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「「カード師」中村文則著朝日文庫」どこかで、躓いて転んだ時、たまたまそこにとんがった岩があり、その岩で頭を打ち、死んでしまった人がいるとします。その人は運が悪かったと思う人がほとんどでしょう。でも、こう考える人もいるかもしれません。「その岩は、その人がそこで転ぶのをじっと待っていたのだ」という考えです。もしそれが正しいとすれば、宇宙の法則を完全に知ることができれば、次の瞬間に何が起こるのか知ることができるでしょう。だから、人は、予言を含む超常的な力に救いを求めます。1973年に
トラウマとは二人の少年は真逆の性癖へ進む原作:中村文則監督:松本准平主演:柳楽優弥(明瀬圭人)出演:矢野聖人(冴木裕一):比留川游(小泉香里):滝藤賢一(刑事)「悪と仮面のルール」「去年の冬、君と別れて」の作家作品本作「最後の命」は二人の少年が小学生の頃に目撃した集団レイプがトラウマとなり、ねじ曲がった性癖を持ち苦しむさまを描いている。物語は大人になった圭人を描くとこから始まる。性欲はあるが女性に触れることが出来ない圭人。彼はいつも同じデリヘル
私は依頼を受けて人の弱みを握る仕事をしている。なぜならお金がいるからだ。ある子供を救いたかった。だが。掏摸(すり)の妹分。女性が主人公なので、どこまでもエロく美しくてそして危うい。悪はどこまでも悪で恐怖しかないけど、これは続くな…と思う。期待。
木崎( ̄▽ ̄)東京を仕事場にする天才掏摸師彼のターゲットはわかりやすい裕福者たちある日、彼は「最悪」の男と再会する男の名前は木崎かつて一度だけ、仕事を共にしたことのある闇社会に生きる男。木崎はある仕事を依頼してきた〈これから三つの仕事をこなせ。失敗すればお前を殺す。もし逃げれば最近、お前が親しくしている子供を殺す〉その瞬間、木崎は彼にとって、絶対的な運命の支配者となったって事ででは早速いまだ中村文則の良さがわからない何冊か読んだけど、負の印象(暗い)こり
麻縄( ̄▽ ̄)アパートの一室で発見されたある〈緊縛師〉の死体。重要な参考人として名前があがる桐田麻衣子は、刑事・富樫が惹かれていた女性だった。疑惑を逸らすため、麻衣子の指紋を偽装する富樫。だが、事態は、思わぬ方向へと突き落とされていく。犯人は誰か事件の背後にあるものとは、一体何なのかやがて、ある〈存在告白〉が綴られた驚愕の手記が見つかり…僕は今、正常だろうか?僕が求めているものは、何だろう?って事ででは早速中村文則さん、ねこままの中でW村上と同じ区分の作家さん※
著者のインタビューを聞いて手配した小説だったが、時間が空いて内容を忘れていた。「列」?なんのこと?読み始めてすぐ思い出した。というより、この小説の独特の雰囲気に引き込まれた。三部構成なのだが、第一部の世界観がすごい。緊張感をもって読み進めた。第二部でいったん現実に戻され、ほっとする。が、物足りなくも感じる。第一部はそれくらいインパクトがあった。ある意味気分が悪いほど。第三部で、第一部と第二部が融合し、著者がこの小説で訴えたかったことがおぼろげながら見えてくる。しかし、なにせ、第一
あなたが消えた夜に中村文則2015年5月20日発行ある町で発生した連続通り魔殺人事件。所轄の刑事・中島と捜査一課の女刑事・小橋は目撃証言による“コートの男”を追う。しかし事件は、さらなる悲劇の序章に過ぎなかった。“コートの男”とは何者か。誰が、何のために人を殺すのか。翻弄される男女の運命。神にも愛にも見捨てられた人間を、人は救うことができるのか。いま世界が注目する人気作家。デビューから13年、著者が初めて挑む警察小説。人間存在を揺さぶる驚愕のミステリー!
私は列に並んでいる。なんの列かはわからない。前にも後ろにもたくさんの人が並んでいる。列は全く動かない。後ろの男の舌打ちが聞こえる。全く予備知識なく読み進め、何なのコレ。って感じでしたが、ジワジワと怖くなってくる。そんな読後感です。
夫に感謝するの巻夫はいわゆる老人のターミナルケアに携わっています。入所者が退所≒死亡。入所中誰ひとり面会者がない人。危篤を知らせても家族が来ず数名のスタッフに看取られる人。積極的な延命は行わない。事情によりクリニックを閉鎖後、医師としての煩悶を抱えながらそんな環境で働いてくれています。年齢的にはリタイアして悠々自適でよいのにわたしと結婚して、子供が2人も生まれたものだからがんばってくれています。ありがとう。夫にキレるの巻昨日の13時くらいに夫が急に帰宅しました。
芥川賞受賞中村文則=2005年=土の中の子供又吉直樹=2015年=火花中村文則(なかむら・ふみのり)1977年、愛知県生まれ。小説家。福島大学卒業。2002年「銃」で新潮新人賞を受賞し、デビュー。04年『遮光』(新潮社)で野間文芸新人賞、05年「土の中の子供」(新潮社)で芥川賞、10年『掏摸』(河出書房新社)で大江健三郎賞を受賞。14年、アメリカでデイビッド・グディス賞、16年『私の消滅』(文藝春秋)でドゥマゴ文学賞受賞。小説はほとんど読んでなかった
わたしは、小説家・中村文則さんのファンですここ数年全くお会いしていないのですが、「中村文則の書斎のつぶやきケーキ屋の行列と裏金議員/毎日新聞」のお写真…随分とやつれてしまっていました(同HPより)今度お会いする機会があったら、「あずきのチカラ」を贈ろう…そして上記記事、無料で読めるところだけで言わんとしている事が理解でき、国民の声を代弁してくれるこのような方がいる事にホッとする中村文則さん…、好きです↓かなり前のお写真ですが…中村さんとわたし♡列[中村文則]楽天市場$
https://ameblo.jp/aya-quae/entry-12726571626.html『”ワクチンのエビデンスづくりに、データが欲しいと、赤ちゃんまで接種させる予定。”』[いいね!]ありがとうございます。人文科学も含めての[科学者]の[社会的責任]とは、[政府]やpoliticianが“body-politicallyi…ameblo.jp人間失格©︎太宰府…https://franoma.info/科学者の社会的責任とはliability考察皇后雅子さまアマテラスのよ
又吉さんに凄い力を↓何もかも憂鬱な夜に(集英社文庫)文庫–2012/2/17中村文則(著)施設で育った刑務官の「僕」は、十八歳のときに強姦目的で女性とその夫を刺殺した二十歳の未決囚・山井を担当している。*一週間後に迫る控訴期限が切れれば死刑が確定するが、山井はまだ語らない何かを隠している――。*どこか自分に似た山井と接する中で、「僕」が抱える、自殺した友人の記憶、大切な恩師とのやりとり、自分の中の混沌が描き出される。*芥川賞作家が重大犯罪と死刑制度
小説家・中村文則氏のブログを拝見してびっくり「タイプライターズ」(フジテレビ)が2/17で終了した‥‥とのこと見逃したので、TVerで拝見いたしましたゲストは、辻村深月氏好きな作家さんです「家族とは?」という質問に、「大好きで大嫌いな存在」とこたえる同氏確かに‥‥家族の遠慮無い言葉に、幾度も傷つき、傷つけてますものね‥‥ちょっとわかる気がする‥‥「タイプライターズ」最終回に、中村文則氏は出演しないのね準レギュラー(?)だったのになぁいろいろ、残念です列[中村文
今朝は早くから、人間ドックに行きました。息子たちや自分のインフルエンザで2度も延期。3度目の正直も、危うかった。昨夜の時点で息子たちが軽い咳と発熱。またお休みの可能性が高いのであぁぁぁぁと悶えていたところ、夫が半休を申し出てくれました。隠れて悪口言ってごめんなさい🙏結局、今日もお休みの兄弟。すでに今から学校に行けるくらい、元気仲良くフォートナイト。温室育ちめが。育てたの、わたしか。きょうのドックは、初めての健診センターでした。築年数が浅くて、とてもきれい。統一
少し前にネットオフさんで95円セールを開催していた時の購入品です。我が家はネットオフのタダ本に登録しています。年間5800円で毎月110円以下の本が15冊無料になります他クーポンなどのお得な特典有り子×3がこのシステムで私が昔読んだマンガ本などを読んでます。セーラームーン、カードキャプターさくら、幽遊白書、シティーハンター、鋼の錬金術師、スラムダンクなどなど本好きの家庭には嬉しいシステムです。本・ゲーム・DVD・CDの宅配買取サイトネットオフ宅配買取のネットオフ公式サ
中村文則「列」中村文則さんがあとがきで「何かを感じてくれたら嬉しい」と書かれていたのですが何かを感じました。何かどころか感極まって、、呼吸ができないほど呼吸しなくてもいいと思うほど感動ではなく感極まりました。感極まるとは感動の極みという意味だと思うのですが感動ではないんです。言葉間違ってるけど感極まるとしか言えないこれ!この世界!待ち焦がれた陰鬱な世界!という感じです。叫んでもいいですか?叫ばないけど泣きもしない何もしないただ列に並ぶ前とか後ろとか
ワタクシゴトですが趣味は読書です。店名の「niji」は数十年前に購入し数年前に再び読み直した吉本ばななさんの「虹」という小説からパクリました。プロフィール画像にしています。大好きなんです吉本ばななさんただ吉本ばななファンではありますが好きな作家が多すぎてしかも作家関係なくビビビときたら読まずにはいられないので最近はまったく(吉本ばななの本を)読んでいません。だれも興味ないだろうけどわたしが愛してやまない作家さんを書きますね中村文則さんヤバ好きすぎるもちろん会っ
世の中には名文というものがあります。このような文に出会うたびに日本語のある国に生まれてきてよかったと思います。今日の名文は作家中村文則さんが何年も前に新聞に投稿されたエッセイです。X(旧Twitter)で年末にこのエッセイを見かけしました。作家中村文則さんは、愛知県東海市出身、福島大学行政社会学応用社会学科卒業。フリーターを経て2002年に「銃」でデビュー、その後「土の中の子供」、「教団X」、「R帝国」などでヒット作を飛ばし、芥川龍之介賞やアメリカでデイビット・グーディス賞を受賞
昨年末からつい先日まで娘がカナダのトロンボーンへあっ間違いトロントへ行ってました。劇団1人で。まあ現地に友人(留学中の日本人)がいるんだけどそれにしてもすごくないですか?行動力もだけど〇〇経由で〇〇の空港に約12時間滞在とか長時間フライトとか長時間フライトととととかちなみに〇〇とはどこかの国の都市名なのですがどこだったか思い出せないんです何度も聞いたのに香港だったか違うかなとにかく有名なところですなぜこんなに無知なのかというとわたくし日本を出たことがないん
図野象(ズノショウ)「おわりのそこみえ」主人公は25歳のメンヘラくそビッチで借金まみれの女性なのですが序盤から彼女に夢中になり(主人公だから当たり前だけど)すぐに読み終えると確信しました。途中でやめられないと。(裏表紙)そして予想通り数時間で読み終えました。泣きながら最初から最後までバカみたいな話なのに最初から最後まで泣けるんです。泣けるというか号泣読み手の問題ですかねメンヘラだったからでもここまでイカれてない心が健康な人はきっと「狂ってる」としか思わないでしょ
裕福な奴しか狙わない。裕福な奴のちょっとした小銭をすった所で、あいつらは痛くも痒くもないだろう。財布は返す。生きる為のスリではなく生きがいですらある所に嫌悪するが、虐待児やヤクザや政治家やら出てきてかなり面白い。
気が付けば列に並んでいた。何の列かは分からない、先頭も最後尾も見えない。列はなかなか進まないが、列から抜ける勇気がない。前に並ぶ人たちが列を離れることによって自分が少し前に進めると嬉しくて仕方がない。大学の非常勤講師として猿の研究をしている草間。いつかは世間を驚かせる論文を発表したいと考えているが、研究は進まず、思うような結果が出せない。恋人は去り、希望していた准教授のポストは後輩に奪われ、非常勤の草間は解雇となってしまう…短い小説だったのですぐに読み終えた。気分が落
昨夜のまかないはお雑煮でした。ほっこり優しく、美味しかったー❤️おかげさまで年始の営業からゆったりと賑やかな夜が続きました。いらして下さる皆様には心より感謝申し上げます。年が明けてから1週間が経ちしみじみと一息つけているそんな祝日の店主の休日です。今朝から読了。さくさく読める本達をソファ傍らに積み「列/中村文則」を睨みつけています。まだ文則を手に取るほどHPが回復していないのです。さて、次はどれを読もうかな。毎月10日はパエリアの日。毎月20日はグリーンカレーの日
カクヨムや小説家になろうに投稿しているアマチュア小説家が「自分は語彙力がない」とTwitterで嘆いているのをよく見かけます。それは当たり前というか、なんというか。異世界転生チートでハーレム、などラノベの類ばかり読んでいても語彙力が上がる筈はありません。世の中には、純文学という表現形式があって、純文学を読んでいるだけで、勝手に語彙力は上がる。語彙力アップする。純文学は、文体を重視して、物語を重視しない、という特徴があります。だから、読んでいてつまらない、退屈に感じる。
毎週日曜日更新の書評コラム「千波留の本棚」第503回は中村文則さんの『列』をご紹介しました。PickItem列[中村文則]楽天市場1,540円${EVENT_LABEL_01_TEXT}ひたすら列に並び続ける人たち。何の比喩なのか。わからないながらに面白く読めました。詳しくは本文をお読みください。↓千波留の本棚第503回中村文則『列』久しぶりに純文学を味わった|列(中村文則)[千波留の本棚]ww
中村文則さんの『教団X』大好きな作品です。命の不思議いのちの力を感じる作品でした。あとがきも素敵です^^
僕がたまに行っている施設に2年前提出したやつです。『銃』中村文則著この夏休み、何冊か本を読んだが、この『銃』という小説が一番、感想を書きやすいと思い、この本を選んだ。大学生の主人公、西川が河原で偶然、拳銃を拾い、家に持ち帰り、圧倒的な美しさと存在感に魅せられていく物語。この小説を読んで、自分もこの主人公のように拳銃を手にしたらどうなるだろう?と、いうような話は安易なので今回はしない。自分はこの小説を今まで何度か読んでいるが、読んだあと、なんだか胸
推し様のおすすめ本を2冊読みました。去年の冬、きみと別れ/中村文則頭混乱した〜。目に映る活字に騙されて。理解しきれている気がしなくて、読み終えて速攻でもう一度読み直した。悲しいのは、初めて読んだ時の心の動きは初回しか感じられんというね…。理解を深める為に再度読んでも、あの時の感動はもう戻って来ないんだなー。でもさ、推し様は一発で回収できたの?脳が足りぬ。。。映画化されてるから、観てみようかな…映画化に先を越されたことを嘆く彼はいったい何を演じたかったのかも気になる理
中村文則氏と川上未映子さんの新刊が出るとほぼ購入する。この列日本人の性を実感する裏表紙の帯の「君だって、列に並びたいから、並んでたんだろ?」に惹かれた。