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釣りビジョンで村田基も来ていたという上海明珠湖、一度で良いから行ってみたく帰任の年の4月清明節にガンユイ(鳡鱼)を釣りに行って来た。まだ時期が早いとの事で釣れていないとガイドには言われたが、幸にして2匹ゲット。ルアーは地元の人たちが愛してやまないメタルバイブ、ギラギラと光る金色か銀色に良い反応があった。ガンユイのパワーはすごいと聞いていたが、個人的にはこの日はタイリクスズキのが良い引きをしたかな。。もっとデカいのだとまた全然引きが違うのかもしれない。
帰国直前の24年5月19日に上海嘉定区で釣ったカムルチー、地元の人達は黑鱼(ヘイユゥ)と呼んでいた。上海では海釣りに行けなかったので、これからは駿河湾での海釣りをたっぷり堪能したい。
01、02、03からの続き。○鱼阿鱼路亚俱乐部座標:30.989752332753007,121.5950891787842230°59'23.1"N121°35'42.3"E·中華人民共和国上海市奉賢区中華人民共和国上海市奉賢区goo.gl○明哥路亚基地座標:31.098527534495776,121.6558490751624531°05'54.7"N121°39'21.1"E·中華人民共和国上海市浦東新区中華人民共和国上海市浦東新区
Channaargus現地名は黒魚で西部の高原地帯を除いて中国全土に分布している。日本では同属のタイワンドジョウやコウタイを一括りで雷魚と呼ぶのが一般的だが、日本には1920年代に朝鮮半島から持ち込まれた様で、カムルチーという日本名も元は朝鮮語だ。この魚もラビリンス器官を持つハイブリッド呼吸魚、日本でもルアーマンにはお馴染みの魚なので、食性やルアーでの狙い方は説明不要だろう。種別:在来種難易度:★★最大サイズ:100cm〜
Anabastestudineus南方地方に生息する在来種で中国名は攀鲈、刺々しい甲冑に覆われた様なファルムや、真紅の目が非常に格好いい魚。陸上でも直立する事が出来る程の体幅や、空気呼吸をも出来る点からポリプテルスやガーパイクなどの古代魚をも彷彿させる。他魚種が死滅してしまう様な劣悪環境下でも、ラビリンス器官で空気中から直接酸素を取り込んで生き延びる事が出来るため、この魚の生存密度を水域汚染度合いの指標とする考え方もある。刺さるとかなり痛いノコギリ状のエッジになってる鰓蓋と腹鰭を使って陸上を
Rhodeusalbomarginatusこの記事を書く迄はてっきり普通のタイリクバラタナゴを釣ったものだと思い込んでいたのだが、写真を見返すと明らかにタイリクバラタナゴと違う点に気付いた。調べてみると2011年6月に発見され、2014年に新種として登録された白边鳑鲏というタイリクバラタナゴの亜種らしい。タイリクバラタナゴとの一番判り易い相違点は写真のとおり背鰭、胸鰭、腹鰭の縁に白縞が有る事であろう。約11年前に登録されたばかりで今現在の種群分布状況や種群数は不明のようだ。まだ和名は無く日本
Hemiculterleucisculus中国名は白条魚と書いてバイティアオユウ、中国全土どこにでも居る魚で、いつでも何処でも遊んでくれる癒し系だ。主食は藻類だが水生昆虫や小さいエビ類も食べる雑食性で、ULロッドに#28以下のフライフックやタナゴ針と銅板で作ったマイクロスピナーで狙うと、繊細なアタリが病み付きになる。日本のワカサギに似てるが、あちらはOsmeriformesキュウリウオ目でこちらはCypriniformes鯉目と、見た目に反して結構違う。種別:在来種難易度:★★最大
Opsariichthysbidens閉じた口を正面から見るとW形で、馬の口に似てる事から現地名は馬口魚と書いてマーコウユウ。日本のハスに似ているが、全10種存在するとされている同属種の別種。6〜8月の繁殖期になると、雄の魚体はルアーのハス系カラーリングでもお馴染みの、背鰭から腹鰭にかけて黄色とピンクのグラデーション下地にコバルトブルーの縦縞という綺麗な婚姻色に染まり、目を楽しませてくれる。肉食性のフィッシュイーターでルアーへの反応も非常によい。種別:在来種難易度:★★最大サイズ:25
Spinibarbushollandi現地名は軍魚と書いてジュンユウ、和名はまだ無い様だ。水生昆虫を主食とする雑食性でルアーへの反応もかなり良く、大きくは成長しないがサイズと不釣り合いなトルクとスピードで楽しませてくれる魚だ。ちなみに台湾では台湾マシールと呼ばれているが正確にはマシールではない、この魚はSpinibarbus属でマシールとはtor属をはじめとする四属(Spinibarbus属を含まない)約50種の総称、中国をはじめ東南アジア、南アジアの各国に広く分布し、中国にはチャイニーズマ
Megalobramaamblycephala現地名はウーチャンユウが一般的だが、別名の团头鲂を訓読みしたものが和名のダントウボウとなってる。こちらも草食性魚類とされてるが、近縁種のホワイトブリームよりもルアーへの反応が良く、フィーディングタイムにはチェイスやリアクションバイトもするほど攻撃性も強い。種別:在来種難易度:★★最大サイズ:50cm〜
Parabramispekinensis現地名はビェンユウ、日本ではヒラウオと呼ばれているようだ。草食性魚類とされてるが、ルアーへの反応も悪くないので、個人的には甲虫類も補食する雑食性なのではと思ってる。種別:在来種難易度:★★最大サイズ:50cm〜
Redcruciancarp金魚の元祖、突然変異で紅変したジーユウの一種で、日本ではヒブナと呼ばれる希少種だ。孵化時は通常のジーユウと同様の体色だが、1年後位から紅化し始める。オリジナルと同じく雑食性でサイズさえマッチしていればルアーへの反応は良いほうで、見つけ易い体色なのでサイトで狙うのがおもしろい。種別:在来種難易度:★★最大サイズ:30cm〜
Carassiusauratus和名はギンブナで、ヘラブナと呼ばれるゲンゴロウブナとは別種だ。低酸素状態への適応能力が高く世界中に分布する魚で、その分布過程は興味深く16世紀に中国から日本へ、17世紀に日本からポルトガルをはじめとするヨーロッパに移入されていったという面白い歴史を持つ。また、この魚は繁殖形態が特殊でメスの遺伝子しか受継がない為、稚魚は母魚のクローンという事になる。という事は、たったいま釣った魚が1000年前以上前から存在しているとされてる魚のクローンと考える事も出来るわけで、
Cyprinuscarpio日本でもお馴染みの魚で鯉科の大本。生命力が強く世界中に分布する魚で、ユーロ圏ではカープフィッシングをはじめ鯉人気(亜種のヨーロピアンカープ)は高く、ここ上海でも鯉をフライフィッシングで狙う欧米人を見掛ける事がある。雑食性でルアーへの反応も悪くないため、フィーディングエリアを見つけられればルアーで釣る事も難しくはない。種別:在来種難易度:★最大サイズ:100cm〜
Ctenopharyngodonidellus中国四大家魚の一角。鯉と見間違えやすいが、全体的に体色が淡くヒゲがないのが草魚だ。習性、食性を理解すればルアーで釣るのもさほど難しくはない。種別:在来種難易度:★★最大サイズ:130cm〜
Mylopharyngodonpiceus中国四大家魚の一角。餌釣り界ではこの魚を専門で追う、青師と呼ばれる方達も存在するほどの密かなタレントフィッシュだが、実はルアーでもしっかりと狙って釣れる。種別:在来種難易度:★★★最大サイズ:180cm〜