2011年は日本にとって運命の年となった。1991年バブル崩壊から十年後、2001年NY同時多発テロ(真相は「自作自演テロ」だと伝える情報がネットに現れ、「マスコミの情報は鵜呑みにはできない。情報操作の可能性を疑う必要がある」という態度を学習して、メディア・リテラシーを高める経験でもあった)が起きる。そして建築家リチャード・ゲイジがいわゆる陰謀論ではない立場で専門的に調べ物証を根拠にして解明しようとしたイタリア映画『ZERO』が日本に上陸し、本邦初公開で上映された2010,9,11にその作品を観