダイジェスト映像松本幸四郎が魅せる“悪の華”――歌舞伎座「三月大歌舞伎」第一部『花の御所始末』令和5年3月3日(金)~26日(日)★公演詳細(歌舞伎美人)
加齢なる一族、二月大歌舞伎三部に行きました♫既に3月になってしまいましたが、備忘録。三、霊験亀山鉾亀山残り仇討ち甲州石和宿のはずれ、兄を闇討ちした藤田水右衛門(片岡仁左衛門)と巡り合った遠州浜名の家中、石井兵介(坂東亀蔵)が仇討ちを行うとあって町人たちが噂しています。いよいよその刻限となっても余裕綽綽の様子を見せる水右衛門は、仇討ちを前に交わす水盃に毒薬を仕込むという卑怯なやり口で兵介を殺害します。これを発端として、兵介の無念を晴らすべく、石井家の養子・源之氶(中村芝翫)
先月、二月大歌舞伎の第三部「霊験亀山の鉾」を観に行きましたいち推しの仁左衛門さまの藤田水右衛門!一世一代との事で、絶対観たくて大阪から観に来ました『四世鶴屋南北作通し狂言霊験亀山鉾亀山の仇討四幕九場序幕甲州石和宿棒鼻の場より大詰勢州亀山祭敵討の場まで』歌舞伎座は2回目前回はSWのイベント目的で日帰りで来た時、一幕見席で観ました。関西の歌舞伎の劇場にはない一幕見席という制度、良いですね〜全部観る時間がなくても1番観たい演目がサクッとお安く観れるので初
2月7日(火)、歌舞伎座で、二月大歌舞伎第3部を、見ました。4世鶴屋南北の作。文政5(1822)年7月、河原崎座で初演。素材となったのが、元禄14(1701)年の、仇討ち事件。信州小諸藩士の石井宇右衛門が、赤堀源五右衛門に闇討ちされた事件。双方、石井方、赤堀方ともに、討つ、討たれるがあり。当時、5歳と2歳であった兄弟が、ようやく、29年目に、父の仇の源五右衛門を討ち果たしたのです。(『筋書』の『解説とみどころ』を参照)それを、片岡仁左衛門の監修。奈河彰輔、今井豊茂の補綴。で
歌舞伎座での二月大歌舞伎、第三部に続いて、第二部に行きました。「車引」の登場人物を、それぞれの女房に仕立てた、舞踊の「女車引」です。場面は、吉田神社。なぜか、背景が湖。花道をやって来たのは、梅王丸と桜丸の女房、春と八重。雀右衛門と七之助が、手踊りで雰囲気を出します。二人が舞台に入ると、鳥居から松王丸の女房、千代が白丁姿で、白布の台傘をかついで現れます。「色香争う車引酒の機嫌かほんのりと顔は桜になる目元」「車引」のぴりぴりした深刻な状況を省いての、明るい陽気な舞踊で
二月大歌舞伎第二部一、女車引千代:魁春八重:七之助春:雀右衛門2回目あんまり記憶にない…三兄弟の奥様たちの清元舞踊解説を読むと、吉原の「にわか」が始まりだそうですなるほど、納得!着物の柄が千代(松王丸)は、松葉春(梅王丸)は、梅なのに、八重(桜丸)は、たんぽぽと土筆?片袖を脱いだら、それぞれ松、梅、桜でしたが上ふたりのは、車引きの松王丸、梅王丸と同じような大柄なのに桜は道成寺みたいな枝垂れこれも、なぜ?三人の嫁たちの、早春のほ
歌舞伎座での二月大歌舞伎、通し狂言「霊験亀山鉾」の続きです。ここは駿州安倍川堤、水右衛門一味が源之丞を騙し討ちにしようと待ち伏せ。落とし穴の設定が、法界坊風。暗闘を傍観する、水右衛門の仁左衛門がしぶい。とどめはわしじゃって、ええとこ、もろてます。ワルの大きな魅力を出せるのが、仁左衛門の技。長身痩躯で、軸がぶれずに、機敏な動きと不敵な笑い。源之丞が惨殺されて、袖介の早替りで現れるのが、芝翫。源之丞のM味は薄くても、袖介の爽快さは持ち味。ここで、袖介の芝翫、亀山家重臣の
「霊験亀山鉾」仁左衛門さんの悪い人は、何故こんなに良いのでしょう。何人殺したかしら。お地蔵様も蹴飛ばすし。極悪なのに素敵なのは何故かしら。一世一代とのことで、もう観られないのは残念ですが、とても若く見えますが、あの激しい舞台を勤めるのは確かに大変だと思います。まだまだ拝見したいので、ご無理のないように。四月の〈与三郎〉楽しみ〜♡
東京での仕事の合間、歌舞伎座の二月大歌舞伎、第三部の「霊験亀山鉾」に行ってきました。極悪人の藤田水右衛門に、家族を殺された石井家の血筋が仇討の本懐をとげる、通し狂言です。場面が、甲州石和、播州明石、駿州安倍川、勢州亀山と、街道筋でスピーディに展開する。そこに、魅力的な人物が複雑に絡み合う、南北ならではのドラマ。演じる役者の個性が、見ものです。徹底した冷血漢ながら、どこかすっきりした水右衛門。それにそっくりで、ワルながら剽軽な八郎兵衛。この役にぴったりで、ずっと演じてきたのが
@歌舞伎座二部『女車引』千代:中村魁春八重:中村雀右衛門春:中村七之助『船弁慶』静御前・平知盛の霊:中村鷹之資義経:中村扇雀舟長:尾上松緑武蔵坊弁慶:中村又五郎ほか『船弁慶』は、五代目中村富十郎十三回忌追善。ロビィで、天王寺屋の笑顔に迎えられる。又五郎が、一座の要の様で、松緑がそっと支え、鷹之資が抜群の舞台。素晴らしかった。『女車引』は、洒落た踊り。魁春が中村歌右衛門に、雀右衛門が四代目中村雀右衛門に、見えて来る。『
「女車引」贅沢な女形さんの競演でした。三者三様にお美しい。眼福でした。「船弁慶」富十郎さんも、十三回忌なんですね。鷹之資さんもすっかり大人になってしまって…、年をとるわけです…。とても素晴らしい踊りでしたが、5年後10年後もっと先も観てみたいと思います。きっと凄い!ことになっていそうです。記念のお菓子もとても美味しうございました♡