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團菊祭五月大歌舞伎昼夜同日観劇はしんどいので、日を分けた。が、成田屋の初日は見たい。ならば、幕見で。紀尾井町の活躍も後日にちゃんと見ます!菊之助の政岡は初見。彼の煽情的な台詞回しに気持ちを揺さぶられた。切ないねぇ。中村歌六の八汐がこれ以上ない程の悪人で素晴らしい。雀右衛門との悪女コンビに心が踊る。ハラハラした女中対決の後は、お目当ての“床下“。市川右團次の男之助がめちゃめちゃにかっこいい。そして、さらなる興奮が訪れる。成田屋
おはようございますいつもお読みくださりありがとうございますアシェッド・コレクションズ・ジャパン歌舞伎特選DVDコレクション120号其俤対編笠鞘當(2002年01月歌舞伎座)本編23分チャプターあり(7場面)字幕なし音声解説なし視聴【配役】名古屋山三:中村梅玉不破伴左衛門:中村橋之助茶屋廻り:中村橋弥、中村梅之引手茶屋女房お京:中村芝雀*出演者名上演当時まま長唄鳥羽屋里長鳥羽屋文五郎三味線杵屋五七郎杵屋栄十郎🌸両花道での上演で良き。先代歌舞伎座
令和6年三月大歌舞伎一、菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)寺子屋菊之助松王丸愛之助武部源蔵随分見た演目だけれど、役者によって衣装や方の違いを楽しむ。楽しめるのは、役者がちゃんと仕事をしているから。一階ロビー正面四世中村雀右衛門十三回忌追善狂言二、傾城道成寺(けいせいどうじょうじ)傾城清川実は清姫の霊白川の安珍実は平維盛能の『道成寺』から派生した数ある舞踊【道成寺物】の一つ。花道のスッポンで
今回は久しぶりに明治座の番付を紹介したいと思います。大正10年1月明治座演目:一、楠二、三人片輪三、傾城阿波の鳴門四、花相撲め組達入前に紹介した明治座の番付『大正8年4月明治座中車と左團次一門の奮闘公演』今回は久しぶりに明治座の番付を紹介したいと思います。大正8年4月明治座演目:一、由良湊千軒長者二、実朝公三、花上野誉碑四、浮世清玄廓夜桜五、賤機帯歌舞…ameblo.jp前に紹介した時より大分間が空いてしまいましたので本編に入る前に大正8~9年の
無事に千秋楽を迎えた、歌舞伎座での三月大歌舞伎は、四世雀右衛門の十三回忌追善でした。軍隊への召集、立役から女方への転換、映画界に行ってからの復帰など、数奇な運命をたどった役者。主流の劇団に所属せず、決まった相手役を持たないながら、その隙間で大役を演じるまでになった人。80歳を超えて、三姫を演じました。年下の役者とバランスが取れるよう、ジムに通って体を鍛えたとか。それほど多く拝見したわけではありませんが、年齢に関係のない、瑞々しさには驚かされました
歌舞伎座での「伊勢音頭恋寝刃」の続きは、いよいよ「古市油屋店先」です。青江下坂を取り戻した貢と、それを気にしながら遊び呆ける万次郎。幸四郎と菊之助がいいコンビ。「相の山」からの通しで、すれ違う二人の関係がよくわかります。よく似た二人が入れ替わる、座組も面白いかも。幸四郎と菊之助をてきぱき捌くのが、新悟のお岸。万座で恥をかかされた貢を、一人思いやる優しい人。阿波の悪者に騙されて、仲居の万野に追い詰められる貢。ここは、型に流されずに、きっちりと人物を見せたい。それが上手いの
「菅原伝授手習鑑寺子屋」おなじみの演目で、安心して気楽に観られます。世代交代の感があり、これからが楽しみです。涎くりの鷹之資さんが、お声もよく、かわいい。萬太郎さんは、やはりお声も良くて、なかなかに嫌な奴の玄蕃でした。新悟さんと梅枝姐さんのお役は、逆でもいいのかな?いや、これもいいのかな?どっちも観てみたいものです。「傾城道成寺」先代の雀右衛門さんは、晩年までいつもお姫さまでした。その面影を思い出しながら現雀右衛門さんを観たら、あら!お肌つるつる!菊五郎さんも、お声がとても元気
歌舞伎座の三月大歌舞伎、次は夜の部で、「伊勢音頭恋寝刃」の通し狂言です。伊勢の地で、名刀青江下坂とその鑑定書をめぐる、お家乗っ取りと、御師と遊女の駆け引き。福岡貢が馴染みのお紺に愛想尽かしをされる「油屋」と、貢が殺人鬼となる「奥庭」。これが抜きで良く演じられますが、「相の山」や「大々講」が入って、万次郎ら人物の性格と関係がよくわかる。では、まず「相の山」から。女芸人の徳松と京蔵が、元気なのがうれしい。芸もキャラも、達者。万次郎は、いかにも家老のボンで、菊之助が柔らかい。お
歌舞伎座での三月大歌舞伎、昼の部の続きは、長唄舞踊の「傾城道成寺」です。安珍清姫伝説と維盛物語を合わせた、道成寺物。四世・雀右衛門の、十三回忌追善狂言にふさわしい。舞台は、道成寺の書院。横長の歌舞伎座の舞台に、広い襖が続く。そこに控えるのは、廣太郎と廣松。兄弟ながら、明石家の二人が揃うのは珍しい。維盛が道成寺に匿われ出家することを、二人で語っていく。襖がすっと開いて、鳥羽屋と杵屋が揃うと、スッポンから傾城清川がゆっくりと姿を見せます。「花の姿の移り香に春を粧う桜花聞
3月15日(金)、『三月大歌舞伎』昼の部見ました。最初の演目は、『菅原伝授手習鑑』の、『寺子屋』。『菅原伝授手習鑑』という名作中の名作のなかでも、ひときわ光をはなつ段。主君への『忠義』を縦軸とするならば、親子や夫婦の『情愛』を横軸として。『宮仕え』などするから、『忠義』に縛られて。「すまじきものは、宮仕へ」。それは、現代にもあてはまるのではないかと。それぞれの人物が、しっかりと描かれています。その根幹があるので、名優たちが『演出』などの工夫を加えても、揺るぐことがなく。松王丸を
加齢なる一族、三月大歌舞伎夜の部に行きました。一、伊勢音頭恋寝刃伊勢神宮の神職である御師の福岡貢(松本幸四郎)は、御家横領の画策に巻き込まれたかつての主筋、今田万次郎(尾上菊之助)が紛失した名刀・青江下坂とその鑑定書の折紙の詮議に奔走します。貢の養子先である御師の福岡孫太夫の屋敷に、貢の探し求める青江下坂を持参した叔母のおみね(市川高麗蔵)が、やって来ます。刀を受け取った貢は、深い仲の遊女お紺(中村雀右衛門)とともに、古市の遊廓油屋にいる万次郎のもとへ急ぎ
昼の部。一、菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)寺子屋尾上菊之助丈、片岡愛之助丈、坂東新悟丈、尾上丑之助丈、中村萬太郎丈、中村梅枝丈、中村東蔵丈ほか出演。四世中村雀右衛門十三回忌追善狂言二、傾城道成寺(けいせいどうじょうじ)中村雀右衛門丈、尾上松緑丈、大谷廣太郎丈、大谷廣松丈、坂東亀三郎丈、尾上眞秀丈、大谷友右衛門丈、尾上菊五郎丈。元禄忠臣蔵三、御浜御殿綱豊卿片岡仁左衛門丈、松本幸四郎丈、中村梅枝丈
「伊勢音頭恋寝刃」久しぶりに観る演目ですし、また通しで観たことはなかったと思います。前半はたぶん初めて観ると思います。それにしても、万野さんはいじわるですねぇ。「喜撰」喜撰といえば、三津五郎さんを思い出してしまいますが、また違うお味の松緑さんでした。梅枝姐さんは、今日もお綺麗でごさいました。小川大晴くんがとても上手で、これからが楽しみです♡四世雀右衛門さんは、いつもお姫様でした。お婆さんのお役を観たことがありません。最後の舞台を拝見したことを思い出しました。友右衛門さんがずっとつ
今月の昼の部、2つ目の演目は、『傾城道成寺』。四世中村雀右衛門の、十三回忌追善狂言です。そのための演目として、傾城清川、実は清姫の霊を、現雀右衛門。白川の安珍、実は平維盛を、松緑。僧妙碩を、友右衛門。難波経胤を、廣太郎。真名辺三郎を、廣松。そして、導師尊秀を、菊五郎。童子花王を、亀三郎。童子駒王を、眞秀。十三回忌追善。十三回忌追善の舞台を持てるということだけでも、その子どもたちの、『歌舞伎』の世界での実力、その評価があるということ。しかし、それが、28分。十三回忌追善
夜の部。通し狂言一、伊勢音頭恋寝刃(いせおんどこいのねたば)相の山/宿屋/追駈け/地蔵前/二見ヶ浦/太々講/油屋/奥庭松本幸四郎丈、尾上菊之助丈、片岡愛之助丈、坂東彦三郎丈、中村歌昇丈、坂東新悟丈、市川高麗蔵丈、坂東彌十郎丈、中村又五郎丈、中村雀右衛門丈、中村魁春丈ほか出演。六歌仙容彩二、喜撰(きせん)尾上松緑丈、河原崎権十郎丈、尾上左近丈、坂東亀三郎丈、尾上眞秀丈、小川大晴、中村梅枝丈ほか出演。
リブログ先は今朝の記事。今日死ぬのかな?と感じるような夢を見た。死ぬことは決まってるのにそれがすぐだと思うと意外に感じてしまうという勝手な憶測まだまだ生きると思い込んでいる。いつ死ぬかなんて何で死ぬかなんて誰にもわからないのに🤣だからいつでも今日死ぬかもと思ってやりたいことをやって会いたい人に会いに行って愛を振りまいて生きないとね中村雀右衛門丈に撮っていただいた写真です。自慢!!!昔、昔の歌舞伎座の楽屋口でまだ芝雀丈の時に出待ちして握手していただいたことがあります
菅原道真。承和十二年六月二十五日(845年8月1日)誕生。延喜三年二月二十五日(903年3月26日)死去。詩歌を詠み筆道の奥義を極めた。左大臣藤原時平の讒言によって流罪に処せられたが苦難を忍んだ。東風吹かば匂ひ恋せよ梅の花主なしとて春な忘れそ道真が京を去る際に詠んだ歌には梅の花への愛があふれている。『菅原伝授手習鑑』は菅丞相こと菅原道真の忍耐と彼に関わる舎人三兄弟とその一族の忠義を
おはようございますいつもお読みくださりありがとうございます物心ついた頃からの憧れや楽しいそのものだった存在の訃報が続いてとても哀しいです🌸歌舞伎座三月大歌舞伎通し狂言伊勢音頭恋寝刃今回は相の山宿屋追駆け地蔵前二見ヶ浦太々講油屋奥庭の場面を上演太々講の後に長い幕間があるだけで一気に通してきます。作品の味わいが途切れず楽しめるかわりに見慣れない場面が続くのでなかなか体力が大変だった弱ッピな私菊之助さんのお役と幸四郎さんのお役とか並んでほんわか&のほほん
通し狂言伊勢音頭恋寝刃大詰探偵福岡貢は罠に陥る。お気楽万次郎とは行き違い。彼女も気になり、敵の巣窟でゆっくりしちゃう。そんで悪女に絞られ、興味のない醜女?に絡まれる。とどめは失恋。ちょっとした救いは、新たな協力者喜助。あのお万は相当な悪。人を追い詰め、苛つかせる技は絶妙。こいつにかかれば、誰でも鬱になる。それをさらりと演じる魁春翁。ベテラン芸。悪いやつなのに観ていて嬉しくなった。探偵の大ピンチ、、、というより、大敗北だった。最後
こんばんは冷え込みはしますが春めく寒さに変わった気がします🌸😌🌸歌舞伎座三月大歌舞伎四世中村雀右衛門十三回忌追善狂言傾城道成寺傾城清川が実は清姫の亡霊安珍は実は出家した平維盛という設定の道成寺物かつて愛しあった二人だが維盛は世を捨ててしまったので苦しむ彼女、ということですね(2月義経千本桜〜すし屋を見ていたのでイメージはしやすかった)維盛の恋人の想いを清姫の亡霊が乗っ取ったというようなことでしょうか花道のスッポンから現れる傾城清川=雀右衛門。引き締められた口元が先代雀
通し狂言伊勢音頭恋寝刃序幕二幕目客入りイマイチ。長いのって観たくないの?でも国立劇場でやると観に来るでしょ、、、でもないか。サヨナラ公演だったから入ってたのか?それとも出演者によるか?松本幸四郎、めっちゃいい調子なのに。しかも尾上菊之助と愛之助の共演なのに。この演目。普段は、店での屈辱と最後の惨殺だけが出るので、あまり良い印象がない。でも今回、通しで観て、まるで印象が変わった。一言でいうと、「探偵福岡貢」刀を探索する男の冒険譚。そ
傾城道成寺歌舞伎座二階のロビーに、先代雀右衛門の舞台写真(パネル)が飾られている。彼が7~80歳のものだが、瑞々しさを感じる。しかし、当代には瑞々しさを感じない。代わりに感じるのは野暮ったさ。悪口を言ってる?全くそうではない。言い換えれば“人間味“。これがために共感できることが多い。夏祭浪花鑑のお辰、め組の喧嘩の女房、今回の傾城。一本刀土俵入りのお蔦。先月の静御前。気風の良さ、上品さ、可憐さ、切なさ、、、それらに加わる野暮ったさ
おはようございますいつもお読みくださりありがとうございます歌舞伎座三月大歌舞伎本日初日おめでとうございます中村雀右衛門Instagram↓https://www.instagram.com/p/C4B2wHmyoiq/?igsh=MXBndmlpNzQ2YjduMA==中村雀右衛門公式onInstagram:"本日初日四世中村雀右衛門追善です。父の教えを胸に勤めさせて頂きます。#雀右衛門#歌舞伎座#歌舞伎#女方#四世中村雀右衛門十三回忌追善#京屋#傾城道成
2月23日が命日・忌日の有名人・著名人1848年80歳没(脳内出血)ジョン・クィンシー・アダムズさん第6代アメリカ合衆国大統領1855年77歳没(?)カール・フリードリヒ・ガウスさん数学者、天文学者、物理学者ガウスの法則1934年満76歳没(大腸癌)エドワード・エルガーさん作曲家1946年60歳没(絞首刑)山下奉文さん大日本帝国陸軍大将2012年満91歳没(肺炎)中村雀右衛門さん歌舞伎役者、映画俳優2024年76歳没(心不全)河合弘隆さん経営者
当ブログでは、マスコミ業界で働くコティマム&ジェイソン夫婦が、業界"ナイショ話”と共に「言葉の使い方」や知ると面白い「なるほどネタ」をプロ視点でお届けします妻・コティマム。フリーランスライター元テレビ局芸能記者業界歴17年夫・ジェイソン。現役キー局ディレクター業界歴20年◎詳しい人物紹介はこちらから◎【こちらも読まれています】◎商標登録、記事では使えません◎『注意すべき特定商品名「万歩計」は使えません』当ブログで
2017年生まれのコティ7歳、2021年生まれのリティ2歳、姉妹を育てるコティマムです。40歳、元テレビ局芸能記者のアラフォーワーママライター◎BFC公式アンバサダー1期生(23年3月卒業)◎wicot公式アンバサダー活動中。ワンオペ育児のあれこれや大好きな洋楽、歌舞伎、アニメ、おいしいもの(外食)など、カオスな日常とたまの贅沢を綴ります夫婦のお仕事ブログはこちらコティマム夫婦のナイショ話~マスコミ業界こんなところ~さんのプロフィールページ初めまし
市川海老蔵改め十三代目市川團十郎白猿襲名披露八代目市川新之助初舞台二月御園座大歌舞伎今日は麗しデー。そしてこの幕の私は恋する乙女。成田屋様、團十郎様、忠信様。こんなに美しいビジュアルで、あんなに美しく舞う。伸びる腕が綺麗、伸びる脚が綺麗。何処かを観ている眼差しが綺麗。目千両。團十郎にぴったりの言葉。ミュージアムで美術品を見るように。南国に沈む夕陽を見るように。満開の星空を見るように。歌舞伎という言葉のとおりに。舞に魅せられ、眼差
市川海老蔵改め十三代目市川團十郎白猿襲名披露八代目市川新之助初舞台二月御園座大歌舞伎正しいものを観た。正しいと信じられるものを観た。正しいとは何?正しさとは何か?そんな理屈ではなく、目の前にただ在るもの。そこに在るものが正しさだと。邪も油断も無く、正しいと思えるもの。今夜の「勧進帳」に感じたこと。無茶苦茶に泣いた。何に泣けたのだろう。気持ちが整理できない。弁慶であり團十郎。冨樫であり菊之助。役と役者が重なり合って見える現象。
2月3日は、十二代目團十郎さんのお命日。十三代目さんのブログは市川團十郎白猿『今日の勧進帳は』父の命日でした。勧進帳は特に父を思い舞台に上がりました。無事に終わりわかります。ameblo.jp2月1日、【市川海老蔵改め十三代目市川團十郎白猿襲名披露八代目市川新之助初舞台二月御園座大歌舞伎】の初日が華やかに幕をあけました。二月御園座大歌舞伎|御園座|歌舞伎美人松竹が運営する歌舞伎公式サイト。歌舞伎の公演情報、ニュース、俳優インタビューなどをお届けします。こちらは二月御園座大歌舞伎
加齢なる一族、壽初春大歌舞伎昼の部を観に行きました。一、當辰歳歌舞伎賑〈五人三番叟〉五人の三番叟(中村福之助・中村鷹之資・中村歌之助・中村玉太郎・中村虎之介)が天下泰平と五穀豊穣を祈り、躍動感たっぷりに舞い踊ります。若い五人で踊りますので、それだけで舞台が、華やかです。どの子を観ようか?フォーメーションがあるので目がウロウロします。踊りが、上手だな~と顔を確認するといつも鷹之資くんなんです。彼の踊りが上手いのは、分かっていますが、若い五人が、丁寧に一生懸