三代目市川猿之助

時の流れが早く、１０月の歌舞伎座は２１日に千穐楽を迎えてしまいました。そして、１１月の歌舞伎座は２日に初日の幕を開けました。相変わらずご無沙汰していますが、病気することもなく、元気に暮らしています。ただし、疲れて倒れないことを日々の心掛けにしていますので、ブログに向かう時間がとれないだけです。このブログを書きはじめたのが１０月初旬。ポツリポツリと書いてきました。それから今日までに、一番うれしかったことは、「仁左衛門さんの文化勲章」のニュース【片岡仁左衛門】文化勲章の受章に感謝も「自分

ごきげんさまです。やましたひでこ公認断捨離®︎トレーナーの義永直巳です。今日もお立ち寄りいただきありがとうございます。ランキング参加訪問してくださった足あとにポチッとしていただけると喜びます。にほんブログ村今日は、京都芸術劇場へ「猿翁アーカイブに見る三代目市川猿之助の世界」を聴きに(観に)行ってきました。猿翁アーカイブは今年で10回目私は第4回から毎回参加しております。今日のテーマはズバリ「三代目猿之助の魅力」

昨日の続きです。人の病気や痛みの愚痴、夢の話、のろけは「聞きたくない話」の世界ランキングのトップ3ですが、ここを覗いてしまったのが運の尽き、最後までお読みいただければ幸いです。その日の私の夢。夢が始まった途端に、私は舞台の袖の黒幕の陰から明るい舞台を見ています。どうやら、歌舞伎座のようです。なんと私は、通し狂言「義経千本桜」の俗に言う「四ノ切」の、狐忠信の役を今しも演じるべく、舞台袖で待機しているのでした。え〜、勘弁して！嫌だよう〜と思っても、もう既に、黒御簾の内から、テン・

博多座で「ヤマトタケル」を観た。今回、フォトスポットの多い事。チケットも全日完売とはいかないが、だいぶ売れていて、今日は完売。歌舞伎は観客の年齢層が高い。そして男性が多い。若い女性はあまり見かけなかったような。今日のヤマトタケルは市川団子。兄橘姫/弟橘姫を中村米吉。この人、ほんとに可愛らしい。団子ちゃんは、やっぱり若いなぁ。そのせいか、少し軽い気もしたけど、後半の演技は特に良かった。声が少し四代目に似てるかな。一つ失敗したのは、席取り。宙乗りが斜めじゃなく、花道の

猿翁アーカイブにみる三代目市川猿之助の世界第九回フォーラム〈受け継ぐ〉第一部「ヤマトタケル」を語る：市川團子團子さんの研究発表のプレゼンな感じ今どきの大学生って、みんなこんなプレゼンなのかしら？（すごいなぁこの資料、めっちゃ時間かかっているハズ！）ひとりでPCを操作しながら、複数の静止画と動画を見ながらのお話昭和61年：初演平成7年：初演から演出、台詞などもブラッシュアップ今年：團子さん初主演主に、この3つの映像の見比べでしたこれは、やりたく

７月２０日土曜日、旧暦では６月１５日の満月の日。７月２１日日曜日、麻央さんの誕生日連日の酷暑の中、團十郎は今日も、『義経千本櫻』の１３役を早替わりで、４時間半かけて演じ切る【通し狂言『星合世十三團』】に挑んでいます。「この舞台もあと４日」とブログに記していました。そして、市川團十郎白猿『勸玄の今日の一言目、』勸玄の今日一言目は今日ママの誕生日だね、、そうだね。ameblo.jpじつは私は、７月歌舞伎座、『通し狂言『星合世十三團』〈成田千本櫻〉を観るまでは、ここに書ききれないほど色々な想

7月3日、歌舞伎座・昼の部『通し狂言星合世十三團（ほしあわせじゅうさんだん）』をみてきました。前回のブログの冒頭に書いたように、「團十郎が『義経千本櫻』の１３役を、すっかり自分のものにしていました。役それぞれの人物を、慈しむように、しかも精一杯の力を込めて演じていたのが、胸に響きました。詳しいことは後日に綴ります。」七月大歌舞伎｜歌舞伎座｜歌舞伎美人松竹が運営する歌舞伎公式サイト。歌舞伎の公演情報、ニュース、俳優インタビューなどをお届けします。こちらは七月大歌舞伎｜歌舞伎座に関するページ

昨日、七月歌舞伎座公演の初日の幕が開いた訳ですが、おもだかやにとりまして７月は格別な思入れがございます。猿翁旦那が７月に座頭として始まりました奮闘公演。１９７０年代前半はまだ猿翁旦那は昼の部だけの出演でしたが後半に入ると昼夜共に猿翁旦那の演目が多くなりました。ほぼ全演目に出演されていていつの間にかついた公演名が『市川猿之助（三代目）奮闘公演』まだ上方に居りました私が歌舞伎座の舞台を初めて踏みましたのが１９７７年、昼の部に通し狂言『小笠原騒動』が出ており私はそれの勢子と捕り手夜の

新橋演舞場スーパー歌舞伎ヤマトタケル本日昼の部で上演1000回目！それでは1000回目のヤマトタケルに行ってまいります！笑野市川笑野オフィシャルサイトはこちら！歌舞伎俳優・市川笑野オフィシャルウェブサイト歌舞伎俳優・市川笑野オフィシャルウェブサイト。最新情報や過去の公演情報などをお届けします。長野県岡谷市観光大使としても活躍中。www.ichikawa-emino.com

梅原猛さんの原作戯曲本です。これもだいぶ前に中古で手に入れ、しかも旦那と梅原さんのサイン付きでとても大切にしています。お芝居とはまた違う、原作のエネルギーにびっくりいたします。えんし

一昨日放送された市川猿之助（猿翁）の追悼番組を聴いた。ラジオではなく映像で観たかったが、三代目猿之助を懐かしんで楽しかった。やっぱり今考えても本当に素晴らしかった。あまりスーパー歌舞伎は好きでなかった。三代目猿之助は古典を分かりやすくストレートな泥臭さで演じてくれた。それが好きだった。意外に先代萩の政岡が好きだった。三代目猿之助のときだけ、おもだや！と掛け声をかける女性の大向うの方は今どうしているだろうか？三代目猿之助様たくさんの感動をありがとうございました。たくさんの思い出

明日11月3日13時5分～NHKEテレにて師匠二代目市川猿翁の(三代目市川猿之助)追悼番組が放送されますNHKのサイトはこちら追悼・市川猿翁歌舞伎名演集-天翔（あまが）ける心、それが私今年９月、歌舞伎の名優、市川猿翁（三世猿之助）が長い闘病の末に逝去した。享年８３。上演の途絶えた作品の復活、古典の新演出による刷新、そしてスーパー歌舞伎の創造に意欲的に取り組んだ仕事ぶりは、まさに歌舞伎の歴史を変え、一時代を築き上げた。猿翁の足跡と功績をたどるため、名舞台の数々とゆかり

「自分がいなければ、と思ったのは特に両親と伯父に対してです。父は本来であれば、もっと活躍できたのに、自分のせいで冷遇されて『歌舞伎に出られない』と覚悟するようになってしまった。母は父の看病が忙しく、私のサポートができなかった。『我が子に申し訳ない』と思わせてしまった。伯父にも父と私が劇団を離れたことで味方がいなくなり、結果的に脳梗塞を患ってしまったのではないかと思います」自殺に「迷いが生じることはありませんでした」…市川猿之助被告初公判被告人質問全文【上】:スポーツ報知両親の自殺を手

三代目市川猿之助さん（猿翁さん）が亡くなられていたんですね。先ほど朝刊で知りました。三代目さんは江戸時代の古典から大仕掛けの作品を復活させたものが多く、観ていてドキドキワクワクな舞台は私が歌舞伎にドハマりした最大の要素だったと思っています。「獨中道五十三驛」は、衝撃的な楽しさでしたし、「加賀見山再岩藤」や「小栗判官照手姫」など、大好きでした。澤瀉屋さんの会食に遭遇したこともあり、席が近かったので、猿之助さんに寄り添う紫さんに、猿之助さんにダメ出しをされておられる澤瀉屋さ

この本は小学6年生の時に購入したもの。今でもときどき読み返しています。僕を歌舞伎に導いてくれたのは十八代目勘三郎(当時の勘九郎)。そして歌舞伎の可能性を感じさせてくれたのが三代目市川猿之助でした。中学生のとき、松竹座で「ヤマトタケル」をみた感動を今でもはっきり覚えています。今年はこの名跡を巡って何かと騒がしいですが、これまでの観劇歴の中で、三代目市川猿之助から大きな感動と教えを与えてもらったのは事実です。古典歌舞伎の復活、宙乗り演出復活、オペラ演出、スーパー歌舞伎の創造、21世紀歌舞伎組

今朝、歌舞伎友からのLINEで知りました。三代目市川猿之助さん、猿翁さんを知ったのは、ヤマトタケルの初演南座でした。３階の枡席で。あまりに感動して、すぐ追加でチケットを買いました。あまり関西では観ることができないものですから、東京の歌舞伎座まで観に行くようになりました。そのうち、三代目に会いたくなり、恐々人生初の後援会とやらにも入りました。三代目は本当に、ファンを大事にされる方で、後援会でも、楽しい芝居や、舞踊を、見せてくださったり、芝居のお話しも原稿なしで、よ

猿翁さんの訃報を聞きました。備忘録：「9月13日6:55に不整脈により死去」30年前、猿翁さんの舞台を拝見して、歌舞伎観劇は私の生涯の趣味になりました。飽きっぽい私がずっと続けている趣味です。そしてこれからも続く趣味です。最後お見かけしたのは去年の歌舞伎座での“新三国志”の千穐楽でした。揚幕の脇で車椅子で観劇されていて、エンディングで出演者たちが引っ込む姿を観て声をあげて泣いていらっしゃいました。ご自分が心血注いで作った作品の成功や育てたお弟子さんたちの成長を喜んでいらっしゃったの

澤瀉屋の裃‼️は、浅葱色、海老茶色、二種類あって今回、青虎さんの襲名披露なので青なのか⁉️分からないですが…。お写真、春秋座が上げてくださってて浅葱色でしたね〜🤩この浅葱の裃は、三代目猿之助さん今の猿翁さんの、記事か本で読んだのか❓覚えてませんが、澤瀉屋には、この色しか、余って無かったらしく。当時は、縁起の良い色では無かったって。今の時代には、とてもマッチしてて爽やかな、良い色ですがね👍時代は、変わるんですね✨✨水色は、厄を落としてくれたり嫌な事から、守ってくれる

曇り空の日曜日。昨夜から降り始めた雨は、明け方には止む予報だったのですが、空がだいぶ明るくなってからなってやっと止みました。今日のツーリングは路面が濡れているから滑るし、タイヤは泥水を巻き上げるし、ムリダナ。残念。今日は男装、帯刀の傾奇者姿の出雲阿国が江戸城で歌舞伎踊りを披露した日(1607)で歌舞伎の日だそうです。白拍子が始まりになるのかなぁ?、日本では男装の麗人に人気が出ます。何故だ?ちがう:-)このステージは観に行きました。とても面白かったです。さて、そんなわけで日曜

猿翁十種｢二人三番叟｣の押隈のお軸。今年一年の五穀豊穣を祈ります。えんし

猿翁アーカイブに見る三代目市川猿之助の世界第五回〈感動〉へ行ってきました。第一部「感動は驚きとともにやってきた」横内謙介（脚本家、演出家）「二十一世紀歌舞伎組」の『雪之丞変化2001年』の映像を見ながら、制作秘話をお話くださいました。軽井沢での稽古。修正を繰り返し依頼される脚本。もう、どうでもいいや！と半ば投げやりで書いた２行のあいまいなト書きがこんな演出になるのか！！その感動。脚本は、演出によって生きもし、死にもする。数々の猿翁さんの演出

師匠の｢夢みる力｣の書。スーパー歌舞伎｢新・三国志｣のテーマで、私の大好きな言葉です。えんし

セブンイレブン神にあやかって昨夜は恵方巻をみんなで食べたんだが恵方巻きは千代田寿司のやつだぞw一本、１９８０円の慶寿巻なるもの。太巻きって普通３００円くらいでしょ！？千代田寿司にチップをたくさん払ったことになるな。こりゃあ気分は上々だぞ。そして海苔巻きに海苔巻きが巻いてある特大サイズだったから誰一人として口に入らないっていうオチだwめでたい日だからケチケチしないそんな日が毎日っていいよね。最高に気楽な天国思考。恵方巻って恵方に向かって願う時間より無言で味わう時間が長い

平成15年(2003)８月、新宿朝日生命ホールで開催しました三代目市川猿之助一門の勉強会「第十回翔の会」私は義太夫「櫓のお七」に挑戦しました！雪の町並みに黄八丈の振袖がなんとも儚げなコントラスト！この作品は踊りと言うよりはほとんどお芝居！お杉を演じる市川笑子さんとのやり取りがお客様に喜んでいただけたようでした。このお七、とにかく前半はいじらしく儚げにか弱げに１人では何も出来なさそうなお嬢様の姿でいるのが大事だと思います。この儚げなお嬢様の恋の炎が燃え上がり

「猿翁アーカイブにみる三代目市川猿之助の世界」第四回フォーラム猿之助歌舞伎「創造」と「想像」を聴いてきました。第一部脚本・演出家としての市川猿之助「金門五三桐」、「南総里見八犬伝」を中心にゲスト：石川耕士（脚本、演出家）今回も貴重な映像を見せていただきました。今回は「脚本家、演出家」としての猿之助さんを深く教えていただきました。「歌舞伎役者は、演出ができないと座頭はできない」ので、演出ができる役者さんはたくさんいらっしゃいますが、脚本を書ける方は、極端に

先日、市川猿翁さんプロデュースの、「うまや」さんのランチをいただきました。北千住のうまやさん。今回は牛タンとチキン南蛮のセットをいただきました。リーズナブルで美味しくて、やはり所々に澤瀉屋と歌舞伎を感じられるインテリア。澤瀉屋さん好きとしては行かずにはいられませんでした（笑）ランチタイムはご飯とお味噌汁がお代わりできるそうですよ🍚ぜひまた伺いたいなと思いました！今度は是非赤坂のうまやさんに伺いたい！うまやさんの情報はこちら。

今日は友人夫妻とランチをしに行ってきました♪食通のご夫妻が連れて行ってくれたのは「うまや」というとーっても素敵なお店です。赤坂見附駅のすぐそばにありながら、隠れ家の様なひっそり感。懐石料理のお店のような佇まいですが、通された二階のお部屋は畳の上に椅子＆テーブルという和洋折衷な感じです。実はここ三代目市川猿之助ディレクションのお店なんですって。雰囲気からもブランド力からもすっごくお高そうなのに、ランチは結構リーズナブルで1,150円～1,600円。私

師匠二代目市川猿翁（三代目市川猿之助）の鬼揃紅葉狩に倣い、私の上演した綾錦戸隠紅葉狩の鬼女も毛が真っ赤です。藍色の隈取に真っ赤な毛の組み合わせ、何ともインパクトがあります！早拵えが終わるといよいよ鬼の出、塚の迫り上がりとなります。笑野市川笑野フォトギャラリーはコチラ

第四回市川笑野舞踊会で上演した「綾錦戸隠紅葉狩」平維茂が寝入った事を見届け、正体を現して下手のお幕に入ると戸隠山の鬼女への早拵えとなります。この綾錦戸隠紅葉狩の世界観は、師匠二代目市川猿翁（三代目市川猿之助）の上演した鬼揃紅葉狩をお手本にしておりますので、鬼女の隈取（くまどり）も師匠をお手本にしました。新歌舞伎十八番の「紅葉狩」では、鬼女の隈取は茶色ですが、師匠の鬼揃紅葉狩では藍色の隈取です。更科姫の引っ込みから鬼女の出まで、山神の件りと大薩摩の間、裏では早拵えとなり