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「「ヴァレンヌ逃亡」中野京子著文春文庫」逃げるときは、全力で一目散に走り去ることです。姉川の戦いで浅井の裏切りを知った瞬間即座に撤退した信長、三方ヶ原の戦いで脱糞しながら逃げた家康、長坂での戦いで妻子を捨ててまで逃げようとした劉備、赤壁の戦いで敗走する曹操・・・。皆、なりふり構わず逃げました。それらにくらべ、1789年のフランス革命後ヴェルサイユからパリのチュイルリー城に実質的に軟禁されていた、ルイ16世一家のフランス脱出の目論見「ヴァレンヌ逃亡」は、緊張感がなさすぎですし、ルイ
皆さま、こんばんは!中野京子著、『ヴァレンヌ逃亡』マリー・アントワネット運命の24時間中野京子は、『怖い絵』シリーズで大好きな作家です。その彼女による、マリー・アントワネット逃亡の24時間。フランス革命が1789年。バスティーユ襲撃です。その、割とすぐ後にギロチンにかけられた訳ではない、って皆さんご存知でしたか二年間は、側近もいて、家族も勿論一緒に、優雅に豪華な昼食…夏には避暑の為、別荘?の宮殿で過ごし、見張りも少なく、という生活をしていたのだそうです。しかし、国民
毎週日曜日にお届けする書評コラム「千波留の本棚」。第225回は中野京子さんの『ヴァレンヌ逃亡』をご紹介しました。ヴァレンヌ逃亡マリー・アントワネット運命の24時間(文春文庫)[中野京子(ドイツ文学)]658円楽天この本を読んで以来、私の中でフランス王妃マリー・アントワネットの株が急上昇しています。詳しくは本文をお読みください。↓「千波留の本棚」第225回中野京子『ヴァレンヌ逃亡』「千波留の本棚」1〜50回を収めた書籍『パーソナリテ
先週、元宝塚歌劇団立ともみ先生のストレッチレッスンで、先生から本をお借りする機会がありました。↓『ともみ先生(元宝塚歌劇団立ともみ)図書館』(茶々吉24時2018年6月12日)その時に選んだ一冊、中野京子さんの『ヴァレンヌ逃亡マリー・アントワネット運命の24時間』を読み終えました。ヴァレンヌ逃亡マリー・アントワネット運命の24時間(文春文庫)[中野京子(ドイツ文学)]658円楽天フランス革命を背景にしたミュージカル『1789バスティーユの恋
小説ではなく、歴史ドキュメンタリーです。中野京子さんの「マリー・アントワネット運命の24時間」(朝日新聞出版)マリー・アントワネットは「ベルバラでも有名なフランス王妃。”運命の24時間”とは、彼女が引き起こしたヴァレンヌ逃亡事件のことを指しています。ヴァレンヌ逃亡事件とは何か。バスティーユ陥落で幕を開けたフランス革命から2年後の1791年6月。国王ルイ16世とその家族は、ヴェルサイユからパリのチュイルリー宮殿に移され、半ば軟禁状態に
1791年の今日6月20日、ルイ16世とマリー・アントワネットが革命中のパリから逃亡したヴァレンヌ逃亡事件の日だフランス革命時の1791年6月20日から翌朝にかけてフランス国王ルイ16世一家がパリを脱出し、22日に東部国境に近いヴァレンヌで逮捕された事件である厳密には国外を目指していたわけではないが、亡命未遂事件と当時の人々に断定され、衝撃をもって喧伝された結果として、フランスにおける国王の権威は失墜し、共和派が台頭して立憲王政の成立する見込みがなくなっただけでなく、反革命側にルイ16
ヴェルサイユ宮殿監修・「マリー・アントワネット展」が、森アーツセンターギャラリーにて、2016.10.25(火)~2017.2.26(日)の期間、開催されます。ヴェルサイユ宮殿の監修って!!すごいですねぇ~絶対観に行きたいと思い、前売券を早々と入手しましたよん当日券よりちょっぴりお得ですし中野京子さんの「美術品でたどるマリー・アントワネットの生涯」も読みました。「マリー・アントワネット展」を見に行く予定の方には、お勧めです。