ブログ記事15件
5月は長い休みもあり、その後はずっとバタバタしてしまい、久しぶりのブログ更新です。今回のテーマは「中国語の“中学”って日本語の「高校」?」です。ご興味のある方はぜひ下記のリンクをクリックしてご覧ください。http://www.jc280.com/2019/05/31/gaozhong-zhongxue/今後とも宜しくお願い致します。
神戸三宮一粒中国語教室の李です。受講生から受けた質問をブログに書くようにしていますが、スピードが追い付かずとの状態です。今回の内容は数週間前に受けた「中国語の方位詞”中”と”里”について、どちらを使ったらよいか分からない」との質問です。「日中中日辞典」の解釈を参考しながら、自分の考え方を入れてちょっとアレンジしたモノで、中国語学習者にどのぐらい参考できるのか、不安でありながらも、下記ホームページに公開しました。http://www.jc280.com/2019/04/05/zhon
当中国語教室の学習者からの質問を定期的にブログに更新しております。今回は中国語の“热”と“烫”について、当中国語教室ホームページ内のブログにアップしました。http://www.jc280.com/2019/03/14/tang-and-re%EF%BC%9F/ご興味のある方はぜひご覧ください。中国語学習に少しでも参考になれば幸いでございます。
2002年、留学のために日本にやってきました。来日前には中国深圳の日系企業で5年間働きました。その5年間でビジネス上による日中文化の違いや日本人中国人における考えの違い、そして同じ漢字による誤解事例などなどを既にいろいろと経験してきたので、日本に来てから余りカルチャーショックを感じずに留学を無事におわえました。しかし、カルチャショックに陥りになったのは来日8年後の時でした。日本人と国際結婚した私は、出産に当たって、中国文化・中国人の考えで、考えたのが一因でした。中国では、出産
インバウンドの人数が増えるにつれて、メディアが「マナー」をしばしば大きく取り上げる傾向があるようです。その多くはマイナスの部分が取り上げ報道されているように感じます。マナーと言っても、地域や文化によって異なります。「マナーが良いか悪いか」のではく、まずはその背景を理解することが大切なのではないかと考えます。ここでは、中国と日本の公共交通でのマナーを1例として触れていきたいと思います。具体的には「席譲り」と「車内での通話」についてです。中国では「尊老愛幼」が美徳であり、この文化
2019年イノシシ年に、中国語学習も「ちょっとだけ猛進」してみませんか。中国語は難しい難しいと思う方が多いのではないでしょうか。やろうと思っても難しいから行動に移せない方も珍しくないのではないでしょうか。私の受講生の中ではそれぞれのペースで、それぞれの目的で中国語を勉強されています。マイペースでゆっくり進む方もいれば、勢いよく猛進している方もおられます。勉強する目的やペースによって、上達度が異なります。例えば、当教室で受講して約1年間の受講生が、一年以内にHSK検定1級から
明けましておめでとうございます。正月はいかがお過ごしでしたか。私は今年は遠いところに行かず、家族共に、初詣、福袋買い、スケート、食事会、スキーそして友達と温泉など、のんびり過ごしました。仕事が2019年1月7日からスタートしました。今年も毎日充実に過ごし、実がなるように頑張っていきたいです。2019年の目標は:一、健康第一・水泳月3~4回・卓球月3~4回・自転車通勤・毎日できるだけ階段を使う・休みは室外で体を動かす二、心をより豊かに・中
受講生から受けた質問です。「中国語の“老”は尊敬の意味があると聞いたので、男性に対して“老先生”と呼んだらいいかな!?“この使い方ですが、どうでしょう?!“老”は相手に尊敬の意を表す意味は確かにありますが、他にもいろいろな意味を持っているので、注意して使う必要がありますね。ここで中国語の“老”の使用頻度の高いと思われるモノをいくつか挙げてみます。1.年をとっている;老けている.上記質問の“老先生”もこの意味に当てはめることができます。ただし、人望が高い方などに対して、“
初級から中級レベルに入ろうとする中国語受講生が次の文を作りました。如果能去中国留学的话,就有很多机会说汉语。如果去了中国留学,但不好好学习的话,就学不好汉语;这样不但浪费时间,而且也浪费金钱。所以不管是在什么样的环境下,不断努力学习才是最重要的。これを聞いた私が大変喜んでおります。なぜなら、時々受講生から「どうしたら中国語がうまくできますか」と聞かれますので、まさに、この受講生の文は参考答えの一つになるのではないかと考えます。下記のように、日本語に訳
日本語と中国語は共通の漢字がある為、日本人は中国語を勉強する際、簡単だと思う人が少なくないでしょう。本当にそうなのか、ここで、日本人の中国語学習者にとって、中国語においてどこが難しいかを考えてみたいと思います(検定試験対策の視点で書いているモノではありません。「コミュニケーションを取る」という側面から書いてみています。)実は、日本人の中国語学習者にとって難しいところの一つはまさにこの「共通の漢字」だと言えざるを得ないです。なぜならば、「共通の漢字」にはいろいろな種類があります。例えば、
先日の中国語レッスンで、「乗る」との中国語の意味を説明すると、中国語受講生は「え?言い方はこんなに多いの?」とびっくりしました。ここでは、「乗る」は中国語で言う時はいくつかの言い方があるので、(ここでは「多義語」と名付ける)これらの言い方をまとめてみます。乗り物などに「乗る」時、中国語は乗り物によって、動詞が変わります。例えば:・[座って乗る]は”坐”を使う。坐车「火车,公共汽车,船,飞机」等を含む※[文語的]は“乘”を使う。・[またがって乗る]は“骑”を使う
本日の中国語レッスンで、ある中国語受講生は“味道很好吃”という文を作りました。日本語に訳すと、「味が美味しい」となり、あまり違和感がないかもしれませんが、中国語はこのような言い方はしません。“味道很好”「味が良い」との言い方になりますね。“味道”は通常「味覚」を指します。例えば:・甜味(甘口・甘味・甘い味)・苦味(苦味・苦い味)・酸味(酸味・酸っぱい味)・辣味(辛口・辛味・辛い味)・咸味(塩辛い味)また、“酸甜苦辣(suāntiánkǔlà)”との四字熟語もあ
私は日本語を勉強し始めた時は、「ズボン・靴を履く」を「ズボン・靴を着る」と言っていました。これらを正しく使えるまで、使うたびに意識して考えながら話すようにしていました。なぜこのような間違いをするのか、実は、これは母国語中国語の影響だと考えます。中国語では、日本語の「着る、履く」は同じ動詞「穿」となっています。手足や首を通して着る服には(下着を含め)すべて“穿”を用います。“穿”の反義語は「脱」です。例えば:◆穿衣服◆穿裤子◆穿裙子◆穿袜子◆穿
中国語受講生からの質問です。日本語の「送る」と中国語の「送」は同じ意味ですか。同型異義語の質問ですね。日本語の「送る」は中国語で言う時は、色々な言い方があります。ここで、日常生活でよく出てくるモノを下記のようにまとめてみました。1-1「物を届ける時」は「送」を使い、例えば:送货上门(ご指定先まで商品を届ける)。また、「運送会社などに荷物を送る時」は「发货」と言います。1-2「郵便で荷物を送る時」は、「寄」或いは「邮寄」と言います。例えば、请把资料邮寄给我(資料を(
敬語・謙語と言えば、日本語の最も難しいところの一つだと言えるでしょう。現代中国語には、敬語・謙語が少なくなっていますが、あります。例えば、一番よく出てくるのは、「こんにちは/你好」の敬語は“您好”ですね。勿論、ほかにもいろいろあります。ここに、私は台湾戸籍関係資料を翻訳する時に、下記の呼称に関する敬語・謙語がよく出てくるので、リストしてみました。◆令尊:尊称对方父亲(相手の父親に対する尊重な言い方)◆令堂:尊称对方母亲(相手の母親に対する尊重な言い方)◆令爱:尊称对方女
中国語は発音が難しいと言われています。まずは4つの声調をはっきり発音しないと意味を伝わらない点が難しいのです。また、日本語にない「そり舌音」も中国語学習者を泣かせる難しいポイントです。中国語の「四」と「十」は上記の声調とそり舌音の両者とも兼備しており、発音は混乱しやすく、紛らしいです。学習者は練習して区別できるようになったとしても、暫く時間を空くと、また混乱してしまうことがよくあります。例えば、4時を言うつもりで、「10時」の発音をしてしまったり、「十四」を言いたいのに、「四