ブログ記事10件
ツイート転載中国に数多ある個人経営の衣料品工場で働く若者たちを2014年から19年映し続けた記録。みんな手も口もよく動く笑。早回し?って思っちゃうミシンテク、カメラ前明け透け過ぎる口説き口説かれ、生々しい賃上げ闘争…BGMは工場の有線?から流れる中華歌謡曲時々ヒップホップ。王兵監督の大力作この作品にせよ鉄西区にせよ映っているもの強いんだけど、どうしてもめちゃくちゃおもしろい編集第一稿、OKラッシュを観た感拭えなくて。まだまだ編集できる。そんなの分かった上だと思うし、だからこその
劇場上映のこれはと思う作品を紹介していきますので、映画鑑賞の参考にしてください^^)■過去の紹介・2024年4月(4/1~4/7)の外国映画公開作品の紹介『2024年4月(4/1~4/7)の外国映画公開作品の紹介です^^)/』劇場上映のこれはと思う作品を紹介していきますので、映画鑑賞の参考にしてください^^)■過去の紹介・2024年3月(3/25~3/31)の外国映画公開作品の紹介…ameblo.jp・2024年4月(4/8~4/14)の外国映画公開作品の紹介『2024年
誕生日ジェシー・バー(1959/62歳)植松寿絵(1974/47歳)山里亮太(1977/44歳)若鷹ジェット信介(1977/44歳)豊田博(1980/41歳)235(1987/34歳)ワン・ビン(1994/27歳)小笠原泰良(1996/25歳)忌日馬場元子(2018/78歳)ジン・キニスキー(2010/81歳)出来事2019AKARIがデビュー<板橋グリーンホール(PURE-J)>2019ぽっちゃり女子プロレスが
雨のち晴れ今日が休みだったので、昨夜は3時半頃まで起きていたので今朝は9時半頃まで寝ていた。午前中は天気が悪かったので洗濯もせずに午前中はボーと過ごしてしまった。13時からフィルメックスの上映があったので出掛けた。ワン・ビンの「ファンさん」。寝たきりの老女が亡くなるまでの最後の数日を綴ったドキュメント。子供達が集まって色々と話す内容は日本も中国も変わり無いような感じで父が亡くなった時を思い出してしまった。2本目は園子温の「東京ヴァンパイアホテル映画版」だ。アマゾン用に製作した作品の映画版
「ある画家の数奇な運命」(189分)「異端の鳥」(169分)など、近ごろの映画の長尺化をぼやいていたら…(こちらクリック)。それらを蹴散らすような映画が相次いで広島で公開されます。サロンシネマでは「本気のしるし」(232分)。トイレ休憩なし?偏食大王、耐えきれる自信はありません。コーヒー飲んだら。100%ダメでしょうね。いやいや、232分で驚いちゃいけない。横川シネマで1月8,9,10日に公開される「死霊魂」は8時間超え(506分)。11:50に上映が始まり、終
死霊魂2020年8月1日公開中国の鬼才ワン・ビンに、山形国際ドキュメンタリー映画祭で3度目の大賞受賞という快挙をもたらした8時間を超える大作。半世紀以上前の反右派弾圧を生き延びた人々の証言を積み重ね、歴史の裏側に忘れ去られようとしている庶民の事実を浮かび上がらせる。あらすじ1950年代後半の中国共産党による反右派闘争で粛清された人々が、半世紀以上を経て、それぞれの体験をカメラに向かって語る証言集。政府に騙され、粛清され、砂漠の収容所に送られ、次々に飢え死んでいく中、なんとか生き延びた人々
苦い銭(’16)監督:ワン・ビン中国の出稼ぎ労働者の過酷な現実を映し出したドキュメンタリー。出稼ぎ労働者を乗せた長距離列車がいつまで経っても目的地に到着しない(笑)乗客たちはぐったりしてしまい、観ているこっちもぐったり。主要舞台となる個人経営の縫製工場に場面を移してもミシンで縫製する女性工員の姿を、うんざりするほど映し出す。時折、街中を映し出せば、近年の経済成長を象徴するかのように高級外車が通り抜ける。1日の労働時間は12時間以上、上映
監督:ワン・ビン縫製工場で働く労働者たちの姿から現在の中国の側面を描き出すドキュメンタリー。15歳の少女シャオミンは故郷雲南省から東海岸の浙江省湖州にやってくる。この街は住民の80パーセントを出稼ぎ労働者が占め、シャオミンが働くこととなる縫製工場にも出稼ぎ女性たちが働いている。経済急成長を遂げ、経済大国となった中、1元の金に一喜一憂する人びとが数多く存在する中国のもう一つの現実。カメラは労働者たちの表情を記録していく。第73回ベネチア映画祭オリゾンティ部門脚本賞、ヒューマンライツ賞を受賞
『苦い銭』2018年2月3日よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開あらすじ出稼ぎ労働者が住民の80%を占める街・湖州で働く人々。14億が生きる巨大中国の片隅で、1元の金に一喜一憂する彼ら。そのひとりひとりの人生が胸に迫り、ある意味、“彼ら”は世界のいたるところに存在する“私たち”なんだと気づかせてくれる…。ヴェネチア映画祭が脚本賞(オリゾンティ部門)を授与したドキュメンタリー。監督ワン・ビン
「苦い銭」を観てきました。中国の東海岸、浙江省湖州の縫製工場の「農民工」のドキュメンタリー作品。雲南省からバスと列車を延々と乗り続けて湖州に向かふ15歳の少女、酒浸りになつて同僚にちよつかいを出す45歳の男、ノルマをこなせず解雇されてしまふ青年、カメラの前でも夫に延々と罵倒され暴力を振るはれる女性、金欲しさにマルチ商法に手を出さうとする人、衣類の袋詰めを懸命に覚えたり、手際よくミシンを動かす人たち…。家族と離れて相部屋の共同住宅に住み、1日12時間労働は当たり前の毎日。T
2016年の中国映画「苦い銭」(苦銭)を見た。中国各地の貧しい農村から浙江省潮州へと出稼ぎに出た人々の姿を追ったドキュメンタリー映画だ。浙江省潮州は上海から150kmほど離れた縫製の町だ。子ども服の製造では中国一の生産量を誇っているらしい。縫製の仕事は近年では儲からない仕事らしく、日本国内の仕事はどんどん減って、外国の下請けに出しているところがほとんどらしい。国内で製造を続けているところも、外国人の企業研修生を雇って、人件費を極端に抑えているという。また、中小企業が多いのもこの業界の特徴だそ
21世紀中国におけるドキュメンタリー映画の極北を切り開いてきたワン・ビン監督の新作である。舞台は上海の近くにある浙江省の織里(ジィリー)。おびただしい数の衣類加工工場が密集し、子供服の生産は全国の8割近くを占める。中国の経済発展のモデルとされる町である。映画は、この町をめざしてはるか2200キロ離れた雲南省から出稼ぎに行く16歳の少女を描くところから始まる。家族との団欒のなかで、これから始まる出稼ぎ生活への不安と興奮が示されるが、ぴんと張りつめた肌と血色のよい顔には
第18回東京フィルメックス特別招待作品ワン・ビン『ファンさん』歯をむき出しにして口を開け、目を見開いたままベッドに横たわるファン・ウイシンの姿をカメラは捉え続ける。2015年の彼女を捉えた画面には、この頃既に認知症を発症していたとは言え、そのふくよかな姿からは生気が感じられた。しかし、それから1年後の2016年には、その体は痩せこけ、もはや家族とさえコミュニケーションが取れない状態へと症状が悪化していた。来るべき日の到来を既に家族は自覚しているらしく、ベッドに横たわるファン・ウイ
第17回東京フィルメックス授賞結果と観た映画最優秀作品賞『よみがえりの樹』中国チャン・ハンイ監督授賞理由;映画監督になる前はサッカー選手になりたかったという監督の、オリジナリティーあふれる初の長編映画。中国の片田舎でゆっくりと、しかし痛みを伴いながら村が消えていくという現実を捉えています-しかもそれをセンチメンタルにはさせず、安易なノスタルジーに浸る事もなく淡々と描き出しています。その手法も、男女の性別を超えるという驚くべき展開で。どの場面も強く記憶に焼き付けられます。この
第17回東京フィルメックス特別招待作品ワン・ビン『苦い銭』その場所が浙江省湖州である事は、登場人物が発する言葉から理解できるのだが、そこに地域の特徴を感じさせるような記号などは見当たらず、中国の何処にでもありそうな路地の一角がワン・ビンの視線の対象として限定されていた。ワン・ビンの作品は、特定の場所に留まりながら、そこに暮らす人々を粘り強く見つめる事によって成立している。その対象が製鉄の街で働く労働者であれば『鉄西区』となり、団地の一室で反右派闘争の経験を語る老婆であれば『鳳凰』と