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秋田市のカフェメリッサで4月のメリッサ読書会が開催されました📖🌸🌸🌸はじまりの対話🌸🌸🌸🟦昨日はなんとなくポツポツと雨が降ったり止んだりで☂️なんとなく肌寒い感じだったけれどもこのところ毎日の気温差がはげしーなー🟦さいしょFさんとワタシしかいなかったので今週末の競馬の話題で盛り上がってて博識のFさんから馬情報を🐎収集していたら🟫古参の読書会のメンバーのA沢さんがひさびさにどーもと言いながらあらわれて春の転勤で🌸秋田市勤務になったので
タイトル:銀の匙著者:中勘助発行:岩波文庫発行日:1935年11月30日銀の匙(岩波文庫緑51-1)Amazon(アマゾン)銀の匙(岩波文庫緑51-1)[中勘助]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}あらすじなかなか開かなかった古い茶箪笥の抽厘(ひきだし)から見つけた銀の匙。伯母さんの限りない愛情に包まれて過ごした少年時代の思い出を、中勘助(1885-1965)が自伝風に綴ったこの作品には、子ども自身の感
3月の読書メーター読んだ本の数:7読んだページ数:1538ナイス数:27役にたたない日々(朝日文庫)Amazon(アマゾン)佐野洋子『役にたたない日々』だからさぁ、佐野洋子さんには絶対にかなわないんだって!お手上げ。ものすごい感性。あっけらかんと大胆な人に見せてものすごい教養だし。降参。この本はエッセイだけど、小説だった絵本だって何だって、佐野洋子さんの文章にはいつでも新鮮な驚きがあるし打ちのめされる。露悪的に切り込むわけじゃないのに、いちいち胸がすく
鈴木三重吉「岡の家」「ぽっぽのお手帳」平山蘆江「鈴鹿峠の雨」中勘助「夢の日記から」朗読しました。ぜひお聞きください。https://stand.fm/episodes/65af8410315726c57b9c9768平山蘆江作「鈴鹿峠の雨」第1回-朗読を楽しむ|stand.fm#怪談#朗読#平山蘆江#鈴鹿峠の雨stand.fm
メンタル的にしんどいことがあって、これまでは釣りをして解消していたが、今回は数年来にひどいやつで、昨日は家を出る気力すらなかった。それで家にこもって読書した。積読したままだった中勘助の『銀の匙』を読了した。銀の匙(新潮文庫)Amazon(アマゾン)10年以上前に買っていたのだが、読み始めてすぐ挫折を何度か繰り返したが今回初めて読み切れた。そもそもは、ノンフィクションの『奇跡の教室』を読んだのがきっかけである。奇跡の教室(小学館文庫)Amazon(アマゾン)中高一貫で、6年間
今月半ばから今日までに3本映画を鑑賞出来たのでちょこっと記録を付けます結束の(一見)固そうな村人たちVS美しい&可愛らしいよそ者さんのお話根っからの悪人はほぼ出てきませんただどうしようもない人間はいましたけど…苦笑主演の女優さんが見目麗しくて演技も魅力的フランスを舞台にしているのに英語が飛び交うのはどうしても違和感ありますが(何でもそうですよね…英語圏では無い欧州のものでも英語だったり中国が舞台なのに韓国語だったり)製作国を見ればそれもやむ無し見終わった後には心が温かくなる作
小正月ですね明けきりましたが(笑)新年のご挨拶です皆さま今年もどうぞよろしくお願いいたします元旦にあんなことになってしまいましたが…あの瞬間までは調子も悪くなく(いや正確には少々風邪気味ではありましたが)穏やかな通常運転の年越しでしたまずはその様子を記録します大晦日の年越しの夕げしじみのお味噌汁とお寿司なぜかエビチリと鶏の黒胡椒焼きも登場させて金箔を浮かべた白ワインを少し舐めいつもののっぺいに松前漬けと酢蓮根を食べました除夜の鐘が鳴るタイミングで年越しのお蕎麦も毎年食
日本の近代文学を代表する作家中勘助(なかかんすけ)が、転地静養のため東京を離れ妻と共に移住した杓子庵(しゃくしあん)を訪れました三夢猫が初めて杓子庵を訪れたのは、2年前の春でした庭に黄色の杓子菜(しゃくしな)が咲いている頃で、自然の雰囲気を堪能できるので今度は秋の風景を見たくて11月初めに行ってみたのです杓子庵は、茅葺き屋根の家です茅葺き屋根のこの重量感近くで見ると、茅葺きの力強さに圧倒されます以前来たときは、杓子庵の中へ入るこ
以前読んだ本の解説に記されていた中勘助の詩のことを思い出し、書店めぐりをした1日。◆それってどんな本?『偉大な数学者たち』本日は、3ヶ月に1度の眼科検診の日。視野検査等の結果、緑内障の件はとりあえずセーフとのこと。その待合室で先日入手した『偉大な数学者たち』を読了。◆本名?…ameblo.jpでも、収穫はゼロだった。(T_T)中勘助詩集(岩波文庫)Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}そのかわりに創元推理文庫だの山
小説『銀の匙』を書いた中勘助さん。どういう方なのか気になっていたが、冨岡多恵子さんの本を読んで、驚いた。全集を読むことで、いろいろなことが見えてくるのかも知れない。ただ、中勘助さんに対する印象が変わってしまった。複雑な家庭環境の影響からか、とても純粋なのか、面倒くさい人なのか、わからなくなった。好きな作家の全集を色々読んでみたいと思ったが、その作家の全人格が目の前に露わになって出てきそうで、少し勇気がいると思った。作家であろうと、誰であろうと、全てのことを知らなくても良いのでは
おいおい。今更明けてたって。そりゃ毎日ギンギンな太陽さんだったし。関東ずっと晴れてたじゃん。もっと早く宣言出してくれ。と、梅雨明けと共にサンダル解禁にするコンドーは愚痴をたれるのです。そして、相変わらず灼熱の月曜日。そして、今回も新しい作家さん。何故か毎度、すっと決まるんです。目に吸い込んで来るって言うような感じ。これも、まさしくそうでした。中勘助『結婚』中さんの実話です。壮絶な実話です。本じゃ書ききれてない部分を話したくてしょうがないのです
なんだか気に入った詩夜にして海べにたてば夜にして海べにたてばよる波の音のよきかな天つちはさながら鼓闇をゆする谺にかへすちよろづの星くづは空とぶ鶴むらかもいしたふや天はせ使ひたはするわが思ひ人は生れ人は死す神もなどか滅びざらん人は生れ人は死す道もなどかうつらざらんいつはりを思ひ棄つれば人の世は沙漠のごとしとことはにいにしへいまにたえせぬは流転のすがた興ざめかもしれないけれど、どうしてもやりた
メモ。病い関連メモ研究年報:「明治27年から28年にかけて、神経衰弱の症状著しい。幻想や妄想に襲われる」(p40このころ就職活動が難航していた)下宿先に閉じこもっての猛勉強ぶりが「漱石狂セリ」の噂になったのではないか(p97)留学中、心理学や進化学などの本も読みふけり、焦点を絞り切れず焦っていた(p115)1902年の鏡子への手紙「近頃は神経衰弱にて気分勝れず甚だ困り居候然し大したる事は無之候」「近来何となく気分鬱陶敷書見も碌々出来ず心外に
ソメイヨシノの開花便りが聞こえてきた今日この頃・・・静岡市郊外オクシズ辺りは一足早く菜の花が見頃となっていますここはオクシズ杓子庵そう、小説家中勘助が戦時中静養を兼ねて疎開していたところ杓子庵の周りは菜の花が満開ここの菜の花の種類は『杓子菜(しゃくしな)』僕の子供の頃は『お玉菜(おたまな)』と呼んでいた。正月のお雑煮に入れてよく食していた葉物野菜。茎が白く、すっと長く伸びその先に楕円形の葉っぱが付いている。その形が『杓子』に似ていることから『杓子菜』と呼ぶのが一般的らしい。今でも
勘助は自己愛を描くのが本当にうまいと思う。「菩提樹の蔭」は親友の娘、妙子に書いた大人の童話。名誉や承認を求める、ナンダの分かりやすい自己愛。謙虚さに隠れているが、自身の欲を優先してしまうプールナの分かりにくい自己愛。その結果の悲劇。勘助の作品では、この短編がもっとも素晴らしいと、個人的には思う。ところで、妙子について、冨岡多恵子の推理は当たっていると私は思う。少女時代の妙子この短編集には「郊外その二」と「妙子への手紙」が同時収載されてい
銀の匙荒川弘皆さんの本気、成長に泣ける。もやしもんに似てるけど、あっちより読みやすいかな。次は中勘助に挑戦するかー
「蜜蜂・余生」に「鳥の物語」を執筆していることが記されていたように思う。「堤婆達多」で、なんともいえない熱量のものを浴びせられた気持ちになったので、「銀の匙」系とされている本書を読むことにした。物語によって文体を変えているので、「銀の匙」のような不思議な透明感はないが、勘助らしい清潔な物語。いつもより時間をかけて読んだ。勘助自身はこれを大人のための童話としているが(p375)、子供のために書いたものもあるらしい。出てくるのは雁、鳩、鶴、ひばり、鶯、白鳥、いかる、鷹、鵜、
日常で使わない漢字や語を多用しているため、読み終わるまでに大変に時間がかかった短編。たとえばチュ(門構え+単)鐸迦と別れてから悉達多は沙門の姿となって、跋伽、阿羅邏迦マ(草かんむり+門構え+東)、鬱陀羅迦羅摩弗の諸師を訪ねて(略)彼はひとり尼連禅那河辺なる優婁頻螺の樹林に入って(疲れたので以後略)単漢字変換でも探し出せない漢字がある。勘助は、おそらく読者にこれらの語を理解することを求めていない。舞台になった古代インドの雰囲気を味あわせたいのだと思う。なので、分からないまま
最近、古書漁りのスイッチが入ってしまって困りよります。しばらく図書館本で間に合わせていたのですが、図書館とはいえなんでも揃っているわけではありませんからね。入手して嬉しかったのは佐々木邦『青春アルバム(1956)東方社』で田中比左良による装釘。まずまずきれいで帯付です。田中比左良については幾度も取り上げました。田中の装釘となるとなんでも買ってた時期がありましたので結構蔵書があります。なんといっても戦前戦後にかけて日本全国で一番有名な美人画の先生でしたから、いちいち拾い集めていたらきりがない
野上弥生子が若いころに中勘助に振られたという、ただその逸話から惹かれていた興味だけで、某地方都市でたまたま見つけた古本屋で購入。「蜜蜂」は義姉への鎮魂歌。義姉は夫と姑との間でひたすら耐え、勘助自身も兄と母との間で葛藤を抱え、二人は肩を寄せ合うように生活していたらしい。勘助と、母との関係、兄の性質と病については、随筆集の「母の死」「遺品」に詳しい。「蜜蜂」を読んでいて不思議だったのが、なぜか女性が書いた文章のように感じてしまうこと。勘助本来の文章の癖ではないと思う
横浜ボートシアター公演語りと人形の劇『犬』【東京公演】2022年11月18日(金)〜20日(日)ウエストエンドスタジオ原作:中勘助『犬』脚本原案:玉寄長政脚本・演出・人形:吉岡紗矢音楽・演奏:松本利洋舞台美術・衣裳:佐々波雅子劇中幕:田中千里人形操作監修:中村孝男(人形劇団ひとみ座)照明:竹内右史舞台監督:島崎陽、三津久記録写真:古屋均配信映像:ShellMoundPictures宣伝美術:松本利洋制作:斎藤朋(マルメロ)、横浜ボートシアター出演:玉寄長
『百年文庫(30)(31)』[本](030)影(百年文庫)Amazon(アマゾン)155〜2,439円「百年文庫(30):影」(2010年ポプラ社142p)ロレンス/河野一郎訳「…ameblo.jp[本](028)岸(百年文庫)Amazon(アマゾン)123〜2,443円「百年文庫(28)岸」(2010年ポプラ社155p)中勘助「島守」(1924)寺田寅彦「団栗」「まじょりか皿」(1905)「浅草紙」(1921)永井荷風「雨瀟瀟」(1921)の5編を収め
野上弥生子は、若い頃に中勘助に振られたのだという。ちょっと調べてみたい気もする。若いころの勘助。確かに美男子。晩年も羨ましいほどかっこいい。野上弥生子。私的にはaikoさんに似ているような気が。さて、芥川龍之介の「或る日の大石内蔵助」と比較されるという本作(解説p188)。読後感が全く違う。脱英雄化自体が(たぶん)画期的だった芥川とは異なり、登場人物やその関係性が立体的かつ現代的。速やかな仇討ちを望む急進派と、お家存続のために慎重な行動
こんな酷暑になるとは!!かねてから誘われていた大磯のイベントに馳せ参ずることに暑いとはいえ、~ご無理なさらぬように~とはいえ約束事は守るのは当たり前のことと・・・この駅に降り立つのは十数年、、いやいや、、何十年ぶりか幼いころ、大磯ロングビーチというのに行くのが我が家の常だった、何とか言う伯爵家の邸宅が宿になって居たり、、かすかな記憶しかない今は湘南ラインというのに乗って、、自宅から2時間はかからない当地は「むけいあん」個人宅なのだけれど、いろいろイベントやってる
電気代の上昇が止まらない。収入は平行線だから、エンゲル係数でバランスを取るしかない。月の予算を考え、お菓子を諦めたり、調味料のランクを落としたり…地味な努力を続ける毎日。食べることだけが楽しみの私にとって、コレはかなりのストレス。小さな計算で頭を悩ませるのはもうイヤ!こうなったら使用量を減らすしかない。100均でLED照明と充電式電池を購入。とにかく強引にスイッチオフ。さてさて、来月以降どうなることやら。変化がなかったらどうしてくれようか。もっと働いて稼げば良い?いやいや
こちらも、初めての作家さん古い茶箪笥の抽匣(ひきだし)から見つかった銀の匙忘れられていたこの小さな匙は病弱だった私の口に薬を入れるため伯母さんがどこからか探してきたものだった……その愛情に包まれた幼少期初めての友達・お国さんとの平和な日々腕白坊主達が待つ小学校への入学隣に引っ越してきたおけいちゃんに対する淡い恋心そして少年から青年に成長するまでを細やかに回想する自伝的作品一高・東大時代の恩師、夏目漱石の推薦により東京朝日新聞に連載前編が大正元年九月初稿*
2月5日(土)、こちらにも立ち寄りました中勘助文学記念館中勘助文学記念館|公益財団法人静岡市文化振興財団中勘助文学記念館の施設紹介になります。www.scpf.shizuoka-city.or.jp茅葺屋根の離れも良い感じです中勘助さんは僕の母校の静岡市立服織中学校の校歌を作詞されています
葵区新間の「中勘助文学記念館」で「杉山美矢子写真展」が開催されています。12/2(木)~12/16(木)10:00~16:00最終日14:00まで月曜日休館場所静岡市葵区新間1089-120中勘助文学記念館:静岡市静岡県静岡市(政令指定都市)のウェブサイトです。生活情報・観光情報ほか、住む人にも来る人にも便利な情報を掲載しています。www.city.shizuoka.lg.jp3年前に同館で一年を通じて撮影した写真を主に展示しています3