ブログ記事1件
DAPUMPというダンスグループはとにかく衝撃的でした。それまでに本格的なストリートダンスを踊るアーティストなんていないなか、当時、まだ中学生だった私は度肝を抜かれました。ちょうどその頃といえば、ヒップホップを聴き始めたころで、「真夜中の王国」という番組で流れていたRhymesterの「KingofStage」に夢中になっていました。ヒップホップとか、ストリートとか、そんな「アンダーグランド」な世界を、知り始めていたころです。そんな
ヒップホップとダンスは密接に関連しています。そもそもヒップホップというのは音楽ではなく「文化」のことを指しています。①ラップ②DJ③ブレイクダンス④グラフィティこの四大要素からなる文化だということは、こちらの記事にて書きました。そもそも、ヒップホップという文化のなかにダンスという要素はあるわけですが、ブレイクダンスだけではなく、さまざまなジャンルのダンスがヒップホップには欠かせないものとなってきました。その代表としては、「ヒップホップダンス」といえ
前回の記事でDAPUMPのことについて触れたおかげで、もっとあとにとっておこうと思っていたDAPUMPについて書きたくなってしまいました。なんで、書きます(笑)ただ、いきなりは書きません。というのも、それだけ思い入れも、彼らの意義も大きいからなんです!!このブログはヒップホップについてブログなんですが、「ダンス」についても書いていきたいと思っています。それは、ぼくのなかでダンスとヒップホップは、切っても切れない関係だからです。そのためにも、ま
ちょうど先週、DAPUMPの話をしていた流れで、YUKINARIの名前も出てきていたのですが、まさか今日、ライザップのニュースで見るとは思いませんでした。DAPUMPについてはこのブログでも絶対に避けては通れない存在で、その記事が出るタイミングを今や遅しと虎視眈々見据えているわけですが、まさかYUKINARIがこんな形で出てくるとはビックリ!今のDAPUMPがそれほど話題になっているということですね。ダンスチームを作っていたみたいですし、過
今日は第14回高校生ラップ選手権が名古屋で開催されますね。詳しくチェックしているわけではありませんが、もう14回かと思うと、驚きです。第1回の高校生ラップ選手権には秋影という我らが富山県出身の、しかも進学校のネットラッパーという、時代性と意外性を持ったラッパーが出てきて、湧いたものです。それからもう14回、と思うとすごいですね。最初は本当に「高校生」のラップだなあという感じでしたが、レベルがどんどん高くなって、MCニガリが出てきたあたりから、スキルが大人たちも
ZEEBRAの「永遠の記憶」を最近、なぜかよく聴いています。いまは表舞台には出てこないけど、かつてZEEBRAとともにUBG(URBARIANGYM)に所属していたTAKTHERHYMEHEADがフューチャリングをしている一曲ですね。当時の人気も相まってTAKTHERHYMEHEADの曲は名曲が多いと言われているけど、この「永遠の記憶」もまさに名曲と言っていい一曲です。まだヒップホップにアングラ感のあったことを象徴するようなサウンドですね。
ヒップホップ用語を解説するコーナー、今日はこのワードです。a.k.a(エー、ケー、エー)意味:〜と呼ばれる、またの名をよくラッパーの名前のあとについているあれです。devlargea.k.a大峠雷音NIPPSa.k.a飛葉飛火mummy-da.k.aMr.DRUNK、酔っ払いのライマーzeebraa.k.a鼻息荒いシマウマhabIscreama.k.a魂の叫び「二つ名」「通称」といった意味で使います。「(公式の名前)a.k.a
ヒップホップシーンにおいて(自分の歴史的背景と独断で)重要なフィメールラッパーを紹介するこのコーナーも後半戦です。これまでHACRUMI姫COMA-CHIと紹介してきました。この4人は日本のヒップホップ黎明期から1つのピークを迎える過程で、フィメールラッパーという土壌、そしてヒップホップ史に残る骨格を色濃く形成してきました。彼女たちの誰かが1人欠けていれば、その分野の道における発展は数年遅れていたかもしれません。ちなみに、ここで触れている1つの
自分のブログを振り返ってみていたら、二年前に投稿しないままの記事を見つけました。こうやってタイムカプセル的に自分の記事を見るのはなんとも恥ずかしく、また興味深いものですね。一時期話題になっていた、BEAMSが作成した動画について書いていました!ヒップホップの歴史とはちょっとズレるんだけど、この動画もひとつのマイルストーンだなあと思います。(BEAMSホームページより)BEAMS40周年記念プロジェクト始動第一弾『TOKYOCULTURESTORY今夜はブ
「ヘッズ」に似た言葉に、「ホーミー」という言葉があります。ヒップホップが好きな仲間たちのことを、「ヘッズ」というのによく曲を聴いていると「ホーミー」という言葉が出てきて、「ヘッズ」という言葉はそれほど出てきません。でもフリースタイルバトルなんかを聴いていると、「ホーミー」という言葉はあまり出てこなくて「ヘッズ」という。これ、「何が違うんだろう?」と思ったことはありませんか?自分は最初そうでした。以外と最初よくわからなくて、戸惑うものです。「ヘッズ」も「ホーミー
MICROPHONEPAGERを聞いているとこういう時代の雰囲気っていうのは、やっぱりあるんだなと思います。「病む街」いまでは絶対に出せない空気感です。たとえば、いまヒップホップはアンダーグラウンドか?という質問があったらみんなはどう答えるのでしょうか。年配の人は、きっとアンダーグラウンドだと答える人が多いと思います。しかし、デジタルネイティヴと呼ばれるような若い人ではどうでしょうか。アンダーグラウンドではない、と答える人が、
前回の記事ではCOMA-CHIについて取り上げ、なぜヒップホップ史におけるフィメールラッパーとして重要な位置にいるかをお伝えしました。今回はそんなCOMA-CHIの曲をいくつかご紹介しましょう。というのも、COMA-CHIの魅力や功績というのは、何より曲を通して感じるものだと思うからです。まずはなんといっても前回も触れた「B-GIRLイズム」であることは間違いありません。名曲「B-BOYイズム」のサンプリングをこのように仕上げるのか、という面白さがあると