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昨日の鈴本演芸場の5月下席での、三遊亭萬都さんの二ツ目昇進の御披露目高座。前座名の「三遊亭まんと」から「三遊亭萬都」へ改名してのめでたい門出です。『三遊亭まんとさんの高座名』5月に二ツ目に昇進する、三遊亭まんとさんの高座名が仮名から漢字に変わります。「三遊亭萬都」と書きます。彼は高知県四万十町出身なのと、萬窓口師匠に弟子入りし…ameblo.jpご本人にとっては、一生一度の記念すべき日ですから、その喜びのお裾分けをいただきました。今日から、落語協会の同期3人が同時に昇進。しかも珍
久しぶりの鈴本演芸場です。下席は、林家はな平さんの芝居で、特別企画公演で、ネタ出しされています。今日は初日で「百年目」です。はな平さんのチラシを持参(画像を提示)すると割引になります。(東京かわら版でも同じですが)開場直後にテケツで木戸銭を支払いました。入口には、下席の芝居のパネルが出ています。夜の部には、ちゃんと「萬都」と書かれています。(当たり前ですが。)番組案内にも、白くて真新しい「萬都」の木札が掲げられています。客席に入ると、私が3番目くらいでした。今日の番組
図書館に持込んだ、もう1冊は「芝浜」の高座本。今や、知る人ぞ知る落語になった感のある「芝浜」。三遊亭圓朝が三題噺として創ったと言われる名作。年の暮れともなれば、プロアマを問わず多くの人が演じている。「芝の革財布」と言う芝居にもなっている人情噺。残念ながら、まだ私の持ちネタにはなっていません。先日図書館で借りた、広瀬和生さんの著作「噺は生きている」でも、丁寧に触れられていましたが、多くの噺家さんの「芝浜」(の演出)を比較して評論しています。広瀬さんは、それぞれの演出をこんなふうに風に
市立図書館の5階の学習室に行くエレベーターに乗り合わせたどこかのジイサンに「ご精が出ますな」と言われました。「余計なお世話だ、ジイサンと一緒にするな」と思いましたが、そこは温厚な私?のこと、「いえいえ、ただ暇なだけです」と答えました。ジイサンは、それには答えませんでしたが、同類相憐れむということなのかなぁ・・と、改めて寂しい我が境遇を嘆いたりして。図書館に2冊の高座本を持ち込みました。まずは、「唐茄子屋(政談)」。「圓窓高座本第1号」となっています。この1冊がまた物凄く厚い。師匠
外は天気が怪しそうだから、部屋に籠って・・。「びあ落語ざんまい」で、五街道雲助師匠の「抜け雀」を聴きました。落語には、描いた絵の中の人や動物や幽霊が、彫った水仙や鼠や猫が動き出すという噺が多くあります。作者は、絵では円山応挙、彫り物では左甚五郎というのが定番ですが、中には、名前が特定されない冥人も出て来る。その典型が、古今亭の噺だと言われる「抜け雀」。私が初めて聴いたのは、先代の金原亭馬生師匠を生で。オチは、「わしは親不孝じゃ。見ろ、親を駕籠かきにした」です。駕籠かきというのは、籠
9月8日(日)に開催予定の「第7回演読亭落語会」のチラシを試作しました。師匠の三回忌になるので、三回忌追善なので、出演者それぞれが師匠との間で思い出に残る噺を語ろうというテーマです。
ただいま、9月に開催予定の「演読亭落語会の演目を考慮中。師匠の三回忌追善とするテーマが「師匠との思い出の噺」ということで、色々考えています。師匠の前で初めて演った噺が「子ほめ」。初めて演った師匠の創作噺「救いの腕」。師匠と共演した時の演目「鬼子母神藪中の蕎麦」。師匠のCDに収録されている「ねずみ」「甲府ぃ」「鰍沢」。師匠の高座本以外で稽古をしてくださった「浜野矩随」「佃祭」「江島屋怪談」。そうそう、忘れちゃいけないのが、師匠の著書に私が出て来る「三方一両損」。師匠とオチについて考
「新笑点メンバーの立川晴の輔さんが誰かに似てると思っていたら」新メンバーの晴の輔さんの回答が誰かに似ていると思っていた。三遊亭圓窓さんの雰囲気だと気付いた。立川流だけど。(笑)
次回の「演読亭落語会の日程が決まりました。9月8日(日)13時〜・ダンスカレッジ古都(要町)で。演読亭落語会では、毎回テーマに沿って、出演者それぞれが演目を決めています。テーマはまだ確定ではありませんが、今回が師匠の三回忌追善というとで、「師匠との思い出の噺」にしようと話し合っています。師匠の創作だけでなく、それぞれが稽古をつけていただいた中で、思い出深い噺という感じで。・・・さて、何をやろうか・・・。
桂やまとさんが、先日の独演会の後、SNSにこんな投稿をされています。この緑色の表紙の高座本。私もこの高座本で、「五百羅漢」の稽古をつけていただきました。聴きに行きたかったのですが、行かれず残念でした。
桂やまとさんが、独演会で「試し酒」「五百羅漢」を口演される予定です。是非聴きに行きたいと思ったのですが、帰省しなければならず、叶いません。やまとさんは、よく圓窓師匠に稽古をつけてもらっていて、師匠は、我々と同じように高座本を渡して演読をさせていたようです。特に、「五百羅漢」は、師匠も喜んで指導されていたし、やまとさんもSNSなどで仰っていました。「五百羅漢」は、元々あった噺を、圓窓師匠が翻案し、オリジナルにした噺で、私も稽古をつけていただいた噺です。やまとさんが初演された時に聴きに行っ
思い立って、高座本の整理をやろうと。100円ショップでプラスチックボックスを5個。百均でも単価は300円ですから、かなりの出費?取り敢えず、ア行・カ行・・と、行毎にまとめました。さらに50音順にする作業は、また後で。ア行からワ行まで、ちょうど5箱に収まりました。ちゃんと数えていませんが、1箱には概ね70冊程度入っているようなので・・・計350冊?何冊かある演目もありますので、演目数で言えば300席くらい?そんなにあるかな?整理と言っても、ただ箱を新しくして入れ替えただけ?
圓窓師匠から稽古をつけていただいて、師匠が作られた「高座本」が、テキストでもあり、参考書でもありました。元々師匠も、いわゆるネタとして口述速記本にしていた訳ではありませんでしたが、多くのアマチュア弟子の指導のためのテキストになりました。私も、自身が稽古をしてもらう(高座にかける)噺だけでなく、師匠にお願いして高座本を集めました。その結果、こんなに多くなってしまいました。高座本として師匠が編集した演目は、恐らく400席くらいになると思われます。全演目を入手してはいませんが、総数で350冊
桂やまとさんの独演会。4月21日(日)の午後に、ムーブ町屋で。ネタ出しされていて、「試し酒」と「五百羅漢」。いずれも私も演っていて、得意の部類に入る噺。しかも、「五百羅漢」は、やまとさんが圓窓師匠から直伝のもの。高座本も同じですから、是非聴いて、勉強したい。
三遊亭一門の「窓門会」の更新依頼が届きました。早速、会費を送金しました。
「三遊亭圓窓“高座本“の分析ー圓窓インタビューを通してー」という、長崎外国語大学の川崎加奈子先生による、大変興味深い論文を読みました。川崎先生は、実は、「三流亭まどべ」と名乗っていらっしゃいます。落語の稽古をされるのでなく、三流亭の草創期からずっと、師匠の高座本の監修(校正)をされているメンバーです。今から7年前、2017年7月の師匠の喜寿のお祝いの時にも、遠く長崎から来ておられて、三流亭のテーブルで、メンバー全員と乾杯しました。師匠が、それぞれの貢献度を評価され、表彰してくださった5人
2010年7月14日のことですから、13年半前のになります。師匠から声をかけていただいて、こんな落語会に出演させていただきました。「豊島区雑司が谷地域文化創造館」で開催された「雑司が谷ワンコイン落語会」。「圓窓師匠、雑司が谷の街を噺す」という会。雑司が谷地域文化創造館で始まった落語会、かつ近くの鬼子母神堂の参道の中に開設された「雑司が谷案内処」のオープン記念でした。そこで、開口一番を務めさせてもらいました。当時、師匠から頼まれて、豊島区内のアマチュアグループ「扇子っ子連・千早亭」の立
昨日の「道具屋」に続いて、「揺れるとき」の高座本を作成しています。何とか、今夜中に完成させたい。・・でも、何度聴いても(読んでも)、いい噺です。師匠との約束。この噺をずっと受け継いで行きますよ。
昨日は1日落ち込んでいましたが、今日から気持ちを切り替えます。「樂醉寄席」のプロデュースをしてくださる「Mさん」と、次回(3月31日)の演目の相談を始めました。一昨日の「樂醉寄席」の後の宴「樂醉会」の時に、何人かのご贔屓からリクエストをいただきました。「宿屋の富」「写経猿」「夢の酒」「道具屋」「湯屋番」や、親の郷里が山梨だということで「鰍沢」「甲府ぃ」なんていう・・・。圓窓師匠創作の「写経猿」のリクエストには驚きました。Mさんからは、以前から話していたこともあるのですが、元日に起こった
1‐20午後から、所属する連の発表会に。パラパラと降り始めた雨に、折り畳み傘で対抗しようとしたら、開かず、そういえば、以前から原因不明の故障で調子悪かった。無印良品に寄って1990円の折り畳み傘を買っていった。中入り後から見る。先週の日曜日に、吉窓師匠がおっしゃっていた言葉を思い出す。落語は、登場人物の会話であって、話す人の発言を聞いて、発言の内容を受けて話す。その「聞いて」と「話す」の間には、感情もあるし、考えるという行為をしている。そうすると、話す・聞く・話すの間が、す
11年前の今日(2013年1月6日)は、門前仲町で落語っ子連・三流亭の稽古会でした。圓窓師匠からご指南いただいて6年経った頃です。この時は、私は師匠が創作された「揺れるとき」の稽古をしたようです。この噺は、東日本大震災の年に、三遊亭圓朝と安政の大地震をテーマに創作されたもので、その後も何度か高座にかけています。落語っ子連稽古会-乱志&流三の落語徘徊深川不動様も富岡八幡様も、参詣の人たちで大混雑。本年最初の稽古会。参加者は4名でした。・・そうそう、今月から新メンバーが増えました。先月
圓窓師匠が、落語のレベルアップを目的に、最晩年に立ち上げられた「演読亭」の3月の落語会に、前回も出演してもらった有難亭真仮名さんと、我が落語っ子連の若手の三流亭百梅さんにご出演いただくことになりました。未確定部分はありますが、番組案を作りました。毎回、会のテーマを決めた番組を作っていますが、今回は「"数"を楽しむ・"数"に親しむ・"数"を数える」として、ご贔屓に聴いていただこうと思います。◇「一目上がり」有難亭真仮名◇「二人癖」千川亭喜子母◇「一人酒盛」三流亭流
来年2月24日の「お江戸あおば亭」に、仮のネタ出しをした「お花半七・上(宮戸川)」。早く、オリジナルの高座本を作っておかないと・・。この噺は、落研に入ったばかりの頃、ラジオで聴いた圓窓師匠の「宮戸川」が面白くて、下宿で何度も何度も聴いていました。何故か、「霊岸島」と「肥後の熊本」っていう単語が頭の中に残った気がします。師匠が新進気鋭だった頃の音源でした。それを思い出しながら、作ってみようかと。『噺枕(宮戸川)』【宮戸川】昔に比べると、何かにつけて男がからっきし意気地がなくなって、弱く
雑司が谷の鬼子母神参道の案内処で、こんなかわいい物が売られています。「すすきみみずく」という、ススキの穂で作ったミミズク(フクロウ)です。私の部屋に、もう10年くらい前に買ったミミズク君が置いてあります。あの辺りに、古くから伝えられている「すゝきみみずく」という民話があって、鬼子母神と、この近くに住む病気の母親を看病する小さな女の子が語られている、とてもほのぼのとするストーリーです。むかし、むかし、雑司が谷のもりに、鬼子母神というおどうがあって、としをとった一ぴきのみみずくがすんでいまし
10年前の12月14日(土)、南大塚ホールで開催された「三遊亭圓窓はしご落語会」。私(千早亭永久)は、三遊亭圓窓師匠とご子息の三遊亭窓輝師匠と共演させていただきました。2日間の"はしご"の落語会の初日の開口一番。師匠の創作「鬼子母神藪中の蕎麦」を演らせていただきました。師匠から出演を依頼され、緊張しながら、何とか務めました。◇「鬼子母神藪中の蕎麦」千早亭永久永久「鬼子母神藪中の蕎麦」-乱志&流三の落語徘徊さぁ、いよいよ千早亭永久「鬼子母神藪中の蕎麦」。師匠が、先にご挨拶
市立博物館友の会のウォーキングイベントの下見で巡った雑司が谷。その雑司が谷と言えば、師匠との思い出が詰まっています。もう13年前になりますが、2010年(平成22年)7月24日、雑司が谷鬼子母神の参道に、豊島区が「雑司が谷案内処」をオープンさせた記念イベントとして、地下鉄副都心線の「雑司が谷駅」に直結している「豊島区雑司が谷地域文化創造館」で、「圓窓師匠、雑司が谷の街を噺す」という落語会が開催されました。これに「千早亭永久」が開口一番で出演させていただきました。師匠から、「永久さん、ちょ
ここは、豊島区巣鴨地域文化創造館。三遊亭圓窓師匠からご指導を受けていた、豊島区内のグループ合同の落語会です。私も、かつて扇子っ子連・千早亭のメンバーだった頃、千早亭永久の高座名で、「怪談牡丹燈籠」と「長短」で、2度出演したことがあります。今までは、南大塚ホールで開催していましたが、今回は巣鴨地域文化創造館の多目的ホールで。客足はすこぶる良好で、満席になりました。◇「擬宝珠」天祖亭媛堵◇「留守番小坊主」千川亭小三九演読亭で一緒に稽古している小三九さん。◇「鼓
橘蓮二さんが、X(ツイッター)に、三遊亭まんとさんの高座姿を投稿していました。昨日の横浜での高座で、演目は「一目上がり」だったそうです。かつて圓窓師匠に師事していたアマチュア仲間(千川亭龍士さん)。圓窓師匠のお弟子さんの萬窓師匠に入門し、来年5月には二ツ目昇進も決まっていて、これからがとても楽しみです。
昨年、三遊亭圓窓師匠が亡くなって、師匠の指導を受けていた豊島区内で活動する複数のグループは、圓窓師匠の3番目のお弟子さんの萬窓師匠に受け継いでもらっています。萬窓師匠の指導は、ご本人の芸風と同様、とても丁寧に教えてくださるそうです。落語っ子連・三流亭は、プロの師匠の指導は仰がず、自主稽古で活動を続けていますが、圓窓一門会(窓門会)のまとめ役でもある萬窓師匠とは、いくらか接点があります。加えて、今年1月に、学士会落語会でお招きした時に、窓口になったご縁もあり、後援会に入会しました。今回、更
記録的に暑かった9月から、急に涼しくなった10月だったような気がします。月の前半で、4ヶ月間10回の高座が一段落しました。7月から10月までの4ヶ月間の記録です。◇7月9日お江戸あおば亭「※江島屋怪談」◇7月30日樂醉寄席「※転失気」「ねずみ」◇8月9日まっつぐ落語会「ねずみ」◇8月19日深川三流亭「※二つの空き缶」◇8月23日まっつぐ落語会「ねずみ」◇9月10日演読亭落語会「五百羅漢」◇9月24日