一時盛んにもてはやされた「起業」ブーム。特に若くして巨万の富を得たIT長者の壮挙がもてはやされ多くの人がチャレンジしては消えていった。それはそれで若者の挑戦としては評価できる。だが、定年を迎えたサラリーマンが退職金を投資に注ぎ込み大きな損失を出して悲嘆にくれる愚挙はいただけない。退職金は永年勤続のご褒美だと勘違いしていないか?退職金の趣旨は若い時に安月給を強いられた賃金差額を退職時に受けとる生涯賃金の一部。ご褒美なんかじゃないとても大事なお金。そういう性格のお金だから税法上も優遇されるだけ。それ