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1955年度日活映画「警察日記」を見る。以前から気にはなっていた映画だが、古臭い映画で、拒否感があって今まで見る事が無かった。しかし、見るに値する映画である事を今更ながら感じる作品だった。情報として持っていたのは、日活俳優「エースの錠」こと宍戸錠さんの初出演映画である事と、森繁久彌さんが主演を演じること位だったのだが・・・森繁久彌伊藤雄之助東野英治郎三国連太郎宍戸錠殿山泰司三島雅夫多々良純沢村貞子杉村春子岩崎加根子飯田蝶子二木てるみなどその後
先日徹子の部屋をたまたま見ましたもうそろそろお終いなんですよね?徹子さんもお歳だし50年続く長寿番組は繰り返し出ているゲストも多くこの日のゲストは竹野内豊さんでした後ろ姿はいい女中身はオッサンの私が「イケオジ、ツヤ女」を製造するサロンイイズカスタジオアンの武村エミコです2回目らしい徹子の部屋出演最近のご活
女優の渡辺えりさんが若かりし頃出演する舞台の役者陣の初めての本読みが行なわれた。本読みとは、座りながら、自分の役のセリフを言っていくもの。コの字形のテーブルに座ったときに彼女はある人の台本を見て度肝を抜かれたんだそう。みんなテーブルに自分が読み込んできた台本を置くわけだけどたったひとり、手垢で黒ずんでいる台本があったんだって。それが名優・三国連太郎さんの台本だった。当時、既に映画スターでもあった三国さん。その三国さんの台本だけが
20230830夜忘れられない日本映画相米慎二監督の「夏の庭」をめぐって映画の音源、映像等は、使っておりません。チャンネル登録をぜひお願いします。↓をタップして下さい。相米慎二監督映画「夏の庭」(1994年)をめぐって(映画の映像、音源等は、使っておりません。)2023年8月30日藤谷蓮次郎・製作#相米慎二#夏の庭#三国連太郎youtube.com藤谷蓮次郎2023年8月30日
中沢啓治が自らの広島の被爆体験を描くマンガを原作に「太陽の詩」の山田典吾監督が実写映画化した1976年の作品です。昭和20年4月、広島。国民学校2年の中岡ゲンは父・大吉が日頃から戦争に批判的で“非国民”とののしられ、特高警察に逮捕されて拷問を受ける。そのため大吉の家族に、米を売ってくれなくなり、“非国民の子”として、長男の浩二、姉の英子、ゲン、進次も周囲からいじめられるようになる。そんな彼らを朝鮮人の朴は、大吉を正しいと何かと一家の力になるが、浩二は“非国民”の重みをはね返すために予科練
[海や‼️ああ、海や‼️本当や‼️海や‼️海や‼️][海や‼️オリ(私を表す飛騨の方言❓)海見るの初めてや‼️][オリもだ❣️]新工(シンコ)と呼ばれる今年初めて、飛騨の山奥から製糸工女として工場努めをする者達が、口々に喜びの声を上げる。その場所は、その少女達が、野麦峠をはじめ、幾つもの峠を越えて、最終目的地の信州岡谷に入る場所。その峠の名前は[塩尻峠]。新工皆んなの歓喜が、いっせいに発せられる😊[皆んな。ありゃあ、海でねぇ。湖だ。諏訪湖やさ。😊海みたいに大きな湖だも
初代中村錦之助後の萬屋錦之介本名小川錦一昭和七年(1932年)十一月二十日東京府に三代目中村時蔵・小川ひな夫妻の四男として誕生。昭和十一年(1936年)十一月初代中村錦之助(しょだい・なかむら・きんのすけ)の芸名で初舞台を踏む。昭和二十八年(1953年)十一月十五日に『鬼一法眼三略巻』における虎蔵実は牛若丸を勤めた後、映画俳優に転身する。時代劇映画を中心に出演した錦之助は大スタアとなった。昭和三十六年(1961年)から昭和四十年(1965年)
<前回のあらすじ>会社社長の伊勢には秘書で愛人でもある晴子がいる。伊勢の妻友子は宗教に狂い、夫婦関係は破綻している。ある夜、伊勢が晴子のアパートにいると友子が乗り込んでくる。短剣を出し、晴子を殺そうとする。友子伊勢は友子を壁に押さえる。その結果、友子は図らずも窒息して死んでしまう。伊勢と晴子は友子を秘密裏に処分しようと決心する。芳江には悩みがあった。画家の兄相馬良夫は、芳江の恋人真下との結婚を認めようとしない。相馬は真下を馬鹿にしてい
監督井上梅治原作江戸川乱歩伊勢正吾(三国連太郎)沖晴美(新珠三千代)相馬良介、南重吉(大坂志郎)相馬芳江(芦川いづみ)伊勢友子(山岡久乃)花田警部(安部徹)真下幸彦(三島耕)池田澄子(多摩桂子)重吉の助手兼愛人1956年/日本江戸川乱歩の原作を映画化した作品。主演を三国連太郎が演じ、新珠美千代、芦川いづみが脇を演じる。何といっても大坂志郎が味のある探偵役を演じている。脇役、小道具が多彩で、よく計算されたシナリオになっているのではないかと思う。
『必殺仕掛人消す顔消される顔』テレビ54分トーキーカラー放映日昭和四十七年(1972年)十月七日放映局朝日放送TBS系はらせぬ恨みをはらし許せぬ人でなしを消す人呼んで仕掛人いずれも人知れず仕掛けて仕損じなし人呼んで仕掛人ただしこの稼業江戸職業づくしにはのっていない藤枝梅安と岬の千蔵は、目の不自由な夫が、優しく介護している妻に当たり散らしている光景を見る。「なんて酷い亭
未完の対局1982年9月15日公開日中戦争をはさんで、数十年にわたる日本と中国の二人の棋士の人生を描く。あらすじ日本の名棋士、松波麟作と中国の江南の棋王と謳われた况易山は、1924年、北京で運命的な出会いをした。その2人の対局は官憲により中断させられたが、江南の麒麟児といわれる况の息子、阿明は、その天分を伸ばすために、日本の松波のもとに預けられることになった。才能を発揮していく阿明は、松波のひとり娘、巴といつしか愛しあうようになる。しかし、日中戦争の激化のなかで、2人の恋愛関係は複雑な波
2022年4月2日日曜日くもりきょうのリブログは、9年前の記事から、ある方との出会いを綴っています。
『復讐するは我にあり』(監督・今村昌平原作・佐木隆三脚本・馬場当池端俊作撮影・姫田真佐久音楽・池辺晋一郎1979年)出演・緒形拳、小川真由美、三国連太郎、倍賞美津子、清川虹子、ミヤコ蝶々、絵沢萠子、白川和子、フランキー堺、北村和夫、殿山泰司、垂水吾郎、加藤嘉、根岸とし江、河原崎長一郎、菅井きん、阿部寿美子、浜田寅彦、浜田晃梅津栄、小野進也、金内喜久夫他。5人を殺害して逃走、全国を震撼させた凶悪犯、榎津巌(えのきずいわお)(緒形拳)が昭和39年1月、78日間の逃
Amazonprimeでめちゃくちゃ古いけど、掘り出し物の邦画作品を見つけました。死の十字路(1956年)江戸川乱歩原作(ストーリー)伊勢商事社長の伊勢省吾は秘書の晴美と不倫関係にあった。密会していたある夜、伊勢の妻が髪を振り乱し短刀を手に駆け込んできた。何とか妻を抑えようとした伊勢だったがはずみで殺害してしまう。そこで伊勢は愛する晴美との生活を守るため、ダムに妻の死体を捨てることを思いつくと、車のトランクに死体を押し込んでダムまでの長い道を走り始める。しかしとある十字路でトラックと
「復讐するは我にあり」(1979)1970年代を代表する日本映画の傑作をNETFLIXで観ました。監督は、10年ぶりの新作となった今村昌平。予告編はコチラ。金欲しさに顔見知りの男2人を地元の九州で殺害した榎津巌(緒形拳)の逃亡生活がスタート。詐欺や殺人を繰り返しながら各地を転々とする日々。全国指名手配の身であるのに、弁護士と偽って裁判所で会った被告人の母親から保釈金を騙し取ったり、ついでに知り合った弁護士を殺害したり、手口は大胆かつ凶悪。大学教授と偽って連泊する浜松の旅館で
■このお題はいつも本■写真集2冊持ってます。●昨日は38度の熱を出しました。おかゆで済まして今日は26度台です。調子に乗ってロールケーキ間食。食欲が戻っても5個食いは甘い。お昼はビーフシチューを飲みました。さて、今日の誕生日紹介です。三國連太郎(1923~2013)俳優、映画監督。息子は俳優の佐藤浩市、よく似てます。『飢餓海峡』『はだしのゲン』『ひかりごけ』など社会的な問題作から『釣りバカ日誌』などの娯楽作品まで演じた映画界の重鎮。結婚を4度して
『稲妻草紙』映画トーキー98分白黒昭和二十六年(1971年)十二月三十日公開製作国日本製作言語日本語製作会社松竹太秦製作小倉浩一郎脚本鈴木兵吾稲垣浩撮影安本淳照明村田政雄録音森沢伍一美術角井平吉音楽鈴木静一編集宮本信太郎装置中村良三装飾不破敏夫衣装中村つま技髪木村喜左衛門結髪木村よし子和楽稀音家三郎監督助手福田晴一撮影助手倉持友一録音助手奥村泰三照明助手仙波正已録音
高齢になったご夫婦のお店コロナ豪雨災害と押し寄せた苦難の・・・閉店でしたが・・・なんと・・・・テイクアウトの餃子のお店になって復活していました偶然迷い道くねくねの際に看板と登り旗発見チラシは・・・・数量限定につきお母さんが写真ば撮ってそっでよかでしょうがペーパーレスニラ餃子は三国連太郎が愛した味・・・・とても有名なお店だったんですね知る人ぞ知る的な・・・
相米慎二監督薬師丸ひろ子主演の1981年『セーラー服と機関銃』には、カットされたシーンが10分程あり、それを加えたのが完璧版だそうだ。50代のおじさんになって初めてみるので長い方が良いと思いチョイスした。セーラー服と機関銃角川映画THEBEST[Blu-ray]Amazon(アマゾン)1,534〜5,130円セーラー服と機関銃完璧版+卒業[レンタル落ち]全2巻セット[マーケットプレイスDVDセット商品]Amazon(アマゾン)1,697〜8,800
当時人気絶頂だった真田広之主演の松本清張もの。ヒロインは松本清張のNHKドラマ『けものみち』で女優として開眼した名取裕子。美男美女のカップル。脚本に野村芳太郎が関わっていたので監督も野村芳太郎と思いきや、三村晴彦監督作品。彩り河Amazon(アマゾン)400円<あの頃映画>彩り河[DVD]Amazon(アマゾン)2,017〜6,795円彩り河(上)Amazon(アマゾン)774円彩り河(下)Amazon(アマゾン)774円あらすじ
「座頭市牢破り」(1967)人気シリーズの第16弾を動画サイトで観ました。監督は社会派の名匠、山本薩夫。予告編はコチラ。ある田舎町にやって来た市(勝新太郎)は大原秋穂(鈴木瑞穂)という農業指導者に出会います。武力で物事は解決しないと説教されますが、今さらそんなことを言われたところでどうしようもないわけで、ヤクザ者の市はあくどい富蔵親分(遠藤辰雄)一家に草鞋を脱ぐことに。親分の使いでライバルの朝五郎親分(三国連太郎)に会ったところ、農民の味方でいる朝五郎の人柄に惚れて、反旗を
原田美枝子が自ら原案・脚本・製作・主演をしている。かなりマニアックな作品となっている。ラストもあっけにとられてしまった。クオリティも高く、俳優もいい仕事をしているが、ストーリーがアート過ぎた様だ。一般人受けする要素が意外にすくなかったのかもしれない。ミスター・ミセス・ミス・ロンリー[DVD]Amazon(アマゾン)1,250〜5,010円ミスター・ミセス・ミス・ロンリーAmazon(アマゾン)400円ミスター・ミセス・ミス・ロンリー[DVD]Amaz
1979年4月21日公開監督:今村昌平主演:緒形拳原作:佐木隆三あの映画「すばらしき世界」の原作「身分帳」の作者実在した殺人鬼の物語。詐欺をしながら、弁護士や大学教授を名乗りながら日本全国を転々として生きていく、榎津巌(えのきづいわお)途中浜松で寄った宿のおかみと恋仲になるも殺害、その母親も殺害して家財道具を売ろうとしたところ通報によって逮捕死刑になり最後は散骨で終わる。なんとも昭和らしい映画。昭和の荒っぽい時代が好きな僕は面白かった。
水上勉原作の社会派推理小説の映画化。183分の大作である。高倉健が主役?と思いきや健さんは後半しか出てこない。水上勉と言えば『五番町夕霧楼』が有名だがこちらも見応えがあった。白黒で3時間あるのでかなり気力がいる作品でもある。飢餓海峡Amazon(アマゾン)300円飢餓海峡[DVD]Amazon(アマゾン)1,714〜8,607円飢餓海峡(上)Amazon(アマゾン)649円飢餓海峡(下)Amazon(アマゾン)649円あらすじ北海道で強
松田優作は『野獣死すべし』以来アクション俳優から演技派への転向を図っていたが、その時代の最も難解な作品とされていてB級アクションマニアには敷居が高かったが先日観た吉田喜重監督の『告白的女優論』が素晴らしかったので挑戦してみた。予想通り、意識高い系の作品ではあったがラストまで観てこれはダークファンタジーして楽しめば良いと気づいた。嵐が丘[DVD]Amazon(アマゾン)1,729〜10,406円あらすじ鎌倉時代、山に住む一族の長高丸(三国連太郎)に京の都で拾われた鬼
[お話は前回から引き続いて]1965年に芸術祭参加の一本立てで企画された大作にして(何せ1958年にまだまだ自分の不器用さにけつまずくばかりの高倉健を主演にした『森と湖のまつり』でさえカラーなんですから)『飢餓海峡』がモノクロームであるというのはやはり内田吐夢がそれを選んだと見るべきでしょう。開巻に揉み合って巌に砕ける荒磯の東映のロゴの下には<東映W106方式>と銘打たれてこれは本作で開発された特殊なフィルムの仕上げです。撮影を敢えて解像度の低い16mmフィルムで行って粒子にざらつ
吉田喜重監督。松田優作主演で『嵐が丘』を撮った監督。当時のインタビューで優作の吉田監督への想いを語ったものを読んで、『そんなに凄い監督なんだ。』と心の片隅に引っかかっていた。マイブームの浅丘ルリ子が出ているので観てみたが凄い作品だった。脚本演出撮影全てにおいてレベルが高い。ただ演劇的手法もみられるため、一般的な娯楽性は薄い。わかりやすく言えば東映の作風とは対極である。悪く言えば映画通のインテリ向けの作品かもしれない。告白的女優論[DVD]Amazon(アマゾン)1,
「黒木太郎の愛と冒険」(1977)田中邦衛主演のATG映画をU-NEXTで観ました。ワケの分からない人間群像劇。監督は、昨年亡くなった森崎東。伊藤銃一(伊藤裕一)は、友人家族の家に下宿している定時制の高校生。同じようにスタントマンの黒木太郎(田中邦衛)と奥さん(倍賞美津子)夫婦と、大人のオモチャ屋の菊松さん(財津一郎)も下宿してます。他にも、借金の取立て屋ゴメさん(伴淳三郎)や婆さん(清川虹子)の恋人らしいおっさん(小沢昭一)などの胡散臭い人物もしょっちゅう出入りしています