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本日は、江南市地域交流センターの1周年記念祭の夜の部に参加して参りました。映画『春の香り』のプロデューサーの堀とも子さんのデビュー作「いちばん逢いたいひと」の上映とトークショーが行われると聞きました。すぐに応募しましたが、応募者多数のため抽選となり、運よく引き当てて鑑賞することができました。会場には沢田市長を始め多くの関係者の方や昔お世話になった方もいらっしゃいました。実は、この映画を観るのは3回目だったのですが、観るたびに新しい発見や気づきがあり、興味が深まっていく奥深いものがありま
〈Hー1生体肝移植実施〉▼次女から、手渡された手紙お母さんへついに手術の日がやって来たね。この一か月、いや去年の9月から、懸命にお父さんを支えてくれて、本当にありがとう。お父さん一人だったら、確実に野垂れ死にしてたよね。そして今回、ドナーになってくれて、本当にありがとう。結局、私たちは、ドナー候補にもなれなかったけど、お母さんが難手術になるのに、ドナーになってくれたこと、本当に感謝してるよ。その細い体で流動食を食べさせられ、肝臓を取られるなん
〈Gー5肝移植手術に向けて〉入院翌日、ドナーの術前説明が行われました。ドナーの執刀医は、私の検査画像を、詳細に見ながら、「この手術は、症例が無いので、同時進行ではなく、まず、ドナーである、奥さんの方から切ります。肝臓の血管の位置が、移植可能かどうかを見ます」「その結果、血管が、あまりにも複雑に入り組んでいたり、取り出す血管が、奥深い場所にあり、取り出しが、困難だったりした場合、手術はそこで、終わりになります」と、説明しました。口調は冷静でし
ブログをお読みいただきありがとうございます当ブログのフォロー・アメンバー申請は自由ですメッセージなどは不要ですので、お気軽にどうぞ初めてお越しいただいた方は、こちらに目次がございますこのブログの目次|夫婦間腎臓移植への道橘薫さんのブログテーマ、「このブログの目次」の記事一覧ページです。ameblo.jpレシピエントの夫、本日無事退院いたしました入院スタートしたのが4月8日生体腎移植手術が4月16日退院が本日、5月3日・・・順調でした当初の退院予定日は5月1
〈Gー4肝移植手術に向けて〉いよいよ、ドナーの入院日。私が案内されたベッドは、なんと、夫が前日まで使用していた、ベッドでした。そのベッドに、横たわり、天井を眺めていると、「見舞う側だった自分」には見えなかった、新たな世界が広がります。命の危機に直面している、人間の苦しみを、共有することなど、出来ないけれど、このベッドの上で過ごした、眠れない日々、カーテン越しに、薄明るくなる夜明け、外界の空気をまとって、見舞ってくれる家族のまぶしさ…。
ブログをお読みいただきありがとうございます当ブログのフォロー・アメンバー申請は自由ですメッセージなどは不要ですので、お気軽にどうぞ初めてお越しいただいた方は、こちらに目次がございますこのブログの目次|夫婦間腎臓移植への道橘薫さんのブログテーマ、「このブログの目次」の記事一覧ページです。ameblo.jp今日は私も病院へ出向き「栄養指導」を受けてきましたたんぱく質の量は今までと同じ一日70g低たんぱくご飯は卒業リンとカリウム制限も無くなったので、野菜の下茹でしなく
〈Gー3肝移植手術に向けて〉他にも、この最終面談で、判明したことが、二つあります。「肝移植手術の際に、支障があるため、レシピエントと、ドナー双方の胆のうが、摘出される」ということと、「肝臓は、切り取られても、数か月で、元の大きさに、復元する」という、驚くべき事実です。こうして、緊張と驚きの最終面談を終えると、その後は、手術日に向け、医師からは、「くれぐれも、体調を崩さないようにしてください。お二人のどちらかが、体調を悪くしても、移植は出来ま
ブログをお読みいただきありがとうございます当ブログのフォロー・アメンバー申請は自由ですメッセージなどは不要ですので、お気軽にどうぞ初めてお越しいただいた方は、こちらに目次がございますこのブログの目次|夫婦間腎臓移植への道橘薫さんのブログテーマ、「このブログの目次」の記事一覧ページです。ameblo.jp本日、レシピエントの夫氏、手術で切ったところを止めていたホチキスの針っぽいやつ(ステイプラ)が外れました外す時は全く痛みはなかったようです腕からのカテーテルも昨日
〈Gー2肝移植手術に向けて〉移植手術三週間前になり、手術に向けて、家族と移植医との面談が、行われました。今回の手術の中心となる、血管外科のO医師は、よく通る声で、説明を始めました。「今回の移植では、ドナーの年齢が、56歳ということで、まだ、そんなお年ではありませんが、肝移植の世界では、40歳以上の方を、高齢者ドナーと呼んでいます」「次に、今回の手術は、通常よりも、長時間になります。成功率も、下がります。ちなみに、この病院で、術後、一年以内に
2022年6月1日生体肝移植2024年4月30日移植後1年11か月。4月22日に息子が救急搬送されたばかりなのに!94歳の義母がまさかまさかの救急搬送!お昼に食事の用意をしていると珍しく義妹から電話がかかってきた。「おばあちゃんに電話をかけたけど応答がないの」妹は普段1人でパン屋さんを営んでいる。すぐに母の様子を見に行けないため義姉であるわたしに連絡がきた。夫を先に実家に向かわせた。わたしは血圧計、体温計、サチュレーションを用意し夫よ
ブログをお読みいただきありがとうございます当ブログのフォロー・アメンバー申請は自由ですメッセージなどは不要ですので、お気軽にどうぞ初めてお越しいただいた方は、こちらに目次がございますこのブログの目次|夫婦間腎臓移植への道橘薫さんのブログテーマ、「このブログの目次」の記事一覧ページです。ameblo.jp先日、いただいたコメントに返信できていなかった分をまとめて返信させていただきました~ありがとうございました先ほど、夫より連絡があり5月3日に退院できることに
〈Gー1肝移植手術に向けて〉暦は、四月に入り、大学病院前の桜は、早くも、葉桜になり始めていました。父親が使用していた、パソコンのデータを、次男が整理していたら、おびただしい量の売り上げデータが、次々と、画面に出て来ます。「これが、我が父が、命を懸けてやっていた仕事か」と、つぶやく息子。もう二度と、このパソコンの前に、座ることはないかも。…そう思うと、ただただ、切なくなりました。洋服ダンスを開くと、スーツとワイシャツが、主(あるじ)不在の
〈Fー8最後の賭け〉そもそも、「脳死肝移植は、宝くじに当たるようなもの」という現実と、「あと何か月かで亡くなる」という現実を、はっきりと口にした、当の医師が、「最低でも、50%以上成功する手術しかしません」と、明言しつつ、「移植の可能性が、0,0001%の脳死登録をして、待ちましょう」という、矛盾に満ちた提言を、しているのです。3・「35%ルール」を、私は当初、絶対視していました。けれども、確か移植医は、「33%あれば、大丈夫なんですが…」と、言
〈Fー7最後の賭け〉2・「50%以下ならしません」という言葉に、驚きました。確かに、生体臓器移植は、ドナーの身体損傷を、前提にしています。それゆえ、「イチかバチか」の勝負に出るような、手術をして、失敗すれば、患者の命を奪う、のみならず、ドナーにダメージを、与えてしまいます。そのため、病院側の『安心・安全・トラブル回避』が、優先されるのだと、痛感しました。医療側は、とりあえず、脳死肝移植への登録を、勧めます。それは、(言葉は悪いですが)一応、可能性
今日は退院する人が何人かいた。隣の部屋のおじさんも退院した。私の右首は少し腫れているが、気道閉塞にはならなかったのでほっとしている。移植コーディネーターさんの話では、ドナーとのマッチングはまずは血液型で、次に体重だそうだ。体重のプラス30%マイナス20%以内ならば移植可能。意外とシンプルである。たとえば体重60キロのドナーが現れたとしたら、48〜78キロのレシピエントに適合する。このあたりはボリュームゾーンなので、ほぼ待機年数どおりの順番になる。体重40キロのド
〈Fー6最後の賭け〉「メリットは、二つ。お二人の血液型が、同じA型だということ。もう一つは、再発の可能性は、0%だということです」「先生、移植が成功したら、主人は、元通りの生活が送れるのですか?」「それはもう、激変します。夢のような再生が起きます」『夢のような再生』…この言葉が、以後、移植に挑む私の、エネルギー源となったのです。◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇この10日余りのドタバタ劇で、医師と向き合った私が、感じたことが、三
コメントいただきました方に、返信ができておらず・・・ごめんなさい全部読ませていただき、励みになっておりますありがとうございますプロフィールなど、ちょこちょこ直してますがなかなかはかどりません自分の問題だし、急ぐこともないので別にいいんですけどね本日、ドナーの私、移植外科に行ってきました理由は、内視鏡用に開けた穴が化膿したかもって思ったからです私の場合、足の付け根辺り2か所に穴をあけました穴は5mmくらいかな~現在絆創膏など一切つけていない状態です
2022年6月1日生体肝移植。2024年4月22日移植後1年10か月と22日自分の闘病生活は落ち着いてきたやさき、息子が病気になり病院を受診からだ全体がかなりの浮腫。だんだんデブになってきたとは思っていたが脂肪ではなかった。痛い等大きな訴えなく歩くのがきつい、病院はいきたくないといいはり...無理やり病院につれていくのは困難だった。だがやっと説得し病院受診するとかなり重篤。その病院から大学病院に搬送された。腎不全と心不全と最初につげられる
認知機能はレカネマブ使用後も落ちていくのです読売新聞より徳島大病院認知症の早期治療に新たな外来開設…新薬「レカネマブ」の保険適用受け徳島大学病院は23日、軽度認知障害(MCI)と早期認知症の患者を対象に、脳神経内科に新たな外来を開設したと発表した。アルツハイマー病の新薬「レカネマブ」(商品名レケンビ)の治療を国が昨年12月から保険適用したのを受けた措置。この新薬での治療は全国的にも始まったばかりで、同病院は「治療は早く始めるほど効果が高い。迅速に最適な治療を提供したい」とし
〈Fー5最後の賭け〉「奥さんの肝臓の、主要な管である、胆管と門脈が、二つとも、二本に分かれているので、二本を一本にして移植する、それを、2カ所で行う必要があります」「人体の臓器は、取り出した瞬間から、劣化していきます。もちろん、冷却しながら進めますが、時間の勝負となります」「普通より、長時間の手術となり、当然、成功率も下がります。と言っても、50%以下なら、移植はしません。私たちの移植成功率は、80%ですが、今回は、それより下がります」「現在
〈Fー4最後の賭け〉「奥さんをドナーにして、やりましょう。それが一番、現実的です。急いで書類を作って、倫理委員会を通し、スケジュール調整をします」ついに、移植主治医が、重い決断をしてくれたのです。「ありがとうございます。本当に、ありがとうございます」夫の命を救うための、鉄の扉が開いた瞬間でした。その時、主治医が、「奥さんが、あんまり言うから…」と、ボソッとつぶやいたのです。私の必死の食い下がりがなければ、と思うと、怖いもの知らずの、
本日、🪢血液適合検査の結果を聞きに家族3人で病院🏥に行ってきました🚙移植外来の問診が15時からで帰りが遅くなる為今年から小学生になった1人息子を学童に預けておけず学校に迎えに行き息子ちゃんを乗せて🚙慌てて病院に行きました。なんとか15時ぎりぎり🏥到着受付済ませて待合室で待機🛋️中看護師さんから夫婦2人の戸籍謄本📄を持って来たか聞かれましたが、持って来ておらず(前回聞き忘れてたかも?)運転免許証を提出しました。30分ぐらい待ち名前が呼ばれ診察室へ結果は…適合OK👌🙆でした〜
コメントいただきました方に、返信ができておらず・・・ごめんなさい全部読ませていただき、励みになっておりますありがとうございますドナーの私。家に帰ってきて2日目・・・体力の衰えを感じますと共にゆっくり休める環境の我が家に感謝しています昨夜は、長めにバスタブに浸かり・・・危うく寝そうになりましたドナーの私は、腎臓摘出の跡を溶ける糸で縫合してるのでもう絆創膏も要らない状態ですかゆくなってきたので、完全にくっついているみたい痛みは、咳などしない限りほぼありませ
〈Fー3最後の賭け〉「馬鹿なことを言っちゃいけません。ご主人の今の状態では、空港にすら行けませんよ。仮に、行けたとしても、飛行機に、絶対搭乗させてもらえません。私だって、外国で治療を受けさせて、患者を連れ帰ったことが、あるんですよ。可能ならそうしますが、無理です」「でも、そうするしかありません。このまま死を待つことは、できません」「奥さん、ほとんど全ての方が、移植を待ちながら、亡くなっている。それが現状なんですよ」…未成年ドナーは駄目。海外移
私、本日のお昼ごろに退院いたしました次男「橘実(みのり)」の送迎にて自宅に帰ってまいりましたレシピエントの現在の様子やドナーの私の様子も書き留めたいのですが・・・本日、なんやかんややる事がたくさんありいささか疲れましたので退院報告のみとさせていただきます応援ありがとうございます今夜、ゆっくり湯船に浸かるのが楽しみです私が一番楽しみにしていたイッヌとの約2週間ぶりの再会飛行機耳にしてしっぽをちぎれるくらい振って抱っこしてとせがみ
臓器移植を行なった患者さんに神経系の機能障害が有意に合併する‼️コレで決まりでしょう😓東京都医学総合研究所より骨髄移植に伴う家族性アルツハイマー病の伝播;マウスにおける解析今回の論文のポイント・白血病や再生不良性貧血の治療に骨髄移植が行われているが、これに伴って、アルツハイマー病(AD)が伝播する可能性があるかどうか明らかにすることは重要である。・本研究において、SwedishAPPを過剰発現させたマウスから野生型マウス、又は、APPノックアウトマウスへ骨髄移植を
〈Fー2最後の賭け〉「えっ、本当ですか?いえ、今までも、これからも、10代のドナーを、許可するつもりはありません。そのホームページの内容も、知りません」「でも、臓器移植年齢は16歳以上と、移植学会の規定にはあります」「もし、それを許してしまったら、うちの病院に、ドナーが殺到するかもしれないし、17歳のドナーを認めるか否かは、我々の手を離れて、法医学の領域になり、そこでの検討議題に、上げてもらう必要がある。時間がかかるだけです。とても間に合いません」
入院中は気の利きた投稿が出来ませんし、コメントいただきましたのに、返信が出来ずもうしわけありません退院しましたら徐々にペースを戻したいと思います今日は月曜日レシピエントの夫氏、ちょいと忙しかったようです採血、レントゲン、膀胱の動きチェック、リハビリ・・・今日のクレアチニンは、1.2いや~ポコちゃん優秀膀胱の動きのチェックがあり、無事ちっこ管取れましたおバカ膀胱からお利口膀胱になったようですこれで管類は、ドレーンのみとなりましたそしてなんと、レ
〈Fー1最後の賭け〉いよいよ、追い詰められた私は、主治医がいる消化器外科に、電話をして、「もう一度、面談をお願いしたい」と、申し出ました。決定権があると思われる、S医師との三回目の面談で、S医師は、「どのようなお話でしょうか」と、私に、話を促しました。「息子は、未成年なのですが、当初から『ドナーになる』と、言っています。息子に、ドナー検査を、していただけませんか?」「20歳未満は駄目です。息子さんは、おいくつですか。17歳では駄目です。認めら
入院中は気の利きた投稿が出来ませんし、コメントいただきましたのに、返信が出来ずもうしわけありません退院しましたら徐々にペースを戻したいと思います今日は日曜日・・・病院内も物静かです本日のレシピエントの夫の様子は・・・昨日までの気持ち悪さが無くなったようですその代わり、傷の痛みを感じやすくなったとのこと私の術後の経過が、2日遅れでやってきているみたい自分で管理することが徐々に増えてきました決まった時間の血圧測定、検温、水分量の管理などです来週から