ブログ記事26件
子どもの本と木のおもちゃの店夢文庫ピコットです。名古屋市天白区にあります。たまたま留守にしていた時、常連の小さいお客様がレジに立つバイトさんに、“ほんとうのピコットさんは、どこ?”と聞いたそうな・・・。それがブログのタイトルになりました。プレゼント用の絵本のご相談をよくいただきますが、贈るお相手の年齢や好きな物といった手掛かりがよく分からないのよ~という場合もあります。男の子だとしたら、乗り物絵本なら絶対外さないですよね等とお話をしながら、そのテッ
今日は7月7日七夕ですね🎋どうやらお天気もいいみたいなので彦星さまと織姫様は逢うことができそうです今日の音読は横浜詩人会の鈴木多佳さんの作品から「流す」鈴木多佳朝から用意した新しい青竹に朝露を擦った墨汁でそれぞれの願いや思いを書き綴り結びつけ軒につるした兄は将棋が強くなりますように姉は美人になりますように幼い私は母がずっと元気でいてくれますように願いそれは祈りだった夕食どき星の見える座敷に集
センス・オブ・何だあ?―感じて育つ―Amazon(アマゾン)2022年3月5日発行・・・2023年12月8日読みました私の心に残ったこと私に何かを経験させるとき、両親は「感じられる」ことと「楽しめる」ことだけをゴールにしたそうですそこに「将来役立つ」という発想はなく、まずは「かじらせ」、経験させることを大切にしたのでした・私は四歳の終わりごろ、目の手術によって光と完全にさよならしました・『セ
心の耳を養いましょう。〈今日も一日お元気で365日2日〉日本エッセイスト・クラブ賞受賞者、三宮麻由子さんは盲人でいらっしゃいます。彼女は、小鳥から森を感じることができると言いました。目がご不自由でもさらに広がっていく人生。誰でも、形の異なった何らかの障害があるものです。小さなものから永遠を感じ取る心の耳を養いたいものです。田中信生著今日も一日お元気で365日※
全盲の作者さんが書いた絵本。幼児には作者さんの情報は入れずに様々な擬音語を楽しんでもらえるように。高学年には作者さんの情報を少し伝えて、作者さんの耳から聞こえる世界を感じ取ってもらえるように。ウチの子供達もお気に入りの絵本。Amazon.co.jp:おいしいおと(幼児絵本ふしぎなたねシリーズ):三宮麻由子,ふくしまあきえ:JapaneseBooksAmazon.co.jp:おいしいおと(幼児絵本ふしぎなたねシリーズ):三宮麻由子,ふくしまあきえ:Japanes
みなさま、こんにちは!わっ!新刊だ!と飛びつくように読んでいる一冊はコチラです『わたしのeyePhone』三宮麻由子著わたしのeyePhoneAmazon(アマゾン)幼くして光を失ったわたしの「小さな相棒」=iPhone「掌の目」であるスマホとの発見に満ちた日々を綴るエッセイこのレトルト食品の中身はカレー、それともシチュー?マンションの掲示板には何が書いてある?目の見えない人の日常には困りごとがいっぱい。そんな日々を支える心強い相棒的存在は、身近なiP
2歳6か月になるちびさん、生まれた時から体が少し小さめです。乳児の頃に健康診断でも指摘を受け、今は大きな病院で経過観察中。ついこの前は久しぶりの診察でした。結果は予想より良くはなく・・・ちびさんの場合、「おそらく成長ホルモン云々というよりは、単に小食で食事量が足りていない状態」なのだそう。うん、知ってる。ちびさん食べることにあんまり興味ない。色んな角度から頑張ってみてはいるけどもう限界なんだよぉぉお~~
センス・オブ・何だあ?―感じて育つ―(福音館の単行本)Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}2022年3月5日発行・・・2023年12月8日読みました私の心に残ったこと私に何かを経験させるとき、両親は「感じられる」ことと「楽しめる」ことだけをゴールにしたそうですそこに「将来役立つ」という発想はなく、まずは「かじらせ」、経験させることを大切にしたのでした・私は四歳の終わりごろ、
4歳の時に病気で視力を失った三宮麻由子さんのエッセイです。冒頭で書かれているスズメの鳴き方で、時間や天気を知るという三宮さんの朝の習慣を読んでいてかつてはあたしも、そんな時間をよく過ごしていたんだよなぁ、と思い出しました。といってもあたしの場合ただボ~~ッとスズメの声や風の匂いを感じていただけですが今のあたしに圧倒的に足りないのはそんな風に過ごす時間だよなぁ、と。ただただ五感を解放して「風景の一部」になる時間。お馬をやめてからすっかり閉じてしまっていたなぁ
「鳥が教えてくれた空」三宮麻由子、日本放送協会出版協会、1998年発行4歳の時から全盲になった著者のエッセイ。視覚以外の五感が視覚を失うことによって研ぎ澄まされるというのは、想像が付きますが、鳥の鳴き声や滝の水音から風景が見えるというのはどんな風景なのだろう?私も匂いにはかなり敏感で違いを感じはしますが、森の匂いの表現の豊かさには圧倒されました。努力してもどうにもならないことへのこだわりを捨てて、受け入れることで、新しい世界が切り開かれていく気がしました。以下は文中引用とミニ感想です。
三宮麻由子福音館書店2022.3.5早起きして読み始めたら,あんまりおもしろくて,止められず,仕事に来て,まるで早弁する学生のように他の資料で隠しながら読み進め,,,今完読しました。ばれてないはず。たぶん。作者の三宮さんは絵本「でんしゃはうたう」「おいしいおと」の作者。存じ上げなかったんですが,4歳の時に視力をなくされたんですね。でも,季節の変化はにおいでわかるし,料理の出来上がりは音でわかる。車に乗ってても,タイヤの下の道の変化まで感じ取り,色づいた葉は,乾いた甘
埼玉県狭山市グリュックピアノ教室♬講師の榎本千奈都です教室HPはこちら先日、楽器店で気になる本を見つけました。『フランツ・リスト深音の伝道師』三宮麻由子著著者自身がリストを学び実際にリストの作品を弾いて感じたことが曲別に書かれておりとても面白く興味深かったです。著者は幼い頃に盲目になりその経験や研ぎ澄まされた耳で感じたことを様々な言葉で表現されていました。私も実際に弾いた作品や大好きな作品についてたくさん書いてあったので読んだ後に楽譜を開いて答え合わせ
著者の三宮麻由子さんは4歳で病気のため視力を失いましたこれまで何度も悲しい、悔しい涙を流し混乱する頭を抱えその度に涙を拭って自分の力で立ち上がり歩みを進めていらしたのだと思います『もうダメかも…』と炎が消えかかるようなときこそ『いや、私ならできる!』と自分の力を信じ再び光を増して輝きたい止まない雨はありません心に晴れ間がのぞいたら歩き出しましょう!🤗今週も素敵な1週間を✨
まったく悩みがないように見える人でもじっと心の奥を覗いてみればきっと無数の困難やタブーがあるに違いない。だが、そこで人は大きく2種類に分かれる気がする。・苦しみを幸せに変換し自然体のまま心穏やかに生きる人。・すべてを苦しみとして受け止め本来幸せの要素として与えられているものでさえ不幸の原因にしてしまう人。私は思う。全ての人には幸福も困難も同じだけ与えられているのではないだろうかと。それらの要素を幸福にもっていく力(幸福力)を磨くと、ど
みなさま、こんにちは!この本は「こどものとも年少版」折り込みふろくの連載を加筆修正したもの、なんだそうです。おおもとの「こどものとも年少版」がどんなものかはわからないのですが、久しぶりの著者の本で、1ページ1ページ、ゆっくり大切に読みました。著者は4歳の頃に光と完全にさようならした、そうです。好奇心、感性、やさしさ、知性・・・あぁ、こういう世界があるんだな、こういう見方もできるんだな、とハッとすること度々です。読むたびに素敵な方だなぁ、と思います。『センス・オブ
今日は、代官山蔦屋書店主催の『センス・オブ・何だぁ』刊行記念三宮麻由子さんのオンライントークイベントを拝聴しました。若い友人Iさんに教えていただいたのです。感謝感謝です。先日の書店巡りで、『センス・オブ・何だあ?―感じて育つ―』(三宮麻由子著/大野八生画福音館書店)も購入し、読んでから臨みました。こどものともの月刊誌である「こどものとも年少版」の折り込みふろくに、三宮さんが『センス・オブ・何だあ?―感じて育つ―』を連
時間はひとつだけじゃない。・・・・・ヒュウヒュウ・・・「何だろう?この音?」演奏会を間近に控えピアノのレッスンに没入する三宮さん。彼女の耳元に聞えてきたのは虫の声でした。このとき三宮さんは次のように語ります。「私がどんなにドキドキしたり仕事に忙殺されても自然はおかまいなしに素晴らしい音色を届けてくれる。でも、よく考えてみれば仕事・宿題・試験・・・と時間の虜になるのは本当の姿だろうか?もしかしたらピアノの手を止めたとき突然虫の音が聞えてきたよう
こんにちは!静岡の三島から、ちえこです。涼しい風にのって秋の足音が聞こえてくる頃になりました。私たちの周りはいろんな音に囲まれていますね。音を感じて、あんな音こんな音!まずは、食欲の秋、「あぁおいしい!」おいしいおとってどんな音でしょう?『おいしいおと』三宮麻由子ぶんふくしまあきええ(福音館書店)2002「いただきまーす」お箸で、はるまきを口に運びます。上手な箸使いです。ほうれんそう、ごはん、みそしる、ウインナ、かぼちゃ・・・デザートも食べ
p205「答えに向かって歩む」ことを目標にする。「空が香る」三宮麻由子空が香るAmazon(アマゾン)2,500〜15,085円空が香る季節はいつ?空が香るとはどんな感じ?知りたくなったら本を手に取ってみようあなたの第6感が目覚めるかもしれない♪麻由子さんの豊かな感性に触れられて感謝あなたの感覚の先あるものを想像していた時間と心は私の一部を穏やかに変えていく
1998年の本。それほど沢山の本を読むわけではないので心に残る本も少ないのだけどこの本は鳥肌がたったのを覚えている。本の汚れ具合からして折々に思い出しては手に取っているようだ。内容は鳥に教えられたことばかりではなくて私がずっと覚えてるフレーズは渓谷に立った三宮さんが「セミの声が下から聞こえるから谷が深いのですね」と言ったら同行のピアノの先生がずいぶん驚かれた。というところ。それと「思い出が多くなると時が匂いになることに気がつき始めた。」というところ。乾いた紙
今日も三宮麻由子さんの絵本でつなぎます。今日の一冊は、こちら。『かぜフーホッホ』これからの季節にピッタリな絵本。この絵本にも素敵な音がたくさん出てきます。斉藤俊行さんの絵がまた素敵でヾ(*´∀`*)ノ表紙の写真を撮ってみてあらためてそう思いました。本編に出てくる絵もとても素敵ですよ♪三宮さんの素敵な音とともに風を感じる絵がいっぱいです。2013年初版2007年ちいさなかがくのともで初出かぜフーホッホ(
1週間ぶりの更新ですまたよろしくお願いします今日の一冊はこちら。『でんしゃはうたう』(*ノωノ)絵本『うちゅうはきみのすぐそばに』の画家さんのお名前を見てぱっと頭に浮かんだ絵本です。読み聞かせは「上手く読もうとしなくていいですよ」と、お伝えしていますが。この絵本は上手く読めるようになりたい私…(*ノωノ)でも多分そのまま文字を読むだけで楽しい絵本なんです(^^)とっても素敵な擬音語がいっぱいです。2004年ちいさなかが
2020-5-26(火)おはようございます。雲の多い朝。。昼頃から雨のよう。。降水確率は60%。昨日は、テレビで映画。。タイトルを見ただけで録画予約。。「予期せぬ出来事」。。どこか興味がわきました。出演者で名前を知っているのは、エリザベス・テーラーとオーソン・ウェルズぐらい。空港が舞台。。霧の深い英国。。濃霧のため飛行機が飛べなくなる。みんな飛行機を降りてホテルへ。特別待遇の人たちが一杯。。原題のタイトルは、「V,I.P」だったような。。「BOA
1月末、エッセイストであり、絵本『でんしゃはうたう』や『おいしいおと』などを書かれた三宮麻由子さんの講演会がありました。「心の視力をあげるために」を大きなテーマとして、“感性を高めること”を様々な観点からお話ししてくださいました。三宮さんは4才の時に視力を失っています。最初は、建物の中に居るのか、外に居るのかも分からなかったと仰っていました。三宮さんは、普段は大手通信社で英語翻訳の仕事もされています。目が見えないから聴力や感性が優れているわけではなく、たくさんトレーニングをされてきたこ
去年の今頃は、三宮麻由子さんと村中くんの記事を書いていたらしい。多分同級生で一番有名になってしまった村中くん。(ん?)(違うかな)(元・広島カープの高信二かもしれない)クラシック好きな方はぜひ。交響曲第3番『スコットランド』、弦楽八重奏曲(弦楽オーケストラ版)村中大祐&オーケストラ・アフィア5,400円Amazon交響曲第4番『イタリア』、第5番『宗教改革』村中大祐&オーケストラ・アフィア6,480円Amazonシューベルト:交響曲第9番
盲目の三宮麻由子さんによる音シリーズ絵本で、今回読んだのは雨音編。雨が降ると、どこにどんな音が鳴ってるか探して数えるのが好きな私に、これは楽しい絵本でした。通り雨のふりはじめから、あがるまでの音を、「ザーザー」とかざっくりした言葉でなく、誰もそう表現したことのない、でも書かれてみればたしかにそうだ、という擬音語で、雨の一粒ひとつぶを言い当てる。『ピツッ』ってひとくちにいってもね、これは声帯をふるわせない、みじかい破裂音だけの『ピツッ』だな、とか、音読するのもかなりセンスいる気がする。雨の音
作者の三宮麻由子さんは、幼い頃に視力を失いながらも、上智大学〜同大学院を卒業し、外資系企業で通訳などされていたそうです。と、何かで読んで初めて三宮さんという人を知った私。この絵本の著者紹介をみると、とくに視力のことには触れていないので、ことさらそういう紹介はされたくないのかもしれないけれど、はじめにふれた情報がそれだったので、『でんしゃはうたう』なんてタイトルに期待して手にとりました。電車のなかで、一定のリズムを刻むあの音が、文字になってすごーくよくわかる。これ音読するとき、リズムつけるの私