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「うつし世はゆめ夜の夢こそまこと」そう言ったのは、江戸川乱歩である。人が現実と思い込んでいるのは夢であり、夜にみる夢の方が本物かもしれない。これはある意味、怖い言葉だ。幻想文学新人賞の選評で、澁澤龍彦と中井英夫がこんな事を言っている。「夢みたいな雰囲気のものなど幻想文学における《幻想》ではない」「ふわふわした他愛もない夢といった類は、最早、幻視とか幻想の名に値しない」夢みたいな、ふわふわした夢など、断じて幻想では無いと。もっとはっきり言え
■ヴォクスマーナ第55回定期演奏会ー伊左治直アンコールピース30作記念(創団30周年)【日時】2026年2月17日(火)開演19:00【会場】豊洲シビックセンターホール【料金】一般3000円(当日3500円)、大学生1500円、高校生以下1000円【曲目】伊左治直(b.1968)/Lluvia雨(2006)詩:ガルシア・ロルカ17ぼくの少女は海へ行った(2019)詩:ガルシア・ロルカ訳:伊左治直15夢のための銘文(2018)詩:アンリ・ルソー訳:
ここ最近、戦前戦後の本を読んでる三大奇書への好奇心から「虚無への供物」を読んで、どハマリした中井英夫さんがきっかけでそれはまた今度として、まあ昭和って時代はまったく…50代60代の「マダム」を、老婆ならまだしも「猿扱い」しやがって逆に笑える栄養状態や衛生環境が改善したためなのか、ここ数十年で人類って肉体的に5割増若返った感じ令和になってから、今度は精神的環境が整えられようとしているさらに5割増若返らないわけがない心も体も自分でお・も・て・な・し丁寧にメンテナンスしながら使いま
★彡『12月9日のおまけと総集編』ベーコンキャベツ炒め■今日のたぬき食堂■毎日朝6:30更新『たぬき食堂「サンドイッチ」』たぬき食堂で出している一品料理…ameblo.jp★彡『ねぼすけうさぎと愉快な仲間たちの相関図2020年版』NEW!●魔子西洋のサタンの娘日本の地獄界の勉強のために閻魔大王の家にホームステイ中たぬき君が魔子ちゃんを大好きで話しかけてくるが無視するN
昨日の書店、家族で出かけた縁日で小遣いを使わず、シャッターを閉めてる途中の店主と家族を待たせ、裸電球の下で本を選んだのを覚えている。67、8年ごろ立ち読みしていてガロの白土三平『カムイ伝』のくノ一が殿様をかどわかすシーンのハレンチ学園とはレベルの違うエロさに戦慄。結果、つげ義春、佐々木マキ等の名作の数々を小学生にして読むことになった。特に土俗的エロティシズムが衝撃的だった『ゲンセンカン主人』で男が聾唖の女主人を誘う際のハンドサインを母の目の前に突き出し「これってナニ?」とやっ他のを覚えている。そ
好きな本のジャンルは?と聞かれたら「幻想文学です。」と答えています。そんな私にピッタリなブックカバーを見つけました。「hellbentlab.」が神保町でPOPUPをされるというので行ってきました。hellbentlab.妖しいけどお上品に&サブカル・オカルトをひきづった大人のためのファッションブランド。全国のPOPUPで販売中。京都北山にhellbentlab.Atelier&shop(完全予約制)www.hellbentlab.comシュルレアリスムの世界観が
イキって本を読んでみようと思い83冊目に入りました。今回読んでみたのは「虚無への供物(下)」(中井英夫作)。昨日はとんでもない所で次回に続きましたね。トンチキ探偵たちがほぼ妄想の推理を喋るだけでほとんど進んで、全部偶然の事故だったんだよ!えーっ!?みたいな終わりでした。本当にちゃんとオチはつくんでしょうか?こうご期待!それでは感想を書き散らかしていこうと思います。適当なあらすじ前巻の事件から少し後、東京の黒馬荘というアパートには怪しい男が住んでいた。そう、実在しないと思われて
イキって本を読んでみようと思い82冊目に入りました。今回読んでみたのは「虚無への供物(上)」(中井英夫作)。以前読んだ「黒死館殺人事件」に続き日本三大奇書の一つだそうです。なんかヤバそうなタイトルですね。キーショッショッ!(奇書の笑い声)この前の「黒死館」みたいな怪文書だったらどうしよう……。それでは感想を書き散らかしていこうと思います。適当なあらすじ昭和29年、ゲイバーで飲んでいた亜利夫(ありお)は氷沼藍司くんという男の子から相談を受ける。藍司くんの両親と叔父夫婦は洞爺丸事
『虚無への供物』塔晶夫(東京創元社)今日も「鉱物庭園mami」さんのブログをストーカーの如く徘徊してしまった……(*゚ー゚)「硬いもの好き」は何処から来たのだろう?純粋に(不純人間なのに?…と云われても純粋に突き詰めたい気持ちは多少は有るので…)感覚が好き………と謂っても……「触感」なのか?「食感」ってのも有るし………食感??……此のブログでは御馴染みの澁澤龍彦は「食感」硬いコリコリしたものも好きらしいが私は…残念ながら……其処まででは無い。唇や舌で転がす内に
みしらぬと国家は合わせ鏡にて透過し合う。同じようであって同じではなく相反し共存する。続きはこちらで↓http://blog.livedoor.jp/artmania_3-artmania_3/archives/95262423.html【三崎亜記・著『みしらぬ国戦争』】:artmania_3のblogみしらぬと国家は合わせ鏡にて透過し合う。同じようであって同じではなく相反し共存する。警鐘の書物でもなければ憧憬の書物ではある。それは三崎亜記を読む読者となれていればなれている。この書物
国書刊行会より素敵な本が発売されました4月の本(12か月の本)Amazon(アマゾン)5月の本(12か月の本)Amazon(アマゾン)6月の本(12か月の本)Amazon(アマゾン)「12か月の本」という名の通り4月、5月、6月と、月の名前が付いておりその月に因んだ作品が収録されています。選者は西崎憲さんです。並べておきたいと思ったくらい美しい装丁。4月の本の中に、大好きな中井英夫が入っていた…この2点で
日本流にいって昭和二十九年というこの年には、すこぶる陰惨な事件が多く、警視庁の調べによると、年間の殺人件数は、未遂を含めて三千八十一件、一日あたりほぼ八件という未曾有の新記録を樹立している。──つまり、このとし、この日本では、それだけの人たちが本気で誰かを殺そうと考え、企み、実際に試みたのである。ちょうど「鵼の碑」(昭和二十九年の話)を読み終えたので、こちらを読み始めるにはよい頃合いかなと、二十年ほどの積読だったけれど(`_´)ゞキリッ終わることで始まる呪縛は、今も持続している。
みなさん、こんにちは。提唱者の妻兼母です。久しぶりに本のお話を。わたしは結構な高速ペースで本を読むので、ここでの紹介が全く追いつきません印象深いものを気ままにご紹介します本日ご紹介するのは日本三大奇書のひとつ。「虚無への供物」中井英夫以下、説明文はebookさんより。アパートの一室での毒殺、黄色の部屋の密室トリック――素人探偵・奈々村久生(ななむらひさお)と婚約者・牟礼田俊夫(むれたとしお)らが推理を重ねる。誕生石の色、五色の不動尊、薔薇、内外の探偵小説など、蘊蓄(うんちく)も
往復書簡の反対語は何かと、ずいぶん考えた末に、こんな言葉を思い出して、一筆したためました。なにしろ、そちらのブログでは、コメント欄が閉鎖されていて、大事なことをお知らせしようにも、なかなか方法がないのです。最初にあなたのブログに注目したのは、お名前が、私の敬愛してやまない久生十蘭の傑作からとられていたから。その後、十蘭復権の立役者の一人・中井英夫の超傑作『虚無への供物』を、年末になると毎年お読みになると書かれていて、唸ってしまいました。私は6回しか読んでいません。さて、こんなことは前置
人外(にんがい)。それは私である。この2行で始まり、この2行で終わる中井英夫のとらんぷ譚第3短編集「人外境通信」。好きな作家にハマるとひと通り入手できる本を読みながら、一冊だけ読まないで取っておくという癖がある。そして中井英夫は昔ハマった作家のひとり。幻想博物館新装版とらんぷ譚1(講談社文庫)[中井英夫]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}これは取っておいた一冊なのですが、そろそろ読んでおくことにした。中井英夫にハマるきっかけは、とらんぷ譚の第1短
学生時代に幻想文学や「虚無への供物」を書いた中井英夫にハマってた頃、「短歌研究」や「日本短歌」の編集長だった中井に並んでよくその名を見かけた。現代短歌の巨星、塚本邦雄。寺山修司らとともに前衛短歌運動を行い、短歌を現代に蘇らせた歌人である。この人の短歌は全然違う。その塚本邦雄が遺したミステリ「十二神将変」。三十一文字の短い言葉に、沢山の意味を閉じ込める魔術師ゆえにこの文章の言語感覚に陶酔したい。まさに中井英夫の「虚無への供物」にも似た絢爛豪華な文体、悪く言えばまだるっこしい傑作である。「虚無へ
何人かのかたがブログでニコライ堂を取り上げておられる。東京名所のひとつだが、私はニコライ堂というと中井英夫のエッセイを思い出す。ニコライ堂の前の広場で、外国人の子供が2人、ボール遊びに興じている。見ていると1人がもう1人に声をかけた。「アリョーシャ!」言うまでもなく、カラマーゾフ兄弟のひとりの名前だが、中井の傑作『虚無への供物』の登場人物の渾名がアリョーシャだ。ところで、このニコライ堂の隣に茶色のビルが建っている。井上眼科という眼医者である。この眼医者、なんとニコライ堂より10年も前
小説家で中井英夫という人がいて、その人の言葉に「反地上」というものがあるんです。ここでは日常世界を越えた者が幻視する濃い空想とでも言いましょうか。一見ロマンに満ちた言葉なんですけど、中井英夫の生涯において「自分の有り様から見てこの地上とは別の場所に生まれるべきではなかったか」という思想があるそうです。それでその「反地上」的な思考(志向?)なんですが、自分のような人間にも宿ってるんじゃないかなって思うんですよ。ここからは自分なりの「反地上」を言っていきたいと思います。反地上というものは、
日本三大奇書、これにてコンプリート。昭和29年、洞爺湖で沈んだ船で両親を失った氷沼家兄弟。宝石商にて身を起こした曽祖父からなる氷沼の家だったが弟の紅司が自宅の浴室で密閉された状態で死去。そこから次々と事件が発生する・・・新装版虚無への供物(上)(講談社文庫)Amazon(アマゾン)880円新装版虚無への供物(下)(講談社文庫)Amazon(アマゾン)140〜4,440円・・・長かった・・・探偵役(複数)が迷走に迷走して「あら、こんなこともわからないの?」ってな上
「NPR-30は、おとなしく待っているだろうか。さまざまな期待に胸を躍らせながら近寄ったおれは、たちまち息をのんで立止まった。彼女はまだ確かにそこにいた。だが、そのすぐ傍らに、いままで見たこともない純白の機械が、まるで恋人のように並んでいるのだ。『両替』と記された彼は、ひどくスマートで背が高かった」(中井英夫『銃器店へ』)NPR-30は、おそらく写真のような自動券売機であろう。「NPR-30って、本当にあるんだよ」とは、新宿のバーで歌人の春日井建から聞いた言葉。建さんは、中井さんの家を訪ねた
二月十二日、日曜日、晴れ。午前中の用事を済ませて帰宅して電話を見ると(珍しく置いていってしまった)やりとりのある親しい古本屋の主人から着信があり、かけ直して倉庫か店に顔を出すといって電話を切った。日曜だから店には良書が行儀よく並んでいることが容易に想像できたので、先に店へと向かう、向かってもただいま蔵書削減期間中につき買わないで見るだけだと心に誓い、店頭棚を一瞥するとこれまた詩歌やエッセイの背表紙がこちらにその存在をいやというほどにアピールしてくる。何冊かを手に取り頁を切ってそのまま即座に
文化拘束、と言う言葉を知っておくと。中井英夫。日本の文化拘束は、所謂同調圧力。頭が良いお金持ち、財産化センスがある極端に格好良い、まあイケメン、美人は、好まれず、疎まれる場合があると知っておくと。どの国でも何か准タブーみたいなものはあります。かなり主観的なものなので、自分で規定してよく、周りが否定しても、同調し、同類ですと、する必要はありません。自信を持ってよく、周りは否定したり、やっかむ事もある。当たり前だが。※本文とは関係ありません
年末恒例は、ミステリー。綾辻行人の「館」シリーズを読んでから、冬はミステリー。それ以前は、星新一であり、塩野七生の「ローマ人の物語」、或いは中井英夫の「虚無の供物」。今年は、デイヴィッド・ゴードンの「二流小説家」になりそう。またたく間に3分の1を読む。グイグイ引っ張られていってます。※本文とは関係ありません
朝のニュースでは、ゆうべの月蝕の模様を伝えているが、西向きのベランダに新築されたマンションのために見過ごしてしまった。そのかわりに脳裡をよぎったのが、月蝕領主中井英夫のことであった。年譜によれば、昭和53年(1978)の誕生日(9月17日)の皆既月蝕を期に「月蝕領主」を称したとある。以後、8年のちまで異名を称したが、昭和61年(1986)4月、前日(4月24日)の皆既月食を見損ね、「月蝕領主」の名を放棄した、とある。その7年後の1993年に没したが、年を享けたのは1922年とあるので、奇しく
先日、NHKで夢野久作の『ドグラ・マグラ』の番組を見ていまして(おもしろかったです、HNKって何気に夢野久作が好きよね)、再読しようと思って探したんですよ。で、ない行方不明、PCで管理している目録で確認。記載されているからあるはず、探す、ない。あきらめて再購入となりました。(ついでに不安だったから『虚無への供物』とかも確認してしまったわ、しっかりありました。『とらんぷ譚』と一緒の場所に(´▽`)ホッ)私はそんなに本を持っている人間ではないとは思うんですが、さすがにここらで
春なので✨真冬から始まるのですが、確か春になっていくはず……とか好きだ好きだ言うわりには、内容が曖昧。常に新発見☆てことで。黒鳥譚青髯公の城(講談社文庫)Amazon(アマゾン)660円新装版匣の中の失楽(講談社文庫)Amazon(アマゾン)699〜5,150円「虚無への供物」で検索すると引っ掛かるとかアマゾンさんすごい。
江戸川乱歩を手に取る恥じらい。乱歩の読者同士、内容を知っている相手に、なぜか背徳感が無く、むしろ安心感を感じる。中井英夫が人外魔境を描いたとしてリスペクトしていましたね。変態、人外魔境、マニアックを描いて、人気を博すると言う存在。谷崎潤一郎の「金色の死」と言う作品がある。かなり抽象的さが優先されていて谷崎潤一郎自身は失敗作としていたらしく、後に三島由紀夫により激賞され表に出る。この作品にインスパイアされたとされたのが乱歩の「パノラマ島奇譚」。かつて天知茂主演ジェームズ三木脚本で放送されま
夕方のようだが、実は朝の写真。今日は朝早めの出勤だった。今週も無事に終わった。銀色の箭(や)が降るそのなかに。遠い旅人よいまきみに告げたならば旅人よ告げたならば旅を終ると…………【終りの唄】中井英夫詩集思潮社現代詩文庫661976年5月15日初版第1刷水星の騎士、戦中日記、短歌の黒子、虚無への供物、幻想文学、黒鳥、薔薇園、そして、彼方へ…からの、黄泉戸喫。愛さえ色褪せ朽ちてゆく銀河にざわめく蜃気楼みなさん、お疲れ様でした。ねむいのだが、二匹のネコ
「真犯人はあたしたち御見物衆には違いないけど、それは〝読者〟も同じでしょう。この2013年から2014年にかけて、責任ある大人だった日本人なら全部犯人・・・続きはこちらで↓http://blog.livedoor.jp/artmania_3-artmania_3/archives/86389060.html【虚言への供物】:artmania_3のblog「真犯人はあたしたち御見物衆には違いないけど、それは〝読者〟も同じでしょう。この2013年から2014年にかけて、責任ある大人だった
以前、このブログに書いた「聖不動経」という経文にメロディーをつけた曲があるが、中井英夫の「虚無への供物」を題材にアルバムを1つ作るという、いつ終わるともわからない企画があって、その中の1曲がこれ。例によってビートルズ調のサイケなりきりソング。