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本日は1月7日俳句の季語は、二日に始まり、七日の今日で終わる。1月1日より7日までを大正月と云い、七日までは季語になっているのだと実感する。さて、その7日には、七種粥を食べる風習が平安時代からあったという。千年以上続く、日本の変わらぬ良き伝統である。その七種粥だが、七つの春の七草が入るお粥のことである。芹、薺、御形、はこべら、仏の座、すずな、すずしろの七草のことである。ハイジャン男のブログの記事に七草を入れた俳句で、俳句大学投句欄で「一日一句互選」に選んでもらったことを報告する記
最近、句友の方たち何人かが蝋梅の句をブログに出されていた。そろそろ蝋梅が咲き出したか!いつも定点観測の所に出かけなくては!「蝋梅の呼んでゐる声する小径」ハイジャン男という句が浮かんだ。何故かと云うと、定点観測するお宅の蝋梅は小径で通り抜けられる珍しい道の傍にある。ところで、ハイジャン男の蝋梅句にどんなものがあったか?ブログ検索してみた。何⁇検索結果がありませんだと‼️かなり狼狽した(笑)。ハイジャン男が、もしや難しい漢字の「蠟梅」を使ってないか?調べ直した。その通りだ
ハイジャン男のブログの「一日一句互選」に選ばれるの記事で、いいね!が四つ付いた記事をさらに見つけた。2017年7月に朝倉市を襲った大災害のことを詠んだ句であった。山の木が押し流されて20万トンの流木が海に流されたという。
ハイジャン男のブログ記事に「一日一句互選に選ばれる」の記事は760もある。しかし、いいね!をもらったのは、一つが多い。しかし、本記事は四つもいいね!が付いていた。リブログしてみよう。
5月27日、俳句大学投句欄に投句していた句に互選の知らせが届いた。「青花てふ有田の器風薫る」である。選者はMutumiShinogiさんで並選である。Mutumiさん、有難うございます。掲句は、本日訪れた長崎阿蘭陀珈琲館の有田焼の器を見て詠んだ。青花の陶器には、オランダ人の絵が描かれている。「坂道をグラバー邸へ風薫る」ハイジャン男
5月25日、俳句大学投句欄に投句していた句に互選の知らせが届いた。「一切の煩悩払ふ竹落葉」である。選者は永田満徳先生で並選である。永田先生、有難うございます。掲句を詠んだ経緯である。5月24日に詠んだ句が互選された。「夕暮れやぴつたり止まる竹落葉」である。https://ameblo.jp/highjunman/entry-12378472389.html翌日、竹落葉はもう舞ってなかった。竹は全ての煩悩を竹落葉として散らせてしまったように感じた。「若竹の如く生きたし老いる
5月24日、俳句大学投句欄に投句していた三句中のもう一句にも互選の知らせが届いた。「若葉山空の青さを深呼吸」である。選者は北野和良さんで特選である。北野さん、有難うございます。掲句は、本日、福岡市城南区の油山に空の青さが染みこんでいる様を詠んだ。山自体が深呼吸をすると、空の青が山肌に染みこんでいくようになるとしてみた。「若葉山空の青とのオペレッタ」ハイジャン男
5月24日、俳句大学投句欄に投句していた句に互選の知らせが届いた。「夕暮れやぴつたり止まる竹落葉」である。選者は高井直美さんで、並選である。その後、MutumiShinogiさんと石井真奈美さんより、特選を頂いた。直美さん、Mutumiさん、真奈美さん、有難うございます。掲句は、キャンパスのミニ竹林の竹落葉を詠んだ。本日の昼には、盛んに竹落葉が舞っていたのだが、夕方には、竹落葉がぴったり止まってしまった。竹落葉の終焉間近であったことも考えられるが、明日も昼間に竹落葉が舞っていたな
5月22日、俳句大学投句欄に投句していた句に互選の知らせが届いた。「夏空や織り成す雲の絹と綿」である。選者は北野和良さん、MutumiShinogiさんよりで並選で、牧内登志雄さんより特選である。お三方、有難うございます。掲句を詠んだ経緯である。昨日、午前中は天気が良く、絹雲や綿雲が入り混じって青空に映えていた。「五月晴れ南から来る黒い雲」ハイジャン男
5月21日、俳句大学投句欄に投句していた句に互選の知らせが届いた。「風薫る手に取るやうに迫る山」である。選者は大津留直さんで並選である。大津留さん、有難うございます。掲句を詠んだ経緯はブログ記事にしている。https://ameblo.jp/highjunman/entry-12377660210.html一昨日は風薫る素晴らしい天気であった。「風薫る素晴らしき日をもう一度」ハイジャン男
5月19日、俳句大学投句欄に投句していた句に互選の知らせが届いた。「若葉山中腹に立つ大鳥居」である。選者は鈴木玉恵さんで並選である。玉恵さん、有難うございます。掲句は、福岡市西区の飯盛山の中腹に大鳥居があるのを思い出して詠んだ。ネットで調べると、この大鳥居はけっこう知られている。飯盛神社の中宮があるが、その鳥居だと分かった。飯盛神社のWikipediaである。https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%AF%E7%9B%9B%E7%A5%9E%
5月18日、俳句大学投句欄に投句していた句に互選の知らせが届いた。「花いぼた鏡の前の付けまつ毛」である。選者は石井真奈美さん、小林たけしさん、AkikoEguchiさんでともに並選である。お三方、有難うございます。掲句を詠んだ経緯は、ブログ記事にしている。https://ameblo.jp/highjunman/entry-12376993918.htmlいぼたの花の雄しべが付けまつ毛のように長いことから掲句となった。「花いぼた目元ぱつちりした少女」ハイジャン男
5月17日、俳句大学投句欄に投句していた句に互選の知らせが届いた。「そよ風を呼ぶ南北の網戸かな」である。選者はMutumiShinogiさんで特選である。Mutumiさん、有難うございます。掲句は、自宅の南北の網戸全開でそよ風の気持ち良さを詠んだ。南北と云えば、どうしても朝鮮半島に話題が行く。Mutumiさんも、風刺の句と受け取られたようだ。決してそんなことはないのだが、、。「南北の網戸を開けて眠れない」ハイジャン男一階に寝室があるので、網戸のままは物騒で眠れない。
5月16日、俳句大学投句欄に投句していた句に互選の知らせが届いた。「風薫る明治生まれの創立者」である。選者はつちたに純一さんで並選である。つちたにさん、有難うございます。掲句は、本日開かれた創立記念式典で創立者が明治19年生まれと認識して詠んだ。明治と風薫るは相性が良いなと思う。「広がりは一世紀半風薫る」ハイジャン男今年は明治維新より150年である。
5月15日、俳句大学投句欄に投句していた三句中のもう一句にも互選の知らせが届いた。「夏燕米屋の巣まで一つ翔び」である。選者は永田満徳先生で並選である。永田先生、有難うございます。掲句は、キャンパスの近くのお米屋さんに燕の巣があり、餌を雛に与えるために、忙しく翔び交う夏燕を詠んだ。お米屋さんに巣を作るのは、燕としてはポピュラーな選択のようだ。例句にも、お米屋さんとの相性が多い。お米さんならば、餌には事欠かない。お米屋さんも燕の巣は吉兆だと思われているようだ。「吉兆や米屋に来たる
5月15日、俳句大学投句欄に投句していた句に互選の知らせが届いた。「原色を呑み込み光る若葉かな」である。選者は北野和良さんで並選である。北野さん、有難うございます。掲句を詠んだ経緯である。若葉が光り輝いている。原色の光、赤と青を吸収しているのは間違いない。その補色が緑となる。光の三原色の赤、青、緑を混ぜると白くなる。その光なのか?そんなことを考えながら、少しフェイクも加えて掲句となった。ところで、白い花は多い。赤、青、緑が白花には塗られているのだろうか?「夏の色赤青緑混ぜ
5月12日、俳句大学投句欄に投句していた三句中のもう一句にも互選の知らせが届いた。「葉桜の守る老人ホームかな」である。選者は大津留直さんとHideoKoikeさんでともに並選である。お二方、有難うございます。掲句を詠んだ経緯である。自宅の近くに桜並木があり、葉桜が逞しくなった。現在は老人ホームになっている。元々は大手証券会社の独身寮であった。独身寮の後に、老人ホームとなった。自宅の側には、大手企業の独身寮がたくさんあった。みんな、そのような資産は手放したようだ。バブルが崩壊
5月12日、俳句大学投句欄に投句していた句に互選の知らせが届いた。「漏れてくるショパンの調べ薔薇の花」である。選者は北野和良さんで並選である。北野さん、有難うございます。掲句は、自宅の近くのピアノ教室をされているお宅からピアノの音が漏れていて詠んだ。玄関にはたくさんの薔薇の花が咲き乱れている。ショパンのピアノのどの曲がこの情景に合うだろうか?読者の想像にお任せしよう。「各々に好きなショパンや薔薇の花」ハイジャン男
5月9日、俳句大学投句欄に投句していた句に互選の知らせが届いた。「初夏の陽をもつと浴びんとブラシノキ」である。選者は北野和良さんで並選である。北野さん、有難うございます。掲句は、自宅近くにブラシノキの花が咲くのを見つけて詠んだ。ブラシノキの花の赤は真っ赤な太陽を思い起こさせる。「ブラシノキ初夏の真つ赤な太陽を」ハイジャン男
5月7日、俳句大学投句欄に投句していた句に互選の知らせが届いた。「山裾の樟若葉より光り初む」である。選者は牧内登志雄さんで並選である。牧内さん、有難うございます。掲句はら5月7日に雨が上がり、一瞬だけだったが、山裾の樟若葉が見え始めて光りが射し始めた様を詠んだ。樟若葉の黄緑はよく光る。「光り射す一瞬なれど樟若葉」ハイジャン男
5月8日、俳句大学投句欄に投句していた三句中のもう一句にも互選の知らせが届いた。「稜線に立ち込める雲若葉寒」である。選者は石井真奈美さんより特選で、北野和良さん、小林たけしさん、桑本栄太郎さんより並選である。皆様、有難うございます。掲句は、先週続いた寒い日に福岡市城南区の油山に雲がかかるのを見て詠んだ。「若葉寒」という季語がぴったりの景色であった。「突き進むだけ意気高し青葉山」ハイジャン男
5月8日、俳句大学投句欄に投句していた句に互選の知らせが届いた。「花みかん岬まで行く島のバス」である。選者は鈴木玉恵さん、菅典子さん、永田満徳先生より並選である。さらに、古閑寛昭さん、牧内登志雄さんより特選である。皆様、有難うございます。掲句は、瀬戸優理子先生より、鑑賞を頂いた句でもある。https://ameblo.jp/highjunman/entry-12374940768.html掲句を詠んだのは、自宅近くの花みかんを見たことによる。花を見たら、とにかく空想を膨らますのが
5月6日、俳句大学投句欄に投句していた三句中のもう一句にも互選の知らせが届いた。「一点の曇りなき空袋崖」である。選者は永田満徳先生で並選である。永田先生、有難うございます。掲句を詠んだ経緯はブログ記事にしている。「もう袋がけ」https://ameblo.jp/highjunman/entry-12373905576.html今年は、花が咲くのも早いし、枇杷の実が生るのも早い!「アクセルをさらに踏み込み夏来たる」ハイジャン男
5月6日、俳句大学投句欄に投句していた句に互選の知らせが届いた。「とりどりのチーク愉しむ薔薇の花」である。選者は北野和良さんで並選である。北野さん、有難うございます。掲句を詠んだ経緯は、ブログ記事にしている。「頬紅のような薔薇の花」https://ameblo.jp/highjunman/entry-12373917282.htmlところで、頬紅のことをチークというのだが、北野さんは、「チークダンス」のことと勘違いされていた。これも楽しからずや!である!「頬擦りのダンスしてゐ
5月4日、俳句大学投句欄に投句していた三句中のもう一句にも互選の知らせが届いた。「ダンサーの手はどんたくの青空へ」である。選者は藤倉浩正さんで並選である。藤倉さん、有難うございます。また、掲句は、向瀬美音さんより、「よく景が見えます!」のコメントを頂戴した。美音さん、有難うございます。掲句は5月3日に、西鉄大橋駅西口広場の博多どんたく南区演舞場にてフラダンスを踊るグループを見て詠んだ。今年のどんたくは好天に恵まれた。博多どんたくには雨が付き物であるのだが、、。「どんたくのジン
5月4日、俳句大学投句欄に投句していた句に互選の知らせが届いた。「それぞれの丘に八幡みどりの日」である。選者は高井直美さんと永田満徳先生でともに並選である。お二方、有難うございます。掲句は、福岡市中央区の平尾の小高い丘に平尾八幡宮があるのを見つけて思い付いた。西鉄大牟田線の平尾駅の隣の駅は高宮駅。ここに立派な八幡宮がある。地名にもなっている高宮八幡宮である。高宮駅の隣の駅が大橋駅であるが、その途中の野間にも小高い丘に野間八幡宮がある。丘には、八幡宮が必ずと云っていいほどあるのだ
5月3日、俳句大学投句欄に投句していた句に互選の知らせが届いた。「非業の死慰む空木咲きにけり」である。選者は北野和良さんで特選である。北野さん、有難うございます。掲句を詠んだ経緯は、ブログ記事にしている。https://ameblo.jp/highjunman/entry-12373251313.html平野国臣像を慰めるかに空木の花が咲いている。もちろん、この一角には桜の木も多い。桜が散った後の空木の花である。一年中、国臣像の周りに花が咲き乱れてほしいものだ。「国臣を優し
5月2日、俳句大学投句欄に投句していた句に互選の知らせが届いた。「辛口の八海山で春惜しむ」である。選者は北野和良さんで並選である。北野さん、有難うございます。掲句は、5月1日に清酒の八海山を二合呑んで出来た。八海山は、亡き友のS君と酌み交わしたことがある。この時は、M君の一升瓶の提供によるものだった。清酒の八海山は、新潟県南魚沼市の八海醸造株式会社が作る銘酒である。その八海山は新潟県南魚沼市に聳える1778mの岩峰である。八海山という固有名詞が地霊を呼び覚まし、春惜しむという
アップがたいへん遅くなった。4月12日、俳句大学投句欄に投句していた句に互選の知らせが届いた。「宇宙基地蒲公英の絮飛び立たん」である。選者は高井直美さんで並選である。直美さん、有難うございます。掲句を詠んだ経緯はブログ記事にしている。https://ameblo.jp/highjunman/entry-12368118691.html宇宙基地の「撤収」は思いもよらず早かった。https://ameblo.jp/highjunman/entry-12368267591.html
アップがたいへん遅くなった。4月10日、俳句大学投句欄に投句していた句に互選の知らせが届いた。「一角に残る提灯八重桜」である。選者は高井直美さんと永田満徳先生でともに並選である。お二方、有難うございます。掲句は、福岡市の桜の名所の一つである西公園の上り口で詠んだ。八重桜の季節になって、ほとんどの提灯は取り除かれていたが、八重桜の咲く一角だけは提灯が残っていた。名残惜しさからの粋な計らいだろうか?「八重桜名残惜しさを募らせて」ハイジャン男