ブログ記事32件
小田原城の菊花展を見た後、城内にある報徳二宮神社を参拝しました。社殿の右側にあるのは御神木でしょうか?枝が分かれて椅子のようになっていますねこの椅子に座っていらっしゃるのは神様でしょうか?それとも天狗さんでしょうか?報徳二宮神社では神社創建130周年記念事業が行われています。通常の御朱印と一円融合の特別御朱印(奉斎札付き)をいただきました。奉斎札は一円融合の願いを込めて境内の奉斎所に納めます。わぁ~すごい数ですね~奉斎札のトンネルの中は木札のいい香りが立
≪報徳訓読み下し≫父母の根元は天地の令命に在り身体の根元は父母の生育に在り子孫の相続は夫婦の丹精に在り父母の富貴は祖先の勤功に在り吾身の富貴は父母の積善に在り子孫の富貴は自己の勤労に在り身命の長養は衣食住の三つに在り衣食住の三つは田畑山林に在り田畑山林は人民の勤耕に在り今年の衣食は昨年の産業に在り来年の衣食は今年の艱難に在り年年歳歳報徳を忘るべからず
10月12日の一読は、第7章の途中までです。1.悟りのあとに、なお問い続ける成田山での籠りを経て、金次郎は「一円融合」の気づきを得た。人も自然も、そして金さえも、本来は一つに通じている――。この体感を胸に、彼は再び桜町の地へ戻る。しかし、悟ったからといって、すべてがうまくいくわけではなかった。ここから始まるのは、「徳」と「制度」をどう結びつけるかという新たな実験。金次郎の挑戦は、いよいよその後半を迎える。2.百姓が動かない理由は“心”ではなく“仕組み”にある桜町の百姓た
今日の一読は第6章の途中までです。桜町仕法が正式に動き始めたのは、金次郎が「仮赴任」してから半年ほど経った頃のことです。この間、彼は拠点の栢山と桜町陣屋を行き来しながら、いくつかの「布石」を打っていました。その準備が、勤番侍・武田才兵衛らによって形になりつつありました。1.「入れ札」による褒賞の導入まず行われたのは、三ヶ村(横田・東沼・物井)での「入れ札」による褒賞制度でした。これは、村人たちが「よく働いた」と思う者の名を札に書いて投じ、票を集めた者に褒美を与える仕組みです。
今日の一読は第3章の続きで、「4"いじめ"の中で気づいた「一円融合」の理」までです。ここでは、数々の苦難を乗り越えて、桜町仕法が完成するまでのことが取り上げられていましたが、初めて知ったことが一つありました。それは金次郎が成田山に断食をする前の、1829年1月に、弟と会って、諭されていたことです。この頃の弟、友吉は「一家離散で一時は離れ離れになった弟。その友吉も三郎左衛門を名乗って二宮万兵衛家の後継ぎとなり、立派な地主になっていた。」(160ページ)この時の金次郎は桜町仕法が思うようにいか
今日の一読は第3章の続きで「住民対立、尊徳にも批判の矛先」までです。ここでは金次郎が35歳の時に、服部家の再建の一応のメドが立って、大久保忠真公の依頼で桜町に入るエピソードが書かれていました。すでに知っているエピソードばかりかと思いきや、桜町の再建初期の頃、先住者と移住者の対立が増えてきて、先住者たちの不満が特にたまってきたことが丁寧に書かれていました(参照148ページ)。その矛先は金次郎に向かったわけですが、金次郎もへこたれることなく、最初は頑張ろうとしたと思っていましたが、性格上の問題が紹
こんにちは🌞naoです「あ〜!また海に足を浸けたい」という衝動にかられていたところ、神奈川県小田原市の「御幸の浜(みゆきのはま)」の動画がInstagramで流れてきました🌊↑上の動画です。有名な海浜のようですが、知りませんでした。ステキな景色🥹と思い、ここに行こうと思い立ちました。小田原城🏯にも寄ってみようとGoogleマップを見ていたら、二宮報徳神社が敷地内に⛩️。二宮報徳神社に祀られているのは二宮金次郎(幼名)像でおなじみの二宮尊徳翁です。最近、氏神様、地元の神様、産神様な
こんにちは、スピリチュアルヒーラー天秤座ライトワーカーのみんとです小田原遠征のお話の2日目です。小田原城!!念願の小田原城です。復興して30年くらいなのかな?まだ新しくてきれいです^^【公式】小田原城難攻不落の城odawaracastle.com結構前から行きたい行きたいと思っていたのですがなかなか予定が立たなかったんですよね~~ここは、私の推し刀(本作長義)の所縁の城でもあります感慨深いこの日は小田原城散策をサクッとしてお昼ごはんがて
旦那がいる連休今日はリフレッシュする日と決めていました天気も良く朝から箱根温泉〜いつも早く着いてもこの温泉は開業時間より前に入れてくれる空いてます〜贅沢な気分ここは連休でも料金は変わらないのんびりして箱根はこの温泉だけにして小田原城の横の報徳二宮神社に行きましたここは娘と以前に来たことありますあの頃は歩き回って疲れていたからよく憶えてないのかも今日は改めて来てみました渡り廊下が素敵緑豊かな神社ですホームページから二宮尊徳の教え今の時代に必
昨日(30日)の朝日小学生新聞、天声こども語の話題は、「一円融合」であった。二宮金次郎の言葉である。簡潔にまとめると、こういうことである。世界中の人間はすべてひとつの円の中でつながって生きている。相手を敵だと思っても、人間同士なのでどこかでつながっている。ゆずり合い、助け合うことで、おたがいが幸せになる。地球規模で考えれば、人間の生活と環境を調和させることで、人類も動植物も長くおだやかに暮らせるはずである。今、世界中で分断が進んでいる。競い、押しのけ、踏みつけ、
小田原の続きです小田原城の裏にある報徳二宮神社緑豊かで小田原城の敷地内なのを忘れてしまう静寂な空間社殿は神明造り拝殿礎石は天保の大飢餓の際藩主大久保公の命により二宮尊徳翁が小田原城内の米蔵を開き米が人々の手にわたったことにより小田原11万石の領内から一人も餓死者も出さずにすんだというその米蔵の礎石が用いられています【報徳二宮神社HPより】二宮金次郎像ロミロミ二宮金次郎さんの像と御対面私「二宮金次郎像だよ」ロミロミ「えっ、二宮金次郎像」ラカタンモデルなら
昨日いただいた、報徳二宮神社の創建130年記念の御朱印。「一円融合」意味はこちら。今年の自分のキーワードの中に「仲良く」がある。それにどこか通じるものを感じた。他にも、いただいたリーフレットにある言葉。「積小為大(せきしょういだい)」も、「積み重ねる」に通じる。ふむふむ。大事にしよう。
最近は二宮金次郎が新たに脚光を浴びてるそうです。二宮金次郎の激動の生涯を初めて映画化した映画「二宮金次郎」が全国各地の市民会館、公民館などで上映されています。映画は二宮金次郎の生涯を通して、チームワークのための共通の話題や組織づくり、リーダーシップのヒントが鏤(ちりば)められている作品です。実は二宮金次郎は600以上の村を復興させていたのです。ここでわたしは二宮金次郎と地方創生を結びつけました。金次郎には、経営改善、組織改革を成し遂げる強いリーダーシップがありました。迷う時、自分の「原点」に
子供たちの未来に希望を与えたい教育再生を願う本ブログを閲覧いただき、ありがとうございます。日本の教育正常化と美しい日本人の心を育む教育をめざす一般社団法人・全国教育問題協議会(中尾建三理事長)は戦後教育で大きな問題点を残している学校教育、教科書問題、教育環境の正常化(健全化)を目指し、憲法改正を推進して美しい日本人の姿を体現する教育再生を活動の指針としています。今回は全国の市民会館や公民館などで上映が開始されている映画「二宮金次郎」についてご紹介します。新たに脚光を浴びる映
-能く天の命に聴いて行ふべし。自ら己が運命を作らんと欲すべからず-内村鑑三の言葉です。客席から予期せぬ質問「市長になってほしい。」と問われた加藤憲一さんが引用して話されまし。加藤憲一さん「らしい」な、と思いました。この写真のお隣には元開成町長の露木順一さんがいらっしゃいましたが、「私がNHKの記者なら加藤憲一は否定しなかったと翌朝書きますね。」と仰ったことがそのまま記事となっていました。-市民の力はいちど動き出すと必ず発揮され、想定を超える--対立や
こんにちは。ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。昨日は、映画「二宮金次郎」を観てきました。実は、二宮金次郎さんについて、あまりよく知らなかったのですが、人としての生き方、大切なことがたくさん詰まっていて。今日は、その中から、いくつかシェアさせていただこうと思います積小為大。どんな小さなことでも、積み上げていくことで、大きなことを成し遂げられること。時々、どこへ向かっているのか見失い、今やっていることの意味って?と中断してしまう自分に喝を入れてもらったようで
今日は第五章の続きで「第四節出奔をめぐる住民動向と帰陣後の尊徳」からの気づきをまとめたいと思います。今回は桜町仕法の一時中断を余儀なくされた金次郎が成田山にこもった後に、住民たちがどのような行動に出たかが詳しく書かれてあって、とても興味深かったです。大筋では、住民たちが金次郎を迎えに行ったという話になっていますが、実際に迎えに行った住民の属性には隔たりがあって、「村役人の参加はまったくない」(180ページ)ことと「入百姓で最近、新百姓に取り立てられたばかりの者」(同上)が多かったことが指摘さ
先週の街頭演説の写真ですが、現在も、もちろんまだ半袖です!!表題の勉強会、まだまだ空席がございます。是非ともメールやSNSなど通して、お申し込みください!この勉強会にかける想いを書いた前回のblogもあわせてお読みください。『〜小竹めぐみの話〜10月29日・ラスカ小田原。ユメテラス15時〜是非とも事前にお申し込み下さい!』出会ったのはインド。ジャイサルメール。音のない世界。砂漠の街。確か私が数週間におよぶラクダとの遊牧生活を終えてたどり着いた街。確か18年前。季…am
あなたに会えたから今の私があった。ありがとう。「一円融合」ってご存知ですか?二宮尊徳翁によって提唱された言葉です万物は一つの円の中でお互いに働き合い一体となることで初めて成果が現れるという報徳思想です今の自分を生かしてくれているのは全てのご先祖さまであり今の全ての人々!全てに感謝しそして未来の人々のために!何か参考になれば幸いです応援します愛と感謝🌈・・・・・・・・・・・・・・🔸わかる楽しさできる喜び分かち合う幸せ夢は
(歌)生きしにと世のはかなさをよく見れば氷と水と名のみかはりて(私感)皆さんは死ぬのは怖いでしょうか。私は少し怖いです。今は差し迫った具体的状況がないので、「少し」ですが、「ガンのステージ4です」とか言われたら「ものすごく」怖くなるかもしれません。ただ、飛び込み台からプールに飛び込むのが怖くてどうしても無理で降りて来てしまったという人はいるでしょうが、死ぬのが怖くてどうしても死ねなかったという人はいません。これはある意味救いでもあるなあと思います。さて、二宮尊徳は農業のプロ中の
今日から二宮金次郎に関して新たな取り組みを始めてみようと思います。きっかけは二宮金次郎の七代目である中桐万里子さんとおこなっているオンラインサロン「にのきんサロン」です。にのきんサロンninokinsalon.jpにのきんサロンでは、Facebookにて、毎日、夜話を一話ずつ取り上げて、サロンメンバー同士で気づきを深め合っているのですが、自分としてはどのような関わりができるかを考え始めて、二宮金次郎を研究してきた成果を活かしていきたいと思いました。そこで二宮翁夜話に関して先人たちがどう解
皆さんこんばんは。1月2日報徳二宮神社でお参りして素敵な新春限定特別御朱印をいただきました。新春限定特別御朱印(1月1日~2月初旬頒布予定)季節の限定御朱印~お正月~(2月初旬まで頒布予定)現在いただける御朱印御守り絵馬おみくじ報徳二宮神社は学問・経営財福の神である二宮尊徳翁(金次郎)を祀る神社です。日光市今市の街に鎮座し、境内には尊徳翁のご遺体すべてが安置された史跡二宮尊徳の墓があります。東武今市駅徒歩三分、日光道の駅「ニコニコ本陣」より徒歩二分の
今日の一日一読は第11章でした。「子曰く、隠れたるを素(もと)め怪しきを行うは、後世述ぶるあらん。吾はこれを為さず。君子道に遵(したが)って行い、半塗(はんと)にして廃す。吾は已(や)む能(あた)わず。君子中庸に依り、世を遁(のが)れ知られずして悔いず。唯聖者のみこれを能くす。」今回は何かを求め過ぎることが中庸の観点から見ると好ましくないことが書かれていました。ここでは「索隠」と「怪しきを行う」ことが取り上げられていました。「索隠(さくいん)」とは、宇野先生によると「隠暗にして偏僻(へんぺ
今日の一日一読は「〔249〕嫁と姑の仲をとりもつ」でした。今回は嫁と姑の仲が悪い時に尊徳が何を言ったのかということが分かる内容でした。ただ小見出しのように、実際に仲をとりもったわけではないことは注意する必要があると思います。この夜話では、姑しか登場していませんし、尊徳は姑にしか話していません。この姑は尊徳のところにきて、嫁のよくないところをベラベラと喋ったそうです。それに対して尊徳は次のように言いました。「それは因縁というもので、しかたのないことだ。堪忍するほかに道はない。それというのも、あ
今日の一日一読は「〔247〕親の心で世に尽す」でした。この間、親子の例が夜話でよく出てきましたが、一円融合の基本単位としての「家」というだけではなく、親子の間の情が大事になってくることが今回ではっきりしました。尊徳によれば、「親の子にたいする立場、農夫の田畑にたいする立場は、わが道と同じものだ。親が子を育てて、かりに無頼の子になったところで、養育料をどうしようもない。農夫が田を作っても、凶歳になれば、肥し代も仕付料もみんな損だ。それでも親は子を育てるし、農夫は田を作る。わが道を行おうとする者は
今日の一日一読は「〔161〕分限をつづめて有余を譲る」でした。冒頭で、論語の克己復礼を取り上げて、「これこそ道の大意」(212ページ)だと尊徳は評しています。克己復礼を言うのはこの話に限りません(参照:その52)。「およそ人が、手前勝手なことばかりせずに、私欲を去って、謙虚に分限をつづめて有余を譲る道を行うならば、村長であれば一村が心服するだろう。国君ならば一国が心服するだろう。また馬方ならば馬が肥えるし、菊作りならば菊が栄えるだろう。」(同上)ここで注目すべきことは、あらゆる職業において克
今日の一日一読は「〔133〕質受けしても戻らぬもの」でした。今回の話は全体的に尊徳が言っていることにあまり納得できない自分がいました。一応、尊徳が言いたいであろうことはわかりましたが、それでも素直に賛同したくないと感じました。冒頭はこう始まります。「ある門人が、若気の過ちで、所持品を質に入れ、使い捨てて退塾した。その兄に当る者が、再び入門を願い、金を出して質入品を受けもどして、本人に渡そうとした。」(176ページ)それに対して尊徳が言ったことはこうです。「質を受けるのはそうすべき筋合いでは
初めてお越しくださったみなさまへあなたは、何をしたいのですか?あなたの望む人生とは?あくび(BS)セラピーとは、自分の力で頭蓋骨の要【蝶形骨】を動かしその振動が身体の司令塔である【間脳】を活性化させその人本来の力を呼び覚ますことができる療法です。あくびセラピーを自分で行う「ライオンあくび」は、セルフケアの王様です。あなたの望む人生をあなたは創っていける。みなさま、こんばんは。今日は、映画「二宮金次郎」について。二宮金次郎
今日の一日一読は、「〔94〕己を去れば一円観」でした。今回は、尊徳の言う一円融合という考え方の奥深さを、この間深めている循環の視点から見れていけることに気づかされました。一円融合については、以前にも取り上げましたが、また違った見方ができました(その64)。尊徳は「心が狭く局限されると、真の道理を見ることができぬものだ」(133ページ)といいます。これはちょうど、以前書いた「その64」で尊徳流の悟りという表現を使ったものにつながると思います。すなわち、尊徳が悟ったからこそ、言えたことだからで