阿久悠がまだ広告代理店に勤めていた24歳の時に出逢った美術大学の学生。彼こそが、後に劇画「同棲時代」で一世を風靡することになる上村一夫だった。当時、上村は21歳。2人の若者は意気投合、阿久の書いた詞に上村がギターでメロディーを付けて楽しんだ運命の6カ月。そして、6年後の奇跡的な再会と蜜月。阿久原作で上村作画による実験的な漫画作品の数々。やがて2人は、作詞と劇画で時代を疾走することになる。以後も才能を刺激し合う盟友関係が続いたが、上村が45歳の若さで急死。阿久はその悲しみの中で、歴史に残る名曲を生