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前回まではこちら⬇️目次世は群雄割拠の戦国時代。わしは北条氏康(ほうじょううじやす)です。武田信玄(たけだしんげん)の躑躅ヶ崎館(つつじがさきやかた)で相模の塩商人に化けた綱成(つなしげ)は信玄に平伏したまま、地面の土を握りしめていました。信玄さんの家臣からの報せを聞いた綱成さんは驚いたんだよ。家臣「北条殿が上総国の三船山(みふねやま)で里見(さとみ)に敗北しました。」信玄「何⁉︎北条の大将は氏康殿か?」家臣「いえ、当主の氏政(うじまさ)殿です。氏政殿は敗走し命は無事のようです