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離婚男子(光文社文庫)Amazon(アマゾン)長距離トラックでの仕事を終えて、健二が帰宅すると、マンションの部屋はスッカラカン。妻の香織が家財道具一式を引き払って出て行ったのだ。健二の実家に二歳半のひとり娘を預け、消えた妻。大型タンクローリーの助手席に乗せた愛娘とともに、仕事をこなしながらの妻探し。香織が出て行った事情とは!?愛しの妻と復縁は出来るのか!?笑って笑って、泣ける一冊。面白かったです!こってこての大阪が舞台。会話がとてもリズミカルで
こちらも、初めての作家さん十人相手に一人でケンカに行くんが不良で一人相手に十人で行くんが非行それを見てんのが金持ちうちのお父ちゃんが言うてたわ一人っ子ヤンチんぼ父はバクチ好き酒好き女好きの仕事嫌い一家を支える働き者の母はそんな父に愛想を尽かすと家でするロクデナシの大人たちと家庭に問題アリの友達に囲まれ女子にときめきながら「不良少年」デビューを果たすヤンチのハートじんじん成長物語登場人物たちののキャラがすごくいい愉しく読めました『岸和田少年愚連隊』の
★★★☆☆某銀行に務めるサラリーマンを主人公に、出世のことしか頭にない上司、情報通の女子行員、取引先の女、自由人の幼馴染、様々な人間関係が織り混ざりながら、それそれが人生を歩んでゆく...痛快小説...でも無ければ、青春小説でも無く、リアリティーとフィクションがない混ぜとなった、サラリーマン小説。『泣かないサラリーマンなんていない』言い得て妙、なのかもしれない。宮仕えに耐え、些細なことに怯え、やれセクハラだ、パワハラだと、言動の一つ一つにまで気を遣わなければならな
ほんわかしますよ
中場利一(なかば・りいち)氏の作品、『あなた明日の朝お話があります』を読みました。タイトル面白そう!ってホントタイトルだけで選びました。短編が入ってます。短編ごとに主人公が変わりますが、周囲の登場人物は重なってますので、長編のように感じます。登場人物のほぼ全員が方言で話します。作者さんが大阪出身の方のようなので、多分大阪弁?会話も軽快ですが、地の文も割と一文が短めになっているせいか、言葉の選び方のせいか、これまた軽快に進んで、登場人物の性格と相まってとてもコミカルなお
「岸和田少年愚連隊」6作目で、村山薫シリーズ第1作。1959年、岸和田で有名なオヤジ顔の中学生村山薫が卒業、全国総番になるべく高校初日から大暴れ、そして停学処分。ある日カオルが想いを寄せる女の子がいかがわしい行為でお金を取っていると知り激怒すると、実は彼女は麻薬中毒のクズ父親を守るため、ヤクザの借金返済に苦心していた。怒りに燃えるカオルは借金を工面すべく暴力的に奔走する。岸和田少年愚連隊カオルちゃん最強伝説EPISODE1Amazon(アマゾン)300円
カオルちゃん最強伝説シリーズ5作目。ハリマオ絡みの謎の地図を見つけた古物商のロクさんがイサミをマレーシアに派遣すると、イサミは捕まって拷問され、地図の残り半分を差し出せと脅迫状が届く。それを聞きつけたカオルと倉本がマレーシアに行くと、ハリマオの秘宝を狙う地元のマフィアやリゾート開発に絡んで来ていた島田組とバカバカしい死闘を開始する。<br>岸和田少年愚連隊カオルちゃん最強
毎週日曜日にお届けする書評コラム「千波留の本棚」。第291回は中場利一さんの『走らんかい』をご紹介しました。「だんじり命」の岸和田が舞台のお話。詳しくは本文をお読みください。↓「千波留の本棚」第291回中場利一『走らんかい!』「千波留の本棚」1〜50回を収めた書籍『パーソナリティ千波留の読書ダイアリー』ならびに、読み終えたお勧め本はこちらでお求めいただけます。なお『香のん』の収益はある程度まとまった時点で日本レスキュー協会に寄付させていた
長距離トラックでの仕事を終えて家に帰ると家財道具一式と一緒に妻が消えていた。二歳半の娘を連れて妻探し。育児に悪戦苦闘しながらそして娘に励まされながら出ていった妻を探します。『逃げられて初めて分かる嫁の価値』全国のダンナさ~ん肝に銘じてくださいね~面白かったです91/2019
平松洋子さんと瀬尾まいこさん。エッセイを2冊そしてこれSNSで見て読みたくて本屋さんで探したけど置いてなくて。お取り寄せしてもらうのもなぁと思い。amazonに手を出してしまいました昨夜ポチッとしたら今日の午前中には届いた。便利です。でもやっぱり本屋さんでぶらぶらしながら本を探すのが楽しいわね~
『岸和田少年愚連隊』以来、久しぶりに中場利一さんの小説を読みました。『走らんかい!岸和田だんじりグラフィティ』です。【中古】走らんかい!岸和田だんじりグラフィティ/中場利一/集英社[単行本]【ネ...828円楽天大阪府には多くの市町村があります。阪神間に住んでいれば、大抵の市町村は名前ぐらいは知っています。だけどそこがどんな場所かと聞かれたら、行ったことや住んだことがない限り、漠然とした印象しかありません。ですが岸和田市は別。きっと関西圏のたいて
皆さまがカムバへの期待に胸を焦がしている中読書に夢中になってますㅋㅋ今読んでるのは⬆こちら厚さは4㌢くらい沖田総司物語?的な本ですフィクションとノンフィクションの融合なのかな!?単に中場利一のファンなだけです何年も前に土方歳三物語?的な読んでて私は沖田総司よりも土方歳三に色気を感じますあくまで中場利一のファンであって歴女ではありませんが……もしも中場利一のファンです!って言うアミさんいたらコメントください居るわけないか……図書館へ行くと中場利一の近く
No.149読了日2018年2月21日最後の10ページで感動と涙する娘がほんとに可愛いページ数325読みやすさ2/3展開/テンポの良さ2/3私個人の好み2/5合計6
例のカバンを預かりに行ったGW最後の日曜日の夜『ファイター氏』のお屋敷に伺った時に見付けた看板…「そうやッ❕ここは伝説の『カオルちゃん』が眠る最強の街《岸和田》ナンや…」今でも競輪場最寄りの《南海電鉄春木駅》に降り立つと、独特な雰囲気で迎えてくれる…大阪を舞台に制作された映画やVシネマは多数発売され、キャストも関西出身者であれば尚更リアル感がでて面白いモンである…まさに『カオルちゃん』もその内の一作である《岸和田少年愚連隊カオルちゃん最強伝説》本作品の、岸
用事で春木駅の横を通ったら、駅の南側の歩道橋が解体途中で、既に階段部分は撤去されて橋の部分だけが残ってる状態(交通量が多い上、雨天の為に画像は無しですm(__)m)春木駅の歩道橋と言えば、ナイナイ主演の岸和田少年愚連隊(1997年)に登場しました。ダイエー!懐かし〜!またひとつ、岸和田の名所が無くなります。↓下のバナーをクリックして頂くと日本各地の祭・イベント情報ブログに繋がります。にほんブログ村
そのままヤンキー漫画化されそうな小説である。このコミカルな小説の構成、「主人公である教師の現在→過去の回想(これが本文の大部分を占める)→現在に戻る」となっているのは、一工夫!今も現役バリバリの学校教師・江健一(こうけんいち)。教員免許を取ったのは二十六年前の1974年。江が初任地として選んだのは、一名、教師が産休で欠員となる大阪の南部の中学校。個性的な教師たちが働くその学校で、新任早々、問題児ばかりがいる二年十組の担任を任された。ノンコとターチという二人の生徒には特に気をつけるように
■『岸和田のカオルちゃん』中場利一集英社文庫岸和田のカオルちゃん岸和田少年愚連隊(集英社文庫)Amazon(アマゾン)「岸和田には絶対守らなければならないルールがある。カオルちゃんが来たら道をあけろ、目を合わせるな、小声であっても悪口を言うな。でないとダイヤモンドより硬い頭や鉄球のようなゲンコツが飛んでくる。ご存じチュンバと小鉄の迷コンビもやられ放題。ひと泡吹かせてやりたいが、何せ相手はケーサツもヤクザも恐れをなす世界最強の男。果たして二人の運命や如何に!?抱腹絶倒のシリーズ第四弾」