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今回は中部イタリア編その2です。イタリアでも有名な観光都市、ローマがあるラツィオ州です。北はトスカーナ州、ウンブリア州、東はマルケ州、アブルッツオ州、モリーゼ州、南はカンパーニア州。西側にはティレニア海、東にはアペニン山脈がそびえております。世界中の芸術・文化遺産の30%がローマにあると言われるように「永遠の都」ローマの歴史、文化の豊かさはほかに比べるものが無いと言われております。ラツィオ州はロンバルディア州に次いで国内総生産が多い重要な都市である。白ワイ
ついに、第二の難関イタリア編です。フランスの次に覚えることが沢山あります。イタリアもポイントを絞って覚えることがとても大事です。まず、最初に覚えることはイタリアの州!!これは全て覚えなくてはいけません。北部イタリア・ヴァッレ・ダオスタ州・ピエモンテ州・リグーリア州・ロンバルディア州・トレンティーノ・アルト・アディジェ州・ヴェネト州・フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州・エミリア・ロマーリア州中部イタリア・トスカーナ州・ウンブリア州・マ
今回はハンガリー編です。ハンガリーワインは甘口の美味しい赤ワインが沢山あります。ブドウ品種はケークフランコシュ!!赤ワインはまだ渋くて飲めない、これから赤ワインも飲んでみたい。という方にお勧めです。それではハンガリーワインです。ハンガリーワインは地方を地図でイメージするように覚えましょう!!ハンガリーワインの歴史紀元前からブドウ栽培がおこなわれていたが、本格的なブドウ栽培は古代ローマ人によって伝えられたと言われている。ハンガリーワインを代表するトカイワインはフ
今回はギリシャです。ギリシャの文化とワインは6000年以上にわたり結び付いてきました紀元前4000年後半には東マケドニアのピリッポイでブドウ栽培とワイン造りが行われていたことが証明されています。紀元前3000年代にはクレタ島やサントリーニ島でワインが取引されていた証拠が見つかっています。紀元前2000年以降に、クレタ島にミノア文明が起こりワインが造られていたことを示す、世界最古のワイン用圧搾機や容器が出土しています。古代ギリシャ人はワインの健康にもたらす影響を知っており、哲
今回はジョージアワインについてです。ジョージアと聞くとアメリカのジョージア州??と勘違いしがちですが、つい最近までグルジアと呼ばれている国になります。GEORGIEと書くので、グルジアとも読めそうですね。さて、ワイン造りは約8000年前までさかのぼります。ジョージアのコーカサス山脈から黒海にかけての地域でワイン造りが始まり、クヴェヴリと呼ばれる壺でワインを醸造する伝統的なワイン造りは今も続いております。クエグゥリはワイン醸造用の伝統的な素焼きの壺です。紀元
フランス編もついに最後の場所になりました。ロワール渓谷地方。ロワール川は1000km以上にも及ぶフランス最長の川です。この流域に広がるロワール産地は「フランスの庭」とも言われております。11~15世紀に建築された古城が点在します。北緯47度前後とワイン産地としては冷涼な地域の為、全体的に軽やかで爽やかなワインが造られます。ペイ・ナンテ地区気候・海洋性気候←ロワール川河口付近、海沿いの為主要ブドウ品種白:ミュスカデ(ムロン・ド・ブルゴーニュ)主要AOC
ついにやってきました、ボルドー地区ブルゴーニュ地方と並ぶフランスの銘醸ワイン産地として知られます。ブルゴーニュ地方のワインは単一品種からワインを造るのに対して、ボルドーでは複数のブドウ品種をアサンブラージュ(ブレンド)するのが一般的です。フランスA.O.Cの産地としては最大を誇ります。ドルドーニュ川の右岸、サン・テミリオンは1999年にユネスコ世界遺産に登録された。ボルドーの畑が広がるジロンド県は航空機製造を始め産業が盛んな地域である。ソムリエ試験・エキスパート試
今回は南西地方です。南西地方とは、ボルドーの東から中央山塊にかけて、南はピレネー山脈に至るまで、フォアグラやトリュフなどの美食の産地としても知られるフランス南西部一帯にワイン産地が点在します。ボルドーに近い場所はボルドーの影響を受けていますが、離れていけばそれぞれの気候にあった個性豊かなワインが生み出されます。ここも、4つの地区を絞って確認します。ベルジュラック地区ボルドーに近いため、ボルドー品種にてワインが造られている主要A.O.CPecharmant(ペ
今回はラングドック・ルーション地方です。フランス南部、プロヴァンス地方の西にあたる場所で、フランスワインの生産量の40%を占めます。急速にA.O.Cワインも増えておりますが、I.G.Pワイン(地理的表示保護ワイン)が地方全体で70%以上を占め、フランス全体のI.G.Pの80%に相当します。つまり、フランスのお得ワイン(ハウス的なワイン)のほとんどは、このラングドック・ルーション地方で造られていることになります。ラングドック地方はトラモンタンと呼ばれる乾いた冷たい風により、ブドウ畑
今回はコート・デュ・ローヌ地方です。ローマー時代に交通の要所として発展していたヴィエンヌからローヌ川沿いで14世紀に法王庁がおかれたアヴィニョン近辺まで約200kmに広がるコート・デュ・ローヌは、陽光に恵まれているがゆえに、しっかりとした香りを持つ果実味の凝縮したワインを生み出す地域です。北部ローヌの特徴(センプタントリオナル)一般的に単一品種で仕込まれるます。ローヌ川沿いの急斜面に畑が広がっていて、ヴィオニエのやや甘口の白を生み出すコンドリュー、シラー主体の濃密でスパイシー
ブルゴーニュ地方の東側に広がる産地、ディジョンからは約90km程離れている。ジュラの産地の東側にはアルプス山脈から繋がるジュラ山脈が見える。それを超えるとスイスになる。ジュラのブドウ品種とブルゴーニュからのブドウ品種を用いて、ヴァン・ジョーヌ(黄色ワイン)やヴァンド・パイユ(藁ワイン)といった独自のワインが生み出されている。アルコールの発酵の解明をした、細菌学の父と呼ばれた、ルイ・パストゥールが幼少の時期に過ごした場所が、このジュラ地方のアルボアである。ジュラ地方の主要ブドウ品
今回はコート・シャロネーズ、マコネ、ボジョレー地区となります。ここは、地図の位置関係と、白・赤ワインの生産区別をしっかりと押さえましょう。コート・シャロネーズ地区・試験で順番を問われる可能性がありますので、位置関係をサラッと見ておきましょう。ブーズロン:Bouzeron(白のみ:アリゴテ種)リュリー:Rullyメルキュレ:Mercurey(栽培面積が最大地域)ジヴリ:Givryモンタニー:Montagny(白のみ:シャルドネ種)・主要AOC5つの中で、Bou
今回はコート・ド・ボーヌ地区です。こちらは広い範囲の為、覚えること沢山あります!!がんばりましょう!!<コート・ド・ボーヌの地図>こちらが、コート・ド・ボーヌ地区の地図です。コート・ド・ボーヌ地区は白ワインのグラン・クリュがとても有名な地域です。覚える地域は以下の通りLadoixSerrignyラドワ・セリニィAloxe-Cortonアロース・コルトンPernandVergelessesペルナン・ヴェルジュレスSavigny-les-Beaune
ブルゴーニュ地区その2です。ついに、世界で一番高価なワインが造られている場所が出てきました。死ぬまでには一度は飲んでみたいワインです。(ロマネ…)それでは、コート・ド・ニュイから行きます。ここの村名は当然ながら順番・名称は全て覚えましょう!!グランクリュの位置も名前も全て覚えましょう!!Marsannay(マルサネ)唯一のA.O.Cロゼワインがある場所です。Fixin(フィサン)フィサンまたは、コート・ド・ニュイ・ヴィーラ―ジュを名乗ることが出来るプル
今回はアルザス・ロレーヌ地方です。アルザス地方は、フランス北東部、ライン川を挟んでドイツとの国境にあり、ライン川沿いのヴォージュ山脈ふもとの斜面に広がるフランスで最も降雨量が少ないワイン産地です。アルザス地方で造られるワインは辛口の白ワインが大半を占めますが、このほか甘口の白ワイン、スパークリング・ワインが造られています。主に単一品種から造られ、フランスの他の地方とは異なり、ぶどうの品種名をラベルに表記し、独特のフルート型のボトルに入れるなど、この地域独自のスタイルを貫いてい
今回からついに、フランス編に突入です。出題範囲が一番大きい所ですので、なるべく抑えるべきところは押さえて、省けるところは省いて効率よく勉強していきましょう。フランスワインの歴史フランスに初めてブドウ栽培がもたらされたのは、紀元前6世紀頃。古代ローマ人がブドウ栽培とワイン造りを行い、紀元3世紀頃ボルドーやブルゴーニュへ伝播し、紀元6世紀頃にはロワールやシャンパーニュ地方へ伝わったとされております。その後、フランス国内ではキリスト教の背景でミサ用のワインの需要が急速に高
ついに、フランス編です。ここは、ソムリエ・エキスパート試験の山場になります。とにかく、試験範囲が広い!!教本のフランスを見るだけでも、いやになってしまう。なんて、思う人も多いかもしれません。しかし、押さえる所は押さえて、省くところは省く。これが、高得点につながる方法です。フランスはソムリエ130問中およそ12~15問エキスパート試験は120問中10~12問程度出題されます。全体の10%強!!やはり、ここは避けては通れない国
今回はアメリカのカルフォルニア州です。カルフォルニア州はとても良いブドウが生育する地域で、とてもワイン作りにな持って来いの場所です。太平洋側にある海岸山脈は1200m級で、これより160~200km内陸に入ったら3000~4000m級のジェラネヴァダ山脈との間にある広大な農地地帯であるセントラル・ヴァレーは非常に乾燥していて、夏は気温が40度に達します。太陽が照りだすと、湿った空気は上昇するため、底部に真空地帯が出来る。ここに太平洋上で夜間に発生した霧や冷たい空気が引っ張られて流れ込
今回はアメリカ編です。アメリカはワインの生産量世界第4位のワイン大国です。アメリカのワイン生産量の約85%をカルフォルニア州で占められています。カルフォルニア州の次に生産量の多い州は2位ワイントン州3位ニューヨーク州4位オレゴン州5位ヴァージニア州と、なっております。アメリカのワインの歴史18世紀後半にフランシスコ修道会が、ハバ・カルフォルニア(現在のメキシコを中心とした地域)からアルタ・カルフォルニア(現在のカルホルニア州)に北上し、太平洋沿
今回はスペインの内陸部地方からです。スペインの内陸部地方は、スペインの首都マドリッドを置く地方です。この地方はスペイン中央の内陸部にあって、スペインワイン全体の約半数を生産しています。一次試験において、この内陸部地方に関する出題のポイントは4つのD.Oです。カスティーリャ・イ・レオン州RiberadelDueroリベラ・デル・ドゥエロ~ポイント~・世界的に有名なワインメーカーがあり、スペインを代表するワイン産地・ワインのタイプは赤とロゼ・赤ワインはテンプラニーリョを
今回はスペインです。スペイン情熱の国行ってみたい国の一つです。実は、スペインはワイン大国なのです。スペインはワイン生産世界第3位ブドウ栽培面積世界第1位!!という、ワイン大国です。そんな、スペインのワインを見ていきたいと思います。スペインのワインの歴史ですが、紀元前1100年頃。フェニキア人が大西洋岸の町、現在のカディスに到達し、現在のスペイン南部の地、ヘレス・デ・ラ・フロンテスや地中海沿岸地域でワイン造り、交易に使った。と言われております。紀元前20
今回はクロアチアのワインです。クロアチアのワイン??確かに、あまりメジャーではないと思います。しかし、歴史は紀元前までにのぼるワイン産地です。そもそも、クロアチアという国はどういう国なのでしょうか??「7つの国境、6つの共和国、5つの民族、4つの言語、3つの宗教、2つの文字、1つの国家」と呼ばれた、ユーゴスラビアから1991年スロベニアと共に独立をしたクロアチアです。1995年まで、セルビア人との抗争が続き、国土の一部がボスニア・ヘルツェゴヴィナと分断されて
今回はチリワインのワイン法及び生産地域です。チリのワイン法は以下の条件が1986年に制定されました。・ヴィテス・ヴィニフェラ(ヨーロッパ系のブドウの樹)のブドウ果汁を発酵させたものに限る・ワインの醸造工程でアルコール、人工甘味料を使用してはならない。ブドウ果汁の糖分のみで醸造・ワインのアルコールは11.5%以上なくてはならない1995年にはD.O原産地呼称制度を制定。しかし、フランスAOCのような収穫制限やブドウ品種の特定、熟成期間等の制約は無いワインの原産地呼称DO・
今回はチリワインです。スーパーや酒屋さんでもチリワインを多く見かけると思います。なぜ、日本でチリワインをよく見かけるのでしょうか??私たちのお店でもチリワインある??とよく質問されます。日本ではチリワインが本当に浸透しているな、と感じます。2015年に日本でワイン輸入量第1位になったのは、なんとチリワイン!生産量ランキングは世界第9位(2017年データー)で、首位のイタリアの半数以下の生産量であるチリワインが、日本では輸入量第1位に輝きました。その理由
今回はカナダ編です。カナダのワインっと言ったら、アイスワインが思いつく人が多いのではないでしょうか。カナダは涼しい気候を活かして、美味しいワインを造っております。カナダのワインの歴史・カナダのワイン造りは1811年、ジョン・シラーがオンタリオ州で始めたのが最初・1970代以降、冷涼地域の特徴を活かして、アイスワインが注目される・2015年には約600ものワイナリーがあるカナダの主要品種・白ワイン品種シャルドネ、リースリング、ゲヴェルツトラミネール等々赤ワイ
ワインソムリエ・エキスパート試験1次試験を考えていらっしゃる方は、そろそろ勉強を始めている時ではないでしょうか?昨年のCBT試験で初めてワインエキスパート試験を受け、無事合格できました。元々、建設業のサラリーマンをしており、当時はあまりワインを飲むことなく、ビールばかり飲んでいました。脱サラし、ソムリエを持っている妻を主軸に、ワインダイニングを昨年OPENさせました。ワインのことをほとんど知らない人間が、ワインをお客様に進めていいのだろうか??しっかりとワインを勉強しなくてはい
前回はニュー・サウス・ウェールズ州とビクトリア州でした。今回は高級ワイン産地が多い西オーストラリア州とピノ・ノワールとシャルドネの重要拠点のタスマニア州です。それでは、西オーストラリア州の歴史からです。西オーストラリア州はオーストラリア全体の3%程度しか生産していませんが、その大部分は比較的高価格帯となっており、品質は国内トップクラスに位置付けられています。ブドウ栽培が始まったのは、英国からの移民により、1820年代後半にパース北部でブドウ栽培がおこなわれ、初めてワインが生産
前回はオーストラリアのワイン産地第1位の南オーストラリア州でした。今回は、第2位からです。第2位のニュー・サウス・ウェールズ州ですオーストラリアワインの起源はここニュー・サウス・ウェールズ州にあります。ブドウ栽培は1790年代にシドニー周辺で始まり、1820年代になって「ハンター・ヴァレー」に広がりました。シドニーから日帰りで訪問出来るワイン産地として強い人気を誇っています。地図の通り、ニュー・サウス・ウェールズ州はシドニーがある東側の地域です。ワイン産地は下の図
今回はオーストラリアのワイン産地とその特徴です。2015年データーでオーストラリアの産地別生産量順位は1位南オーストラリア州2位ニュー・サウス・ウェールズ州3位ビクトリア州4位西オーストラリア州5位タスマニア州となっております。1位の南オーストラリア州から見てみましょう南オーストラリア州の歴史・1836年頃、移民がブドウの樹を入植した。現在ではオーストラリアの生産量の大半をここで担う・フィロキセラの被害が一度も無い場所南オーストラリ