ブログ記事155件
岡山の最低気温は昨日7℃今朝4℃また一段と冷えてきた最高気温は昨日が14℃で今日も14℃15℃くらいだという気温の差は10℃ほどあるが日中も段々と冷えてゆく寒くなってゆく十一月ももう今日明日この時期中村草田男の俳句「あたたかき十一月もすみにけり」をよく思う「あたたかき」は本来春の季語「十一月」と季重なりだがそういうことを突き抜けてこの俳句は
「かるみ」についてはこれまでいろいろ書いて来た。『「かるみ」とは』梅が香にのつと日の出る山路かな松尾芭蕉(むねがかにのっとひのでるやまじかな)たとえば芭蕉の句にこんな句がある。猿を聞人捨子に秋の風いかに(さるを…ameblo.jp『宝井其角が拒否した、芭蕉の「かるみ」』(神奈川県横須賀市馬堀海岸)水うてや蝉も雀も濡るる程宝井其角(たからい・きかく)(みずうてやせみもすずめもぬるるほど)今日は句集の注文を処…ameblo.jp『俳句の「軽み」
2025年10月23日(木)2006句【季語】露/秋ショパン弾き了へたるままの露万朶中村草田男(なかむら・くさたお)1901〜1983年。俳人。昨年の10月23日の句→草の実や『草の実や〜石橋秀野』2024年10月23日(水)【季語】草の実/秋草の実や影より淡くはしる水石橋秀野(いしばし・ひでの)1909〜1947年。俳人。昨年の10月23日の句→秋深…ameblo.jp岡崎弥保HP「言の葉」ブログ「言の葉つむぎ」
19日の朝日俳壇に、かとうゆみさんの句が入選していた。高山れおな氏選第7席である。してほしいことが言えない落花生(成田市かとうゆみ)12音で季節に関係ないことを詠み5音の季語を付ける、という俳句の基本形である。わたしが唸ったのは、季語の「落花生」である。「してほしいことが言えない」にどんな季語をつけるか、と考えたときに、わたしには絶対「落花生」は思い浮かばない。そもそもなぜ「落花生」なのか。理屈で説明できるものではない。説明したら、この句の味わいは
2025年10月16日(木)1999句【季語】蜻蛉/秋蜻蛉行くうしろ姿の大きさよ中村草田男(なかむら・くさたお)1901〜1983年。俳人。昨年の10月16日の句→木犀に『木犀に〜尾崎放哉』2024年10月16日(水)【季語】木犀/秋木犀に人を思ひて徘徊す尾崎放哉(おざき・ほうさい)1885〜1926年。俳人。昨年の10月16日の句→その花野『…ameblo.jp岡崎弥保HP「言の葉」ブログ「言の葉つむぎ」
裏山の径をのぼりて木犀の香を嗅ぐころぞ秋はれわたる【斎藤茂吉】稲を刈り、ハサに架けて乾燥させ、作業場に運び脱穀をするその脱穀機の藁クズの吐き出し口に金木犀が植わっているその木は粉塵を浴びて散々な目にあいながらもその時を待っていたかのように花が咲きだす(いつもの年なら)今年は猛暑と水不足の影響か、一週間以上遅れて今日咲き始めました匂いはまだわずかで顔を近づけないとわかりません写真は以前のです香を尋とめ
日本近海を見ると2つの台風がいます。西にあるのが台風18号で猛烈に発達し、瞬間最大風速は75mです。このままだと中華人民共和国に上陸するかも。東にあるのが台風19号で強い勢力で日本列島の東海上でうろうろしています。予報円を見ると東へ西へと迷走気味です。北半球では台風は無風状態では西に進みます。あとは太平洋高気圧と偏西風で決まります。まだ太平洋高気圧の勢力が強いので西には進めません。一方偏西風のあおりを受けるにはもう少し北上しないと影響を受けません。そこで西へ行こうか東へ行こうかで停滞気
■ナジャ猫カードはまなすはまなすやいまもおきにはみらいありなかむらくさたお中村草田男の句です。はまなすや今も沖には未来ありやっぱり今も昔も海の向こうにはまだ見ない世界、未来がありますよねぇ。なんか元気が出てきます。今日もたのしくいきまっしょいナジャ猫拝
ジュースやワインの原料にもなる美しい果物「葡萄」葡萄の種類では「巨峰」が好きです。今スーパーなどに並んでいますが、最近の果物の値段の高さには驚くばかり!💲「葡萄」といえば思い出す短歌があります。紫の葡萄を搬(はこ)ぶ舟にして夜を風説のごとく発ちゆく安永蕗子(1920--2012)
★彡『8月4日のおまけと総集編』ワンタンメン■今日のたぬき食堂■毎日朝6:30更新『たぬき食堂「焼き餃子」』たぬき食堂で出している一品料理「焼き…ameblo.jp★彡『ねぼすけうさぎと愉快な仲間たちの相関図2020年版』NEW!●魔子西洋のサタンの娘日本の地獄界の勉強のために閻魔大王の家にホームステイ中たぬき君が魔子ちゃんを大好きで話しかけてくるが無視するN…am
2025年7月12日(土)1903句【季語】蚊/夏蚊の声のひそかなるとき悔いにけり中村草田男(なかむら・くさたお)1901〜1983年。俳人。昨年の7月12日の句→灯して『灯して〜飯田蛇笏』2024年7月12日(金)【季語】金魚/夏灯してさゞめくごとき金魚かな飯田蛇笏(いいだ・だこつ)1885〜1962年。俳人。昨年の7月12日の句→炎天や『炎…ameblo.jp岡崎弥保HP「言の葉」ブログ「言の葉つむぎ」
ネットでは大谷池が愛媛県の心霊スポットとして有名みたいですが、今回は大谷池の隣にあるえひめ森林公園に行きました。大谷池の近くを通りますが、肝試しではないので、昼に行きました。第2林間広場に向かいますえひめ森林公園は愛媛キノコ観察会の例会で何度か来ていますが、例会が乾燥した日に当たることが多く、あまりキノコが見つかりませんでした。そのため、えひめ森林公園の印象はあまり良くなく、ここ10年くらいは訪問していません。第2駐車場に車を停めて散策を始めると案内の標識がありました。今回は心霊スポットの
中村草田男の句「万緑の中や吾子の歯生えそむる」自然が生き生きと緑に輝く季節に、我が子の小さな歯が生え始めるという、ささやかながらも大きな成長の瞬間のスナップ。自然と人間の営みが重なり合う、希望に満ちた情景が描かれていますよね。
萬緑の中や吾子の歯生え初むる-中村草田男-だそうだ萬緑を楽しむ|秋峰萬緑の中や吾子の歯生え初むる-中村草田男-土曜日の稽古のテーマは『萬緑を楽しむ』だった講師が萬緑の説明としてこの俳句を教えてくれた-萬緑-初夏から晩夏にかけての季語だそうだ新緑の柔らかい若い緑というより光を跳ね返すような勢いのある力強い緑のことだそうすてきな言葉だな日本語の美しさを改めてかみしめる選んだ…note.com
2025年5月10日(金)1840句【季語】緑蔭/夏緑蔭の言葉や熱せずあたたかく中村草田男(なかむら・くさたお)1901〜1983年。俳人。昨年の5月10日の句→はつなつの『はつなつの〜田中裕明』2024年5月10日(金)【季語】はつなつ/夏はつなつの手紙をひらく楓樹下田中裕明(たなか・ひろあき)1959〜2004年。俳人。昨年の5月10日の句→考ふ…ameblo.jp岡崎弥保HP「言の葉」ブログ「言の葉つむぎ」
こんばんは🌛今夜は「マイナスな要素をプラスに詠む」ことについて、昨日に続いて考えてみたいと思います。・吾子も無き昼下がりなり梨旨し去年の秋に詠みました。季語は「梨」。僕には家庭が無いので子供もありません。そんな僕は、中村草田男(1901~1983)の「吾子俳句」を読んで「ああ、いいなあ」としみじみ思ったんです。ここで「吾子俳句」とは、萬緑の中や吾子の歯生え初むる中村草田男に代表される、「吾子」が登場する一連の俳句を指します。中村草田男は自分の子供のことをたくさん俳句に、強烈に詠
(「鳳」65号2025年3・4月号)町空のつばくらめのみ新しや中村草田男1週間ほど前から神奈川横須賀でも「燕」を見かけるようになった。渡って来たばかりだというのに、せわしく飛び回ってる。疲れている燕を見たことがない(笑)。まあ、どの鳥もだいたい元気だが…(笑)。「燕」はいつも元気をあたえてくれる。もう10年以上前になるが季語「燕来る」について考えたことがある。『4月8日~10日「燕来る」の季語について』(千葉県習志
こんばんは🌛今夜は中村草田男の俳句の現代性について考えてみたいと思います。久々に、中村草田男を読みました。骨のある、実に確かな読み応えを返してくれる俳人だと改めて感じました。まず、中村草田男とはどんな人なのか、AI君に教えて貰いましょう。中村草田男(なかむら・くさたお、1901年〜1983年)は、日本の俳人。彼は、俳句を「思想」「宗教」「人間探求」の場」と捉えた、極めて独自かつ深遠な俳句観を持った人物です。俳句史の中でも特異な位置を占める、知的かつ精神性に富んだ巨人といえるでしょう。
『名歌名句辞典』(佐々木幸綱・復本一郎/三省堂)より選句加藤楸邨Kato-Shuson雉の瞳のかうかうとして売られけり解説によれば、終戦直後の、社会及び作者の状況を、俳句としている。なお、この頃、中村草田男より、戦争責任の問題を、公開質問の形で問われている。Accordingtothecommentary,thehaikuexpressesthesituationofsocietyandtheauthorimmediatelyafte
石浜、初ツバメつばくらめ斯くまでならぶことのあり中村草田男石浜2025/03/23つばくらめ斯くまでならぶことのあり中村草田男初ツバメのうれしいニュースです。春到来!
中村草田男の句「校塔に鳩多き日や卒業す」卒業式の日は、明るく希望に満ちている。学校の校塔に多くの鳩が集まる様子は、新たな旅立ちを迎える卒業生たちの姿と重なっている。鳩は平和のシンボルであり、彼らの前途を祝福する晴れやかな気持ちが伝わってきますね。
こんにちは!山梨県北杜市(ほくとし)で俳句の会を開催しています。💯百巓句会(ひゃくてんくかい)です^^2024年11月23日(土)開催の、百巓句会の吟行(ぎんこう:野外へ出かけて俳句を作ること)の記録を挙げたいと思います。11月の吟行場所は、北杜市明野町(あけのちょう)にある、山梨県フラワーセンターハイジの村❗️▲「ハイジの村」の建物。スイスの街並みを想わせる、レンガの家が並んでいます。ここ山梨県フラワーセンター「ハイジの村」は、昔懐かしいあの名作アニメ、「
如月や値札ふかぶか豆の中中村草田男先日スーパーに行った際に売れ残っている節分用の豆を見て上の句を思い出しました。この俳句の意味は、如月を迎えたなぁ。名札が深々と豆の中に埋まっている。という意味で作者が量り売りの豆を見て詠んだ一句です。まあ最近量り売りで売っている光景は、あまり見ませんが大量に積まれた豆によって値札が見えにくくなっていたのでつい重なっていると感じました。まあ本来はたくさん売れるからこそだけど現代では売れなかった光
前の2回のブログで、9日の朝日歌壇の雪の歌を採り上げた。どちらもわたしの好きな歌である。しかし、正直に言おう。わたしがこの日の歌の中で最も感動したのは、別の歌である。永田和宏氏選第1席、狭山市の奥薗道昭さんの歌に、わたしは感動し、また、激しく動揺した。夫婦というのは不思議なものである。「男と女」の愛情で結ばれたはずなのに、それが、いつのまにか「家族」の愛情にすりかわっている。長年より一緒に暮らしていると、さらに子どもができると、お互いを「お父さん」「お母さん」と呼び
中村草田男の句「冬の水一枝の影も欺かず」冬の冷たい水面が、まるで鏡のように木の枝をくっきりと映し出している。澄んだ空気の中、何もごまかすことなく映されるありのままの姿、静かな美しさ。こんな澄んだ心をめざして、日々の生活を正直に、誠実に過してみたいよね。
🌙訪問ありがとうございます<降る雪や明治は遠くなりにけり>中村草田男の句は戦後、流行語のようになった。実際には戦前、1931(昭和6)年の作である。明日になれば「昭和100年」にあたる年の訪れである。(2024.12.31記事)*2024.12.31(火)*「ありがとう」と素直に言える心は健康である〜link癒〜いつの時代もあり続ける空と共に〜縁〜
■ナジャ猫カード遠くなりふるゆきやめいじはとおくなりにけりくさたお中村草田男の句です。降る雪や明治は遠くなりにけり昔は明治の人によく言われたものです。しかし今は平成の人に昭和は遠く、懐かしく、になってしまいました。明治が終わってもう120年も過ぎてしまいました。明治は遠くなりにけり今日もたのしくいきまっしょいナジャ猫拝
中村草田男の句「降る雪や明治は遠くなりにけり」。今ならきっと”昭和は遠くなりにけり”でしょう。時代の移り変わりを静かに感じさせます。雪が降る風景を見ながら、"坂の上の雲"の明治が遠い過去になったことを、しみじみと実感する様子が伝わってきますね。
■ナジャ猫カード明治は遠くふるゆきやめいじはとおくなりにけりなかむらくさたお中村草田男の句です。降る雪や明治は遠くなりにけり昔を思い出すには冬がいちばん、夏だとなんかうっとおしい気になりますし、春だと、まずは思い出いことがない、秋もちょっとそんな感じですね。しかし、明治は遠くなりましたねぇ今日もたのしくいきまっしょいナジャ猫拝
■ナジャ猫カードとおくふるゆきやめいじはとおくなりにけりくさたお中村草田男の句です。降る雪や明治は遠くなりにけりこの句が読まれたのは昭和六年、明治が終わってから20年余り、とすると、今読んだら、降る雪や平成は遠くなりにけりとなるわけで、昭和はまだ、そのずっと先になるんですねぇ降る雪や昭和はずっと遠くなり、ですか今日もたのしくいきまっしょいナジャ猫拝