ブログ記事28件
東京春祭歌曲シリーズvol.40オッカ・フォン・デア・ダメラウ(メゾ・ソプラノ)&ソフィー・レノー(ピアノ)を、東京文化会館小ホールにて。ブラームス:わが恋は緑op.63-5調べのように私を通り抜けるop.105-1永遠の愛についてop.43-1失望op.72-4ベルク:私の両眼を閉じてください(1907)《4つの歌》op.2より眠ること、眠ること、ただ眠ること眠っている私を運ぶ今私は一番強い巨人を倒した森の日差しマーラー:
オッカ・フォン・デア・ダメラウ(メゾソプラノ)&ソフィー・レノー(ピアノ)4月15日(月)東京文化会館小ホール19:00〜この方の歌は初めてお聴きするのだと思います。春祭では、このダメラウンさんは4月13日のブルックナーの《ミサ曲第3番》でソリストの1人としてお歌いになったようです。私はこの日は、ヤノフスキさんのN響の定期演奏会に参りましたので、聴くことはできませんでした。どちらかといえば、今回のコンサートは歌われる曲目に惹かれていったという感じ
今夜は東文小で、フォン・デア・ダメラウ(OkkavonderDamerau)のリサイタル。苗字にvonderが付くのは、EUの女性委員長フォン・デア・ライエン(vonderLeyen)と同じ。長いのでダメラウと書きます。ダメラウはハンブルク出身のメゾ。2019年4月のノット東響《グレの歌》に、藤村さんの代役として山鳩役で出演。藤村さんに勝るとも劣らない感動的な歌唱が印象に残ってます。本日は前半がブラ、ベルク、マラ、後半がワーグナー。マラ《リ
ソプラノ小林沙羅ピアノ福間洸太郎土曜マチネシリーズ20243.16(土)14:00〜青葉台フィリアホールホールからのお便りで、このコンサートを知り、チケットを求めました。近頃リートを聴く機会がぐんと少なくなっているようにも感じるので。リートの曲を3回シリーズで歌っていくという企画で、今回は第1回目でした。今回は、ワーグナーの曲を中心に据え、ワーグナーに影響を受けた作曲家の作品に取り組まれていました。次回は、シューベル
第3曲目【温室にて】„「トリスタンとイゾルデ」のための習作“と副題が付いているように、オペラの第3幕の前奏曲に転用されている。どちらの作品でも印象的な冒頭のテーマは、憂いを帯びた諦め、祝福を受けることのない、決して公開することのできない、しかし一方で、運命的で逃れられない情愛の深さを想像させる。以下、日本語訳。高く弧を描いた葉が冠のように伸びている子どもたちよ、遠く離れたところから来た、どうしめ嘆いているのか教えておくれ。お前たちは黙し、頭をもたげ、空に印を描くそして無言の証に甘い
さて、今回は【ヴェーゼンドンク歌曲集Wesendoncklieder】について書いていきたいと思います。ヴェーゼンドンクとは、ワーグナーのパトロンであった裕福な貿易商の名前です。彼の妻、マティルデ・ヴェーゼンドンク夫人が書いた詩にワーグナーが作曲したことから、この曲集名として知られています。第1稿が完成するおよそ半年前、ワーグナーはヴェーゼンドンク氏から作曲に専念できるよう邸宅を与えられます。すぐにヴェーゼンドンク夫妻もその隣に移り住みます。そしてまもなくして、ワーグナー(当時44歳)とマテ
先週のコンサートは無事に終演致しました!お越しくださった皆様、ありがとうございました!実はピアノを弾いて下さった方、私の恩人の1人なのです。それは18年ほど前?だったか、今の歌の恩師に私を引き出し合わせて下さったのが彼女なのです。それから月日が経ち、互いに、それぞれの場所で音楽を続け、またコンサートで共演できる接点に辿り着いたことに感謝の気持ちでいっぱいでした。さて、次は私にとって大切な大切な演奏機会です。【馬場菜穂子メゾソプラノ帰国記念リサイタル】リサイタルを毎年続けていく音楽家像に憧
みなさんこんにちは😃本日ご紹介していくのはヴァーツラフ・ノイマンとライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団によるブルックナー交響曲第1番とソプラノ歌手にハンネ=ローレ・クーゼを迎えたワーグナーの「ヴェーゼンドンク歌曲集」です。ノイマンによるマーラーは特に有名となっていますが、今回はブルックナーの交響曲第1番。数少ない貴重な録音を楽しんでいきます。「ヴァーツラフ・ノイマン指揮/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団」ブルックナー作曲:交響曲第1番ハ短調(1865年リンツ稿)「ハンネ=ロー
みんなの回答を見る先日2月13日はワーグナーの命日だった―。ワーグナーに限ったことではないが作曲家の大半は人格(性格)に難があって、もしリアルに出会うことがあっても、進んで友人になれそうな人は僅かしかいない。推しのシューマンにしても、ブラームスにしても難しそうである。(シューベルトやメンデルスゾーン、ドヴォルザークとは親しくなれる気がする)伝えられていることを全て鵜吞みにする必要はないだろうが、ワーグナーにはどうしてもマイナスイメージが付きまとう―その大半は
つい、この光景を思い浮かべてしまいました。これを聴いてのことです!フラグスタート独唱、クナッパーツブッシュ指揮、ウィーンフィル演奏ワグナー作曲、「ヴェーゼンドンク歌曲集」より「天使」なんと神々しい!優しさの中に幾ばくかの厳しさを秘め、聴いている人を包み込んでしまうような歌声!それをまた、あのいかつい顔のおっさんが、オケを撫でるように指揮しているかと思うと・・・なんだか想像するだけでニコニコしていしまいます。また最後のこの曲
大阪フィルハーモニー交響楽団第561回定期演奏会【日時】2022年9月22日(木)開演19:00【会場】フェスティバルホール(大阪)【演奏】指揮:尾高忠明メゾ・ソプラノ:池田香織*管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団(コンサートマスター:崔文洙)【プログラム】ワーグナー:歌劇「リエンツィ」序曲ワーグナー(ヘンツェ編):ヴェーゼンドンク歌曲集*ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」より夜明けとジークフリートのラインの旅~葬送行進曲~ブリュン
NHK交響楽団第1971回定期公演Aプログラム1日目を、NHKホールにて。指揮:ファビオ・ルイージメゾ・ソプラノ:藤村実穂子ワーグナー/ウェーゼンドンクの5つの詩ブルックナー/交響曲第2番ハ短調(初稿/1872年)独墺系を得意とするルイージらしいプログラム。実に素晴らしい演奏だった!ルイージはどちらかといえばブルックナーよりもマーラー指揮者というイメージが強いが、ブルックナーもいくつか演奏していて、録音では4番、7番、8番、9番がカタログに載っているし、日本で
指揮ファビオ・ルイージメゾ・ソプラノ藤村実穂子コンサートマスター伊藤亮太郎ワーグナーヴェーゼンドンクの5つの歌Ⅰ天使Ⅱ止まれⅢ音質でⅣ痛みⅤ夢ブルックナー交響曲第2番ハ短調(初稿/1872年)Ⅰアレグロかなり速くⅡスケルツォ:速くートリオ:同じテンポでⅢアダージョ:厳かに、いくぶん動きをもってⅣ終曲:より速く今年
9月23日(金・祝)、品川から、いざいざ奈良@nara_cjr\おはようございます/台風が近づいていますが、3連休はじまりましたね!東海道新幹線の品川駅改札内にある巨大パネルが新しくなりました🙌見に行ってきたよ!のお写真、リプライお待ちしています📷#いざいざ奈良https://t.co/Qm1rc8UOKu2022年09月23日09:309時46分発の東海道新幹線「のぞみ217号」に乗車。12時06分着の新大阪で、地下鉄御堂筋線に乗り換え、淀屋橋で下車。近くのホテルにアーリー
自分がワーグナーを初めて聴いたのは中学生のときです。―――それは楽劇「タンホイザー」や「ニュルンベルクのマイスタージンガー」などの序曲や前奏曲で、それらが持つ今まで聴いたことのないようなロマン的な音響美に仰天したものでした・・・。その後高校生になって「ニーベルングの指輪」四部作や彼のその他の有名な楽劇を聞き始めました。―――誰かが「ワーグナーの音楽は毒を持っている」と言ったそうですが、自分も彼のドラマティックかつ分厚いロマン的な音響の世界にアッという間に惹きつけられてしまいま
今回は演奏会の感想ではなく、別の話題を。好きなバリトン歌手のマティアス・ゲルネと、好きなピアニストのチョ・ソンジンが共演した新譜が発売された(AppleMusic/CD)。曲目は、ヴァーグナーのヴェーゼンドンク歌曲集、プフィッツナーの歌曲集、R.シュトラウスの歌曲集である。詳細は以下の通り。現代最高のバリトン歌手ゲルネがDGの才能あふれる若きピアニストと進めるドイツ・リート録音第2弾!現代最高のバリトン歌手の一人で、シュヴァルツコップとフィッシャー=ディー
(4月7日(水)・東京文化会館大ホール)60年前の今日、東京文化会館がオープンした。そのときのプログラムはブログの一番下に転載したように、金子登指揮の東京芸術大学音楽学部管弦楽部によりドヴォルザーク《新世界より》が演奏されたが、今夜はそれにちなみ同じ曲が演奏された。最初は祝祭にふさわしいワーグナー「楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』より第1幕への前奏曲」。佐渡裕は大音量で派手にオーケストラを鳴らすが、マイスタージンガーの動機、求愛の動機、ダヴィテ王の動機が重なる対位法の面白さ
藤村実穂子さんの〈ウェーゼンドンクの歌〉に惹かれて買ったコンサートでしたが、近頃オーケストラの曲を聴いていなかったので、なんだかそちらを聴くことも楽しみでした。ワーグナー:楽劇《ニュールンベルグのマイスタージンガー》より第1幕への前奏曲ワーグナー:〈ヴェーゼンドンク歌曲集〉ドヴォルザーク:交響曲第9番〈新世界より〉指揮:佐渡裕メゾソプラノ:藤村実穂子管弦楽:東京都交響楽団と並んだ今回のプログラムでした。文化会館の3階
先週はコンサートは無し。新年度は明日のカーチュン読響から。今週は歌物が多い。4/7は藤村さんの《ヴェーゼンドンク》、4/8は新国《うぐいす》&《イオランタ》、4/10は森谷さんと福井さんのオペラ・ガラ、4/11は《うぐいす》&《イオランタ》2回目。藤村さんの《ヴェーゼンドンク》は、2018年3月に聴いてます。そのときはヴォルフラム・リーガーのピアノ伴奏。今回は、佐渡さんと都響によるオケ伴奏。《ヴェーゼンドンク》は全5曲。原曲は女声とピアノ。
今日はチケット発売日。4/7(水)東京文化会館バースデーコンサート。東京文化会館は4月で開館60周年。開館日の4/7に記念コンサートを開催して、お祝いするという趣向。当初はショルテス都響のワーグナー・ガラ(w/アイヒェ)の予定でしたが、出演者変更。指揮者は佐渡さん、歌手は藤村さん。ワーグナー・ガラから、ワーグナー&ドヴォ・プロに変更。曲目は、ワーグナー《マイジン》より第1幕への前奏曲、《ヴェーゼンドンク歌曲集》(w/藤村)、ドヴォ9《新世界》。なぜ
昨夜のローマの松は指揮者のツァンくんが若いので、よくある力技でくるかと思いきやいい意味で期待を裏切る美演でしたが、方や東響の今夜の演奏やいかに~ということで・・・東京交響楽団第664回定期演奏会Cond:ダン・エッティンガーM.Sop:エドナ・プロホニク2018年10月20日サントリーホール大ホール【第1部】ヴェーゼンドンク歌曲集WesendonckLieder(R.ワーグナー)1.天使DerEngel2.とまれStehestill
wa-tuna9^-ダン・エッティンガー(指揮)エドナ・プロホニク(メゾソプラノ)ワーグナー/ヴェーゼンドンク歌曲集(アンコールリヒャルト・シュトラウス/8つの歌「献呈」シューベルト/音楽に寄せて)ベルリオーズ/幻想交響曲東フィル定期で聴いていた頃以来久方ぶりのダン・エッティンガーであった結論から言うと格段にランクアップした感じまずはヴェーゼンドンクプロホニクの声の美しさと声量に圧倒されたエッティンガーは長身の腰をかがめてオケを抑えて押さえてとい
5人の麗しいダンサーの踊る姿を見たいというのが、この公演を見に行った一番の理由。その部分は200%満足。本当に眼福な2時間でした。「ヴェーゼンドンク歌曲集」振付ジョルジオ・マンチーニ音楽リヒャルト・ワーグナー出演オニール八菜/ジェルマン・ルーヴェ/ユーゴ・マルシャン30分弱の小品。ワーグナー、彼のパトロンのヴェーゼンドンク、その妻マチルデの三角関係を描いた曲に振付けた作品で、次の「トリスタンとイゾルデ」の序章的位置付けだそうです。ワーグナー=トリスタン、ヴェーゼンドンク
締め切り明けの昨日はなんだか体調がイマイチで、昼間の予定はキャンセル…でも夜はこれ‼️パリ・オペラ座の精鋭たちが集結の『ル・グラン・ガラ』は絶対見逃せません…元気を出して渋谷へ向かいましたが、会場入りしてから異変が…チケットを紛失して自分の席が分からず、持っていたバッグの中味を全部出し、今日の配役表をふと見たら「キエフ・オペラ『トゥーランドット』」…は⁉️オペラ⁉️と思わず二度見してしまいました💧慌てて会場案内の方に聞いたらどうやら私は劇場を勘違
(6月24日、東京オペラシティコンサートホール)(1曲目フンパーティンク歌劇《ヘンゼルとグレーテル》前奏曲は、メリハリがあり流れが良く、下野竜也はオケを鳴らすのは本当にうまいと思う。ワーグナー(ヘンツェ編)の《ヴェーゼンドンク歌曲集》のオーケストラは6-4-4-2の小編成。インティメート(親密)な雰囲気となり、この歌曲集の秘められた詩の内容にそぐう。池田香織(メゾ・ソプラノ)は、イゾルデが歌うような迫力のある歌唱。第3曲「温室にて」細やかなオーケストラの後奏が心に残った。読響とのドヴォ