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ブロンプトンでレールトレイル。深谷に行ってきた。深谷で有名なのはネギと渋沢栄一である。もう一つ、私が関心を抱いているものがある。レールトレイル(廃線跡遊歩道)である。かつて深谷で生産されたレンガが鉄道で東京に運ばれていた。そのレンガ工場を結ぶ鉄路の廃線跡が『あかね通り』という自転車歩行者遊歩道となっているのである。早速行ってきた。[走行データ]距離4.34kmタイム18:24平均速度14.2km/h総上昇量1mレールトレイル(あかね通り)は駅の階段を
ブロンプトンで探検旅(エクスプロア)のススメ。❝Abiketofindanewroute,orplanyournextescape.❞のキャッチコピーで、『ブロンプトン・エクスプロア・エディション』というS6E+ロールトップバッグ(プロトタイプ)のセットモデルが販売されたことがあります。その際、リリースされたイメージビデオがとても素敵でした。ロンドンから夜行列車(カレドニアンスリーパー)でインバネス(スコットランド)へ向かい、バスとローカル線を乗り継ぎ、自走とゴムボ
久々に、ブロンプトンでレールトレイルを行く・シリーズ。つくばりんりんロードに行ってきた。(旧・常陸藤沢駅にて)サイクリストの皆さんには、改めてりんりんロードの説明は不要と思うが、一応『ブロンプトンでレールトレイル』シリーズのフォーマットに則って、解説いたします。(「レールトレイル」とは廃線となった鉄道軌道を自転車道等として整備して再活用する取り組み。以下をご参照ください。)オーストラリアがゴールドラッシュに沸いた19世紀後半、ビクトリア州では鉄道ブームが起きた。ゴールドラッシュ後の
今や世界的ブランドにまで成長したブロンプトン。折り畳み自転車でありながら、その走行性能と耐久性は悪路の長距離ライドも難なくこなしてくれる。ブロンプトンで巡ったオーストラリアのレールトレイル旅をご紹介しよう。M6L-Xにシュワルベ・マラソンを履かせれば、未舗装のグラベル長距離ライドもばっちりです!参考記事:ブロンプトンで行くベスト・レールトレイル(オーストラリア)ブロンプトンでバスコースト・レールトレイル(BASSCOASTRAILTRAIL)へ行ってきた。メルボルン南東約13
ブロンプトンでレールトレイル。オーストラリアがゴールドラッシュに沸いた19世紀後半、ビクトリア州では鉄道ブームが起きた。ゴールドラッシュ後の経済成長による金余りの影響もあって鉄道バブルといってもよいほどの建設ラッシュであったようだ。その結果、ビクトリア州では主要都市間、大都市近郊、そして都市と鉱山が鉄道インフラで結ばれ、同州のめざましい経済成長を支えることとなった。ただし、鉄道で結ばれるかどうかが各都市・地域の命運を決定することともなり、住民の熱狂的な誘致運動によってどう考えても経済
ブロンプトンでレールトレイル、第二十八弾。昨年12月に開通したばかりのレールトレイルへ行って来た。GoProHERO7Blackで撮影ヤラバレー・レールトレイルとは、1888年から1980年までリリデールとヒールズヴィル(Healesville)を結んでいたヒールズヴィル線25.2キロをレールトレイルとして復活させようという取組みである。そのうち最もメルボルン寄りのリリデール駅~旧Yering(イェリング)駅の7.5キロが昨年12月にオープンしたのだ。できたてのレールトレイルを走行す
あけましておめでとうございます。旧年中、日本・豪州のブロンプトン・コミュニティーの皆様には大変お世話になりました。オーストラリア・メルボルンまで遠路はるばるお越しいただき楽しい時間を共有させて頂いた皆様にも感謝します。また和田サイクル様にもBWCFinal前のS2L整備にご協力いただき深謝申し上げます。2020年も引き続きブロンプトンでどこまでも出かけて行きたいと考えておりますのでよろしくお願いします。ブロンプトン関係の今年の企てとしては以下のようなところです。1
久々の、ブロンプトンでレールトレイル。『オキーフ・レールトレイル』(O'KeefeRailTrail)を走ってきた。前回(2017年12月)は、ヒースコートから出発して、3分の1地点のノーズリーで折り返した。今回はヒースコートからベンディゴまでの全線50キロを走破する。オキーフ・レールトレイルには、途中、自転車道が湖をわたる美しい区間があり、今回も楽しみにしている。[走行データ]ルートヒースコート(ヒースコート駅跡)→ベンディゴ駅(オキーフ・レイルトレイル)距離51.5
(既読の皆様、申し訳ありません。記事が長すぎるので二分割しました。)BWC2019へ向けてトレーニング83キロの続き。昨日は天候要因で30キロ弱しか走行できなかった。6月23日日曜日、雨が降らないとの天気予報である。ついては、朝からがっつり行きたい。朝9時半、スタート。放射冷却現象で街中が霧に覆われている。とても寒い。[走行データ]ルートメルボルン45キロ周回(アニバーサリートレイル往還)使用機材S2Lraw距離45.18kmタイム2:07:28平均速度
この土日、走り込んだ。土曜日28キロ、日曜日45キロ+10キロ=55キロ、週末計83キロを走行した。まず、6月22日土曜日は、セントキルダ~ブラックロック往復、目的はすき焼き肉の購入である。南半球は冬、寒い夜は鍋に限る。[走行データ]ルートセントキルダピア~ブラックロック往復使用機材M6L-Xraw距離27.68kmタイム1:15:33平均速度22.0kph高度上昇81mカロリー698C土曜日、不安定な天気で、朝から雨雲レーダーと睨めっこ
(ブロンプトンで春のウォーバートンの続き)春色のウォーバートン・レールトレイルを走ってきた。[走行データ]ルート:MillgroveStationバス停→ウォーバートンのCOGCAFE→Millgrove→WooriYallock→MountEvelyn→リリデール駅距離:44.1km最大標高差:131m獲得標高:上り207m、下り236m使用機材:M6L-Xrawかつて線路であった道が緩やかな起伏でどこまでも続く。西洋ミザクラ。もう葉桜になっていた。春はビクト
南半球にあるオーストラリアのメルボルン、あたたかくなってきた。今日は曇り一時雨の天気予報が外れて、朝から良い天気だ。家を出るのが少し遅くなったが、電車とバスを乗り継いで、春を捜しにヤラ川上流のウォーバートンへ行って見よう。ウォーバートンの町は春色になっていた。バイクカフェのCOGCAFEだ。カフェに物販・レンタル・修理サービスをする自転車ショップが併設されている。走り出す前に血糖値を上げておこう。註文したスコーンとコーヒーを持ってきてくれた。それではウォーバートン・レールトレ
(ブロンプトンでヤルーン炭鉱レールトレイルの続き。)ブロンプトンでレールトレイル。MoeからスタートしたMoe-YallournRailTrailの終点にあったのは巨大な石炭火力発電所だった。冷却塔から出ている白煙は水蒸気である。排気ガスではない。写真中央の黄色い建物が燃焼棟で、ボイラーで石炭を焚いており、二本の煙突から二酸化炭素を含む排気ガスが出ている。但し、煤煙は非常に少なくほぼ無色だ。発電所を裏側から見ると、こうなっている。隣接する露天掘りの炭鉱から石炭
ブロンプトンでレールトレイル、第二十五弾。モー・ヤルーン・レールトレイル(Moe-YallournRailTrail)に行ってきた。ラトローブ・バレーの町「Moe」(モー)は、メルボルンから東に140キロ。ベンディゴやバララットなどのゴールドフィールド諸都市とはメルボルンをはさんで反対側にあるが、Moeもゴールドラッシュをきっかけに大きくなった町である。19世紀後半、Moeから40キロ北の山奥のWalhalla(ワルハラ)で金が発見され、そこへの玄関口として機能していた。当時はMoeからW
ブロンプトンでパッフィンビリーに乗って、レールトレイルしてきた。(前回記事:ブロンプトンでパッフィンビリー(続き)、前々回記事:ブロンプトンでパッフィンビリー(蒸気機関車))本日の主たるミッション、ブロンプトンとライト橋をわたるパッフィンビリーとのツーショット撮影はこれで完了した。パッフィンビリーが通り過ぎると森に再び静寂が訪れた。これから、レークサイド駅、エメラルド駅、メンジーズクリーク駅を経由してベルグレイブ駅の手前にあるもう一つの木造トレッスル橋『モンブルク・クリーク
ブロンプトンと蒸気機関車でGo!第三弾の続き。パッフィンビリーでダンデノン山地(lowerDandenongRanges)の山奥にやってきた。(前回記事:ブロンプトンとパッフィンビリー)パッフィンビリー鉄道はオーストラリアで最古の保存鉄道である。前身である『ジェムブルック線』は、ダンデノン山地の麓にあるアッパーファーンツリーガリー駅と山奥のジェムブルック駅間の29キロを結ぶ山岳軽便鉄道として1900年に建設された。前述のとおり、1920年頃から週末に気軽な遠出を楽しむための観光鉄道と
ブロンプトンと『蒸気機関車でGO!』第三弾、パッフィンビリーに乗ってきた。メルボルンで最も有名な蒸気機関車といえば『パッフィンビリー』である。地元の人ならだれでも知っている。観光客の間でも有名で、週末になると地元の家族連れと海外からの観光客で大賑わいとなる。車を使わなくても近郊電車でメルボルンから一時間ちょっとで出発駅のベルグレイブ駅まで行けることも人気の秘密だ。本日10:30発のパッフィンビリーは、中国人・インド人の団体さんがはいって客車が大幅に増結される(多分15両編成)大盛況で
ブロンプトンでレールトレイル、第二十三弾。先週に引き続き、アニバーサリー・トレイル(アウターサークル・レールトレイル)に行ってきた。前回はカンバーウェル駅から南半分だけであったが、今回はアニバーサリー・トレイル全線を走行する。同トレイルは、メインヤラトレイルとガーディナークリークトレイルと組み合わせれば、メルボルン郊外への40~50キロの周回コースとして非常に使えそうである。ヤラ川にさしかかるあたりのメインヤラ・トレイルとの接続状況を確認したいと考えている。まずはメルボルン中心部(フェデレー
ブロンプトンでレールトレイル、多分、第二十二弾。本日走ってきたのは、メルボルン市内にある『アウターサークル・レールトレイル』、日本語に訳すと「メルボルン環状線レールトレイル」である。もともとあったアウターサークル・レールウェイ線の建設100周年記念にレールトレイルが設定されたので、『アニバーサリートレイル』とも呼ばれる。アウターサークル・レールウェイ線は旧サウスギップスランド鉄道(現・パケナム線)のオークリー駅(現存)からウェーブリーロード駅(廃止)を経てGardinersCreekを鉄橋
ブロンプトンでレールトレイル、蒸気機関車スペシャル。往路ブロンプトン、復路蒸気機関車の片道サイクリングに行ってきた。本日のレールトレイルは未だ鉄道が運行されているキャッスルメイン・マルドン・レールトレイルだ。オーストラリア・ビクトリア州で保存鉄道の草分けとして有名な『ビクトリアン・ゴールドフィールズ鉄道』に併走する格好でレールトレイルが設定されている。レールトレイルは全長19キロとさほど長くないのだが、せっかくなので帰り、蒸気機関車輪行する。メルボルンから中距離列車で約1時間半、ゴー
ブロンプトンでレールトレイル。クィーンズクリフからドライスデール経由でサウスジーロンに至る『ベラライン・レールトレイル』を走ってきた。週末のみだが、クィーンズクリフ~ドライスデール間では復元された蒸気機関車が運行されている。本日はベラライン・レールトレイルの本当の楽しみ方を実践する。登り基調のクィーンズクリフ~ドライスデール間約17キロは蒸気機関車を使い、ドライスデールからジーロンまでの18キロをブロンプトンで走行するのである。[走行データ]ルート:クィーンズクリフ(Queensc
ブロンプトンでレールトレイル第十九弾。GreatSouthernRailTrail(グレートサザン・レールトレイル)を再度ブロンプトンで走ってきた。グレートサザン・レールトレイルは、サウスギップスランド線(通称『グレートサザン鉄道』)のリーオンガーサ(Leongatha)~ポートウェルシュプール(PortWelshpool)間の軌道跡74キロをサイクリング・乗馬道として整備したトレイルだ。かつてのグレートサザン鉄道はメルボルン郊外のダンデノン駅を起点として東へ向かい、Cra
ブロンプトンでレールトレイル。モーニントン半島のメリックスとレッドヒルを結ぶレッドヒル・レールトレイルへ行ってきた。前回訪問時(2017年12月)はルート始点の状況がよくわからなかったので、中間地点に車を停めて、そこからブロンプトンでレッドヒルまで往復としたのだが、残りのセクションがどうなっているのか気になっていた。意外なタイミングで全線走行の機会が訪れた。週末、モーニントン半島の有名ブティックワイナリー『ストーニア・ワインズ』で希少ワインを手に入れようと思い立った。住所を調べた際、
ブロンプトンでレールトレイル。オーストラリアの晩秋を確かめに、ウォーバートン・レールトレイルへ行ってきた。[走行データ]コース:ウォーバートン(COGBikeCafe)→リリデール駅距離:41.51キロ久しぶりのロングライドに出かけることにした。電車とバスを乗り継いてウォーバートンにやってきた。既に小雨は降りやんで、雨に濡れた木々の葉や花がキラキラ輝いていた。ウォーバートンはメルボルンから東に80キほど行ったところにある静かな別荘地である。ウォーミングアップにあたりを
本日はオーストラリアの祝日。メルボルン中心部からタスマニアフェリーターミナルへ至る短いレールトレイルを経由して、インスタ映えする海岸沿いのサイクリングへ行ってきた。レールトレイルについては、これまでグレートビクトリアン・レールトレイルとかバララット・スキップトン・レールトレイルとか長距離のものばかり紹介してきたが、今回は全長5キロの短い「SandridgeRailwayTrail」をご紹介する。『SandridgeRailwayTrail』とは、昔、メルボルンのフリンダ
3人のブロンプトン乗りが日本からはるばるオーストラリアまで来てくれた。車にブロンプトンを詰め込んで、まずはブドウ畑がどこまでも広がるヤラバレーにやってきた。ヤラバレーでの食事のあとは、リクエストにこたえて『レールトレイル』へ。アッパー・ヤラにあるLilydaleWarburtonRailTrailを走ることにする。4人でレールトレイルを走る。途中、キャリッジカフェという古い客車をつかったカフェに立ち寄る。さらに先へ行く。自転車乗りも多いが、馬を散歩させている人
メルボルンのブロンプトンたちでメルボルン郊外のサイクリングロードを走ってきた。MooneePondsCreekTrailとMerriCreekTrailだ。[走行データ]機材:M6L-Xルート:CarltonNorth(VeloCycleの近所)→WestBroadmeadow(ここまで前半24キロ)→MerriCreekTrail経由CarltonNorth(後半26キロ)距離:49.96キロMBC(メルボルンブロンプトンクラブ)の月例ライドである。
ブロンプトンでレールトレイル。本日は快晴。ゴールドフィールドにある『バララット・スキップトン・レールトレイル』全55キロを走破してきた。[走行データ]使用機材M6L-Xルートスキップトン→バララット距離58.8km最大標高差199m平均斜度全体0.3%上り1.9%下り2%獲得標高上り350m下り204mかつてバララットとビクトリア州南西部をつなぐTHECOLACTOBALILARATRAILWAYが存在した。その途中、ニュータウンからスキッ
ブロンプトンでレールトレイルを走ろうシリーズ。モーニントン半島にあるレッドヒル・レールトレイルというところに行ってきた。牧場と森を抜けて、ワイナリーの点在するヒルへと続く、素敵なトレイルである。[走行データ]距離:8.7km高度上昇:139mレッドヒルへと至る鉄道はメルボルンから電車で約1時間の浜辺の町フランクストンと岬の町ストーニーポイント(StornyPoint)を結ぶストーニーポイント線(現存)の支線として、1921年に開通した。ルートは、ストーニーポイント線のBitt
ブロンプトンでレールトレイル。『オキーフ・レールトレイル』(O'KeefeRailTrail)へ行ってきた。オキーフ・レールトレイルはメルボルンの北130キロにあるヒースコートとベンディゴを結ぶ。全区間だと49キロあるが、ヒースコート寄りのセクションに関心があり、ヒースコートにワインの買い出しに行ったついでに、ヒースコート(Heathcote)~ノウズリー(Knowsley)往復約30キロを走ってきた。ヒースコートは1888年、旧ベンディゴ・ヒースコート鉄道の開業により、最寄