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世界中で自国第一主義が止まらなくなっている。「ブラジルのトランプ」と言われるボルソナロがブラジル大統領に選出された。「フィリピンのトランプ」と言われたドゥテルテが大統領になったり、ヨーロッパでも「移民排斥」、「EU離脱」を掲げる政党が着実に躍進している。第1次世界大戦終結100年周年記念式典でフランスのマクロン大統領は、世界に広がる自国第一主義について「第一次世界大戦前の状況に似ている」と懸念を示した。(「世界大恐慌・世界大戦前と現代との比較研究が重要」)(
「徹底検証日本の右傾化」塚田穂高編著筑摩選書2017年3月14日出版「いま、もっとも包括的な、現代日本の「右傾化」研究の書「日本の右傾化」を考えるためのブックガイド、関連年表も付した、圧巻の400頁」日本の右傾化・保守化、歴史の振り子が揺れている(世界同時右傾化①)まさかの「世界同時右傾化」?(世界同時右傾化③)トランプ「アメリカ第一」(笑)(世界同時右傾化⑨)
いよいよ欧州選挙イヤーが始まりました。移民制限などの排外主義、EU離脱や保護主義など自国第一主義、ポピュリズムやナショナリズムを煽る極右政党が勢力を伸ばすことを懸念する向きが多くいます。その中で行われた欧州選挙イヤー第一弾、オランダの極右政党「自由党」(ヘルト・ウィルダース党首)は、議席を倍増して第一党になることも予想されていましたが、結局、票が伸び悩み、第二党に留まりました。今年は、今後、フランス大統領選やドイツ議会選挙などを控えており、極右政党の台頭によりEU離脱ドミノやひいてはEU崩
当ブログは、「日本をダメにしたマスコミバッシング」というタイトルで、マスメディアによる過剰なバッシング報道が「日本をダメにした」と主張することをメインテーマに開設し、以来、「バッシング」をテーマとする記事を45件ほどアップしています。◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇また、当ブログでは、最近、「トランプ現象」も、もう一つの柱となるメインテーマになってきています。今、世界中で巻き起こっている「トランプ現象」については、いろいろな表現法があり、○自
イタリアの国民投票で憲法改正反対派が圧勝し、ポピュリズム(大衆迎合主義)政党「五つ星運動」が政権奪取に向けて勢いづいています。イギリスのEU離脱の国民投票の時も「まさか」と思い、トランプの大統領選勝利の時も「まさか」と思い、この流れでヨーロッパにも自国中心のポピュリズム・ナショナリズム傾向(自国第一主義)が連鎖したら大変なことになると思っていましたが、「三度目のまさか」が起こってしまいました。このままの潮流が続くと、今後のヨーロッパの選挙で、○フランス国民戦線(マリ
反グローバル化を掲げるトランプ大統領と民主党のサンダース・元候補が意見が合うように、右翼と左翼が、「反グローバル化」という点では意見が合致するというポイントは重要です。「相転移」現象というか、時代が変わる象徴的な「現象」のように思われますが・・・。
恐れていた事態になってきました。ドナルド・トランプが大統領選挙に勝ってしまったのです。□□□□トランプショックは、リーマンショックを超えるか?□□□□このトランプショックにより、日経平均株価は一時1000円超安、アジアやヨーロッパの株式市場も急落、世界同時株安の様相を呈してきました。(その後、株価は反転し、利益を確保しましたが、世界経済において、これまでの「世界」の常識が通用しなくなったという根本的なベースは変わりません)トランプ大統領が、保護貿易政策を
NHKスペシャル「揺らぐアメリカはどこへ混迷の大統領選挙」(11/5)は素晴らしかったです。米大統領選でのトランプ現象を特集していたのですが、グローバル化の弊害に焦点を当てて、○グローバル化により全米の製造業の雇用の3分の1が失われ、(白人)中間層が没落し、格差が拡大した(治安が悪化し、麻薬中毒者が増えた)こと○オバマ政権での移民寛容策により移民が急増し、移民への反発が爆発したことを例示した上で、元中間層や移民に不安を感じる人々がトランプ支持層となったことを紹介し
フィリピンのドゥテルテ大統領が来日しました。このドゥテルテ大統領は、今の世界の趨勢をそのまま体現したような人です。今の世界の趨勢とは、自国中心、自分の国の国益の追求を最優先にする傾向のことです。具体的には、ドゥテルテ大統領やアメリカのトランプ、イギリスのEU離脱を見ると分かりやすいです。「アメリカ・ファースト」「ブリテン・ファースト」と分かりやすいキャッチフレーズで表現していますからね。その傾向は、自己中心的でわがままで、大衆迎合的(ポピュリズム)、排外主義的、ナシ
「トランプ現象」やイギリスのEU離脱にみられるように、今、世界中が自国中心、自国の国益最優先(世界同時右傾化)になってきているということは、国際協調やグローバル化(グローバリゼーション)が軽視される時代になってきたということになります。これまで世界は、飛行機などの輸送手段の発達により地球上のどこにでも移動できるようになったことや、インターネットなどの通信手段の発達により世界中どこにいても瞬時に100万人とでも連絡を取り合えることになったことなどにより、国境の壁が段々低くなっていき、その
今、世界中が「自国中心」、「自国第一」になってきている。「今、世界は同時に右傾化している」という視点で世界情勢をみると、よりみえてくるものがあります。その視点に立ち、「今、世界が同時に右傾化しているとしたら、今後、世界に何が起こるか」という予想を、私は7月23日の記事の中で、31項目挙げました。(トランプ「アメリカ第一」(笑)(世界同時右傾化⑨))(その他にも、世界同時右傾化に関して、約10の記事を書いています)その中で、すでに現実化しているものがあります。◇◇
トランプは「アメリカ・ファースト(AmericaFirst、アメリカ第一)」を唱えています。イギリスのEU離脱派に「ブリテン・ファースト(BritainFirst、英国第一)」という政党があります。日本でも「ジャパン・ファースト『日本第一』(JapanFirst)」という政党を立ち上げれば、支持されるのではないでしょうか。トランプは本当に大統領になってしまう可能性があるので、それを見越して、日本でも今のうちに「ジャパン・ファースト『日本第一』」という政党を
アメリカ大統領選で共和党の候補・トランプは「アメリカ第一」(AmericaFirst)を鮮明に打ち出しました。非常に分かりやすいキャッチフレーズで、予想通りのものでした。あまりにベタ過ぎて、少し笑ってしまいました。EU離脱反対派の下院議員・ジョー・コックス(41、労働党)を射殺した犯人が「ブリテン・ファースト」(英国が第一)と叫んでいたことを思い出します。また、トランプが唱える「MakeAmericagreatAgain(偉大なアメリカを再び)」は、中国の習近平主
「琉球独立運動」は、琉球を沖縄県として接収した「琉球処分」の際、中国に亡命した旧支配層などを起源としています。中国へ逃げた者の中には、中国の福建省からの移民の末裔も多かったようです。元々、中国の福建省から沖縄には「久米三十六姓」で有名なように、たくさんの移民が送り込まれています。つまり、「琉球独立運動」は、「あらかじめ中国から沖縄にビルトイン(組み込まれていた)されていた」と言えなくもないです。「琉球独立運動は、あらかじめ沖縄にビルトインされていた」中国は、琉球
「Gゼロ時代」に、世界中にナショナリズムが台頭する(世界同時右傾化)のは、歴史的必然なのかもしれません。「Gゼロ時代」とは、アメリカとソ連の冷戦構造の崩壊後、アメリカのスーパーパワーによる世界支配体制が続くと思われたのもつかの間、アメリカのオバマ大統領が「世界の警察官をやめる」という宣言をして、突如現れた時代のことです。つまり、「G7」でも「G20」でも世界をコントロールできなくなった時代ということです。世界を支配する枠組みが突如、なくなったことにより、従来、その枠
Gゼロ時代に、世界中にナショナリズムが台頭する(世界同時右傾化)のは、歴史的必然なのかもしれません。NationalisminaG-ZeroWorld
イギリスのEU離脱の動きを見ても、自分を中心に考える自分中心、自国エゴ、地域エゴ、民族エゴの流れ(ナショナリズムの台頭)が世界中で進んでいる傾向は、やはり確実のようです。これは「世界同時右傾化」(Globalconservatismswing)と呼ぶべきものであり、この「世界同時右傾化」が、「世界同時株安」を招き、(Globalstockplunge)「世界同時不況」をもたらすのではないでしょうか。(Globalrecession)このように世
イギリス第一主義・「世界同時右傾化」(自分中心、自国エゴ、地域エゴ、民族エゴ(Globalconservatismswing)が、「世界同時株安」(Globalstockplunge)を招き、「世界同時不況」(Globalrecession)をもたらす。
イギリスが、EU離脱の是非を問う国民投票の結果、EU離脱に賛成する意見が過半数を取り、勝利を収めました。イギリスのこの結論は、EU離脱のドミノ現象を引き起こす恐れがあり、欧州のみならず世界的に経済悪化を及ぼすことが懸念され、世界経済に深刻な危機を招く事態となりました。最終的には、EU崩壊も想定しなければいけなくなりました。「トランプ現象」のアメリカを見ても、やっぱり「世界同時右傾化」(自分中心、自国エゴ、地域エゴ、民族エゴ)が進んでいることを表していると感じます。「
「世界同時」と言えば、普通は「世界同時株安」とか「世界同時不況」などを思い浮かべます。しかし、アメリカの「トランプ現象」やヨーロッパでのEU離脱の議論、極右政党の台頭、日本の右傾化などを見ると、世界中で「民族主義」や「ナショナリズム」が「高揚」しているように見えます。つまり、自分の民族を中心とする考え方、自分の国を最優先にする潮流が、世界的なうねりになってきているように思います。逆に言えば(否定的な側面を強調していえば)、自分さえ良ければ、他人はどうなってもいいという
○トランプ現象-メキシコ国境に壁、日韓から米軍撤退○ヨーロッパのテロ対策強化・移民制限・極右政党の台頭○日本の右傾化-ネット右翼・排外的な新しい右翼の誕生○フィリピンのトランプ-「犯罪者は殺してマニラ湾の魚のえさにする」○もともと右翼的?なロシア・プーチン大統領など
最近、日本社会が右傾化しているとよく言われます。それは、例えば、「ネット右翼」の台頭とか、一部で「戦争翼賛映画」などと誹謗中傷されている「永遠の0」の大ヒット、「特定秘密保護法」とか「安保法制」の制定などを指しているようです。このような中、「安倍政権」では、今夏の参院選を前にした現在、「憲法改正」が主要なテーマとして浮上しています。しかし、一昔前までは「憲法改正」という発言をしただけで、大問題となり「マスコミのバッシング」を受けて、大臣を辞職しなければならなかった世の中であったことを多くの