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横浜あざみ野のひとつひとつ丁寧につくられた作家ものの器の店IZUMO[utsuwa]です。先日、NHKBSで輪島の塗師「赤木明登さん」とミシュランのフレンチシェフとのドキュメンタリーが放送されました。ご覧になれた方も多かったのではと思います。赤木さんはシェフのリクエストで器を作り、フレンチシェフは美しい輪島の山と海からの恵みのみでお料理を作る。コロナ禍で大切なものが変わる中、お二人の物づくりの向き合い方、考え方に心動かされました。輪島の美しい自然とともに美しい映像になってい
横浜あざみ野のひとつひとつ丁寧につくられた作家ものの器の店IZUMO[utsuwa]です。『赤木明登さんの秀衡三つ椀(内赤)』を入荷しました☆秀衡椀とは平安時代末期に奥州藤原氏の藤原秀衡が京から職人を呼びつくらせたという漆や金で豪華な加飾をされたふっくらと膨らんだ形のお椀です。赤木さんの器造りは、過去の歴史のある器を模しながら、髪の毛一本ほどのラインを動かすことで無限に変わる形の中から一番美しいと感じる形を追求されています。伝統のお椀が赤木さんの手によりモダンなお椀となって
横浜あざみ野のひとつひとつ丁寧につくられた作家ものの器の店IZUMO[utsuwa]です。お正月の設えにぴったりな『赤木明登さん』の漆の作品を少しだけ入荷しています☆今日は3つの椀が入れ子になった『三つ椀』のご紹介。赤木明登さん独自の作風の和紙張りのお椀が3つ入れ子になっています。木地に和紙を貼った後、漆を塗り、研ぐという工程を何度も繰り返し生まれてきます。外側はざらっとした手触りで、中はツルっとしています。最初はマットな質感ですが、使い込むほどに色みは深みを増し、光沢が