母方の祖父はクリスチャンで大変温厚な性格だった。中国へ出征したが人を撃つことができず、ぐずぐず逃げ回っているうちに自分が撃たれて重傷を負って帰国した。婿養子に入った家で一男一女を授かり、それが母だった。私がクリスチャンの人がすごいなあと思う理由に、人種を超えた寛容さがある点だ。外国人の夫と結婚する時も母を説得したのは老いた祖父だった。私が選んだなら間違いない、どんな人種でも通っている血の色は同じだよと言ったのには驚いた。大正生まれの人にしてはモダンな考え方だと思う。その祖父も私の子どもの生まれる