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二期会が2026-2027シーズンのラインナップを発表しました。八嶋さん指揮の《運命の力》、ヴァイグレ指揮の《ファウストの情景》は面白そう。歌手はTBD。今年12月に《魔笛》でMETデビューする八嶋さん。こんなに早く、東京でも彼女が振るオペラを観られるとは!『指揮者八嶋恵利奈さん』来シーズンの都響プロムナードは、新進気鋭の指揮者で名曲を聴くというもの。中でも注目は、9月に登壇する八嶋恵利奈さん。1986年ドイツ生まれの39歳。20…ameblo.jp宮
2025年10月21日(火)19:00-サントリーホール赤坂□グリンカ:幻想曲『カマリンスカヤ』□ハチャトゥリアン:チェロと管弦楽のためのコンチェルト・ラプソディ□ショスタコーヴィチ:交響曲第15番 イ長調 Op.141指揮:セバスティアン・ヴァイグレチェロ:北村陽読売日本交響楽団この日は、前夜何故か3時間しか寝れず、特に聴きたい曲、演奏家ではなかったので、寝てしまうかもしれないと思ったが、なんとか寝れずに聴くことが出来た。、北村陽のチェロが凄かった。最初は、グリンカ
常任指揮者セバスチャン・ヴァイグレ(1961年ベルリン生まれ)指揮の読響の演奏会を10月21日火曜日19時からサントリーホールで聞いた。1週間前なのになぜか良席(RB7列の6のS席8800円)が取れた。前半はグリンカの幻想曲「カマリンスカヤ」。ロシアの舞踊歌と婚礼歌を主題にしたオーケストラ曲。読響の弦の美しさを堪能した。ロシア的な重苦しさがない実に清々しい幕開け。前半2曲目はチェロの北村陽(きたむらよう、2004年西宮市生まれ)ソロに迎えハチャトゥリアンのチェロと管弦楽のためのコンチェルト・
10月21日19時サントリー指揮=セバスティアン・ヴァイグレチェロ=北村陽グリンカ:幻想曲「カマリンスカヤ」ハチャトゥリアン:チェロと管弦楽のためのコンチェルト・ラプソディアンコールJ.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番よりⅣサラバンドショスタコーヴィチ:交響曲第15番イ長調作品141ロシア音楽を得意とするヴァイグレ、今回のプログラムの前半はマニアック、私は見たことも聞いたこともない曲たちだったそんなこともあってか、客入りは今一つだ最初のカマリンスカヤは初めて聴いた
(10月21日・サントリーホール)ヴァイグレの緻密で音楽的な美しさと、オーケストラとしてのまとまりを見事に築く手腕が発揮され、読響の高い技術と響き合った充実した演奏となった。グリンカ「幻想曲《カマリンスカヤ》」は、民族色は少ないが、驚くほどの明晰さを示した。ハチャトゥリアン「チェロと管弦楽のためのコンチェルト・ラプソディ」では、北村陽の著しい進化に驚嘆。みずみずしい音色とかっちりとした響きが両立し、ヴァイグレ&読響の明晰な演奏と見事に呼応していた。アダージョの美しさ、情感の豊かさも格別
10月14日ヴァイグレ✕読響19:00サントリーホール【プログラム】モソロフ:交響的エピソード「鉄工場」作品19モソロフ:ハープ協奏曲*Ⅰ.SostenutoⅡ.NoctuneⅢ.GavotteⅣ.Toccata●ソリストアンコールF.ゴドフロア:ヴェニスの謝肉祭(休憩)チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調作品74「悲愴」Ⅰ.Unpo
この夜のハイライトは、アウグスティン・ハーデリヒが奏でるチャイコフスキー《ヴァイオリン協奏曲》。これほどまでにヴァイオリンが美しく共鳴する演奏を、これまで聴いたことがあっただろうか。倍音が極限まで解き放たれた、まさに響きの精華。ハーデリヒの音色の芳香をどう形容すべきか。熟成されたワインが口の中で限りなく広がっていく感覚。あるいは、マリエッラ・デヴィーアのようなベルカントの巨匠が織りなす、滑らかで陰影に富む歌声にも喩えられるだろう。どれほど鋭くアタックしても、決して力任せにはならず、攻撃
2025年6月24日(火)午後7時サントリーホール読売日本交響楽団指揮:セバスティアン・ヴァイグレヴァイオリン:アウグスティン・ハーデリヒ第683回名曲シリーズコンサートマスター:林悠介曲目前半■スメタナ:オペラ『売られた花嫁』序曲■チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35ヴァイオリン:アウグスティン・ハーデリヒヴァイオリンアンコ-ル■フォレスター/ハーデリヒ編:ワイルド・フィドラーズ・ラグ後半■ドヴォルザーク:交響曲第7番 ニ短調 Op.
2025年06月18日(水)19:00-サントリーホール赤坂□プロコフィエフ:交響曲第1番 二長調 Op.25 「古典」□プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1番 変ニ長調 Op.10□R.シュトラウス:ブルレスケ ニ短調□R.シュトラウス:交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』 Op.28指揮:セバスティアン・ヴァイグレピアノ:反田恭平読売日本交響楽団最近実演を聴いていない名曲をいろいろ聴けて面白かった。ヴァイグレの指揮は、いつも何かしら不満が残るも
6月18日19時サントリー指揮=セバスティアン・ヴァイグレピアノ=反田恭平プロコフィエフ:交響曲第1番ニ長調作品25「古典」プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1番変ニ長調作品10R.シュトラウス:ブルレスケニ短調R.シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」作品28人気者の登場ということでチケットは完売となった、今日のプログラム、前半はプロコフィエフの1番で纏め、後半はRシュトラウスの冗談と悪戯の音楽となかなか錬られた構成ださて、古典交響曲
読響大阪定期!買いそびれたと思っていたら昨日まだ読響チケットWEBで残席ありの表示見た瞬間ポチッてしまいました(^^)1階席を見る限りほぼ満席だったかな。これまであまり聴く機会の少なかったプログラムでしたが、前半と後半両方に反田君のピアノが登場することにも注目でワクワク前半はプロコフィエフ。初期のプロコフィエフ作品はこんな感じなのかぁ…意外と耳に心地良くて、それが逆にとても新鮮でした♪♪後半はR.シュトラウス。これまで嵌った事がなくてどちらかと言うと馴染み薄い作曲家なのですが、数十年ぶ
来年1/26のヴァイグレ読響のプフィッツナー《ドイツ精神について》。歌手4人全員が決まりました。マグダレーナ・ヒンタードブラー(MagdalenaHinterdobler)、クラウディア・マーンケ(ClaudiaMahnke)、シュテファン・リューガマー(StephanRügamer)、ファルク・シュトルックマン(FalkStruckmann)です。なかなか良い布陣。ヒンタードブラーを除く3人は、読響と共演済み。マーンケはカンブルラン指揮《トリスタン》ブランゲ
児玉隼人(こだまはやと、2009年6月20日-)日本管打楽器コンクールトランペット部門1位2024年5月LFJ国際フォーラムホールA(5000名収容)で井上道義指揮新日本フィルの共演を聴きましたが軽快な演奏で将来有望なトランペット奏者でした。児玉隼人HayatoKodamaOfficialWebsite1.読響公演2025年6月28日(土)14時東京オペラシティ指揮=セバスティアン・ヴァイグレトランペット=児玉隼人*ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テ
3月の「印象に残った演奏会」ランキングです。a.オーケストラ印象に残った演奏会1位3月7日カーチュン・ウォン指揮/日本フィル/マーラー:交響曲第2番《復活》2位3月2日チョン・ミョンフン指揮/KBS交響楽団&東京フィル/マ-ラ-:交響曲第1番《巨人》3位3月23日小林研一郎指揮/日本フィル/R・コルサコフ:交響組曲《シェエラザード》b.器楽曲、室内楽印象に残った演奏会1位3月21日シフ(指揮、Pf)/バッハ:ピアノ協奏曲集/カペラ・アンドレア・バルカ
YouTube音のとびらさんからベルリンフィルデビュ-の演奏直後の動画が投稿されていますYouTube「HIMARIデビュ-」で検索できます指揮者メ-タの代役は読響の常任指揮者セバスティアン・ヴァイグレでした。ライブ配信3/23午前3時と午後8時HIMARIとヴァイグレがヴィエニャフスキのヴァイオリン協奏曲で共演|デジタル・コンサートホール
2025年03月12日(水)19:00-サントリーホール赤坂□ベルク:オペラ「ヴォツェック」 Op.7(演奏会形式)指揮:セバスティアン・ヴァイグレヴォツェック:サイモン・キーンリーサイド(バリトン)鼓手長:ベンヤミン・ブルンス(テノール)アンドレス:伊藤達人(テノール)大尉:イェルク・シュナイダー(テノール)医者:ファルク・シュトルックマン(バス)マリー:アリソン・オークス(ソプラノ)第一の徒弟職人:加藤宏隆(バス) 第二の徒弟職人:萩原潤(バリトン) 白痴:大槻
3月12日19時サントリー指揮=セバスティアン・ヴァイグレヴォツェック=サイモン・キーンリーサイド(バリトン)鼓手長=ベンヤミン・ブルンス(テノール)アンドレス=伊藤達人(テノール)大尉=イェルク・シュナイダー(テノール)医者=ファルク・シュトルックマン(バス)マリー=アリソン・オークス(ソプラノ)第一の徒弟職人=加藤宏隆(バス)第二の徒弟職人=萩原潤(バリトン)白痴=大槻孝志(テノール)マルグレート=杉山由紀(メゾ・ソプラノ)合唱=新国立劇場合唱団TOKYO
2025年3月12日午後7時サントリ-ホ-ル読響第646回定期演奏会ベルク:歌劇「ヴォツェック」作品7(演奏会形式)指揮=セバスティアン・ヴァイグレヴォツェック=サイモン・キーンリーサイド(バリトン)マリー=アリソン・オークス(ソプラノ)大尉=イェルク・シュナイダー(テノール)鼓手長=ベンヤミン・ブルンス(テノール)医者=ファルク・シュトルックマン(バス)アンドレス=伊藤達人(テノール)他指揮=セバスティアン・ヴァイグレヴォツェック=サイモン・キーンリーサイド(
歌手陣が充実。特にマリー役のアリソン・オークス(ソプラノ)が、昨年東京春祭の《エレクトラ》のクリソテミス役で聴かせたように、最初の一声から聴き手を釘付けにするスケールの大きい安定した歌唱で圧倒した。ヴォツェックのサイモン・キーンリーサイド(バリトン)は、粗野で何を考えているのかわからないようなヴォツェックではなく、知的で神経質、繊細で傷つきやすい性格を思わせる表情と歌唱だった。徐々にヴォツェックの精神が崩壊していくおぞましさ、不気味さがそれほど感じられなかったのは、キーンリーサイドの歌
今年はハルトマン(KarlAmadeusHartmann,1905-1963)の生誕120年。アニヴァーサリーでも日本のオケはほぼ無視。ハルトマンの曲で比較的よく演奏されるのは、《葬送協》(Vn協)。3/1に名古屋の芸コンでリープライヒACO(w/南紫音)、来年5/14&15にサントリーで山田N響(w/キム・スーヤン)が演奏します。アニヴァーサリーでも演奏されるハルトマン作品は、これだけ。ハルトマンは交響曲を8曲も書いてますが、一顧だにされない。20
読響の来シーズンは席替えして継続するつもり。席替え受付期間は何故かシリーズによって異なります。定期演奏会は12/10(火)から。WEBで新しい席を取ると、それを読響チケットセンター(実際はぴあ)が確認して、元の座席をリリースします。都響の席替えと違い、元の座席を自分でリリースすることはWEBでは不可。そのため、希望席が無く元の座席もキャンセルする場合は、電話での手続きとなります。昨夜の読響を聴いて、来シーズンの鈴木さんの《マタイ》への期待値が下がっちゃいました
本日、読響が2025/2026シーズンラインナップを発表しました。同時に常任指揮者ヴァイグレの任期を2028年3月まで3年延長すると発表。来シーズン、ヴァイグレの定期への登壇は3回(6月、10月、26年1月)。1月のプフィッツナー《ドイツ精神について》は遂に来たかという感。『今夜はヴァイグレ読響の無名名曲』今夜はサントリーで、ヴァイグレ読響を聴きます。前半プフィッツナーVc協、後半ロット交という、無名名曲プロ。ロット(1858-1884)は、2月に神奈フィル…ameb
2日前、紀尾井ホールで無伴奏のリサイタルを聴いたテツラフが、この日はブラームスのコンチェルトで登場。指揮者のヴァイグレは読響を率いて数年になるが、私は初めて聴いた。楽曲の全体像をしっかりと把握して、緻密な計算を基にスペクタクルを作り上げる。それがよく表れていたのが伊福部のサロメだ。この曲、今年はカーチュン+日フィルでも聴いたが、ノリノリで突っ走るカーチュンの若さも素晴らしかったが、ヴァイグレの大人の音楽を聴いてみると、伊福部の音楽のスケールがよりハッキリしたようだ。テツラフのブラームスは
2024年10月09日(水)19:00-サントリーホール赤坂□伊福部昭:舞踊曲『サロメ』より「7つのヴェールの踊り」□ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77□ラフマニノフ:交響曲第2番 ホ短調 Op.27指揮:セバスティアン・ヴァイグレヴァイオリン:クリスティアン・テツラフ読売日本交響楽団テツラフのブラームスが名演であった。最初は、伊福部昭舞踊曲サロメより「7つのヴェールの踊り」。日本人の作曲とは思えない、エキゾチックな薫りがする曲であった。ヴァイグレ
2024年10月9日午後7時サントリーホール読売日本交響楽団第642回定期演奏会■伊福部昭:舞踊曲「サロメ」から"7つのヴェールの踊り"1987年改訂■ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77*ヴァイオリンアンコ-ル■バッハ:無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番から「ラルゴ」■ラフマニノフ:交響曲第2番 ホ短調 Op.27指揮=セバスティアン・ヴァイグレヴァイオリン=クリスティアン・テツラフ*特別客演コンサ-トマスタ-:日下紗矢子◇演奏■伊福
昨夜はサントリーで、ヴァイグレ読響を聴きました。読響はこの後、欧州公演ツアーに出発。昨夜は欧州公演で演奏予定の曲目とソリストによる披露演奏会。伊福部《サロメ》から「7つのヴェールの踊り」、ブラVn協(w/テツラフ)、ラフマ2。オケは16型。コンマスは日下さん、隣に林さん、日下さんの後ろに戸原さん。トリプルコンマスとは珍しい。ヴァイグレが振る伊福部はレア。2019年11月に聴いた藤岡シティの《サロメ》は凄絶な演奏だったな(約45分)。昨夜
10月9日19時サントリーホール指揮=セバスティアン・ヴァイグレヴァイオリン=クリスティアン・テツラフ伊福部昭:舞踊曲「サロメ」から"7つのヴェールの踊り"ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77アンコールJ.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番”ラルゴ”ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調作品27今日の東京は、最高気温が30度近くあったのに昨日に比べ約10度下がる冷え込んだ、風邪でコンサートに行けなくなるような事態を避けるため体調管理には気を付けねばと思
(10月9日・サントリーホール)10月13日から始まる読響の9年ぶりのヨーロッパ・ツアーと同じ曲目。ソリストも同じくクリスティアン・テツラフが務める。コンサートマスターは日下紗矢子。トップサイドにはコンサートマスター林悠介が座る。ツアーに備え綿密なリハーサルを行ったことをうかがわせる、ヴァイグレと楽員の気合の入った熱演だった。伊福部昭:舞踊曲「サロメ」から"7つのヴェールの踊り"は、日本の指揮者の情感たっぷりな演奏と微妙に異なり、緻密な管弦楽作品に仕上がっていた。第7の踊りの結尾に
今夜はサントリーでヴァイグレ読響を聴きます。曲目は伊福部《サロメ》から「7つのヴェールの踊り」、ブラVn協、ラフマ2。テツラフが弾く、ブラ協が楽しみ。ブラ協で思い出すのが、2021年10月に聴いたブロムN響とカヴァコスの演奏。指揮台に椅子は無く、ブロム翁は立って指揮。あれは幸せな時間だったな。『ブロムシュテットN響のブラームスとニルセンを聴く』今日は芸劇で、ブロム翁N響を聴きました。曲目はブラVn協(w/カヴァコス)とニル5。滅茶楽しかった!そ
今日は芸劇で、ヴァイグレ読響の日曜マチネーを聴きました。前半はウェーバー《オベロン》、ブルッフ《コル・ニドライ》、コルンゴルトVc協。後半はコルンゴルト《シュトラウシアーナ》、RS《ばらの騎士》組曲。曲数は多いけど、《ばらの騎士》組曲以外は短い曲ばかり。正味1時間。ブルッフとコルンゴルトのソリストはエドガー・モロー。芸劇は明日9/30から休館(~2025年7月)。そして、長原コンマスのラストステージ。前半はモローのチェロが聴き物。パリ出身