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上海で唯一の友達sallyさんからは、たくさんのことを教えて頂いていますが、その一つがオンラインコンサートのお知らせです。ゆき子先生のピアノも、sallyさんのおかげ様です。オンラインのみならず、実際に生演奏を拝聴する機会も頂き、感謝しかございません。そのsallyさんは、上海で時々コンサートにお出かけのようですが、オンラインコンサートもよく注目していらっしゃいます。金曜日は、エッシェンバッハ指揮によるコンサート情報を教えて頂きましたので、早速、オンライン予約し、20時開始からしっかり聴き
日時;2024年5月10日(金)20:00~会場:上海交響楽団音楽庁からの配信指揮:クリストフ・エッシェンバッハ演奏:上海交響楽団独奏;王雅倫曲目ドボルザーク:「謝肉祭」序曲作品92バルトーク:ピアノ協奏曲第3番BB127チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調作品64感想:なかなか上海に戻れないため日本のオケの鑑賞が続いているが、先日N響を振ったエッシェンバッハ氏が上海交響楽団を振るコンサートが生配信(有料)されていたので、鑑賞した。配信鑑賞自体は過去に
2016年春、現地でパーヴォ指揮の上海交響楽団でこの曲を聞いて「いいな」と初めて思いました。1986年収録だそうで、楽員の皆さんにも懐かしいお顔が多いと思います。楽しみ。N響コンサートヴァーツラフ・ノイマン/1986年スメタナの「わが祖国」-おとなのEテレタイムマシンN響第1005回定期公演管弦楽:NHK交響楽団指揮:ヴァーツラフ・ノイマンスメタナ作曲連作交響詩「わが祖国」から(1986年収録)www.nhk.jp
郵便局の前のコブシを見てから公園へ朝散歩。枝垂れ桜はかなり咲いていますが、ソメイヨシノは咲き始めたばかり。桜並木は数年前に刈り過ぎたようで残念。帰宅して「音楽の泉」。けさはスメタナの「わが祖国」から。クーベリック&チェコフィルです。2016年、パーヴォ&上海交響楽団の演奏を現地で聞いた時はこの曲でした。舞台正面に「我的祖国」と白字で大書きした赤い大きな幕が。個々の楽員が「好き勝手」に「自分を表現」して演奏しているのをちゃんと統率しているパーヴォに感服、初めて「いい
日時:2023年07月14日(土)19:30~会場:上海交響楽団音楽庁指揮:デイビッド・スターン演奏:上海交響楽団独奏:吉本梨乃(ヴァイオリン)曲目ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77ドボルザーク:交響曲第7番作品70感想:上海交響楽団の演奏会。今回はMISAという上海の夏の音楽祭の一環のコンサートであり、本来アイザックスターン国際ヴァイオリンコンクールの優勝者を招いてのコンサートとなるはずだったのだが、コロナ禍の影響で優勝者が決定されなかったため、ファ
日時:2023年06月10日(土)20:00~会場:上海交響楽団音楽庁指揮:レオン・ボットスタイン演奏:上海交響楽団独奏:王雅倫(ピアノ)夏非(トランペット)胡勝男(打楽器各種)曲目ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番ハ短調作品35譚盾:ティンパニ協奏曲「自然の涙」コープランド:交響曲第3番感想:3か月ぶりに上海交響楽団の演奏会。指揮者はアメリカのレオン・ボットスタインさんで、久々の外国人指揮者を招いての演奏会であるような気がする。さて1曲目はショスタコー
ブラームスのピアノ協奏曲第2番が始まりました。ブラームスが大好きなので今夜は興味津々←リート版の「雨の歌」に譜読みの段階でもうどっぷり(笑)。まだ始まったばかりながら、オケもソリストも音が丸くて暖かい。とにかく濃いです。上海交響楽団は数年前にパーヴォの指揮で「わが祖国」をこのホールで聞きました。パーヴォなのにN響みたいに従順ではないんです。みんな自己主張してる。今もそうみたいですね。その後LFJで聞いたマカオ交響楽団の「田園」もよく似ていました。ハオ
【問題で苦しむ子らを助け続ける97歳の老指揮者の「愛のタクト」】当初は自閉症の子を持つ親のためにコンサートを開催心身ともに疲れ果てているはずと考えてリラックスしてもらおうと思ったしかし連れてきた子は騒いだり壁に頭を叩きつけたりした半年後に驚くべき状況が出現子どもが静かに音楽を聴くようになってきた音楽の力を信じることにした打楽器の簡単な基礎から初めて自閉症の子に演奏を教えた今では舞台に乗って演奏するようになった記事本文は【こちら】から
一般にはドイツ人指揮者のヘルベルト・ブロムシュテットさんが1927年7月11日生まれの95歳で現役最高齢指揮者とされているが中国人の曹鵬さんは1925年12月22日生まれの97歳で最高齢曹鵬さんのことを知るのによい記事が見つかったただし細かなミスがちょこちょこある--------「曹氏は1925年生まれの98歳」と書いているけど今年はまだ誕生日を迎えていないので97歳中国では現時点での満年齢を書かないで「今年で××歳になる」と紹介することが多いのできちんと調べないとこういうミ
日時:2023年03月24日(金)20:00~会場:上海交響楽団音楽庁指揮:孫一凡演奏:上海交響楽団独奏:寧峰曲目ニールセン:序曲「ヘリオス」作品17ニールセン:ヴァイオリン協奏曲作品33シベリウス:交響曲第1番ホ短調作品39感想:上海交響楽団の演奏会で指揮者は若手の孫一凡さんで、なかなか優秀な印象を持っている指揮者である。今回はニールセンとシベリウスという北欧の作曲家特集で、現在のデンマークとフィンランド生まれだが実は同じ年(1865年)に生まれていて、ヨーロッパはま
日時:2023年03月11日(土)20:00~会場:上海交響楽団音楽庁指揮:水藍演奏:上海交響楽団独奏:陳定遠曲目ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲作品56aウェーバー:ファゴット協奏曲へ長調作品75ブラームス:交響曲第4番ホ短調作品98感想:先週に引き続き今度は久しぶりの上海交響楽団の公演。ロックダウンなどもあって1年以上訪れていなかった。今回はなかなか上海では演奏回数の少ない王道ブラーム中心のプログラムである。水藍(LANSHUI)という杭州出身の指揮者でシ
プレトニョフ&東フィルの「わが祖国」に関する投稿を拝見して思い出しました。2016年3月、上海へ一人旅をして、その際にパーヴォ指揮の上海交響楽団でこの曲を聞いています。地下鉄を乗り継いで出かけたものの、至近まで行ってから迷子になり、不動産屋さんへ飛び込んで、英語と中国語のチャンポンで教えてもらって何とか辿り着いたらびっくりするようなホール。パーヴォさんの指示はたしかに守ってはいるのですが、N響のように大人しい人達ではありません。みんな好き勝手に自分の音楽をやっている感じ。それを
日時:2022年2月26日(土)20:00~会場:上海交響楽団音楽庁指揮:洪毅全演奏:上海交響楽団チェロ:朱琳曲目:マーラー:「葬礼」チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲ツェムリンスキー:「人魚姫」感想:上海交響楽団の演奏会。久々のオーケストラの演奏会。指揮者は四川交響楽団の音楽監督を務めている若手の男性指揮者の洪毅全さん。遠目で見ると髪型から昔の井上順二さんっぽい。一曲目は「葬礼」というマーラーの交響曲第2番「復活」の第一楽章の元になった曲。元というか、
日時:2022年1月14日(日)20:00~会場:上海交響楽団音楽庁指揮:孫一凡演奏:上海交響楽団ピアノ:杜寧武曲目:リスト:交響詩「前奏曲」s97ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調作品11チャイコフスキー:幻想序曲「ハムレット」作品67スクリャービン:交響曲第4番「法悦の詩」感想:上海交響楽団の演奏会。指揮者は若手の孫一凡さんで、この指揮者は以前聞いた時にすごいしっかりしたオーケストラのコントロールができる指揮者という印象を持っていて今回も期待してやってきた。1曲
日時:2021年12月12日(日)20:00~会場:上海交響楽団音楽庁指揮:林大葉演奏:上海交響楽団ヴァイオリン:李沛曲目:チャイコフスキー:「ロミオとジュリエット」幻想序曲グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲イ短調作品82プロコフィエフ:交響曲第5番変ロ長調作品100感想:上海交響楽団の演奏会。ここしばらく上海のもう一つのオーケストラ上海フィルの方ばかりを聞いていたので上海交響楽団の演奏会は聞くのかなり久しぶり。今日の指揮者は林大葉さんというやや若手の指揮者。
日時:2021年7月24日19:30~会場:上海交響楽団音楽庁指揮:余隆演奏:上海交響楽団チェロ:陳亦柏ピアノ;張呉辰曲目:フィリップ・グラス:チェロ協奏曲ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調作品83感想:上海交響楽団による夏の音楽祭「MISA}の閉幕コンサートこの指揮者の演奏は現地の評価ほどには私はあまり好まないのだが、この時期にめぼしい演奏会も乏しく長期間音楽を聴けないよりはマシなので、開幕と閉幕の2つのコンサートを選んだ。そして前回の開幕の後、中間を飛ばして
日時:2021年7月10日19:30~会場:上海交響楽団音楽庁指揮:余隆演奏:上海交響楽団ピアノ:羅繊、王雅倫1stヴァイオリン:柳鳴2ndヴァイオリン:陳家怡ヴィオラ:巴桐チェロ:朱琳曲目:メンデルスゾーン:歌劇「真夏の夜の夢」序曲モーツアルト:二台のピアノための協奏曲変ホ長調K.365エルガー:序奏とアレグロレスピーギ:交響詩「ローマの松」上海交響楽団による夏の音楽祭「MISA}の開幕コンサート一昨年はNYフィルも来るなど豪華な音楽祭だがコロナ時期とあ
日時:2021年4月24日(土)20:00~会場:上海交響楽団音楽庁指揮:張潔敏演奏:上海交響楽団ピアノ;宋思衡、孫穎迪曲目:サンサース:交響曲第2番イ短調作品55サンサース:ピアノ協奏曲第4番ハ短調作品44(独奏:宋思衡)サンサース:ピアノ協奏曲第5番へ長調作品103(独奏:孫穎迪)感想:サンサースの協奏曲全集の演奏会。年間プログラムには客演指揮者の名前とソリストの名前があったが、やはりコロナ下ということで、国内アーティストで代演ということになったようだ。さて、前
日時:2021年03月21日(日)20:00~会場:上海交響楽団音楽庁指揮:兪峰演奏:上海交響楽団曲目:マーラー:交響曲第6番イ短調「悲劇的」感想:マーラー没後150年を記念した上海交響楽団の演奏会。指揮は兪峰さんで、年間プログラムにはケント・ナガノさんの名前があったが、これまでの演奏会同様に新型コロナの影響で訪中できず、代演となった。さて会場に入ると私の席の正面には撮影用のカメラが入っている。これは計算外で席選び失敗であり、演奏会への不安がよぎる。さて、奏
日時:2021年03月06日(土)20:00~会場:上海交響楽団音楽庁指揮:景煥演奏:上海交響楽団ホルン:顧聡曲目:シューマン:マンフレッド序曲ウェーバー:ホルン協奏曲シューマン:交響曲第1番変ロ長調作品38「春」感想:景煥氏を客演に迎えての上海交響楽団の演奏会。この女性指揮者は広州交響楽団の音楽監督とのこと。さて、さっそく演奏が、始まってみるとさすが音楽監督に選出されているだけあって、それなりに優秀さは感じる。キビキビした統率力があり質実剛健的な姿勢はもっている
日時:2021年03月04日20:00~会場:上海交響楽団音楽庁コンサートホール演奏:1stViolin蘇婷2ndViolin武奥列Viola兪海鋒Cello黄北星Cotrabass張明Harp孫之陽曲目:ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第10番変ホ長調作品74「竪琴」ドビュッシー:神聖な舞曲と世俗的な舞曲ラヴェル:ソナチネ(フルート、チェロとハープのための)感想:上海交響楽団のメンバーによる室内楽演奏会。平日の演奏会だったので、間に合うかど
日時:2021年01月31日(日)20:00~会場:上海交響楽団音楽庁指揮:張潔敏演奏:上海交響楽団ピアノ:羅維ピアノ:陳薩曲目:ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調作品58ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調作品73「皇帝」感想:張潔敏指揮の上海交響楽団の演奏会でベートーヴェンコンチェルト全集の第三夜。本来なら年間プログラムにはこの日はツィマーマンが客演し、ベートーヴェンのピアノコンチェルト全集を弾くはずだったが、コロナの影響で来中出来ず、中国人のピアニスト5人に
日時:2021年01月10日(日)20:00~会場:上海交響楽団音楽庁指揮:楊洋演奏:上海交響楽団ヴァイオリン:徐惟聆ピアノ:盛原曲目:メンデルゾーン:ヴァイオリン、ピアノと弦楽のための協奏曲マーラ―:交響曲第1番ニ長調「巨人」感想:楊洋さん指揮の上海交響楽団の演奏会。本来なら年間プログラムにはこの日はニューヨークフィルの音楽監督ヤープ・ヴァン・ズヴェーデンさんが客演して振るはずだった演奏会だが、新型コロナウィルス流行の影響で来中できず、中国人の中堅指揮者楊洋さ
今日12月29日は朝比奈隆の祥月命日命日である。彼は最後の明治男、古武士の風格があった。私の家の近くには在京の折りに使う邸宅があった南向きの坂の途中にあったが今は跡形もない。彼は意外にも東京生まれで旧制東京高校ではラグビー、登山、スキーに熱中する傍らヴァイオリンを習いまた橋本国彦に師事した。流浪の天才指揮者メッテルのいる京大交響楽團に入るため京大法學部に入學し、メッテルの指導を受ける。メッテルに指揮の仕方を教えてと頼むとメッテルは「何十人も相手にする指揮者になろうとする者がそんなこと
日時:2020年12月19日20:00~会場:上海交響楽団音楽庁指揮:張国勇演奏:上海交響楽団オーボエ:黄錚ヴァイオリン:寧峰ピアノ:張呉辰曲目:ジャンネ・フランセ:オーボエと管弦楽のための「花時計L'horlogedeFlore」エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品35チャイコフスキー:ピアノ協奏曲変ロ短調感想:上海交響楽団の演奏会でオール協奏曲のプログラム。指揮者は張国勇さんで、中堅からベテランにかかる指揮者といったと
日時:2020年11月28日(土)20:00~会場:上海交響楽団音楽庁指揮:張櫓演奏:上海交響楽団ピアノァルト:王雅倫ソプラノ:黄英バリトン:楊小勇合唱:蘭州音楽庁合唱団曲目:モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番K488フォーレ:「レクイム」ニ短調作品48感想:先週に引き続き上海交響楽団の演奏会。指揮者はこの楽団のアシスタント指揮者の張櫓さん。年間プログラムだと音楽監督の余隆さんになっていたが、恐らく客演指揮者があまり来られない状況の中で、担当の組み換えが必
日時:2020年11月22日(日)20:00~会場:上海交響楽団音楽庁指揮:張潔敏演奏:上海交響楽団ヴィオラ:巴桐曲目:ヒンデミット:「白鳥を焼く男」(ヴィオラ協奏曲)ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調作品60感想:上海交響楽団の演奏会。本来は、バッハのG線上のアリアがプログラムの最初に組まれていたが、当日会場についてみると取消になっていた。恐らく、ステージ運営上の都合であまりにも曲間の対応が大変なので、時間的に難しいと判断したのではないかと思われる。
日時:2020年11月12日(木)20:00~会場:上海交響楽団音楽庁コンサートホール演奏:1stViolin宋暁晟2ndViolin楊蚕Viola施貞莉王冠Cello周潤青Cotrabass沈雲軒Piano唐瑾曲目:モーツァルト:弦楽五重奏曲第6番変ホ長調K614モーツァルト:弦楽四重奏曲第1番ト長調K.80より第三楽章、第4楽章ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調作品21感想:上海交響楽団のメンバーによる室内楽演奏会。今
日時:2020年10月11日(日)20:00~会場:上海交響楽団音楽庁指揮:孫一凡演奏:上海交響楽団ヴァイオリン:柳鳴曲目:メンデルスゾーン:夏の夜の夢序曲メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」感想:指揮者・ソリストともに1994年生まれのフレッシュな組み合わせによる演奏会。この国の音楽界がどのようなローテーションで新人を育てて行くのか分からないが、とにかく、半分は育成目的の起用だろう。(そういえば日本のやり方も知らな
日時:2020年9月01日20:00~会場:上海交響楽団音楽庁指揮:余隆演奏:上海交響楽団ヴァイオリン:寧峰曲目:バーバー:弦楽のためのアダージョ于京君:ベートーヴェンの主題による変奏曲とフーガべ―トーベン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調感想:一昨日の上海フィルに引き続き、今度は上海交響楽団のシーズン開幕コンサート。この余隆という指揮者、前回第九を聴いた際にちょっと私とは感性が合わないかなという印象だったが、たまたまチケットが買えてしまったので聴くことにした。このコロナ禍