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年間258本目(4月82本目)2021年公開洋画4位全143本中通算邦画9,036本洋画7,252本合計16,288本元々、ホン・サンスの映画のプロデューサーだったので彼の映画を10本もコンビで制作していたので、自身の映画の手法もホン・サンスに似ている。でも、なんといっても彼女の私小説的な映画でありプロデューサーから無職で、女優のお手伝いさんまでやって監督になるまで(映画では映画に向き直すところまで)を真摯にでもスケッチ風に自然に撮っている。なので
PERFECTDAYS(2023/日・独/124分)年明けに観に行って、もう一度観たいなと思っているうちにもう5月になってしまう…。ヴィム・ヴェンダース監が監督と聞いて、絶対に映画館で観たかった作品。映像も音も心地よかった。映画の余白って、ともすれば「描写不足」「説明不足」となるのは作品と鑑賞者の相性なのかな?この「PERFECTDAYS」も余白の多い作品だが、それがよかった。終映までにもう一度この余白を味わいに行きたい。パーフェクトデイズ公式サイトPERFECTDAY
おはようございます。いつもありがとうございます。映画『パーフェクト・デイズ』ずーっと観てみたいな、と思っていましたが、お街の映画館、キネマミュージアムで上映されている事を知り、気持ちがそわそわしてから数日後の、昨日、思いきって行って来ました。キネマミュージアムは、安藤桃子さん(高知が気に入って在住しています)が立ち上げたお街のミニシアターです。写真、お借りしました。映画館で映画を観るなんて、どれくらいぶりなんだろうか。『ボヘミアン・ラプソディ』をイオンの東宝シネマズで観て以来の映画鑑
ひとつ前の当ブログで、『太陽がいっぱい』(1960ルネ・クレマン監督)でアラン・ドロンさんが演じたトム・リプリーはラストで犯罪が発覚しますが、パトリシア・ハイスミスさんによる原作の方はバレることなく、まんまと逃げおおせるのです。1作目の『太陽がいっぱい』(河出文庫。現在は『リプリー』のタイトル)が書かれたのは1955年。第2作の『贋作』(河出文庫)は1970年に書かれましたから、15年も経っています。ですから、当初はシリーズものにする意図はなかったのかもしれません。文庫の解説に書いてありま
ひとつ前の当ブログで、村上春樹さんの長篇『街とその不確かな壁』(新潮社)と『PERFECTDAYS』(2023ヴィム・ヴェンダース監督)はどちらも「影」が重要なモチーフになっていると書きました。そして、僕自身も振り返ってみれば、「自分」を生きてきたつもりが実は「影」だったんじゃないかというようなことを思ったりもしました。「影」なのに「自分」のように演じていたかのような。しかし、考えてみれば、そもそも「自分」っていうものがあるのか。「自分らしさ」とか「個性」っていう言葉を使うが、本当にあるの
ひとつ前の当ブログで、村上春樹さんの『街とその不確かな壁』(新潮社)について取り上げました。この小説の主人公は「中年の男性」という設定で、お馴染みの「パラレル・ワールド」的なふたつの世界が描かれますが、いつもより「死」に接近している感触がしました。「私はもう十七歳の少年ではない。その頃の私は世界中のあらゆる時間を手にしていた。でも今は違う。私が手にしている時間は、その使い途の可能性はかなり限られたものになっている。今の私が求めているのは……」なんてところを読むと、いつまでも若々しい村上春樹さ
こんにちは!日比谷シャンテで、映画「PERFECTDAYS」を観てきました。ヴィム・ヴェンダース監督、役所広司主演。以下、感想です。長い独り言なので、ご興味ある方だけ、どうぞ♪(ネタバレあり)主人公は、公衆トイレの清掃員を仕事にしつつ、狭いアパートで1人暮らしをする平山。裕福とは言えない中年男性の淡々とした日常が描かれます。読者登録している映画好きのブロガーさん方がこぞって絶賛されていて、これは良さそうだと思い観ることにしました。平山の生活の描写がとても良かったです。朝起き
映画『パーフェクトデイズ』が今オーストラリアで公開されているので観てきましたザ・バラックスのパレスシネマ公式サイトPERFECTDAYSofficialmoviesitePERFECTDAYSofficialmoviesite.AbeautifultalewovenbymasterGermanfilmmakerWimWendersandacclaimedJapaneseactorKojiYakusho.www.perfectd
マチソワを敢行する日、その間の時間に観ることができる映画をチェックして、あくまでも観たい映画があったら(高齢になり映画鑑賞料が安くなったので)観ることにしている。檄混みの渋谷や新宿でショッピング、、なんて疲れるだけなので。。最近、観たものがそれぞれに当たりだったので、ちょっと紹介しておく。(左から右の順で)PerfectDays*言わずと知れた、役所広司がカンヌで最優秀男優賞を受賞したヴィム・ヴェンダース監督の映画。西洋人から見た日本という視線が随所に見られる(たと
同じ事の繰り返しのようでも生きている限り少しづつ変わる。こうやってみると平穏な一日にも哀愁がある。「PERFECTDAYS」ヴィム・ヴェンダース監督役所広司
家族が先に観てきまして。お疲れ様です!バライタです!とても良かったということで私も観てきました。本当に良かった!初めて、何も起きないでほしい、このまま変わらず、この日常が続いてほしいと思いながら観た映画は初めてです。※何に触れてもネタバレがありますのでご注意下さい。↑PERFECTDAYSのパンフレット。家族が観に行ったときには売っていなかったのですが、私が観に行ったときには売店にあったので購入。家族が言うには、ここまでパンフレット上で監督に触れているのは
THEBESTOFVANMORRISON1990日曜日の映画は混むのがいやなのでわざわざMOVIX堺まで行きます。埋立地にあり普通の人は車で行きます。私は併設の温泉施設の無料バスで来ました。帰りの南海バスの無料券をもらって10番スクリーンへ。案の定ガラガラ。見たのはこれ。ヴィム・ヴェンダース監督、役所広司主演の「パーフェクトデイズ」好きな監督と言うこともありますが、音楽が私の趣味のど真ん中です。
1984『Paris,Texas(OST)」ヴィム・ヴェンダース監督のロード・ムービー。いちばん覚えているのは、不可解なハリー・ディーン・スタントンの感情(若い男性なら何となく分かるはず)と、透き通るように美しいナスターシャ・キンスキーでした。「CanciónMixteca(Paris,TexasO.S.T.)」RyCooder1984一番好きなこの曲でなく、映画の中で重く纏わり付くスライドギターの音は、ロバート・ジョンソンだかにリスペクトして作られたと記憶がありますが
先日の話ですがね、ようやく鑑賞しました。ヴィム・ヴェンダース監督作品役所広司さん主演「PERFECTDAYS」無類のヴィム・ヴェンダース監督好きという訳では、ありません。「パリ、テキサス」とか「ベルリン・天使の詩」とかは、見てますが。ドイツ人映画監督から見た、今の日本。完全に理解出来てるかどうか…わからない。よくわからないのだけど…役所広司さんが凄いのは、わかる。そこの1点は、物凄くわかる。役所広司さん演じる「平山」というトイレ清掃員の男の、坦々とした日常の風景。日々のルー
いい映画だったなあ。しみじみいい映画だったなぁ。おいしいものが細胞にじんわりしみこむようにからだとこころがいつまでも味わいたいそう告げるような映画だった。「PerfectDaysパーフェクトデイズ」PERFECTDAYS公式サイト映画PERFECTDAYS公式サイト。2023年12月22日(金)日本上映開始。ドイツの名匠ヴィム・ヴェンダースと日本を代表する俳優役所広司の美しきセッション。www.perfectdays-movie.jp映画は特別なことの
先日、3月8日に第47回日本アカデミー賞授賞式が行われた。日本アカデミー賞協会は今年は相当気合を入れようとしたに違いない。なぜなら本場のアカデミー賞にもノミネートされている3作品がこっちにも入っているからだ。優秀賞発表のブログ記事で「最優秀賞を総なめしてそう」と書いた『ゴジラ-1.0』が予想通り作品賞、助演女優賞、脚本賞など8部門を制覇。2017年の『シン・ゴジラ』に続いてシリーズ作品が2作連続で作品賞をとったのは日アカでは初めて。シリーズが一旦終了する2004年までの『ゴジラ』映画は賞に
『PERFECTDAYS』監督:ヴィム・ヴェンダースキャスト:役所広司、柄本時生、アオイヤマダ、麻生祐未、石川さゆり、三浦友和他2023年公開東京スカイツリーの近くの古びたアパートに住む平山は、渋谷区の公衆トイレの清掃作業で生計を立てている。朝まだ暗い時間に起き、身支度をし、植物に水をやり、朝食代わりの缶コーヒーを飲んで仕事をし、仕事が終わるといつもの銭湯、いつもの居酒屋のいつもの席で晩酌をし、眠くなるまで読書を
見逃していた映画「PERFECTDAYS」が近所のシネコンで復活上映されたので観に行ってきました。アカデミー賞直前だからかもしれませんね。何だろうなこの多幸感は。心揺さぶられるような強さはない。淡々としているが染み渡ってくるような幸せな気持ち。監督の演出、役所広司の演技が見事すぎるからなんでしょう。役所広司の小さな笑顔が心に残ります。迷子になっちゃったお子さんを見送るとき、いつもの浅草のお店で一息ついてるとき、石川さゆりのスナックで
皆様、こんにちは!ご覧いただきありがとうございます。映画好きな大学生ゆずです🟡🌱このブログでは映画の紹介を主として他にも本や音楽、ネトフリを見ながら食べているご飯の紹介などをしていこうと思います。では早速本編に移ります!「PERFECTDAYS」本日ご紹介するのは現在話題沸騰中の役所広司さん主演、ヴィム・ヴェンダース監督作品「PERFECTDAYS」です。この作品は主演の役所広司さんがカンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受賞されたことで非常に話題になりました。さらに、先日
今日3月9日は、バービーの誕生日だそうです。おそらく「バービー人形が初めて発売された日」ということだとは思いますが、今年は昨年公開の『バービー』が日本他いくつかの国を除いて世界的に大ヒットしたこともあり、アカデミー作品賞にまでノミネートされ、大いに話題になっています。『バービー』の他、原子爆弾の生みの親『オッペンハイマー』も世界的大ヒットで作品賞候補の中に入り、ついに日本でも公開されることになりました。これはかなり見てみたい映画です。第96回アカデミー賞の受賞結果は、
日本アカデミー賞で安藤サクラが主演と助演で最優秀賞の2冠に輝いた。これは快挙だねー。主演女優賞を獲った「怪物」は本当にいい作品だった。俳優部門は受賞作品がばらけた印象だけど、制作部門では「ゴジラ-1.0」が圧勝。作品賞もゴジラだった。↓↓以下、ネットニュースから。第47回日本アカデミー賞授賞式が8日開かれ、「怪物」で安藤サクラが最優秀主演女優賞に輝いた。「ゴジラ-1.0」で最優秀助演女優賞も獲得し、2冠の快挙。安藤は「百円の恋」(2014)、「万引き家族」(2018)で最優秀主演女優
2023年日独合作ヴィム・ヴェンダース監督主演の役所広司がカンヌ映画祭で主演男優賞をとりアカデミー賞にもノミネートされているという評判の映画東京のトイレ清掃員の日常を描いた映画だ古アパートで独り暮らし夜の明けぬうちに軽自動車に道具を載せてカセットテープを聞きながら公衆トイレの清掃に回る神社の境内で木漏れ日を浴びながらサンドイッチの昼食を食べ銭湯に行き浅草駅の飲み屋に行き古本屋へ行ったりコインランドリーに行ったり全編通じほとんどしゃべらない役所広司人との交流
こんばんは。ハートウォーミングです。ヴィム・ヴェンダース監督の映画『PERFECTDAYS』を観てきました。美しい音楽と、美しい映像....数日経っても、じんわり、心地よい余韻が続いています予告編↓映画『PERFECTDAYS』本予告_ヴィム・ヴェンダース監督作品×役所広司主演『パリ、テキサス』『ベルリン・天使の詩』『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』など、数々の傑作を世に送り出し続けてきた名匠
先日、このサイトを参考に散策してきました。住所もチェックしてあるので便利です。https://www.staycation.jp/post-14676/映画「PERFECTDAYS」のロケ地を辿る下町散策(浅草・押上・曳舟・亀戸)|貸別荘・コテージ・一棟貸し予約-STAYCATIONステイケーション-2023年12月22日(金)公開のヴィム・ヴェンダース監督の作品「PERFECTDAYS-パーフェクト・デイズ-」の中で主人公の平山(役所広司)の生活圏として台東区や墨田区、
*映画「PERFECTDAYS」でカンヌ国際映画祭「最優秀男優賞」受賞、話題作「VIVANT」への出演と2023年を駆け抜けた俳優・役所広司。俳優・役所広司の「俳優論」「幸福論」に迫る作品から考える「足るを知る」生き方とは?【news23】(2024/01/24)*2/29:ほぼ思いつきで映画館にて「PERFECTDAYS」を鑑賞。。。。PERFECTDAYS公式サイト映画PERFECTDAYS公式サイト。2023年12月22日(金)日本上映開始。ドイツの名
ヴィム・ヴェンダーズ監督の作品を映画館で観たのは、号泣映画『パリ・テキサス』以来、ちょうど40年ぶり。本日近所のミニシアターで、仕事帰りにこれを観た。◆予告編東京で、清掃員として働く平山(役所広司)。朝、近所の落葉を掃く音で目を覚ますと布団をたたみ髭を剃り、顔を洗うと苗木に霧を吹き、作業服に着替えたら、家の前の自販機で缶コーヒーを1本。ミニバンに乗ってスカイツリー近くのアパートを出発。仕事場であるトイレへと向かう。カセットテープで音楽を聴きながら。
いつもお読みいただき、どうもありがとうございます。もう3月?いろいろ山積みですがなんとかする!なる!と信じて日々淡々とできることを。日々いまここで、地味に地道に。少し前に「PERFECTDAYS」を観てますますしっくりしました。この映画の感想もnoteの記事に。細々更新しています。日常もオカルトは日常生活で別次元のことに触れている話です。だれでもアカシックにはアクセスしていると言われてもピンとこない場合はご参考になることがあるかもと
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ひとつ前の当ブログで、2月18日(日)の午後、「副都心線」に乗っていて、座席の隣に座った男がスマホで通話していた話を書きました。周りを気にするそぶりは一切なく、「傍若無人」という言葉がピッタリな大声で「自分が本を出した」「電通時代のことを書いた」とか喋っていました。けっこうな歳の男と見えましたが、最低限のマナーも守れないなんて、これまでどういう人生を送ってきたんですかね。まあ、余計なことですが。この日、「副都心線」に乗って渋谷に向かっていたのは、「キネマ旬報ベストテン表彰式」を観るためでした。
こんばんは今日は晴れて随分氣温も上がりましたが🌞強風注意報が出るほど北風が強かったです。いろんなものが吹き飛ばされてました💦さてさて、ヴィム・ヴェンダース監督、役所広司さん主演の映画「PERFECTDAYS」2週間程前にやっと、夫と観に行ってきました。「推し」の役所広司さん✨カンヌ国際映画祭の最優秀男優賞受賞という事で昨年末から話題になってましたね。こちらの記事にも少し書きました。『生誕120年没後60年小津安二郎「日常の美」〜美術考撰〜』こんばんは今朝は都内も更に冷え込み、スマ