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○新紙幣の顔、知られざる一面◇日経新聞2024.6.30(日)朝刊26面「科学の扉」記事より〖選べなかった科学者への道〗〖新5000円札の顔・津田梅子の葛藤〗〖生物学者として嘱望された〗7月3日、新しい紙幣の発行が始まる。新5千円札に肖像が使われる津田梅子は津田塾大学の前身の女子英学塾を創設し、女子高等教育の先駆者として歴史に刻まれている。実は2度目の米国留学で生物学を学び、研究者として将来を嘱望されていたことは知られていない。生物学者を選べず、教育者として生き
2020年はフランクリンの生誕100年にあたり、正当に評価し顕彰しようという動きがありました。以下は「ロザリンドの遺産」と題してNatureJapanvol.17No.10に訳出された文を要約したものです。「ロンドンのユダヤ人墓地にある彼女の墓には「彼女のウィルスに関する数々の研究と発見は、今でも人類に永続的な恩恵をもたらしている」と記されている。フランクリンは20世紀を代表する科学者であり、その業績は全人類に利益をもたらした。フランクリンは、DNAのらせん構造の発見に重要な
このお話は。勉強の本筋からは逸れるのですが。私の場合、「知識」よりも、こういう「ドラマ」が。のちのちまで記憶に残るので。書いておくことにしました。*******前回のブログを書くために。ウィキペディアをいろいろ読んでいた時。とても、ひっかかったことがありました。DNAの二重らせん構造を解明したこのお三方。ジェームズ・ワトソン。フランシス・クリック。モーリス・ウィルキンス。彼らはその功績
ウイルスだけでなくDNAもそういうノリだったんだ。DrTomCowanDNAisaconcept.トム・カウワン医師「DNA」というは概念は、ロザリンド・フランクリン(1920年~1958年・英国の女性物理化学者)が、1952年に撮影した写真が元になっている。写っているのは、62時間連続でX線照射した結果、脱水した核。DNAとその二重螺旋の概念はそこから生まれた。pic.twitter.com/ykR9LUEXmD—purplepearl(@purplep76858690
トランクルームから持ち帰った本のなかで、ブルーバックスとか岩波ジュニア新書のあたりは、あまり内容にこだわらず、とりあえず同じ箱に入れておいて、あとで整理しようと思うのだが、単行本の類になると、とたんに迷い始めてしまう。たとえば、キュリー夫人とかロザリンド・フランクリンとかを単独で扱った本とは別に、一般向けに多くの女性科学者をまとめてカバーしたものがある。マーガレット・アーリクの『男装の科学者たち』(北海道大学図書刊行会)、レイチェル・スワビーの『世界と科学を変えた52人の女性たち』(青土社
本日7月28日はイギリスの生物学者フランシス・クリックの忌日です。『DNAの二重螺旋構造』を発見したあのワトソン&クリックのクリックです。クリック先生…元々は物理学者でしたが第二次世界大戦が終結後、生物学者に転向しその後ワトソン先生とともに世紀の大発見をしノーベル医学・生理学賞を受賞しています。DNAの二重螺旋構造…美し過ぎる‼️身体の中にこんなアーティスティックなものが存在していることを初めて知った時めちゃくちゃ感動しました。DNA二重螺旋構造の発見に纏わる裏話…ご存知