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秀山祭三月大歌舞伎平成二十四年(2012年)三月南座公演中村歌昇改め三代目中村又五郎襲名披露中村種太郎改め四代目中村歌昇襲名披露夜の部一.近松門左衛門作平家女護島俊寛二.三代目中村又五郎四代目中村歌昇襲名披露三.河竹黙阿弥作新歌舞伎十八番の内船弁慶『平家女護島俊寛』作近松門左衛門俊寛僧都中村吉右衛門海女千鳥中村芝雀丹波少将成経中村歌
こんばんは、湯元こんぴら温泉華の湯紅梅亭です。5年ぶりに「四国こんぴら歌舞伎大芝居」(期間:令和6年4月5日~4月21日)が開催されます。松本幸四郎丈、中村雀右衛門丈、中村雁治郎丈をはじめとする豪華な俳優陣が出演されます。今回は旧金毘羅大芝居(金丸座)の令和の大改修杮落とし。日本最古の芝居小屋で演じられる歌舞伎をぜひお楽しみください。第37回四国こんぴら歌舞伎大芝居会場:旧金毘羅大芝居(金丸座)期間:2024年4月5日(金)~2024年4月21日(日)千穐楽※4月11
今回は実に久しぶりとなる中座の筋書を紹介したいと思います。大正9年10月中座演目:一、六波羅栄華物語二、義経千本桜三、病鴉四、藤鞆絵五、菊慈童六、越後獅子本編に入る前に久しぶりに上方歌舞伎について紹介したので前回から今回に至るまでの上方歌舞伎の動向を簡単に触れたいと思います。前回紹介した中座の番付『大正7年12月中座延若の裏表先代萩四役早替わり』今回は久しぶりに中座の番付を紹介したいと思います。大正7年12月中座演目:一、故郷飾錦伊達織二、
おはようございますいつもお読みくださりありがとうございます2024年1月歌舞伎座壽初春大歌舞伎昼の部五人三番叟・英獅子【五人三番叟】中村福之助さんをセンターに(←はじまりと終わり中央に居たし5人それぞれ動き回るけど主に良いとこに居る感じだった)鷹之資さん、歌之助さん、玉太郎さん、虎之介さんも三番叟途中で二人くらいは三番叟じゃなくて違う姿に変わったりするのかしらと、歌舞伎万年初心者の私は、拙い想像もしたりしたけれどそんなこともなく五人三番叟でした。ちらりと見かけた感想ではそれぞ
本日はチケット発売日。市川海老蔵改め十三代目市川團十郎白猿襲名披露八代目市川新之助初舞台二月御園座大歌舞伎チケットWeb松竹www1.ticket-web-shochiku.com御園座のHPからも購入できる。御園座|オンラインチケット販売御園座のオンラインチケット販売ページです。オンラインチケットシステムのイーティックス(etix)は会員登録・アプリダウンロードが不要。24時間いつでもオンラインチケットを購入可能です。スマートフォン・パソコンで、オンライン
當辰歳歌舞伎賑五人三番叟英獅子五人三番叟大ちゃん(中村鷹之資)の独り勝ち。次点で芝翫丈の倅(中村福之助、歌之助)たち。後の二人、これから頑張ろう。英獅子シニアの魅力。この舞踊の本来はわからないが、演者の実年齢をベースにみると面白い。つまり、シニアの鳶と芸者。ありのままに観る。粋や色気は若者ばかりのものではない。そんなことを思ったり(又五郎丈)、何とも言えない親しみを覚えたり(中村雀右衛門)。
南座での、團十郎襲名披露興行、昼の部のキリは、「景清」です。最初に演じたのが宝暦年代の二世、それに悪の要素を取り入れたのが安永年代の四世。その後、景清ものを、歌舞伎十八番に制定したのが、安政の七世。そうして、9年前の当時の海老蔵。なんと、十八番から、「景清」、「関羽」、「解脱」、「鎌髭」をベースにした、「壽三升景清」を通し狂言にしました。南座で拝見した時は、海老蔵の発想力と、硬軟織り交ぜての演技力に、感嘆しました。川崎哲男と松岡亮の脚本、勘十郎の振付・演出も、新鮮で印象深かっ
十三代目・團十郎白猿の襲名披露と、八代目・新之助の初舞台が続く、南座です。昼の部の続きは、歌舞伎十八番から、新之助が五郎を務める「外郎売」です。昨年11月の歌舞伎座での初舞台以来、博多座や地方で公演し、どう練られているのか。幕が開くと、大磯の廓に、顔見世興行らしく役者たちが勢揃い。この組み合わせで、印象が決まります。中央に傾城、下手から莟玉、孝太郎、扇雀、児太郎が並びます。若手とベテランのアンサンブルが、華やか。朝比奈の男女蔵は、道化味たっぷり。舞鶴が雀右衛門とは贅沢
こんばんは、琴平グランドホテル桜の抄です。桜の抄ロビーに新しく旧金毘羅大芝居(金丸座)ジオラマを展示しました。鈴木正文氏が5年の歳月をかけて制作された手作り作品です。「四国こんぴら歌舞伎大芝居」へ想いの詰まった緻密な造りでびっくりします。ご来館の折にぜひ御覧くださいませ。また本日12/1琴平町で旧金毘羅大芝居(金丸座)にて5年ぶりに開催の「第37回四国こんぴら歌舞伎大芝居」公演発表がありました。第37回四国こんぴら歌舞伎大芝居」公演期間2024年4月5日(
京の年中行事當る辰歳吉例顔見世興行東西合同大歌舞伎市川海老蔵改め十三代目市川團十郎白猿襲名披露八代目市川新之助初舞台成田屋出る迄は些か退屈。中村雀右衛門の阿古屋は女帝みたいな迫力。中村梅玉は爽やか武士の畠山。分別のある男だ。お二方とも初日恒例の台詞注意域だった。先月マハーバーラタで大活躍の中村芝のぶ。今月は阿古屋の御付女郎。團十郎の景清が牢破りするラストで急展開。上妻氏を初めとする津軽三味線とのシンクロがカッコイイ
おはようございますいつもお読みくださりありがとうございます自分自身の上演作品そのものへの理解度の低さに落ち込みつつ勘違いや思い込みを整理していけたらいいなと思っています口先ばかりになっていますが、、、目の前にこんなにも素晴らしい舞台や演者さんたちや職人技や響きがあるのに毎月味わえるしあわせがあるのに自分のからっぽさが💦間違いだらけでバカやりながらでも歩かせてくださいませ朝からしっかりしろですが兎にも角にも!夜の部の鎌倉三代記すっかり中村梅枝=時姫に夢中な私🌸受攻で
久しぶりに歌舞伎座に行きました。お目当ては坂東彌十郎さんの水戸黄門以前松竹新喜劇を見に行った時に久本雅美さん・澁谷天外座長達と共に彌十郎さんとも食事会でご一緒させて頂きました。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で北条義時役・小栗旬の父北条時政役そして妻りく役・宮沢りえの旦那役で一躍大ブレークした彌十郎様目当てのお客様が多勢来ていました。登場した瞬間に場内万雷の拍手👏👏👏彌十郎さんの温かな雰囲気が水戸黄門様にピッタリで黄門様は日本人には馴染み深い話しですので
歌舞伎座新開場十周年錦秋十月大歌舞伎背景の菊の山が美しい。初めに若手四人が踊りだす。玉太郎ちゃんと虎之介ちゃんが可愛い。しばらくしてベテラン錦之助と雀右衛門が登場する。三階B席から見る雀右衛門さん。初めてお父つぁんにそっくりだと見えた。今までそう思うことがなかった。錦之助さんの衣装はバイオレットに銀の縦ストライプ。ギラギラしている。歌舞伎というより大衆演劇の座長だ。彼が客席に降りたなら、さぞかし「お花」が懐に入るだろう。っ
こんばんは②いつもお読みくださりありがとうございます十三回忌五世中村富十郎を偲んで第八回翔之會感想続き二人椀久尾上菊之丞振付稀音家祐介社中田中傳左衛門社中福原徹彦椀屋久兵衛:中村鷹之資松山太夫:渡邉愛子幕間はロビー役者さんたちだらけで挙動不審の塊とかす私。写真撮影させてもらおうとかブロガーの端くれのくせに頭からふっとんでしまってうひゃーうひゃーしてました拡散の役に全く立てずですがしあわせでした😭緊張したー!だって鍛えられた役者さんの肉体と存在感を前にするとや
歌舞伎座新開場十周年夜の部。一、双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)角力場中村獅童丈、中村種之助丈、澤村國矢丈、市村光丈、坂東巳之助丈ほか出演。二、菊中村雀右衛門丈、市川男寅丈、中村虎之介丈、中村玉太郎丈、中村歌之助丈、中村錦之助丈。三、水戸黄門讃岐漫遊篇坂東彌十郎丈、中村歌昇丈、坂東新悟丈、中村福之助丈、中村歌之助丈、中村虎之介丈、澤村宗之助丈、澤村國矢丈、市川男寅丈、片岡亀蔵丈
三越劇場で開催された小唄派創流100周年記念の会小唄しばい「百歳幸寿吉野山」脚本・演出大和田文雄作曲鶴澤清介振付花柳源九郎囃子監修福原千鶴静御前中村雀右衛門源九郎狐吉田玉男源九郎狐は客席から登場する演出で楽屋口で玉男さんをパチリ。受付をお手伝いした役得です。番数も多く、かなり押しましたが盛会でした。ロビーには初代の家元小唄幸兵衛、二代目家元、他師匠方のパネルが展示されていました
9月22日(金)、歌舞伎座で『秀山祭九月大歌舞伎』の、夜の部を見ました。最初の演目は、『菅原伝授手習鑑』の『車引』。『菅原伝授手習鑑』は、名作中の名作。先日は、文楽でも通しで演じられています。延享3(1746)年8月、竹本座での初演。竹田出雲、並木千柳、三好松洛らの合作。人形浄瑠璃での大評判から、翌月には、歌舞伎に。三つ子の兄弟、梅王丸、松王丸、桜丸。それぞれは、梅王丸が菅丞相、松王丸が藤原時平、桜丸が斎世親王の舎人となり。梅王丸、桜丸と、松王丸とは、敵対する関係に。舞台は、
秀山祭九月大歌舞伎|歌舞伎座|歌舞伎美人松竹が運営する歌舞伎公式サイト。歌舞伎の公演情報、ニュース、俳優インタビューなどをお届けします。こちらは秀山祭九月大歌舞伎|歌舞伎座に関するページです。www.kabuki-bito.jp千秋楽あっという間に終わった連獅子!連獅子なんて何度も観ているのに!車引は案外平凡種之助は桜丸よりも連獅子の僧蓮念の方がいい、こちらは相手が彦三郎さんでこれまたいいからな😆幸四郎がお元気に復活で良かった~ふとした仕草に吉右衛門が見えた雀右衛門の
Eテレの『古典芸能への招待』を見た。今年六月の博多座公演の映像だ。一度、関西の役者だけ(それ以外は一切なし)で、上方芝居を見てみたい。関西圏内でも地域によって言葉づかいや雰囲気も変わるもの。ましてや圏外の役者がエセ関西弁使うのは、、、しょうがないけど、なんか寂しい。では東京圏の役者が、江戸っ子口調がいけるかって云うとそれも難しいか。話が逸れた。片岡愛之助と中村鴈治郎の関西ノリは、やはり心地いい。成駒屋は、尾上右近の自主公演にも参加していた
本日ラスト!秀山祭九月大歌舞伎夜の部一本刀土俵入感想です幸四郎さん休演で勘九郎さんが駒形茂兵衛をつとめていました。勘九郎さんと雀右衛門さんのやり取りがお互いの言葉の余韻の隅々までも思い遣りや味わいが響き合っていて聴いているだけで涙腺がゆるみなんて味わい深いものを見ているのだろうかと感動しっぱなしでした。役と本人自身の関係性や心が美しく重なり合っているようにも思えて役として観ても泣けて本人たちとして見ても泣けて、あったかい一幕となっていました。勘九郎さんの【訛り】の芝居が大河ドラマ
【本物の泥や水を使います】歌舞伎「夏祭浪花鑑」(読み方:なつまつりなにわかがみ)繰り返しますが、本物の泥や水を使った立ち回りにご注目を。副音声解説もございます。古典芸能への招待24(日)夜9:00#Eテレ出演:片岡愛之助、尾上菊之助ほか令和5年6月博多座から歌舞伎「夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)」片岡愛之助、尾上菊之助、中村梅枝、中村鴈治郎、中村雀右衛門ほか豪華顔ぶれの出演でご覧頂く。令和5年6月博多座から歌舞伎「夏祭浪花鑑(なつまつり
歌舞伎座新開場十周年秀山祭九月大歌舞伎二世中村吉右衛門三回忌追善体調不良により松本幸四郎が休演している。お見舞い申し上げます。そして中村勘九郎が駒形茂兵衛を代演してくれる。この機会を大切にしたい。彼の活躍を見ておきたい。やっぱり幕見で観ることにした。ちなみにこの役、勘太郎時代に何度か演じているが、いずれも良かったそうだ。さて、その茂兵衛。腹が減っている顔が何とも可愛らしい。酌婦たちが言う通りに”色気がなく”、とても素朴だ。中村
引き続き、幸四郎…心配である。昨日からの『一本刀土俵入』勘九郎の駒形茂兵衛。やはり好評の様子。幸四郎とはまた違った茂兵衛、どこかひょうきんで明るくて、でもぐっと心をつかまれる熱い茂兵衛かな。想像。勘九郎茂兵衛もぜひ観たかった!↓こちらは先週の幸四郎の駒形茂兵衛について。秀山祭九月大歌舞伎夜の部⚪️『一本刀土俵入』今回は自分の都合上、早い日にちの観賞だったので、ブロマイド売ってなかったのよな。ネットで買えるけど、やっぱり直に見てアレコレ選ぶ楽しさがある、
加齢なる一族、秀山祭九月大歌舞伎夜の部に行く〜の続きです。ニ、連獅子文殊菩薩が住むという霊地清涼山。その麓の石橋に、狂言師の右近(尾上菊之助)と左近(尾上丑之助)が手獅子を携えて現れ、石橋の由来や、文殊菩薩の使いである霊獣の獅子は仔獅子を谷底へと蹴落とし、自力で這い上がってきた子だけを育てるという故事を踊って見せます。やがて満開の牡丹の花に戯れ遊び、親獅子の精と仔獅子の精が現れると…。大変有名な舞踊、連獅子は、歌舞伎を観たことがなくても、写真や映像で見たこと
先日、歌舞伎座の秀山祭九月大歌舞伎をみにいった。この日、台風で新幹線が止まったらどうしようかと思っていたが、大丈夫だった。今回は、何か特別観たい演目があったわけではないが、不思議とわくわくとした。丸一日、歌舞伎を観るのが久しぶりだからかもしれない。今回は、教えていただいた経路、品川で下車して京急本線に乗り換えて東銀座までいった。この日もとても蒸し暑かったので、歌舞伎座すぐ近くまで電車で行くことができ、とても便利な経路だった。新しい緞帳が公開されてい
歌舞伎座新開場十周年秀山祭九月大歌舞伎二世中村吉右衛門三回忌追善今月夜の部は「連獅子」以外は興味のない人が多いのだろう。そういった人々が、幕見に流れたのかもしれない。私の一番の目当てはこの芝居だった。大好きで、想いが溢れてしまう。”切なさ”の連続なのだ。松本幸四郎の駒形茂兵衛は良かった。もう少し工夫がでるかもしれない。このまま侠客芝居の達人になってほしい。脇の人達が良かった。中村吉之丞の暴っれぷり。松本錦吾&中村東蔵の”侘び”の芝居。
神明恵和合取組め組の喧嘩市川團十郎は言わば”俺様芝居”なので、彼が良くなければ全てがダメになる。初日から彼は色気と貫禄で魅せていた。そして23日に見た時は血気、若気のような危うさを放っていた。我慢の美学とは少し違う。深謀遠慮までは行かない。せいぜい軽挙妄動を慎む程度。粋や鯔背は音羽屋で堪能できるが、成田屋の身体には火薬が詰まっていた。そこに火がいつ付いてもおかしくない。わざと付けないでいるところに雀右衛門の女房が絡む。彼女の方が一足先に火が付く。
歌舞伎座での七月大歌舞伎、夜の部の続きは「神明恵和合取組」、通称「め組の喧嘩」です。江戸時代に実際にあった、鳶と力士の喧嘩をもとにした、全4幕の世話物。鳶の者、力士、芸者、茶屋娘、職人、木戸番、手代などが大勢出てきて、とうとう喧嘩の大立廻り。もちろん音羽屋のお家芸ですが、この時期に3年ぶりに上演する、團十郎に心意気を感じます。團十郎演じる鳶頭の辰五郎は、鯔背なようで、けっこう複雑。遊郭での揉め事の仲裁には、頭の貫目。そこから、気を配って耐える悔しさ、兄貴分との腹の探り合い、な
おはようございますいつもお読みくださりありがとうございます歌舞伎座新開場十周年七月大歌舞伎夜の部め組の喧嘩見終わった第一印象は次に演目があるからだろうこその全体的な気遣いの気配はほんのり感じて二部制の演目がっつりキライでは無いので否定的な気持ちはありませんがチームの面々にこの【め組の喧嘩】に完全集中させて観てみたいと思いました。コロナ渦以来出演人数の制限が続いてきたので團十郎さんを中心に役者さんたちが大勢で生き生きと躍動して歌舞伎座の大舞台を奮わせているのは圧巻、興奮もので
神明恵和合取組め組の喧嘩こないだ見た時とまるで違う。芝居は生き物だというが、まさにそれ。全体感というか纏まりがあって、流れもはっきりしていた。前回から気になっていたのが、市川翔三くん。市川翔三ShozoIchikawaonInstagram:"おはようございます☀明日は1回目の休演日💤【#神明恵和合取組】#め組の喧嘩にて、勤めさせて頂いております島崎抱えおきみ藤麻の葉絞りの長襦袢に献上の半幅帯を締めただけのセクシーな拵え🫣ザ・お女郎