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星の王子さま円楽を中心に陳平、小円遊、三浦布美子など人気者がいっぱい、笑ってやってください――。昭和44(1969)年4月8日(火曜)。日本テレビで夜8時から放送スタートした下町人情喜劇笑ってよいしょの番宣広告。一見するとバラエティ番組のようだが、ドラマ仕立ての番組だった模様だ。笑点でおなじみの三遊亭円楽、三遊亭小円遊をはじめ、野末陳平、三浦布美子、E・H・エリック、雷門ケン坊、楠トシエ、太田博之、川口恵子、江戸家猫八、上田吉二郎、榎本健一と出演陣が大変豪華なことに驚かされる。
東京オリンピックのテーマソング「東京五輪音頭」を元に作られた、オリンピック応援用の歌謡映画。藤崎ミツ子は野菜の仲買人藤源の孫娘で、高校生のときに水泳で日本一になったものの、スポーツが嫌いな祖父との約束で水泳を辞めるという条件で、仲買人の傍ら大学に通うことを許されていた。ミツ子は大学の水泳部でも努力した結果、今度のオリンピックの日本代表候補にまでなっていたが、約束があるので、祖父にだけは秘密の状態だった。いよいよオリンピックが迫り、ミツ子が代表候補に指名されたと
ひとつ前の当ブログで、『地の果てまで』(1953久松静児監督)を取り上げ、池部良さん演じる貧乏学生が質屋を殺すということを書きました。もうお分かりですね。この映画は、ドストエフスキーさんの『罪と罰』を新藤兼人さんが日本に置き換えて脚本を書いたのです。原作では、主人公ラスコーリニコフが高利貸の老婆を殺しますが、こちらで池部良さんが殺すのは強欲な質屋・上田吉二郎さんです。池部さん演じる大学生は、上田さんから品物を卸してもらい路上に並べて売るアルバイトをしています。冒頭、炎天下でこのバイトをしてい
『風と女と旅鴉』映画トーキー91分白黒昭和三十三年(1958年)四月十五日制作国日本制作言語日本語制作東映京都企画辻野公晴小川貴也脚本成沢昌茂撮影坪井誠音楽木下忠司美術井川徳道照明中山治雄録音墨関治編集宮本信太郎出演中村錦之助(風間の銀次)長谷川裕見子(おちか)丘さとみ(おゆき)薄田研二(銭屋庄左衛門)進藤英太郎(鬼鮫の半蔵)上田吉二郎(源造)加藤嘉(甚兵衛)殿山泰治(健太)河
『風と女と旅鴉』映画公開日1958年4月15日91分白黒制作国日本制作東映京都企画辻野公晴小川貴也脚本成沢昌茂撮影坪井誠音楽木下忠司美術井川徳道照明中山治雄録音墨関治編集宮本信太郎出演中村錦之助(風間の銀次)長谷川裕見子(おちか)丘さとみ(おゆき)薄田研二(銭屋庄左衛門)進藤英太郎(鬼鮫の半蔵)上田吉二郎(源造)加藤嘉(甚兵衛)殿山泰治(健太)河野秋武(片目の寅吉)星十郎(三
11月3日が命日・忌日の有名人・著名人1311年(応長元年9月22日)37歳没(?)北条師時さん鎌倉幕府第10代執権父:北条宗政1919年満67歳没(心臓肥大及び糖尿病)寺内正毅さん第18代内閣総理大臣、陸軍大臣1950年満70歳没(食道癌)小磯國昭さん第41代内閣総理大臣1959年満33歳没(交通事故)高橋貞二さん俳優『楢山節考』『彼岸花』1972年満68歳没(?)上田吉二郎さん俳優『羅生門』『生きものの記録』『どん底』1985年70歳没(?)
羅生門★★★★★羅生門デジタル完全版Amazon(アマゾン)1950年(昭25)8月25日公開/モノクロスタンダード/88分/大映京都企画:本木荘二郎製作:箕浦甚吾原作:芥川龍之介脚本:黒澤明、橋本忍監督:黒澤明撮影:宮川一夫美術:松山崇音楽:早坂文雄照明:岡本健一出演-三船敏郎・京マチ子・森雅之・志村喬・千秋実・上田吉二郎・加東大介前作「醜聞」から4ヶ月後に公開された黒澤監督作。撮影所は松竹大船から大映京都へと変わり、毎回違う撮影所でのスタッフと共に、
道路工事に反対運動をして立ち退き料の上昇を目指す村の村長。妨害工作が本当の怪獣が出てきて。
ブログの過去記事にコメントをいただきまして🙂テレビや映画でバンド指揮者をしてらしたスマイリー小原の声を聴きたくなり、探してみたらニコニコ動画にその数少ない音源があがってました✨✨https://sp.nicovideo.jp/watch/nm13199877ジャケットの背後のビルは、フジテレビの河田町旧局舎であろうと、ヨソ様のコメントに書いてありました。ザ・ドリフターズのいかりや長介さんの「ダメだこりゃー!」の“ダメだ”の部分だけを集めたようなお声なんですよね~(・∀・)
ひとつ前の当ブログでは『喜劇男の子守唄』(1972前田陽一監督)を紹介しましたが、生田悦子さんはドリフターズの映画にも出ておられます。『いい湯だな全員集合‼』(1969渡辺祐介監督)です。この映画のオープニングは5人組の銀行強盗が隣りのトルコ風呂(現・ソープランド)から穴を開けて侵入するシーンです。この犯人に間違えられたドリフの5人の指名手配写真が並ぶタイトルバックが凝ってます。冤罪と分かり5人はシャバに出ますが、世間の風は冷たく5人は「人生を太く短く生きよう」とハードボイルドに目覚
『羅生門』映画トーキー88分白黒昭和二十五年(1950年)八月二十六日封切製作国日本製作言語日本語製作会社大映京都撮影所企画本木荘二郎製作箕浦甚吾原作芥川龍之介『藪の中』脚本黒澤明橋本忍音楽早坂文雄撮影宮川一夫編集西田重雄美術松山崇美術助手太田誠一装置山本卯一郎背景太田多三郎装飾松本春造録音大谷巌録音助手林士太郎効果山根正一照明岡本健一照明助手中岡源権記録野上照代演技事務
『織田信長』改題版『風雲児信長』映画トーキー10巻現存版90分白黒昭和十五年(1940年)十一月十四日封切『風雲児信長』版昭和二十九年(1954年)十月十九日封切製作国大日本帝国製作日活京都原作鷲尾雨行脚色観音寺光太撮影石本秀雄音楽高橋半設計角井嘉一郎装置林米松録音石原貞光照明西村計雄編集宮本信夫剣道尾上小若監督補平尾善尾助撮影柴田達矢出演片岡千恵蔵(織
ひとつ前の当ブログの続きです。『やぶにらみニッポン』(1963鈴木英夫監督)の話です。翌年に控えた「東京オリンピック」のために東京は大改造中、映画の中で宝田さん演じる雑誌記者がアメリカから来た博士(ジェリー伊藤さん)に「オリンピックまでに東京は地下鉄網が張り巡らされている」とドヤ顔で説明します。工事は「何度も同じところを掘り返されて」いて、そこら中が掘り返されてジェリー伊藤さんが穴に落っこちてしまいます。すると、「これは電気会社だ」、「いや警備会社だ」と責任をたらい回しにするところも日本人の
このところの当ブログで、昭和39年の東京オリンピックの公式記録映画『東京オリンピック』(1965市川崑監督)に関連したことを書いています。では、当時、オリンピック人気に便乗した映画にはどんなものがあったでしょう。何と、公開日が1964年9月9日という映画がありました。10月10日のオリンピック開会の1と月前なのです!三波春夫さんの「東京五輪音頭」をフィーチャーした映画で、題名もズバリ『東京五輪音頭』(1964小杉勇監督)です。もちろん、三波春夫さんも出演されています。ヒロインは十朱幸代さ
ようおこしやす、毎度、おおきに(^-^)ノ3月3日、ひな祭り、この映画を観ましたえ・・・続悪名(1961年)2月に感想を書かしてもろた『悪名』の1作目(1961年)でっけど、少し調べますとな、2作目もだいぶ連続した作品ちゃうんかと思えまして、こら早いうちに観た方がええわとなったんだす。観終えて実際、その通りやと思いました。これは1作目、2作目を足して長い一本の映画と考えてもよろしおまっしゃろな。満州事変の頃。1作目の最後ではか
『稲妻草紙』映画トーキー98分白黒昭和二十六年(1971年)十二月三十日公開製作国日本製作言語日本語製作会社松竹太秦製作小倉浩一郎脚本鈴木兵吾稲垣浩撮影安本淳照明村田政雄録音森沢伍一美術角井平吉音楽鈴木静一編集宮本信太郎装置中村良三装飾不破敏夫衣装中村つま技髪木村喜左衛門結髪木村よし子和楽稀音家三郎監督助手福田晴一撮影助手倉持友一録音助手奥村泰三照明助手仙波正已録音
土曜日の虎、引き続きdisc3も見たのですがこちらはdisc2に比べると、あまり「おお!」って人がいなくて・・・って、これはあっしが、それほど俳優通でないからなんでしょうけど。9話に「渡辺篤」ってあったんで、「いやー、いい柱、使ってますねー」の人かと思ったら別の人だったり。11話で、「そぉーなんですよ、山本さん」の山本耕一が出てたりはしたのですが・・・でも最後12話であっしにも響く方が数名登場!渡辺文雄。あっしらの世代だと、代表作は「食いしん坊バンザイ」ん?違う?
今日は、自分の日。『殺陣』という言葉を生み出した新国劇澤田正二郎の『月形半平太』が新宿武蔵野館にかかるというのでいそいそ出かけた。澤田正二郎-Wikipediaja.m.wikipedia.org第一回カツベン映画祭第一回カツベン映画祭開催決定!»新宿武蔵野館「新宿武蔵野館」オフィシャルサイト。上映作品、最新ニュース、キャンペーン情報などをお届けしています。shinjuku.musashino-k.jp弁士の語り。生演奏。何より澤正の殺陣が観られる。古い映画
羅生門1950年大映監督黒澤明脚本橋本忍出演三船敏郎京マチ子森雅之志村喬千秋実上田吉次郎加東大介ヴェネチア国際映画祭「金獅子賞」受賞作品日本映画史上、初めて国際映画祭で受賞した作品です日本映画が海外での評価を高めることになった作品とのことアメリカアカデミー賞でも「名誉賞」を受賞していますこの映画から、「世界のミフネ」「世界のクロサワ」になったのですね今から見るととても贅沢な作品です大作で十分に主役ができる三船敏郎、京
『大怪獣空中戦ガメラ対ギャオス』1967年日本映画87分監督:湯浅憲明製作:永田秀雅企画:仲野和正脚本:高橋二三撮影:上原明録音:奥村幸雄照明:久保江平八美術:井上章音楽:山内正主題歌:「ガメラの歌」唄:ひばり児童合唱団、作詞:永田秀雅、作曲:小町昭編集:中静達治音響効果:小倉信義助監督:小林正夫製作主任:川村清現像:東京現像所【特殊撮影】撮影:藤井和文助監督:阿部志馬美術:矢野友久合成:金子友三操演:金子芳夫照明:
映画ひとつ、熊谷久虎監督『密告者は誰か』監督:熊谷久虎製作:東宝作年:1958年出演:夏木陽介/三好栄子/中北千枝子/白川由美/水野久美/天本英世/佐藤允如何にも添え物映画といった題材に貼り付いた題名ですが、50年代も半ばを越えていよいよ戦後から解き放たれると放り上げられたその空中でもはや地に足がつかなくなった現代を捉えて熊谷久虎渾身の遺作です。ひとりのチンピラが(自分でも事態に動転するような)思いも寄らぬ殺人を犯して逃
池袋新文芸坐三島由紀夫文学と映画より三島由紀夫の生誕95年・没後50年ということで企画された特集で、三島の命日の11月25日にあわせて、11月17日から25日まで彼に纏わる映画が上映されました。私はこの機会に、未見だった「潮騒(1954)」「愛の渇き」「肉体の学校」「美徳のよろめき」「音楽」「燈台」を鑑賞しました。製作:東宝監督:谷口千吉脚本:中村真一郎谷口千吉原作:三島由紀夫撮影:完倉泰一美術:松山崇音楽:黛敏郎出演:久保明青山京子沢村貞子上田吉二郎
ラピュタ阿佐ヶ谷東映ビッグ・スタア大行進痛快!時代劇まつりよりコロナ禍の影響により、一時中断していた『東映ビッグ・スタア大行進痛快!時代劇まつり』が、7月19日から再開されました。このまま企画自体がポシャるのでは?と危惧していただけに、まずは一安心です。製作:東映監督:松村昌治脚本:結束信二松村昌治撮影:吉田貞次美術:桂長四郎音楽:小沢秀夫出演:大友柳太朗上田吉二郎益田キートン大川恵子丘さとみ桜町弘子花園ひろみ円山栄子小宮光江
黒澤監督作品本当に出演者が少ない…ごぞんじ志村はんぶらんこやね?!あと森雅之と京マチ子三船さんと巫女かあ、加藤大介もだ…ほぼ知っていた顔で名前も解ったけど唯一上田吉二郎だけは、誰だかわからなかっただってね知ってるイメージはこんな感じのダミ声の悪役当時知らん人いない名悪役たしかにここでも悪役ちゃ悪役だがぬるい方?だってこの映画では坊さんと巫女以外はみんな悪役と捉える事もできる世俗人類もほぼそうかも…?!そこがこの映画の魅力ねふふ。似てるちゃにてる
地味にお気に入り☆「マルサン/ソフビ/飛ぴギャオス」そこそこお金かかってて子供出てて見応えのある昭和ガメラ最高の妥協点☆なにより、上田吉二郎見てるだけで、楽しいのよ(^_^)/~マトモに本編が楽しい唯一のガメラ☆
やっと晴れた!!ようやく晴れた…日中は洗濯祭りを開催していました吉二郎のオネショ布団とかあったし…ひさびさのひなたぼっこ。ナツコ姐さん、太陽に祈りを捧げています一方、おうち暮らし修行中の吉二郎さんは…みんな窓際に集合したけど、きちくんの部屋は日があたらないんだよねイエネコデビューほやほやですが外に出たがる様子もなく今の暮らしはソコソコ気に入ってる様子さむくなるまえに迎えられて本当によかった。おトイレを覚えたらペットヒーターも入れられるからねまだまだオネショし
吉二郎氏、我が家にお引っ越ししました吉二郎氏の今後をどこでどう暮らす方向性にしようかすこし考えていましたが、検査の結果、猫エイズ(FIV)陽性で慢性腎不全もあり貧血もしてるしあちこちにケンカ傷。前歯の上の歯は1本しか無いし推定年齢10歳over…うちの子にする方向性にしました…という訳で、ようこそ我が家へナツコ姐さんと御対面数日前からケージを準備してケージ内を立ち入り禁止にしていたので誰か来るのは薄々気付いていたはずそうだねびっくりしちゃうよねでも、何も心
先日、サクッと捕まってしまったこちらの大男なまえは【吉二郎】くんです。知人宅に、ゴハンを食べに通っていました。悪役で有名な昔の俳優【上田吉二郎】にそっくりだということで【吉二郎】と呼ばれるように。上田吉二郎を知らなかったので検索してみたら……にににに似てるというか、そっくり(笑)吉二郎にゃん、超~好みの大男でっかくてちょいとぶっさいくな男がだいすきな私が保護することに。ちなみに2月に保護した【きじみ】の入院時と同じケージで入院中なので比較するとほんとにデカい
現在BS11で放送中の昭和喜劇、ザ・ドリフターズの全員集合シリーズ。ザ・ドリフターズといえば、テレビの代表作では「8時だヨ!全員集合」や「ドリフ大爆笑」がありますが、それらの番組はほぼ、いかりや長介主導で作られていたと聞きますが、一連のドリフ映画は恐らく渡邊祐介監督が主導権を握っていたのではと思われます。映画全作品で監督が脚本も手掛け、主題歌挿入歌に使ったドリフ曲の替歌も監督が作詞、シリーズ途中から「監督」から「原作・監督」という表記に替わるわけで、社会の最下層で逞しく生きる人々をブラックユ
ひとは人生のどこかで上田吉二郎と出会う、そんな格言めいたことをついつい口にしてしまいそうです。沢正全盛期の新国劇に入門し、そんなこともあって阪妻に去られ活劇の柱を失った牧野省三が(直木三十五の口利きでしたっけ)沢田正二郎を招いて1925年に撮った『国定忠治』に出演します。以降上田は一生を数限りない映画に出演していますから、ひとはいつもとっくに上田吉二郎と出会っていてある日あるとき見慣れているはずの、あのひとを意識した途端に改めて自分の映画人生に立ち上がってくるということです、あの顔、あの声が。