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邦楽器作品の創作と邦楽器演奏界の更なる振興をライフワークの柱に据えている私です。このところ、自作邦楽器作品の紹介を続けています。<音・音Ⅳ~尺八、二十絃箏、打楽器群の為に~>(2005)SOUNDSOUNDⅣforShakuhachi,Twenty-stringedKotoandPercussions(2005)メキシコ/セルバンティーノ国際芸術祭委嘱作品演奏時間:約12分初演:2
🎹ピアノ&ピアノ久しぶりにピアノの音色に、包まれました。ほぼ聴いたことのない曲ばかり。しかも、すべて連弾で、世界初演も。*通り道に、ピアノ。
ついにこの日が来た。私はただ観に行くだけなのに、ずっとそわそわしていた。チケットを買ったその日から、いやもっと前、公演内容が発表されたその日からか。オール・ビントレーFlowersoftheForest/TheDanceHouse(日本初演)/雪女(世界初演)|STARDANCERSBALLET公益財団法人スターダンサーズ・バレエ団のオフィシャルサイトです。www.sdballet.com大好きなビントレー氏の作品だけで構成されたトリプルビルなんて贅沢過
小澤さんが2月6日に亡くなりましたが、昨年3月28日には坂本さんが亡くなってます。坂本の《筝とオーケストラのための協奏曲》(2010)は、沢井一恵のために書かれた曲。"still"、"return"、"firmament"、"autumn"と題された4つの楽章から成り、それぞれ冬、春、夏、秋に対応。独奏者は異なる調弦をした4つの十七絃箏を弾き分けます。2010年4月9日、佐渡PAC管と沢井の独奏で世界初演。ミニマルっぽい第3楽章は結構好み。この曲、6
10日、文京シビックホールで行われたシエナ・ウインド・オーケストラ第54回定期演奏会(指揮:出口大地さん)にお邪魔しました。シエナ主催の演奏会を筆者が聴くのは2016年11月以来。かなりの期間ご無沙汰してしまいましたが、シエナのサウンドを存分に堪能できたのが嬉しいものです。シエナ第54回定期の曲目は、前半にジョン・マッキー作曲「アスファルト・カクテル」、「オーロラの目覚め」、「付喪神」、「レッドライン・タンゴ」。後半に挾間美帆作曲「pray」、組曲「TheDANCE」。「付喪神」と「pr
2024年2月10日(土)16時開演、いずみシンフォニエッタ大阪第51回定期演奏会「和洋感応—愉悦の流域」が近づいてまいりました。公演プログラムに掲載いたします楽曲解説を4回に分けてご紹介いたします。今回の②では2曲目『室内オーケストラのための「ハルシネーション」』、作曲家自らによる解説を掲載いたします。本作は、「関西出身若手作曲家委嘱プロジェクト」の第9弾として、いずみシンフォニエッタ大阪が委嘱した新作です。◇-◇-◇-◇-◇◆冷水乃栄流:室内オーケストラのための「ハ
ISCM国際現代音楽協会の<世界音楽の日々>音楽祭100周年に寄せて、開催から23年が経過したISCM横浜大会の回想録を続けています。---------------------------------------四年前の2020年は、1930年に新興作曲家連盟として産声を上げた現特定非営利活動法人日本現代音楽協会(通称:現音)の創立90周年にあたりました。現音は、1922年に創設された国際現代音楽協会(I
来る10日に文京シビックホールで行われる、シエナ・ウインド・オーケストラ第54回定期演奏会(指揮:出口大地さん)で世界初演を迎える作品のタイトルが、このほど同団公式サイトで発表されました。初演される作品は2曲で、共にシエナの委嘱によるもの。ひとつは、ジョン・マッキー作曲「付喪神HauntedObjects」。もうひとつは、挾間美帆作曲「pray」です。本番まであと1週間を切り、いよいよ初演に向けたリハーサルも始まる頃でしょうか。シエナがどんな音楽を奏でるかに注目しましょう。演奏会のフィナー
またしても、大変光栄な動画が公開されたので、みんな見てね。きゃあきゃあうれしいのは私ひとりかもしれないけれど、どうぞお付き合いください。スターダンサーズ・バレエ団3月公演トリプル・ビル「オール・ビントレー」のうち、新作「雪女」のリハーサル風景。ビントレー氏がスタダンのために創る世界初演作というから、ドキドキする。そんな貴重な場面に、ひそかに立ち会えている(三角ショールが)。恭子さん、いつもありがとうございます♪オール・ビントレーFlowers
2011年夏に自作自演(指揮)により世界初演を果たしたシリーズ第4作のギター協奏曲ヴァージョンの紹介です。###PHONOSPHEREⅣ-b~ギターと管弦楽の為に(2010)###マークアートフォーラム委嘱作品演奏時間:約16分初演:2011年7月31日/文京シビックホール大ホール日本作曲家協議会《アジア音楽祭2011》〘オーケストラコンサート~指揮者は作曲家〙演奏:指揮=松尾祐孝ギター=MagnusAndersson管弦楽:東京フ
おはようございます色々作業しながら時々一瞬寝てしまっていたり…しながらですが、サクッと?予約投稿先日、6月15・16日の世界初演オペラ北里柴三郎物語オペラ「ドンネルの夢」の初回音楽稽古でしたオペラのお稽古は、早くて3ヶ月くらい前からのイメージがありますが(大体一年前くらいにお話をいただくことが多いので、譜読みなどの準備は出来るだけ早く取り掛かるよう心がけておりますっ)、こちらのプロダクションは、5ヶ月も前からお稽古が始まっております私は初回から大うっかりを
おはようございます昨日は新☆プロジェクトの録音の後…案の定?夜ご飯の後にソファでばたんきゅ~二日連続でやってしまいました(今年の目標、「自分の部屋のベッドで寝る!」にしようかな本当に…)と言う阿呆は話はさておきっ今日から音楽稽古が始まります今年の話題の人です今年の7月より、新1,000円札になる、破傷風血清療法の確立やペスト菌の発見のほか、伝染病研究所、北里研究所を創立し、後進の育成にも尽力したとされる、北里柴三郎(きたさと・しばさぶろう)の生涯が、
2024年が明けましたね本年も住友生命いずみホールが素敵な音楽との出会いの場となることを切に願っている企画担当です。さて、年末に私達の事務所には出来立てホヤホヤのスコアが届いていました2月10日(土)に開催するいずみシンフォニエッタ大阪第51回定期演奏会「和洋感応―愉悦の流域」公演で世界初演する新作です作曲者は、1997年和歌山県生まれの冷水乃栄流さん。関西出身の40歳以下の若手作曲家に新作を委嘱をして、いずみシンフォニエッタ大阪の演奏で発表する「関西出身若手作曲
松本直祐樹作曲「幻ではなく、波が」世界初演聴かせて頂きました松本先生は相愛大学の作曲家の教授ですが近所の飲み友達で今はお休み中ですが我らがグラスキンジャズオーケストラでトロンボーンを吹いたりもしてくれます松本先生、まっちゃんの作品以前別の曲を聴いた時に『かつて私は王と呼ばれていた』本当に久しぶりにこのホールに訪れましたザ・シンフォニーホール知り合いの作曲家の先生が相愛大学で教鞭を執られてて生徒さん達の演奏会で書き下ろしの作品発表をされる…ameblo.jp↑タイトルに
3月公演、演目が変更となりました。蜘蛛の饗宴→TheDanceHouse日本初演となる作品で私もまだ見たことがないのですが、とてもスピードある作品のよう?そして、世界初演となるビントレーさんの雪女。ビジュアルが公開となりました。私は初日に雪女を踊ります。もう1作品はバレエの饗宴などでも上演したFlowersoftheForest。後ろの美術が本当に絵画のようで美しいです。いよいよ公演チケット販売は11月17日となりますが、お楽しみに!昨日はDAIFUKUも観てきました
こんばんは。昨日、3年9ヶ月ぶりにバレエの公演を観てきました。(於東京文化会館)東京バレエ団「かぐや姫」で、全3幕の公演は世界初演とのこと。”世界に発信できる日本のバレエ作品”として、バレエ団60周年の記念の作品として、国境を超えて人々の心に残って行くことでしょう。鍛え抜かれた肉体、斬新な衣装、最小限の舞台装置、ドビュッシーの楽曲・・・素晴らしかったです。私は30周年の公演も観ていたのですが、その時も出演されていた、今回は翁役の木村和夫さんの踊りを拝見
こんにちは。先日、シンフォニーのオープニングナイトに行きました。今シーズンが始まり、オーケストラを聴ける楽しみがまたできました。先日行ったのと同じピアニストによる、モーツアルトの協奏曲のあとはデューク・エリントンの曲をバンドとオーケストラに編曲されたものと昨年(2022年)作曲された黒人作曲家による新しいオーケストラ曲が世界初演されました。新しいサウンドで、清々しい気持ちでホールを後にしました。
ISCM国際現代音楽協会の<世界音楽の日々>音楽祭100周年に寄せて、開催から22年が経過したISCM横浜大会の回想録を続けています。---------------------------------------三年前の2020年は、1930年に新興作曲家連盟として産声を上げた現特定非営利活動法人日本現代音楽協会(通称:現音)の創立90周年にあたりました。現音は、1922年に創設された国際現代音楽協会(I
サントリーサマーフェスティバルに向けて世界初演作品などなどリハの日々です。様々な打楽器やエレキギターなどに加え管楽器の編成も楽器の種類も多くてスコアはこんな大きさになっています。新聞サイズ?リハーサルを通して作品に向き合っていると改めて作曲家が、特にノイヴィルトさんが、音で絵や詩を描く様にメッセージや情景をそのまま音にしている、ということをビシビシ感じてその才能を目の当たりにしています。公演はサントリーホールにて明日8月24日19:00開演です
おはようございます。少し詰まった予定が続き、ブログをアップする余裕がなくてご無沙汰してすみません。7月、かなり詰め込んだスケジュールでしたが無事に過ぎました。まずは、いろいろな遅延が起こらなかったことに感謝。健康で過ごせたことに感謝です。さて。11.000SaitenWorldPremiere–11.000Saiten01.08.2023–FieraBolzano(ExhibitionCenter)MahlerAcademyO
おはようございます。今日から8月ですね。皆様、暑さ対策はしっかりされていらっしゃいますか?私は慌ただしい時間の夏のピークがそろそろ。でも、有難いことに今年の夏は学びが多く。大変ということ以上に有難い、と素直に思えます。現代曲の世界初演の演奏会も間も無くです。(あ、ちなみにこのiPadに出ているタイトルのスペルが違います)このプロジェクト、本当に新しいことたくさん学びました。私からしてみれば「AppleStore」で買えないアプリがあること、初めて知り
シューマン生誕200年を記念して、2010年にドレスデン聖母教会で開かれたコンサートのライヴ。交響曲第3番「ライン」をメインに、珍しくも最重要な合唱曲や今回世界初演になる作品など「オマージュ」に相応しい意欲的なプログラムとなっている。この記念すべきコンサートを指揮したのは、今や中堅となったダニエル・ハーディング。彼のCDは「オルフ/カルミナ・ブラーナ」があり、端正で聴き応えある演奏で印象に残っていた。デビューの頃は室内オケでのブラームスなど、フレッシュで意欲的な取り組み
企画担当です。前回、前々回と「和のいずみ」シリーズの3つの特徴のうち1つ目と2つ目をご紹介させていただきました。◆1つ目の特徴の記事はこちら。◆2つ目の特徴の記事はこちら。本日は、3つ目の特徴をお伝えしますこの3つ目の特徴こそが、片岡プロデューサーと住友生命いずみホールが手を組む最大の理由なのです。それは、、、公演毎に、関西に縁のある現代音楽の作曲家に和楽器が主役の新作を委嘱する。住友生命いずみホールは、現代音楽の演奏を主目的とするレジデント・オーケストラ(専属オーケ
気が付けば7月の大会も明日です。3連休の初日・二日目と特練を重ね,明日はいよいよ本番です。長く戦い続けることも大切…でも本当は,音楽の真実は全方位無限だから,ただどこまでも追い求めているという事実。そして,もともと私の選曲が県大会初演となることがとても多いのですが,ついに今回は世界初演となります。40年祭に向けての私たちのアニバーサリーイヤーへついに本体が本格的に動き出します。心身ともに尋常ではない毎日ですが,幸いにも私たちの楽団の指揮は旺盛です。
以前のブログでも一度ご紹介いたしましたが、『パリ雙葉会』で知り合って以来なにかと大変お世話になっているパリ在住の先輩歌手、メゾソプラノの小林真理さんの世界初演の公演がいよいよ近づいてまいりましたので再度ご案内させていただきます。https://ameblo.jp/suizi/entry-12798900976.html『小林真理さん主演&演出のオペラ『卒塔婆小町』世界初演』最近お会いしたパリ在住のメゾソプラノ・小林真理さんに2024年4月7日よみうり大手町ホールで開催決定となった私のコンサー
マエストロと合わせ4年ぶりにお会いしました。ちっとも変わらない。って言ってもらえて嬉しかったな✨週末渋谷で歌います。世界初演の作品です。これから伴奏合わせに行ってきます。
7月8日(土)に開催するいずみシンフォニエッタ大阪第50回定期演奏会で発表する西村朗の新作、三重協奏曲〈胡蝶夢〉~ヴァイオリン、ハープ、クラリネットと管弦楽のための~が完成しましたこの作品は、今年9月に70歳を迎える作曲家・西村朗が、自身といずみシンフォニエッタ大阪の節目を意識して生み出した新作。7月8日公演での演奏が世界初演となります作曲者の西村朗からこの新作についての構想説明がありました。©東京オペラシティ・撮影:大窪道治この作品は、70歳の節目を意識した作品です。
2013年5月に私が始めてウクライナを訪ねる機会に恵まれて、同国東部ドンバス地方の中心都市=ドネツクで開催された国際現代音楽祭でオーケストラを指揮した経験は、今なお私の脳裏に鮮明に刻まれています。私の訪問の暫く後に、突如としてロシアによるウクライナへの介入が始まり、クリミア半島やドネツク等を中心として情勢が渾沌としたまま、その後もズルズル時が経過してきてしまいました。そして遂にこのところの各種報道の通り、ロシアの侵攻が本格化して、まるで人類史の時計が100年程逆回りして、帝国主義