人間の目は外の世界を見るために付いている。だから、自分の顔を直接見るには鏡を見るしかない。人間は無意識に目から矢印を向けてその対象物を追いかける。そして勝手な解釈や決めつけ、ジャッジをしてしまう。人間が取り入れている情報の7割は視覚からなので、これは仕方がない。その矢印は目まぐるしく変わり、同じ対象物だけをじっと見据える事はない。今、Aを見ていたとしたら、次の瞬間にはBを目で追って矢印を向けている。この矢印は心が落ち着いていると非常に柔軟で多方面から物事を捉えるが、何か焦りや恐れなどがあると硬直