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カクヨムの「コロナの時代の読書~私たちは何を読むべきか」に「今も白夜を旅する人々へ」参加しました。・コロナの時代の読書~私たちは何を読むべきか-カクヨム特設ページ-カクヨム特設ページhttps://kakuyomu.jp/special/entry/readingguide_2020・今も白夜を旅する人々へ-カクヨムhttps://kakuyomu.jp/works/1177354054899460361所謂カクヨム内の読書感想文コンテストでは
退職後、ゆとりが出来たので猛烈に読書した。社会人時代、純文学の小説や長編小説や人文科学・社会科学の本に浸る精神的余裕がなかった。その反動かもしれない。その中で、凝った作家が何人かいる。三浦哲郎はその一人である。青森県八戸の出身であるが、戦後岩手県の二戸町や一戸町に移り住み、早稲田の仏文を出た。大学時代に井伏鱒二に見出されたが、その後泣かず飛ばずの修業時代を送り、起死回生をかけた作品(『忍ぶ川』)で芥川賞を受賞した。私は大学時代に『忍ぶ川』を読んだ。当時、映画化されて話題になっていたので
2週間に2冊の本を読む・・・途切れることなく続いている。前回の2冊目、坂井希久子の「泣いたらアカンで通天閣」を今日の午前で読み終えた。いい小説ではあると思ったけど、1冊目の中島京子の「小さなおうち」が素晴らしかったせいか物足りない感があった。それに2/3くらい読み進むうちに、その後のストーリー展開が想像できてしまい、その通りの展開だった。でも、どんでん返しがなくハッピーエンドに終わる小説は僕は好きだ。今日は、無風で暖かな日だった。ぴったり2週間で、散歩がてらの図書館へ行った。
日本のふるさとを感じる旅&ライフスタイルマガジン「伊勢志摩デイズvol.2」絶賛発売中AllAboutNEWS神代への悠久の旅へ出る」伊勢神宮外宮・内宮/二見輿玉神社/月読宮/猿田彦神社/瀧原宮/瀧原並宮/伊雑宮/倭姫宮○「リニューアルした『せんぐう館』で知る“...「鬼でも人でも、姫をさらったものは返せ!!」死んだのに亡骸がない?神かくしか失踪か……皮肉にも最後に...ガジェット通信薫と匂宮の間で悩んだ浮舟はついに自殺を決意。周囲へそれとなく別れを告げ、皆が寝静ま
カクヨムコン5即ちカクヨムWeb小説短編賞2019に「ライオンな、彼氏。」参加しました。2話構成で短編は完結です。評判が良ければ…いや時間の都合が付けば長編完結させたくは有ります。・ライオンな、彼氏。-カクヨムhttps://kakuyomu.jp/works/1177354054891306736「ライオンな、彼氏。」の初プロットは、同じ青森県出身の三浦哲郎さんの「白夜を旅する人々」の新作映画シナリオとしての現代版でした。書き上げて某アミューズ等に原稿持ち込みしよ
*名作本作についてのレビューを検索して読んでみると、賛否両論あるようだけども、自分は本作はおいおい泣きながら読んだくちなので断然、肯定派である。これは紛れもない名作だと断言したい。ちなみに本作のあらすじは、大体こんな感じである。登世は夫と二人の子供の四人家族で暮らしているが、夫が出稼ぎに出てから、毎夜、体がほてって寝られなくなってしまう。自分の身体はどうなってしまったのだろう、自分はとんでもない淫乱ではないかと悩み、思いあまって幼馴染の英子に相談すると、寝酒を飲むことを提案され、実行
長野黒姫・戸隠一人旅から始まり、出雲・松江一人旅、そして今回の岩手座敷わらしの宿緑風荘一人旅。完璧な流れでした。人生って本当面白いなって改めて思いましたどんな流れがあって、どんな事があったのか、書いていきます長野の黒姫・戸隠一人旅を終えて、次は久々に出雲かな~って思っていたんだけど、なぜか流れがこなかった。気持ちも上がらなかった。こういう時は、”お任せ”が1番だって事は、よぉぉぉく分かっているので、”流れ”が来るのを待っていました。必ず、これだ!っていう”お知らせ”が来る
先日、念願だった「座敷わらし伝説の宿・緑風荘」に宿泊してきました。実は、火災のあった2009年に泊まることになっていただけに、感激もひとしおなのでした。最寄りの金田一温泉駅です。『ユタと不思議な仲間たち』でお馴染みの、ぺどろ・だんじゃ・もんぜ・ごんぞ・ひのでろが迎えてくれます。こちらは、緑風荘に住まうとされる亀麿くんです(←そう、彼が訪ね人です)。ちょっと足を延ばして、作家・三浦哲郎氏の足跡を辿ってきました。ユタが学んだ分教場です。三浦氏
金曜朝は生徒の答案が届いている可能性が高いんですよ。もちろん添削がメインなわけですけど。今日も大漁ですえらいぞちらっと見た限り、「めっちゃいい記述」を書いた生徒がいるようなので、機嫌はいいです。ようやく字もまともになったそんなわけでまたリブログ。去年の今頃「note」で読んだ記事がありまして、私がキレてしまって書いた文章です。三浦哲郎の「メリーゴーラウンド」を紹介できたのは良かった。木馬の騎手(新潮文庫)Amazonhttps
高校生の時は文庫本の小説を読んでいた。貧しい高校生だったので手の出る値段の文庫本を読んで暇を潰した。バスと電車を乗り継いで通学していて、夏休みや休日の部活動の行き帰りによく読んだ。何冊くらい読んだかは覚えていない。そのうち文庫本が参考書などに切り替わることになるが、いずれも活字を相手にするので大きな変化はなかった。大学生になるとサークル活動とバイト、遊び(パチンコ、麻雀)に明け暮れて本など読まなくなった。大学生活晩期になりサークル活動が終了、授業枠も空欄が目立つようになって暇つぶしに本
こんにちは。江東区猿江にある学習塾、ほっとすぺーすかたつむりの代表、金子潤(かねこじゅん)です。光村図書中学校二年生の国語に載っています。私が住んでいた東京都町田市は田んぼこそだいぶ少なくはなっていましたが桑畑がやたらと多く、決して都会ではありませんでした。それでも出稼ぎの人たちは珍しくなくこの作品に描かれている状況はよく理解できます。最近の中学生は「出稼ぎって何?」という子も多いはず。作品鑑賞の前にまずこの一家がどう
思い出したので、書いておこう。数日前、夢を見たんです。起きた途端、すぐに忘れてしまうのがカエサル流の夢の見え方なんですが(どんなだ)今回は妙に生々しく覚えてました。パトナも一緒でした(パトナとは、カエサルと同居している女性のことです。籍は入っていません。パトナという変わった名前の人物、ではなくて、パートナーが5文字で長いので、横棒を取ってここでの呼称としています。森博嗣流)パトナと旅をしている夢。(案外、パトナが出てくる夢は少ないです。遅刻する夢や、橋から落ちる夢も最近見ないなぁ)ど
アミューズはあの芸能事務所のアミューズです。結構な作品に携わっているので、シナリオコンテストあるのかなとまま探してみましたが無い様です。それもそうです。何故にアミューズに拘るかは後にして。もう高校生に時に読んだ、同じ青森の郷土の三浦哲郎「白夜を旅する人々」が何もかも衝撃的過ぎて、高校生の感性では耐えれないものでした。何故にちょっと違うだけでここまで背負わないと行けないか。三浦哲郎自選全集(第12巻)白夜を旅する人々Amazonそして今日迄、それを薫陶とし
「忍ぶ川」三浦哲郎「しの」は「志乃」であって「志野」ではない。解説で奥野健男が「志乃」という名を「銘仙が似合う」イメージと絶賛していたのを読まなかったのか?他の作品についても薄っぺらいことしか書かれていない。立ち読みで読む価値もなし。宮本輝の「螢川」の評も酷かった。今思い出したけど、大学時代の友達の友達が「志乃」という名前で、親が「忍ぶ川」から付けたと話していました。顔も何となく覚えてる。ちなみに、映画の「忍ぶ川」のポスターは純文学作品というより日活ロマンポルノ風です(笑)。あ
瀬戸山荘でのライブの演目に三浦哲郎の【じねんじょ】を選んだ時にすぐにこの【結城紬】を舞台で着たいと思いました主人公の小桃が初めて実の父親に会いに行く時母親譲りの紬を着て行きますこの着物は母親譲り【この紬は先年あの人が信州旅行で気に入って土産に買ってきてくれたものだからいい目印になるなるはずだ着物にはうるさい人だったからねあの人がボケていなければの話だけどさ】と母親は言います案の定待ち合わせのフルーツパーラーに行くと父親の方が先に見つけて時子(小桃)に話
昨日に続き、歌稿プリントより、3首をアップします。ブログ記事更新を止め短編の三浦哲郎に涙しているティッシュで涙を拭う悲しみでなくて欠伸が出たという俗節分を祝いて妻が買い来たか今年に初の桜餅食べる写真ACより、「テニス」のイラスト1枚。
ふるさと岡山の山荘で語りのライヴをします5500坪の丘陵地の敷地に建つ山荘です初めての時は敷地内で迷子になりそうでした桜の時も紅葉の時も雨の時も雪の時もいつもいつも素晴らしい山荘です今年で10回めとなります年一回ですが毎年大勢のお客様にお出でいただいております2019年5月26日(日)岡山瀬戸山荘トリオ倶楽部にて昨年はお申し込み締切日前に満席となりお越しいただけなかったお客様がたくさんいらっしゃって申し訳ございませんでした
本日は朗読の日・勉強会。でも、その前に散髪髪が伸びて、そろそろ収拾つかなくなってたので、短めにバッサリスッキリ軽くなりましたで、美容院帰りの綺麗な髪で勉強会へGOなのに、誰も髪の事言ってくれませんでした~長さだってかなり変わったのにさて、本日も読むのは太宰治の「列車」メンバーのKさんは、三浦哲郎の「とんかつ」という作品を読んでいます。これは作品の中に会話のシーンが結構あるので、Kさんは悪戦苦闘中。台詞は苦手なのだそうです。反対に「列車」は台詞が一切ないので、個人的には「とん
弥生中期・古墳時代の集落発見相生・福井池の下遺跡神戸新聞兵庫県教育委員会は16日、相生市若狭野町福井の「福井池の下遺跡」で、弥生時代中期(紀元前2世紀ごろ)と古墳時代前期(4世紀ごろ)、同後期(6世紀ごろ).芸妓が「道ならぬ恋」に走る時代は終わった、知られざる結婚事情ダイヤモンド・オンライン戦後を代表する芥川賞作家の三浦哲郎が、古町花柳界を舞台に『熱い雪』という小説を遺している。古町芸妓・雪弥を主人公とする悲恋の物語。東京の大学に通う...ヤクルト坂口近鉄時代の先輩
「平成日本シリーズ史」西武の6連勝を阻止したヤクルトの川崎憲次郎の力投!アサ芸プラス1993年の日本シリーズは、平日のデーゲームで試合が行われた最後のシリーズである。その顔合わせは前年に続いてヤクルトスワローズ対西武ライオンズ。天皇の退位後の京都居住「まずないと思う」毎日新聞...やめられる天皇が(元号の公布を)決め、一世一元制を守るために(天皇が)代わった瞬間から元号が変わるという、日本史上で特殊な形をとる可能性が高い。浪岡名所めぐりツアー、隠れた魅力再発見東奥日報一
「みちづれ」★青函連絡船にまつわる話。主人公は船に乗り込む前に、見知らぬ老婦人を見掛けるが、その様子から彼女も自分と同じ目的を持っているだろうことを察する…。本作では、老婦人の主人公に対する態度の変化がおもしろい。物語では、登場人物たちに同じことをさせることで関係を深めさせるというのは基本ではある。一緒に逃げさせる、一緒に戦わせる、一緒に食べさせる…というように。本作もこの仕掛けを使っているように思える。「とんかつ」★物語は、北陸の宿に母子二人が姿を見せる場面からはじまる
謎の題名になってしまいました。「国語力より感情力」という文を読んでしまったせいです。引用するつもりは全くないですが、国語力がかなり誤解されているようです。もしかしたら、「物語文読解に求められる」のは、「教師の用意した答えを書くことだ」などと、いまだに思っている方がいるのではないでしょうか。全く違います。「自分なりの読み取りが書けないからつまらない」などと、思っていないでしょうか。あなた独自の読み取り方には興味がないわけです。ちょっとアツくなってしま
9月19日、20日の二日間にわたり、清里にてゼミ合宿を行いました。今回は初日の発表についての議事録をまとめます。〈発表者:東野〉○使用テキスト三浦哲郎『ユタとふしぎな仲間たち』初出:昭和46年11月(新潮社)刊行:昭和56年8月(毎日新聞社)○発表概要・本作品において座敷童には〈前世の存在〉〈間引きされた子どもの怨霊〉〈成長できないもの〉といった役割を与えられている。では、この三点をふまえた上で、座敷童たちはユタにどんな影響を及ぼしたか。・座敷童たちは、ユ
2018/08/30💠『忍ぶ川』💠感謝しています❣️今日もご訪問ありがとうございます❣️表題は三浦哲郎の代表作です。三浦哲郎は、私がまだ学校で働いていた頃、ある年の八月に亡くなりました。それで八月が来ると彼を思い出します。『忍ぶ川』は、ロングセラー、ヒットセラーと呼ばれる長編物、5巻、10巻、数十巻、百巻以上のどんな長編をも凌ぐ中身を持っているように思っています。三浦哲郎が一時住んだことのある岩手県一戸町にはお墓もあります。その一戸町を流れる川のほとりに三浦哲郎の石碑があります
皆さん、お久しぶりです(´艸`*)とっても久しぶりの更新です今日は22度までしか上がらず、肌寒い一日となりました一歩ずつ、秋に近づいている、今日このごろ。さて、以前緑風荘ブログでもお伝えした、地元金田一中学校の生徒さん達が、無事に長崎から帰って来たようです校長先生もわざわざ報告にいらしていただき、生徒さん達の活躍ぶりを聞かせていただきましたそんな長崎大会の模様が、9月30日(日)IBC岩手放送にて放送されます岩手の皆様、子供たちの頑
このところ暑すぎてだるだるなので字幕無しで眼に優しい少し前の日本映画をいくつか見ました。「忍ぶ川」1972年日本監督/脚本:熊井啓原作:三浦哲郎美術:木村威夫出演:加藤剛:栗原小巻:信欣三(おはなし)大学生の哲郎(加藤剛)は送別会の流れで行った料亭「忍ぶ川」で働く志乃(栗原小巻)という美しい娘に一目惚れする。志乃も以来ずっと通って来るちょっと強引だが真面目そうな哲郎に好感をいだく。ある日ふたりは志乃の生まれた深川、哲郎の兄が勤めていた木場を訪ねる。志乃は
昨日無事に『前橋朗読研究会・25周年記念公演』が終了しましたお暑い中、たくさんの方にご来場頂き、心から感謝申し上げます。本当に暑かったです焦げてしまうくらい…でも、皆さん足を運んでくださり、本当にありがったかったです朝は雲に隠れていた赤城山も、お昼頃にはスッキリ見えましたリハーサル中の、演奏者の方々6作品、それぞれの内容に合った曲を、編曲なさって演奏して下さいます。ありがとうございました私は、三浦哲郎作「とんかつ」を読ませて頂きました。
コンテスト規定作品。終わりました。やっと。やっと。長い時間かかった。約2か月かかりました。自由作品の方が気楽なような気がする。ほっとしたので、久しぶりに図書館で本を借りてきた。犬もの小説。好きです。確か宮部みゆきの作品にも犬ものがありました。犬ではありませんが、座敷童子が出てくる三浦哲郎の「ユタと不思議な仲間たち」これは最高傑作でした。三浦哲郎は、実は本当はあまり好きじゃありませんでした。ヒグマと対決するマタギの話とか、とても面白いんですが、途中に余計な文章を散りばめるの