過去を振り返っても今を見ても、私はあまり器用な方ではなくて、愚直に不器用に生きてきたほうだと思う。何をやっても最初からうまくできるタイプではなくて、うまくできなくて、悩んで、研究して、自分なりに法則をみつけて、システムを組んで、習慣にして、それでやっと身につく。そういう人間だ。器用な人のことが羨ましくて、いつも劣等感も感じていたし、なんだか冴えないなと思ってがっくり肩を落とすことも多かった。でも愚直で不器用だったから、泥臭く頑張るしかなく、結果的に自分と向き合い続けることになった。愚直で泥臭くて