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気になった文献から少々長めに引用させていただく。1)脳性麻痺児の股関節の内転筋(薄筋など筋腹の長い二関節筋は緊張が高く、逆に短内転筋など筋腹の短い一関節筋は緊張が少なく関節の安定に働くという仮説)と屈筋(多関節筋である大腰筋は過緊張を示し、筋腹の短い一関節筋である腸骨筋は股関節の安定に働く)を臨床的に観察するなかで、一関節筋と二関節筋は機能的に異なった機能をもっているのではないかという発想がもたれることになる。すなわち、一関節筋は主体的には重力に抗して体を持ち上げる抗重力性をもった筋、