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3月に八段試験(学科と実技)を受けた小学6年生と中学3年生の姉妹。先日合否の通知が届き、お二人共(姉は硬筆と毛筆、妹は毛筆)見事合格致しました。お姉さんは、日本での高校受験が終わって上海へ戻り、直ぐに学科問題の勉強と実技のお稽古に取り掛かり、3月本帰国の数日前まで春休みを返上して取り組みました。妹さんも同様に、小学校の卒業式を終えた次の日から教室へ通って頑張りました。子ども時代に、何かのことに専心してモーレツに頑張る経験は、後に人生の困難に出会った時に、頑張り通す力となりま
<いよいよ新年度スタート>上海日本人学校の春休みは約1ヶ月と長い為、当教室の新年度のお稽古開始も4月中旬となり、いよいよ明日から始まります。お陰様で、現時点で満席のクラスも多いですが、まだ若干の空席があるクラスもございます。3月中から既にお問い合わせをいただいており、今年の特徴は4歳児のお問い合わせが多いことです。4歳児が文字に興味を持ち、お稽古に通うのは大変良い傾向です。この4月からは、お申込みが多かった4歳児のお子さんだけの硬筆クラスを新設する予定です。<大切な”読み・書
現在、上海にはそろばん教室がありません。当教室では、2019年~2020年に”上海そろばん教室”を開講致しましたが、2020年3月末にそろばんの先生がコロナで日本に一時帰国し、その後、再開の目途が立たなくなったので、一旦そろばん教室を閉鎖致しました。昔から、「読み・書き・そろばん」と言われ、その有効性は実証されて来ました。現代は、「読み・書き・計算」と言うのだそうです。どちらにしても、「読めて・書けて・計算出来る」ことは、子どもの基礎学力を強化にします。私は、そろばん学習の
<学ぶ楽しさが味わえる>子ども達は皆、当教室でお稽古することを喜んでおり、毎回楽しみにしています。お稽古が終わると、みんな満足気にニコニコして帰って行きます。ある小学校3年生の女の子2名は異口同音に、「塩野先生に会うと、ドキドキ・ワクワクする」と、話してくれました。<識字・書字障害に対応>”文字を書くことが苦手”、或いは”漢字の書き順を何度練習しても身に付かず間違えやすい”ということを訴えて、当教室へご入会されるお子さんが最近増えています。そのようなお子さんには、一人一人の書き辛
当教室は、3月16日に2024年度のお稽古が無事終了致しました。この3月中に本帰国される方は今までのどの年よりも多く、寂しさもひとしおでした。本帰国される多くの生徒さんとその親御さんから最後にお手紙をいただき、私は感動で心が一杯になりました。いただいたお手紙一つ一つが私への励ましとなり、お褒めいただく内容は自分自身の指導方針への肯定ともなり、全てが私の新たなエネルギーとなります。聖書に、「たとえ私達の外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされています。」という言葉があります。
姉妹で挑戦された八段試験。先週土曜日に無事終わり、その姉妹は先日日本へ本帰国されました。日本習字教育財団より試験問題が上海にも送られてきて、普通ですと1ヶ月の練習期間がありますが、この姉妹のご家族は日本へ本帰国するため、実際の練習期間は半月と短く、姉妹は集中して書き込みました。短い期間で、良く頑張りました。あとは結果を待つばかり・・・。姉妹二人共の合格を祈るばかりです。教室は、明日で2024年年度のお稽古を無事終了します。この3月、私の教室では上海から本帰国や他国へ
昨年12月の書初め競書大会で、小学6年生のHさんが準八段に昇段したという報告をいただいた。日本習字教育財団は、今年3月に子どもの最高段位八段の試験が実施される。Hさんは目出たく、今回受験資格を取得した。また、そのお姉さんである中学三年生のAさんは、現在硬筆と毛筆の両方で準八段を取得してるが、高校受験準備のために昨年10月から休会している。高校受験は来月中旬で終わる。私は思い切って、Aさんにも八段受験を勧めてみた。このご家庭は3月中旬に本帰国される。本来ならAさんは高校
当教室は、大人と子どもが通っている。昨年の7月七夕競書大会に出品した大人のAさんが、五段合格になり、今回漢字部門の”教授”資格免許証を取得された。Aさんは約9年前に、小学1年生のお子さん入会の後にご自身も入会された。お子さんの頃に書道を習っていたとかで、大人の級の始まりである”8級”から始められた。順調に進級と昇段を重ね、お子さんが塾に進まれてお子さんは休会されても、ご自身は黙々と通われお稽古に励まれた。2020年、コロナになって3年間は休まれたが、それからまた復会されて
年末年始、2週間のお休みをいただきました。7日からお稽古が始まり、生徒の皆さんの元気な笑顔を見ることが出来ました。今年も生徒一人一人にきめ細かい指導を行って、その進歩と成長に敏感でありたいと思います。今年の教室の目標は、”生徒の数”の点でも”指導内容”の点でも”教室の設備”の点でも、より充実した”飛躍の年”になるように頑張ります。実は、今年は新年早々素敵な事がありました。それは、6日の新千歳空港の上海へ戻るJALのチェックインカウンターで、対応してくださったグランドスタッ
<一足早く、コロナに罹患>2019年11月下旬、当時コロナという病名が付いてなかった時、私の夫は今から思うとコロナを発症し家で動けなくなるほど容態が悪く数日間寝ていた。どうやら、国慶節明けに武漢へ出張した父親を持つ子どもを教えた夫は、その子どもから罹患したようだった。その子どもは最初は風邪、次にインフルエンザという理由で欠席の報告をして来たが、実はその子どもの家族4名が次々にインフルエンザに罹患したようで、その子どもはその後1か月程休んだ。後から夫は、その子どもの父親が武漢へ出張したこ
当教室は年2回、7月と12月に競書大会に参加してる。この競書大会の為に、いつもの月の3倍のお稽古をして、生徒達の実力アップを図っている。審査結果として、観法賞(最高賞)・金賞・銀賞・銅賞という評価をいただく。今回7月の七夕検定に於ける結果は、以下の通りである。観法賞・・・17%金賞・・・・15%銀賞・・・・30%銅賞・・・・38%(但し、銅賞受賞者は、全員が今年4月や5月からお稽古を始めた小学校低学年生であり、お稽古歴3か月程度の生徒だった)観法賞受賞者の中で、
蘇州で起きた事件。また日中関係に亀裂を生みそうです。気になったのは中国のSNS上での日本人学校には中国人が入れないという批判。これは中国の法律が定めていることで、日本人学校の方針ではないのです。日本人学校側が入れたくても、法律によって禁止されているのが実態です。こうした事実を知りもせず、勝手な批判が起きるのは困ります。また上海日本人学校では、中国籍でも実態に則して受け入れています。日本生まれで、日本語しか話せない子供は入学させているのです。
新教室オープンに当たり、教室に必要な備品をネット(淘宝タオバオ)で注文した。幼児・小学低学年・小中学生・大人に丁度良い椅子15脚。同様の年代に丁度良い高さの机10台。荷物は同日に一気に届いた。しかし、そのうち注文と違う品物や不良品は50%もあった・・・。何が違うかというと、机5台が注文と違う色が届いた。しかも2台は、机の上方がひび割れていたり、折り畳みの足が破損していた。私が初めて中国に仕事に来たのは2004年。もう20年前になるが、この国の物の品質やサービスは、相変わ
2020年11月末のコロナの真っただ中、札幌領事館でのビザ手続きをなんとか経て、片道約30万円の春秋航空成田発の上海行に搭乗することが出来、不安な気持ちいっぱいで上海へ10ヶ月振りに戻って来てから3年7ヶ月が経った。この度ひょんなことから、失った自分の教室を再び持つことが出来た。2024年5月、生徒の数は増えたとはいえ、自分の教室が持てるまでには増えていない。空き室情報だって、いつもチェックしていたわけではない。何といっても教室のある上海古北(グーベイ)辺りは、教室として借りられる
コンバンワ、Jasonです。腰はまだ全然治っておりません😭さて、今日はhiroが通う上海日本人学校中学部の運動会でした。事前に配られたプログラムですが、どうも例年と違って種目が少ない。熱中症対策?確かに去年は暑くてぶっ倒れる生徒が続出してたからね。。。とは言え、hiroの義務教育最後の運動会に徒競走もお弁当タイムもないのは親としてはちょっと寂しい😞コロナで3年スキップされたので贅沢は言えませんが。騎馬戦とか棒倒しとか、今はあまりやらないのかもしれないですね。今までの運動会と同様
コロナ以降、浦東の東和教室が再開して約一年。年長だった男の子が、今日目出度く小学校の入学式を迎えた。入会当初は、私の話も上の空だったり、ぴょんぴょん飛び跳ねたりと活発な様子だったが、一年経つとすっかり落ち着いた学習態度になった。また、一年生だったドキドキでお稽古を始めていた女の子は、一年経って担任の先生からいつも「○○さんは字がきれいですね・・・」と、いつも褒められているとか・・・。お稽古では毎回、丁寧に文字を書いている。日本で数年お稽古を重ねて私の教室へ来た6年生の女の子は
コンバンワ、Jasonです。上海日本人学校の長い春休みが終わり、中学校(浦東校)は4月15日、小学校(虹橋校)は16日から始業しました。hiroは中3、makoは小6と、それそれ最終学年を迎えました。毎年始業日の登校前に定点撮影していた子供たちの写真。hiroはついに義務教育最終回。まさか小1から中3までやり切れるとは思ってみませんでした。どんなことでも続けることは大事ですね。お陰様で親としては大変感慨深い動画になりました。makoはどうなるのかなあ。hiroの来年進学先次第だな。
日本は今週から新学期が始まりました。上海日本人学校虹橋校の始業式は16日、入学式は17日からだそうです。最近の子ども達の傾向として、漢字が書けない・漢字を認識し難いという問題を持つ子ども達が増えているように感じます。これは、SLD(SpecificLearningDisorder)限局性学習症と呼ばれるもののようです。知的障害とは異なり、全般的な知能の遅れは無く、「読む・書く・計算する」といった特定の学習行為において支障が認められるという特性です。文字の読み書きや数字の理解に
子どもに書写指導を行って40数年。わが子の文字が汚なすぎる、或いは酷すぎるという理由で、最近当教室の門をたたく方が少なくない。最近の傾向として、小学校高学年になってから、はたまた中学生になってから、担任の先生に「お子さんの文字が酷すぎて読めない・・・」という理由で注意を受けて、当教室へ駆け込んで来る。それらの子ども達に共通するのは、酷い鉛筆の持ち方と文字を書くときの姿勢の悪さ。あれでは、文字を書くときに手が疲れるし、肩も凝って体にも悪影響だ。しかし、小学校高学年や中学生になってから
美知上海中国語英語語学学校・教室:古北に日本人が多い理由?上海市古北エリアは、日本人居住者が最も多いエリアの一つとして知られています。その理由は、以下の点が挙げられます。1.歴史的な背景古北エリアは、1990年代に上海市政府が開発した外資系企業向けの居住区です。古北エリアには日本国総領事館もあり、当時は、日本企業が多く進出しており、多くの日本人が居住していました。その後も、日本企業の上海駐在員やその家族が多く住み続け、現在も日本人にとって住みやすいエリアとして認識されています。2.利
2023年度も無事に全てのお稽古が終了致しました。3/15~4/15まで春休みをいただきます。尚、新年度以降にご体験をご希望される方は、WechatID18521533806へ友人登録をお願い申し上げます。詳細は、Wechatでやり取りさせていただきたいと思います。現在、空席があるクラスは、以下の通りです。どのクラスも空席は若干名です。お問い合わせの際に、満席の場合はどうぞご容赦くださいませ。<浦西地区>金曜日17:30(硬筆・硬筆と毛筆)土曜日14:00(硬
ここ数年、親御さんからお子さんの文字についての悩みを聞くことが増えた。しかも、小学高学年や中学生にそれらが見られるということ。その共通点は、文字を書くことに困難を抱えているということ。どのような困難かというと、1、漢字が覚えられない2、文字を書くのがとても遅く、授業に支障が出ている3、文字の癖が強すぎる4、他の人には読めなほど酷い字しか書けない正直、小学校高学年や中学生になってから、その問題に取り組んで改善するにはとても時間がかかる・・・。なぜ、就学前に子どもに文字を書
<教室の変遷>当教室は12年前に、浦東の東櫻花苑(今は別名の公寓)から始まった。その後、浦東の東和公寓・浦西の虹橋公寓・虹橋ヴィラ・虹橋豪苑等々、沢山の日本人が多く住む公寓で教室を展開した。どの公寓も、同じ場所を長期に借りることはとても難しかった。(中国では約束事が、コロコロ変わる。最初の話し合いはあまり最後までは成り立たず、(一方的な)変更やドタキャンは日常茶飯事だった)<オリジナルの教室>生徒が一定数に増え、やっと2018年に宝石公寓に自分の教室を持ったが、コロナの大流行によ
年始は1月10日から始めます。例年、1月が始まると本帰国する生徒の親御さんから連絡をいただきます。既に昨年末に、数名の親御さんからの連絡がありました。今年の本帰国生徒は、10名程度でしょうか・・・。生徒さん達との別れは、とても寂しく感じます・・・。私が上海で教室を立ち上げて今年で13年目、最近の中国・上海は経済活動が悪いので、この最悪の経済活動状況の中での教室運営は様々な工夫が求められることでしょう・・・。そうではあっても、通ってくださる生徒さん達の成長と進歩の為に、工夫
<上海の小学校お受験事情>上海在住の日本人や、日中ハーフが通える小学校で一番人気は、上海日本人学校だ。(浦東と浦西に1校ずつある)次に人気なのは、浦西にあるリビングストーンインターナショナル校だ。(英語部と日本語部がある)上海日本人学校は、入学の一つの条件として日本の国籍が必要に対して、リビングストーン校は親や子どもの国籍の制限がない。<幼児硬筆クラスのU君>今回、合格したU君は、1年以上私の幼児の硬筆クラスに通っていた。母は中国籍で、父は台湾籍。U君が入会当時は、4歳で日本語
このところ、毎日のようにお問い合わせがあります。有難いことです。特に、幼児の硬筆クラスへのお問い合わせが多くあります。幼児の硬筆は5歳位から当教室で学習を始めると、約1年間で小学校の国語教科書(上)で学べる内容を履修出来ますので、毎年このクラスで学んだ子ども達は、上海日本人学校や日本人が多く通うリビングストーンインターナショナル校で、クラス担任から文字の上手さを褒められています。これは、小学校生活をスタートしたばかりの子ども達には、大きな自信になっています。現在上海市に3か所の
当教室は発達に問題があったり、学習障害の子ども達への硬筆指導に力を入れている。先日、発達に問題を持つ子どもの母親から、「最近子どもの脳波を調べた結果、左脳がほとんど反応していないということが分かった。」と報告を受けた。その母親は、上海の復旦大学と交通大学(上海では双璧)の付属の子ども病院で子どもを診てもらった。医者からすぐ脳を調べるようにと指示され、検査したとの事だった。その結果を見た医者から、左脳を発達させるには運動が良いとアドバイスされたので、早速体操のプログラムを試そうと思
コロナの打撃を受けた当教室は、2020年12月に再スタートを切りました。疫病3年と言われるように、その後3年間は紆余曲折を経験致しました。今年6月、私のコロナ入院もあり夏までは順調とは言えない運営でしたが、9月からは私も生徒の皆さんも元気に通常のお稽古に励んでいます。今年は、インフルエンザの早い流行、現在はマイコプラズマ肺炎も流行しているようで、まだまだ安心出来ません。今日の上海の最高気温は29℃と、例年よりちょっと熱いですね。前置きが長くなりましたが、お陰様で、東和公寓教室を
当教室では年に2回、画仙紙課題に取り組んでいる。画仙紙課題は半紙課題の約3倍の練習量が必要だ。そして忍耐力と、一つ一つの難しい筆使いを繰り返し練習して作品を作り上げるために最後まであきらめずに頑張る気持ちも殊更必要になる。幼児や小学低学年であっても、本人が画仙紙課題を書きたいと望むなら私は喜んで指導する。しかし、その練習は容易ではないので、私は子ども一人一人に「画仙紙課題は大変だけど、最後まで頑張れる?」と、尋ねる。そして、その質問に「頑張る!」と答えた子ども達だけが画仙紙課題の
<教室の様子>夏休み以降は、特にインフルエンザが幼稚園でも小学校でも流行し、毎日どのクラスでもお休みの連絡をいただきました。また、まだコロナに罹患する生徒さんもいらっしゃいますので、気が抜けないです。公共交通機関内(主に地下鉄)のマスク率は約20%位ですが、6月にコロナ入院した私としては、まだまだマスクが離せない状況です。二学期になり、浦東の東和公寓教室も生徒が増えました。浦西の各クラスも、そろそろ満席のクラスが増えてきました。最近の傾向は、水曜日16時半から始まる幼児の硬筆クラ