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つい最近この本を買いました。クラシックな革製本の装飾として、よく見られる金箔刻印ですが、その専用道具や模様の紹介をしてる本です。かなりマニアック。随分前にAmazonのお気に入りに入れていたようですが、すっかり忘れていました。中古ですが、状態はかなり良く、お買い得。嬉しい。ただし、天小口に前所有者の個人名のハンコが押してあり、○○さんが持ってたのね、と何か笑えました。文様の名称は元より、その歴史的背景、文様の意味なども書かれており興味深い。こういう美しい模様が自分で描けたらどんなにい
寒い日が増えてきて、図書室での仕事がつらくなってきました。貼るカイロ、はじめました。気付いたら、来週から12月ではありませんか。でもまだ読書の秋のままの図書室。このところ、掲示や展示のひらめきがなくて、思考停止状態です。クリスマスの飾りもどんな物を作ろうか、テーマ展示を何にしようか、悩むばかりで何もできていません。週末に何か家で考えたらいいかと思うのですが、家にいるとしないといけないことがあって、気付いたら休みが終わってた💦という繰り返しの11月でした…そんな中、先日の勤労感謝の日
神戸ニニンガ日誌(第2,243号)○本の装幀に興味が深まった時期、菊地信義や栃折久美子を読んだ。その時に「ルリユール」という言葉も知った。○新潮社『波』11月号に、楠瀬編集長が興味深いことを綴っていた。新潮文庫の上縁(天)がギザギザ(アンカット)になっていることの理由だ。○①スピン(栞紐)を付けるため②洋装本ぽさを出すため。洋書には今も小口面(側面)のアンカット本があり「ペーパーナイフでページを切りながら読書した名残り」だという。○泡坂妻夫の『生者と死者』(新潮文庫)は、
「書物の歴史:トークと実作」講師:河本洋一協力東京製本倶楽部、本づくり学校無事終了いたしました。1)「書物と文書、東アジアの書物、「更級日記」を作る」<<終了>>9月29日(日)京橋区民館2号室10:30~17:30中央区京橋2丁目6番7号03-3561-6340(類似の名称の施設が近くにありますのでご注意)*序説書物の歴史5000年をどう見るか。基本的な考え方や仮説についてお話します。*1時間ほど、東アジアを中心とした、「書物の歴史」を
《コンビニたそがれ堂~小鳥の手紙》村山早紀さん著「手紙とは、ひととひとをつなぐもの。郵便局とは、旅立つ言葉を見送り、受けとるための場所。」〈百貨の魔法〉のあのエレベーターガールに聞いた少年は、彼だったのか~😆(百貨の魔法の番外編収録)銀河堂書店も出てくるし…。村山早紀さんの他作品を読んでいる者にとっては、他作品の人、場面が出てくることはとても嬉しい事だったりする。《コンビニたそがれ堂~猫たちの星座》村山早紀さん著ユリエさんは同年代だなぁ~私もソバージュにしてた♪
読み聞かせの会に入って何年目だっただfろうか。会報に、当時の会長の絵本紹介に載り早速本屋さんへ行って一目惚れした本です。もちろん購入しました!繊細それでいて力強く私に響きました。ルリユールおじさんを探し当て、本を直してもらう過程をしっかり見届ける少女。ルリユールおじさんのお仕事と少女の会話が展開されていきます。先日紹介した『はてしない物語』の丁寧な装丁を思い起こします。そして少女ソフィアだけの本に仕上がるのです。大切な本を蘇らせるという素晴らしい手仕事に魅せられたいせひでこさんが
愛書家と書物の間に特別な世界を作り出すルリユールと鉛の言葉のオブジェを展示羽田野麻吏「書物のみる夢」展2019年2月2日(土)~2月23日(土)12:00~19:00(日/祝~18:00)月・火休廊:2/11も休◎トークイヴェント柄澤齊(版画家・美術家)×羽田野麻吏2月10日(日)16:30~定員30名¥1500-1月26日(土)12時より電話受付開始(下記)LIBRAIRIE6渋谷区恵比寿南1-12-2南ビル3F03-6452-3
久しぶりの投稿です。遅ればせながら、今年もよろしくお願いします。年明けからなんだか用事が多くて、まだ本格的に製本作業に取りかかれずにいますが、準備だけはしてあります。年末年始の一時帰国で沢山、材料を買ってきました。名古屋の紙の温度さんからネットで買ってきた紙がこちら⇩(一部です)こうやって並べると、なーんか薄い。上手く使えるといいなぁ。今年の目標は、2つの国際コンクールに出展すること、上海のマーケットに参加すること、上海での作品展に出すこと、です。どれも私らしい作品にした
最近の投稿、花布ばかりで恐縮です。先日から続けていたグラデーション糸の花布は3種作ったものの、これだ!という感触がなくて、単色の糸に戻りました。再度検討。3色使って、最近お気に入りのアシンメトリーに。シンメトリーな花布は既製品ぽくなりがちだから。でもアシンメトリーはバランスが難しくて糸1巻き、2巻き違うだけでも印象が変わります。一応作る前にプランはあるのですが、だいたいは偶然の産物です。以前、とても素敵な花布を作る先生に「どうやって色の組み合わせを考えるんですか?」と聞いたら「適当に
現在制作中の革製本が2冊あり1冊は花布が編み終わりましたが、もう1冊については花布の試作を継続しています。今回はまた別のグラデーション糸を使って編んでみました。タオバオで購入した日本の絹糸を使っています。糸だけ見るのと、花布に仕上がってから見るのとは違うので、意外と糸の選択が難しい。糸開発した人も、こんな使い方されるとは思ってないだろうな〜
先日のグループ展もお陰様で無事終わり、新たな出会いがあったり、作品に対する反応を身近に聞いたり、とても刺激になりました。今色々な考えを巡らせています。とりあえずは、締め切りのある作品を作らねば。これは先日からやっている花布試作。今回はグラデーション糸を使いました。日本製絹糸です。糸自体に色の変化があるから、自分で配色を考えなくていい。どんな風に出来るかは、仕上がるまで分からないので作ってて楽しいです。
伊勢丹上海でのアート&クラフトグループ展、始まりました。上海でこんなイベントに参加できるとは思ってなったので、色んなご縁に感謝です。
ViewthispostonInstagram11月24,25日に行われるグループ展の準備がほぼ終わったので、コンクール用の革製本の制作に戻ります。今日は花布の試作。一段だけのシンプルな花布です。これを、配色の納得が行くまで何回か作ります。TodayImadeasampleofheadbandforfullleatherbinding.IwillmakemoresamplesuntilIgetthebestcolorcombinatio
ViewthispostonInstagram今度はフレンチリンクステッチのノート作り。綴じ糸はタオバオで調達したフランスの麻糸。革工芸の材料は中国にも結構揃ってて使える。#frenchlinkstitchbindingryoko.s.sさん(@ryoko.s.s)がシェアした投稿-2018年Oct月28日pm7時13分PDT
ViewthispostonInstagramコプティック製本のノートが出来ました。11月のグループ展にどちらかを展示予定です。#bookbinding#reliure#shanghai#copticbinding#shanghaibookbinding#上海#製本#手製本#ルリユールryoko.s.sさん(@ryoko.s.s)がシェアした投稿-2018年Oct月25日pm8時09分PDT
ViewthispostonInstagram11月24,25日に#上海伊勢丹で手作り作家、アーティストによる#グループ展が開かれます。私も参加予定なので、今はその作品作り。多めに作って、展示ブースに配置しながら、より美しく見えるよう最終展示物を決める予定です。#copticbindingはこんな配色で作ろうかな。Thegroupexhibitionforcrafts-peoplein#Shanghaiw
ViewthispostonInstagram背バンドノートできました。結局花布はピンク寄りの紫。11月の作品展に出す予定。このマーブル紙、20年以上前に買ったものでしたよ😆色んな意味ですごい😁Finishedacasebindingnotebook.Iintendtoexhibitthistooatanexhibitionforcrafts-peopleinShanghaiNovember.Thismarbledpaperisa
ViewthispostonInstagram背バンドノートの背表紙部分。バンドの芯となるのは小さい小さい革。#quaterleatherbinding#bookbinding#reliure#handmade#shanghai#上海#製本#手製本#ルリユール#ハンドメイド#手帳#背バンドノート#背革装ryoko.s.sさん(@ryoko.s.s)がシェアした投稿-2018年Sep月26日am8時04分PDT
ViewthispostonInstagram#中尾エイコ先生のアトリエで購入した#花布セット。色々な色が少しずつ入っていて嬉しい。他で買った長いのも持っているけど、本やノートに使う分なんて少しだから、一生使い切れない😅背バンドノートにどれを使うか…Anassortmentofheadbandboughtattheatelierof#eikonakaoinOsaka.Manycolorsandmoderatelength!#bookbi
ViewthispostonInstagram次は背バンド付きノート作り。背の丸見出しと耳出しが終わったところ。本ではなくノートだから紙が柔らかくて作業がしやすい。Nextworkisaquarterleatherbindingnotebook.Finishedbacking.#bookbinding#reliure#handmade#shanghai#上海#製本#手製本#ルリユール#ハンドメイド#quarterleatherbinding
ViewthispostonInstagram無秩序な投稿ですみません。製本は1工程終えると、しばらく乾燥させたりプレスしたりするため、その間、別の本を作ることが多いです。一つの本だけ集中して投稿すれば、制作の流れが分かり易いのですが…今回の画像はレザージャーナル。#bookbinding#leatherjournal#shanghai#上海#製本#手製本#レザージャーナルryoko.s.sさん(@ryoko.s.s)がシェアした投稿-2018年Sep月20日
ViewthispostonInstagramプララポルテ製本の糸綴じ終了。緩みにくいリンクステッチで。糸綴じ専門業者になりたいぐらい、この作業好き。もしかしたら機織りとかも症に合うかもwwFinishedsewingabookbylinkstitch.Iamasewingworklover!!#bookbinding#reliure#handmade#shanghai#上海#製本#手製本#ルリユール#linkstitch#platra
ViewthispostonInstagram夏休みに中断してしまっていた革製本をやっと再開しました。糸綴じのための目引き。#bookbinding#reliure#shanghai#上海#製本#手製本#ルリユールryoko.s.sさん(@ryoko.s.s)がシェアした投稿-2018年Sep月15日am8時24分PDT
一夜、じっくり接着剤を乾燥させ早々に完成いたしました。2019年度手帳両面印刷の紙にしてよかった。あと、私は良く付箋を使うのですがページからはみ出た付箋がめくれないよう今回は表紙の横幅を広めに取りました。しおり紐が2本もついてるけど更に付箋をインデックス的に使う事もあるかなとも思い。(笑)使うのが楽しみです!
2019年度の手帳背の部分を芯を入れずにベージュの合皮で仕上げることにしたのだけれどこの合皮、裏側がもっさりした生地で意外と厚みがあり扱いずらい。実は同じように背に使おうとして、すでに1回失敗している。で、今回は接着剤を変え、再チャレンジしたけど、接着剤つける側を間違えて、また失敗。(笑)3度目の正直でなんとか・・・!!現在、接着剤を乾かしてます。前回は接着剤…というかノリが水っぽくて本体の方に皺がよってしまったんだけど今回は接着剤が
過去の作品アドレス帳革に直接、丁…というか、ノートを縫い付けるタイプの仕立てだから背に糸がでてます。それを模様?にしたもの。いちおう、ちゃんとインデックスもついてるよ。本業の方がイマイチ成績悪い、今日この頃。がんばっぺ
早速、先日届いた裁断機の、真の切れ味を試すべく2019年度の手帳を綴じることに。今回は、フランスのアンティークの麻糸を使って綴じました。こんな感じで別の麻糸を軸に綴じました。丁数が偶数なんで。そして背を整えて、寒冷紗などを貼って、小口を裁断!感動でございます!今まで手で・・・というか、カッターで金定規あてて切ってたんだけど、どうしても最後まできれいに切るのって難しくてフランスにいたころは、製本アトリエの裁断機を借りに行くしかないのかな・
来年度の手帳のPDFでのページ編集もサクッと終わり本日は雨の中、両面印刷OKな厚手の用紙を探しにヤマダ電機さんへでも、両面印刷OKなのは2種類しかなく・・・・・・・・!カラーの用紙も欲しかったのだけれど、全然なかった。で。田舎にありがちな店の並びと申しましょうか隣接するホーマックへ(笑)そしたら、中厚手のカラーペーパーがあるじゃない。ついでに製本テープなんかもあって購入。早速、印刷してみましたらいや~、やっぱ裏移りもなくいい。去年のは
半革装について最終回です。前回は表紙の革貼り、段差埋め、まで行きました。続いて、表紙用装飾紙の準備です。ここが一番の見せ所。他は失敗なくできていればいいけれど、ここは魅力的でなければ。もちろん市販のマーブル紙を使っても良いのですが、今回はコンクールに出す作品なので、オリジナリティーを発揮するべく、紙を自作することにしました。本は、アッシジの聖フランチェスコが書いた「太陽の賛歌」(別名:創造主への賛歌)というタイトルの詩。全ての被創造物を創造した神を褒め讃える内容です。
本日、子育て支援の友だちと情報交換。この友人、元司書仲間彼女は、まだ超ベテラン現役司書さんで、何故か、地元の子育て支援の運営に関わることに…のWワーク以前、彼女の指導のもと、文庫本をハードブックをに装丁してみよう!とワークショップをしてもらった事があるんです。子どもたちへのワークショップで出来ないか?と相談をして、一度スタッフが体験するのに道具をお借りするお願いと情報交換も行いました。【装丁の材料】やっぱり…小学生では難しいかな〜対象を中学生⁈ジャバラ本の情報も頂き