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六本木のフレンチ、『フィリップ・ミル東京』で彼女と友人たちと過ごす素敵な夜の続き。『フィリップ・ミル』は、ランスの二つ星レストラン、『レ・クレイエール』の総料理長、フィリップ・ミル氏が東京に開いたレストラン。アペリティフ、クロ・デ・リュンヌ、プイィ・フュメと飲んだあとは、シャンパーニュ。ピペ・エドシック、エッセンシエル、エクストラ・ブリュット。ここでは何時もは珍しいレコルタン・マニュピラン物を飲んでいるが、今夜は大手メゾン物。美味しいので、グラスを重ね、これで三杯目。シャ
代官山のフレンチ、『メゾンポール・ボキューズ』で開催された”収穫祭パーティー”に彼女と共に参加した楽しい夜の続き。ディジェスティフも素晴らしいものが出された。ロゼス、ポート、ヴィンテージ、2003年。ロゼスはポルトガル系のボルドーのワイン商が設立したポートのメーカー。フランスで人気のポートだ。若い頃、ウィーンのホテル・ブリストルのバーで飲んだヴィンテージ・ポートが美味しくて虜になってしまった。何時もは10年物のトゥニーを飲んでいるが、やはり16年熟成の2003年は美味い。
西麻布の素敵な一軒家フレンチ、『レストランひらまつレゼルヴ』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。肉料理が出される前に、赤ワインに切り替え。南ローヌを代表する造り手、ファミーユ・ペランが造る、ラ・ヴィエイユ・フェルム・ルージュ、ヴァントゥー、2014年。白ワインのボトルでは見えなかったが、『ひらまつ』のマークの上にはファミーユ・ペランの名前が入っている。熟したベリー系の香り。しっかりとした果実味を持ち、タンニンも心地良い。セパージュは、グルナッシュ50%、シラー20%、カリニャン1
銀座の何時ものフレンチ、『ブラッスリーポール・ボキューズ』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。今夜の赤ワインは、モンターニュ・サンテミリオンのシャトー・メゾン・ブランシュ、2009年。モンターニュ・サンテミリオンは、サンテミリオンの北に広がる四つのサンテミリオン衛星地区の中の一つで、サンテミリオンに隣接している。これは濃厚で美味い。完熟したプルーン、ビターチョコレート、コーヒーやなめし皮のニュアンス。タンニンは強いがまろやか。ぶどう栽培はオーガニックで、セパージュはメルロー80%
代官山のフレンチのグラン・メゾン、『メゾンポール・ボキューズ』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。飲んでいる白ワインは、アルザスの名門ドメーヌ、トリンバックが造る、ゲヴュルツトラミネール、レゼルヴ、プール・ヒラマツ、2011年。アネットの香りを付けた鱸のロティー、ムール貝のスープ仕立て、サフラン風味。この料理は、『ポール・ボキューズ』リヨン本店のスペシャリティ。ローストされた鱸と、ムール貝のサフランソースの香りの素晴らしいハーモニー。ムール貝はモンサンミッシェル産。小振り
銀座の何時ものフレンチ、『ブラッスリーポール・ボキューズ』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。赤ワインはスッド・ウエスト、マディランの皇帝、アラン・ブリュモンが造る、シャトー・ブースカッセ、メンヒア、2007年。アラン・ブリュモンはタナというぶどう品種の素晴らしさを世界に知らしめた功労者。シャトー・ブースカッセやシャトー・モンテュス等の素晴らしいワインを世に送り出している。でも彼女はタナは強すぎて苦手。タナの語源がタンニンであることでもわかるように、タンニンがギシギシするほど強いの
銀座の『ブラッスリーポール・ボキューズ』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。三種類目のワインは、ローヌで人気の造り手、ジャン・ルイ・シャーヴが造る、J.L.シャーヴ・セレクション、コート・デュ・ローヌ、モン・クール、2015年。シャーヴは、エルミタージュで16代続く名門。シャーヴのワインは価格が高騰し、手に入らなくなってしまった。そこで造られ始めたのが、ネゴシアン物のセレクション。ネゴシアン物とは言っても、ぶどう栽培から一貫してシャーヴが監修し、ドメーヌ物と変わらぬレベルを維持
西麻布の大好きなフレンチ、『レストランひらまつレゼルヴ』で彼女と過ごす、素敵な夜の続き。メインのいなば雌鹿のグランヴヌールを食べ終えると、ディジェスティフが出される。ロゼス、ポート、トゥニー。ロゼスはボルドーのネゴシアンがポルトガルで造るポート・ワイン。そのためか、フランスで人気のポートである。樽熟成させたポートは美味い。私は大好きだが、彼女はこの甘さが苦手。彼女のグラスも引き受ける。今夜はちょっと飲み過ぎてしまったようだ。デセールは、スフレ・ショコラ。添え
銀座のフレンチ、『アイコニック』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。泡、白、白と飲んだあとは、ボルドーの赤。シャトー・ベアール・ラ・シャペル、サンテミリオン、グラン・クリュ、2008年。サンテミリオンは好きな産地、そのグラン・クリュとは嬉しい選択。強いボディを持ちながら、シルキーで洗練されている。これは好みでかなり美味い。セパージュは、メルロー90%、カベルネ・フラン10%。メルローの平均樹齢は60年。新樽、1年落ち、2年落ちの樽1/3ずつを用い、12ヶ月間熟成させている。