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色々なことを考えたり、思い出したりしていて、後年、巷間で「落語協会分裂騒動」と言われるようになった、出来事の頃が浮かんで来ます。勿論、当時私はまた地方の大学の一学生で、大人の世界のことなど知る由もなかったのですが、騒動の舞台のかなり重要な場面1つとして、我が落研が出て来たときのこと。古本を買いました。その三遊亭圓丈師匠の著書「御乱心」の中庸に、当時のことが生々しく登場して来る。大量真打昇進などを巡って、三遊亭圓生師匠が決起した、落語協会からの脱退と新協会設立の企てこそが、「落語協会分裂騒
春休みのなんば花月ですが、漫才ブームでうめだ花月に若手の人気漫才師を集結させたため、看板さんは出てますが、やや地味な番組編成です。看板はやすし・きよし、チャンバラトリオ。「四次元落語」と題した企画で、桂文珍と東京から三遊亭円丈。若手噺家も「リレー落語」で桂文太、桂文喬、桂文福。ポケット・ミュージカルスは橋本収構成の「ハッピー八方」で、月亭八方が主演。こうして見ると演芸で漫才はやすきよだけで、噺家の出番が多いですね。しかも色モン女性芸人が皆無。吉本新喜劇は中村進作・演
昼食🍜今回は落語会とグルメの話です。生の落語なんて聞いたことない方は多いんでしょうね。でも音楽でも落語でも絵画でも、生を見るのが一番だと思います。砂町文化亭柳家喬太郎独演会江東区砂町文化センター研修室千早振る柳家小太郎2018(平成30)年3月,柳亭左龍に入門.2019(令和元)年7月21日,前座となる前座名「左ん坊」.2023(令和5)年11月1日,二ツ目昇進「柳家小太郎」と改名柳家小三治千早振る有名なお話です。何でも知ったか振りをするご隠居さんや
9月下席より、林家まめ平さんが、真打に昇進されます。その披露宴が、先日、東京會舘で行われました。新真打・まめ平師匠と、師匠の正蔵、たま平さんと記念撮影。私は司会をつとめさせていただきました。林家三平師匠の祝辞。林家一門で記念撮影!沢山のご来席ありがとうございました。これからも林家一門一致団結して進んでいきます。是非とも各寄席に、まめ平師匠の勇姿を御覧いただきたく、お待ちしています。真打披露興行は、9月21日より、上野鈴本演芸場から
あの白鳥さんが、と言いたくなる白鳥さんが、孤軍奮闘する師匠・圓丈さんについてアツク語るの、ヨカッタ白鳥さんの経歴、初耳でした↓学生の時は空手部と児童文学研究会に所属↓小説家になりたかったたけし軍団にも入りたかった↓古本屋で『びんぼう自慢』を見つけ落語を知る↓テレビで、円丈、、、圓丈落語を見る↓なんやかんやあって入門円丈さんの高座を聞いたのは一度だけでしたが、印象に強く残っているお方です。こうして音源取り上げても
どもどもどもども、ワタクシです昨日は嬉し過ぎてついつい謎肉自慢をしてしまいました〜うちの謎肉の可愛さったらもう…ぐへへへへ(欲目がすんごいのでスルーしてください)ネタがないので、最近読んだ本の話でも師匠、御乱心師匠、御乱心!昭和53年、名人・三遊亭円生が、落語協会の方針に異を唱え、一門を率いて協会を脱退した。弟子たちに広がる疑心暗鬼、崩壊するhonto.jpたまに寄席に行くんですけれども、どうして落語協会と落語芸術協会の仲が悪いのかと、常々疑問でした。ラッキョウ(落語協会の略
20230220夕落語関係コラム1990年代にみた、春風亭昇太師と三遊亭円丈師をつなぐものお二人とその他の落語家の音源、映像等は、使っておりません。↓をタップして下さい。春風亭昇太師と三遊亭円丈師新作落語の核としての円丈師からの流れ(彼らの音源、映像等は、使っておりません。)2023年2月20日藤谷蓮次郎・製作#落語#春風亭昇太#三遊亭円丈youtu.be藤谷蓮次郎2023年2月20日
先日は、師匠の一周忌でした。一周忌エッセイ、第一回目は、亡くなった日のことを書きました。写真を押して読んでみて下さいませ!三遊亭円丈一周忌~師匠が亡くなった日|三遊亭はらしょうエッセイ【原田日記】|note202212/5(月)師匠、円丈の訃報が報道されてから12/5で丸一年になる。亡くなったのは2021年11/30だった。その日の15時頃、俺は、浅草フランス座演芸場・東洋館の舞台にいた。出番を終えて師匠の家に電話をかけた。毎年、お歳暮を持って行く時期だったので、確認を取
久しぶりに書籍ネタで。今から丁度1年前、2021年11月に亡くなった落語家の三遊亭円丈が書いた「師匠、御乱心!」にまつわる話です。師匠、御乱心!(小学館文庫)Amazon(アマゾン)770円こちらの本、元は1986年に出版されたもので、既に30年以上経過しているのですが、2018年に筆者本人によるあとがきや、六代目三遊亭円楽らとの鼎談などが増補された文庫版が発刊されたことから、文庫版は比較的新しい本と言えます。それでも4年経過している本の話を書こうと思ったのは、今年9月に
十月余一会は円丈トリビュート👓出演者は、白鳥、丈二、天どん、れん生、ぐんま、ゲストなのかしら喬太郎も。これは行かなきゃいけないよね満員で立ち見になっちゃったけど、行ってよかったそれぞれの高座も爆笑だったけど、座談会が一番笑ったかもちなみに、ライブですから、ココに来た人たちだけで楽しみましょうって。つまり、SNSに内容書かないで〜だよね好きな弟子ランキングや思い出話は心の日記に書き留めておきますわそれにしても、この一門はどこに向かうんだろうね〜。自由の原点は、師匠の
三遊亭円丈これはオモロい
圓生は名人であった。それに意を唱える人はいないと思う。先代正蔵と揉め、先代小さんと対立した。文楽をライバルとしてその背を追い、志ん生には道場では自分が勝り、真剣勝負では及ばずと評している。その圓生が唯一さん付けで呼び、別格に扱った弟子が先代圓楽だった。圓楽の風貌、声質、センスを評価していた。更に企画、経営、政治力に関しては自らを遥かに凌ぐと頼りにしていた。全生から圓楽を襲名させる以前から、さん付けで呼んでいたらしい。三遊亭圓丈はその様な特別待遇を受けていた兄弟子圓楽に対して、複雑
先週に続いて、本日、上野鈴本演芸場(九月下席・昼席)へ行ってきました。小ゑん師匠がトリということで、なんか出演者の皆さん、全員がぶっ飛んだ感じの熱演でした。彦いち師匠が「遥かなるたぬきうどん」、小ゑん師匠が「悲しみは埼玉にむけて」をやってくれて、円丈作品が二席も聞けました。爆笑続きのとても楽しい寄席で、この鈴本の九月下席・昼席は、爆笑系が好きな人にはお勧めですね。もう1回ぐらい行けたらよいのですが。。。林家きよ彦憧れ鏡味仙志郎・仙成(太神楽曲芸)古今亭志ん五名前が出てこない古今
NHK第一「小痴楽のシブラジ」(ゲスト:立川吉笑)を聴いて8月28日、若手真打の人気落語家「柳亭小痴楽」師匠のラジオ「小痴楽のシブラジ」が放送された。メインパーソナリティは、柳亭小痴楽師匠。お相手は、作家の九龍ジョーさん。ゲストは、立川流の立川吉笑さんだった。現役の落語家さんがDJをするNHKのラジオ番組は、ないらしいので、小痴楽師匠による同番組の継続を希望する。【オンエアリスト】01.恋のホワンホワン/三遊亭円丈02.大工調べ(演者:立川談志(31歳)1967年銀座ヤマハホー
2020年コロナソードーが勃発する直前に書いた記事です。『笑点』で三遊亭円楽が「いま日本は本当に民主主義国家ですか?」とヘビーな問いかけ!炎上に怯まず安倍政権批判貫く-本と雑誌のニュースサイト/リテラ政権忖度が横行するテレビ界にあって、政治風刺ネタに踏み込むことで知られる『笑点』(日本テレビ)。一昨年には、安倍応援団から一斉に攻撃を受け、大炎上したが…lite-ra.comクリックでリンク先へハァ??????★「いま日本は本当に民主主義国家ですか?」これは先
橘家圓太郎さんが、ご贔屓からの幟のご祝儀のことをツイートされていました。青地に「のし」と寄席文字で「橘家圓太郎」と染められています。この幟では、「○○さん江○○より」とありますが、昔は「○○賛江○○与利」と、縁起の良い字を並べます。以前、玉置宏さんの決まり文句に「残しておきたい江戸情緒、下座のお囃子寄席幟」なんてのがありましたが、寄席の入口で、その日の芝居の主任や大看板の幟を見ると、何か嬉しくなる。ところで、甚だ野暮ですが、この寄席幟や後ろ幕などのご祝儀物は、いくらぐらいなんだろ
自分が蚊帳の外にいると思ったことはある?それはもうしょっちゅう(笑)でも蚊帳の外に出て分かることもあるのでは?負け惜しみっぽく聞こえるけどなんの疑いもなく受け入れるのは如何なものかと・・・▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう蚊の日になると虫がぶ〜ん(文)と飛ぶから蚊と言う文字が出来たと言う記事を目にしますが実際は少し違うようですhttps://news.biglobe.ne.jp/trend/0802/jtn_200802_3973856521.h
しばらく前、清水義範さんの『映画でボクが勉強したこと』を再読し、ついでに南伸坊さんの週刊誌掲載当時添えられた全イラストがすべて復活されたリニューアル文庫を買い直した。ついでのついでに言えば、清水さん自身の文庫版あとがきも、それから南さんの解説もこの文庫には収録されている。すべて面白くて、お買い得だった。それにしても、この解説での南さんの文章も、人に読ませる文章ってこうでなくっちゃあダメだよなあと思わせる。自分の感覚にぶれない信頼を置いていて、その勘所をフワッと披瀝する・・・といった文章
amebloを始めたのが2018年の8月からです。初めての落語は2015年暮れから。備忘録として残しておきたいので♡先ずは、2016年に聴きに行った会をアップします♪(既にアップした小辰さんの会を除く)興味のあるかた読んでいただければ幸いです。第16回円丈らくご塾。松一会館@明大前へ♪初めての会場。公民館みたいなところ。知ってる顔がチラホラ……羽光さんファンは私くらいでしたがw他と被ってたりしたのもあって、羽光さんの会は久し振り。トリという事で行って来ました。「私小説落語青春篇パート
澤田隆治事務所管理人の大西康裕です。6月4日土曜日なりました。予定はお決まりですか?支度は良きかな?本日午前9時よりBSよしもとにて『花王名人劇場』が再放送されます。Q管理ニンは毎週土曜日が楽しみです。天国の澤田隆治会長も喜ばれていると思います。吉本興業様これからも花王名人劇場再放送をよろしくお願いします。本日も二本立てです。ではでは!!おつかれQQ!!笑売繁盛澤田隆治事務所管理人大西康裕Q管理ニン
コラム落語名演音源二八二十三席目三遊亭鳳楽「なめる」日本コロンビア株式会社から発売のCD「談志が選んだ艶噺しその十五川柳川柳「青春エロばなし」三遊亭鳳楽「なめる」」(COCJ-30898)より何年か前、「七代目・円生は誰が継ぐ?」というような洒落のふりして(たぶん半分は)本気のイベントがあったように思うのだが、それが円丈と現在の六代目円楽(※1)、そしてこの鳳楽によって争われたものだったように思う(違ってたらごめんなさい。訂正のコメントを下さい)。円丈師と
コラム落語名演音源二八十九席目三遊亭円丈「わたし犬」WAZAOGIより発売のCD「三遊亭円丈落語コレクション4th新寿限無・わたし犬/名古屋版金明竹」(WZCR-01004)三遊亭円丈師については、長いエッセイを書き(「三遊亭円丈論」)、今回の音源探訪でも、すでに一度取りあげている。私自身の円丈師についての考えは、当ブログに載せているそれらの文章を読んでいただくとして、ここでは繰り返さない。ただ、長編エッセイでもメインの一席として取りあげた、
20220117夜↓をクリックして下さい。落語家三遊亭円丈の語り2022年1月17日。藤谷蓮次郎・製作。私の三遊亭円丈論の冒頭は、↓をクリックして下さい。https://ameblo.jp/renjiro-2020/entry-12668769755.html最近、円丈師について書いた文章は↓をクリックして下さい。https://ameblo.jp/renjiro-202...youtu.be文章は、説明部分にURLを貼ってあります。ぜひよろしくお願いします。藤谷
令和3年11月30日円丈師匠ご逝去の報に接し心からお悔やみ申し上げます早いもので本日で七七日を迎えます神社めぐりをしていたら円丈師匠の狛犬サイトにたどり着くのも時間の問題でしょう。当ブログをはじめとするクソ情報が氾濫する今と違って10年前は良サイトが多く、中でも円丈師匠のサイトは神社めぐりをする上での虎の巻として勉強させてもらいました。狛犬の地域的特色を知ると旅が楽しくなり、時代背景が反映された狛犬を見てはその時代を必死に生きようとしていたご先祖さまたちに感謝したものです。
コラム落語名演音源二八五席目三遊亭円丈「ぺたりこん」WAZAOGI「三遊亭円丈コレクション6th.」のCD(WZCR-01006)追悼・三遊亭円丈師。昨年亡くなったことが報道された三遊亭円丈師匠。名著『御乱心』(※1)を先に読んでから、彼の高座に数回触れた私は最初、その著書のスキャンダリズムのイメージが強く、シニカルな語りの噺家を想像していた。だが、生で見る彼の話芸は意外に古風で、地の語りからくすぐりやボケの箇所に切り替わったときの口調がい
2022年になりました。2021年最初のブログは宝塚「アナスタシア」についての劇評を書きました。今年も、宝塚を最初に見る予定だったので、それをブログの書き初(ぞ)めにしようと思っていました。ところが、コロナウイルス陽性者がいたということで、公演が一時中止になり、見られなくなってしまいました。コロナウイルス感染症による劇界への影響も、これで3年目(丸2年)になりました。今年は落ち着いていくことを祈っています。さて、去年、円丈が亡くなってから、興味を持って読んでいる落語シリーズで、春風亭一
令和三年最後の寄席へ(落語協会)久しぶりの池袋演芸場。テケツ売り場様相が変わっていた。前座:三遊亭ごはんつぶ:「牛褒め」三遊亭青森:「粗忽長屋」設定が目新しいけど、此のところ毎晩小さんの「粗忽長屋」聴いているので・・・・。三遊亭丈二:漫談「セマルハコガメ」風藤松原:漫才柳家喬之助:「出来心」金原亭馬遊:「垂乳根」柳家小ゑん:「悲しみは埼玉に向けて」圓丈の名作をトリビュート。何か泣けてくる。弁財亭和泉:「女の鞄」春風亭一之輔:「掛取り」年の瀬
メリークリスマス☆彡私は仏教徒ですが、それなりにクリスマスはウキウキする。だけどなぜかクリスマスイブの昨日「大名古屋らくご祭」なるものへ行ってきました。先日お亡くなりなった三遊亭円丈さんの新作落語の流れを継ぐ4人組「昇太喬太郎白鳥彦いち」さんの新作落語。最初は、面白く聞いていたの。聞いていたはずなんです。でも、仕事の疲れ?最後の方は熟睡してしまった(^-^;雨降る名古屋の都会までいったのに・・・なんという不調法。そして後悔😢帰りは、