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4月10日は、デルフィーヌ・セイリグの生誕92周年でした。(1932年4月10日生誕-1990年10年15日死没)それを記念して、彼女の作品を紹介しています。『ブルジョワジーの秘かな愉しみ』(1972)監督ルイス・ブニュエル共演フェルナンド・レイ、ステファーヌ・オードラン、ビュル・オジエ撮影エドモン・リシャール【あらすじ】ブルジョワ階級の、一般階級とは異なる価値観で生きる奇妙な日常をシニカルに描いたドラマ。某国の駐仏大使とその友人一行が、セネシャルの屋敷を訪れる
ルイス・ブニュエルさんルイス・ブニュエル(スペイン語:LuisBuñuel)本名:ルイス・ブニュエル・ポルトレス(LuisBuñuelPortolés)別名義:ルイス・フェルナンデス・ブレトン(LuisFernandezBretonルイス・アルコリサとの合作名)1900年2月22日生まれ、1983年7月29日、満83歳没。スペイン王国アラゴン州テルエル県カランダ出身の映画監督、脚本家、俳優。1928年製作の短篇映画『アンダルシアの犬』をサルバドール・
2月2日のモニカ・ヴィッティの没後1周年を悼み、モニカの作品を紹介しています。(1931年11月3日生誕-2022年2月2日逝去、90歳)『自由の幻想』(1974)監督ルイス・ブニュエル共演ジャン=クロード・ブリアリ、ミシェル・ピッコリ撮影エドモン・リシャール【あらすじ】ナポレオン占領下のスペインで抵抗派が「自由くたばれ」と叫んで処刑される。以下、現代のパリで、風景写真を猥褻写真のように嫌悪する親や、旅先で変な人々と出会う看護婦など、奇妙な笑いに満ちたエピソードが連続し
『エルEl』1953年Él|1953|LuisBuñuel|FullHD"Él"esunapelículamexicanade1953dirigidaporLuisBuñuel.ElguionseescribiótomandocomobaselanoveladelmismonombredelaescritoracanariaMer...youtu.beElはスペイン語で彼という意味。英語のHe。「お父さん
1月23日は、ジャンヌ・モローの生誕96周年でした。(1928年1月23日生誕-2017年7月31日死没)それを記念してジャンヌ・モローの作品を紹介しています。『小間使の日記』(1963)監督ルイス・ブニュエル共演ミシェル・ピッコリ脚本ルイス・ブニュエル、ジャン=クロード・カリエール撮影ロジェ・フェルー【あらすじ】20世紀初頭。パリの小間使だったセレスチーヌは、田舎貴族の家に奉公に来る。狩猟と女漁りに励む主人、家の実権を握る夫人、婦人靴に執着するその父、粗野
監督:ルイス・ブニュエル1929年公開所要時間:16分本作は、1929年に制作されたフランス映画で、ルイス・ブニュエルとサルバドール・ダリによって手掛けられました。たった16分しかありませんが、狂気に満ちた内容は人の記憶にずっと残るものです。人の目玉をナイフで切り裂くシーンはあまりに有名ですが、実際は牛の死体の目を使って、人間の目のように周囲を加工したものです。もちろん当時はCG技術もありませんでしたから、物理的な加工や装飾で表現していました。
『忘れられた人々(Losolvidados)』は、ルイス・ブニュエル監督が1950年にメキシコで撮った作品です。メキシコの大都会の片隅で、少年刑務所を脱獄したロベルト・コボ(役名:エル・ハイボ)は、彼が率いていた悪童達と再会します。彼等が、体に笛や太鼓をくくりつけた盲目のストリート・ミュージシャンのミゲル・インクラン(役名:ドン・カルメロ)に仕掛けた強盗は未遂に終わりましたが、ミゲル・インクランを追跡した彼等は、彼を殴り楽器を破壊します。ロベルト・コボはアルフォンソ・メヒア(役名:
欲望のあいまいな対象1984年11月3日公開二つの顔をもつ一人の娘に翻弄される初老のブルジョワ紳士の姿を描く。あらすじスペインの南の町セビリア。一見平和なこの町でも、正体不明のテロ事件が頻発していた。初老のブルジョワ紳士マチュー・ファベールが、あわてて駅にやって来てパリ行きの切符を買った。バカンス・シーズンの観光客で混雑する駅。マチューが乗り込んだ一等のコンパートメントには、子連れの婦人、判事、心理学教授が乗り合わせた。そこへ、マチューを追って若い女がやって来る。追いすがる彼女に
2017年7月23日記事魅せて下さる名作・・・酔います。ドヌーヴ様16歳設定から開始ルイス・ブニュエル監督作品(フランス)95分カトリーヌ・ドヌーヴ様、フェルナンド・レイ様、フランク・ネロ様他。嗚呼、ここに、スペイン人のヘンタ*さんいらっしゃい、の監督が~っ。先日とは違い、これは目いっぱい「ドヌーヴ様」映画。16歳で孤児となり、老貴族のドン・ロペに引き取られることになるトリスターナ。まだおさげ髪で化粧っけもない・・・けど、ドヌーヴ様ですけえ
「去る者は追わずだ」鼠が沈没船から逃げ出すように召使たちが次々と屋敷から出ていく。なぜ出ていくのか?本人たちにも分からない。入れ替わるように富裕層の客たちが大邸宅へ集まりパーティをはじめる。主催者夫妻は「早く客に帰ってほしい」と思っているが催促できない。一方、客のほうは「主催者が終宴の挨拶しないと帰れない」とタイミングを待っている。ぐずぐずしているうちに夜が明け、全員が部屋から出られなくなった。自由に出入りできるはずの屋敷からなぜ出られないのか理由は誰にもわからな
2015年8月19日記事2021年5月3日再掲エリザベス女王からカトリーヌ・ドヌーヴ様へ・・・ひとつのシーンの中に、幾つ名場面が含まれてるか。ブニュエル監督、やってくださいましたわ。えらい豪華な。次、どうすればいいんでしょう。セヴリーヌの目に映る車椅子「将軍たちの夜」等の脚色にも参加している作家、JosephKessel(ジョゼフ・ケッセル)著「Belledejour(昼顔)」を、CatherineDeneuve(カトリー
シネマヴェーラ渋谷スペイン・メキシコ時代のブニュエルより製作年:1951年製作:メキシコ監督:ルイス・ブニュエル脚本:ルイス・アルコリサラケル・アルコリサ原作:カルロス・アルコリサ撮影:ホセ・オルティス・ラモス音楽:マヌエル・エスペロン出演:フェルナンド・ソレルアリシア・カロフェルナンド・ソトルーベン・ロホ1992年4月4日公開行商人のドン・キンティン(フェルナンド・ソレル)は妻子と3人で暮らしていましたが、妻のマリアは実入りの少ない夫に不満を覚えていまし
シネマヴェーラ渋谷スペイン・メキシコ時代のブニュエルより製作年:1950年製作:メキシコ監督:ルイス・ブニュエル脚本:ハイメ・サルバドールロドルフォ・ウシグリルイス・ブニュエル原案:マヌエル・レアチ撮影:ホセ・オルティス・ラモス美術:グンテル・ヘルソ音楽:ラウル・ラヴィスタ出演:ロシータ・キンターナフェルナンド・ソレルヴィクトル・マヌエル・メンドーサマリア・ジェンティール・アルコス1987年7月25日公開少年院に収監されているスサーナ(
本日8月18日は、キャロル・ブーケの生誕66周年です。それを記念して、キャロル・ブーケの作品を取り上げます。■キャロル・ブーケ(CaroleBouquet)1957年8月18日パリ生まれ修道院を出てソルボンヌ大学で哲学を専攻。卒業後にコンセルヴァトワール大学で演技の勉強をする。1977年『欲望のあいまいな対象』でアンヘラ・モリーナと二人一役という難役を演じて高い評価を得る。1981年『007/ユア・アイズ・オンリー』でボンド・ガールに抜擢され花を添えていた。その後は『愚か者
画像引用元:www.amazon.co.jp■原題:LosOlvidados■監督:ルイス・ブニュエル■1950年🇲🇽85分「アンダルシアの犬」「黄金時代」などで知られるシュルレアリスム映画の巨匠ルイス・ブニュエルのメキシコ時代を代表する作品。悪行に手を染める少年たちの生態を描き、1951年・第4回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した。大都会メキシコシティのスラム街。感化院を脱走した少年ハイボは、街の不良少年たちのボスに返り咲く。ハイボは自分が
今回の映画ブログはスペインの鬼才ルイス・ブニュエルが61年に発表した「ビリディアナ」。一言でいうといかにもブニュエルな作品です。いかにもって言われてもわからんって人もいると思いますがなんというか人間の欲望や堕落主に性的欲望を書く監督でとにかく独特な作風には違いないです。あらすじはというと修道女のビリディアナは金銭的な仕送りはしてもらっているもののたった一度しか会ったことがない叔父ハイメに嫌悪感を持っています。指導者の立場にあるシスターの命令で叔父の来訪の頼みを聞き
「欲望のあいまいな対象」(原題:Cetobscurobjetdudésir)「欲望のあいまいな対象」予告編1977年8月14日公開。二つの顔をもつ一人の娘に翻弄される初老のブルジョワ紳士の姿を描く。脚本:ルイス・ブニュエル、ジャン=クロード・カリエール監督:ルイス・ブニュエルキャスト:フェルナンド・レイ:マチュー・ファベールキャロル・ブーケ:コンチータアンヘラ・モリーナ:コンチータミレナ・ヴコティッチ:子連れの婦人ジャック・ドバリー:判事
「ブルジョワジーの密かな愉しみ」(原題:LeCharmediscretdelabourgeoisie)「ブルジョワジーの密かな愉しみ」予告編1972年9月15日公開。ラテン・アメリカの小国の駐仏大使と彼を取り巻くブルジョワを描く。アカデミー外国語映画賞受賞作。脚本:ルイス・ブニュエル、ジャン=クロード・カリエール監督:ルイス・ブニュエルキャスト:ラファエル・アコスタ:フェルナンド・レイ-駐仏ミランダ共和国大使。フランソワ・テブノ:ポ
「小間使の日記」(原題:LeJournald’unefemmedechambre)「小間使の日記」プレビュー1964年公開。ルイス・ブニュエル監督の代表作。監督ルイス・ブニュエル脚本ルイス・ブニュエル、ジャン=クロード・カリエールキャスト:セレスチーヌ:ジャンヌ・モロージョセフ:ジョルジュ・ジェレモンテイユウ氏:ミシェル・ピッコリモンテイユウ夫人:フランソワーズ・ルガーニュラブール氏:ジャン・オゼニングあらすじ:容姿端麗で賢い
<ケッセル、ジッド>1257「昼顔」ジョゼフ・ケッセル長編堀口大學:訳新潮文庫医者の妻として夫を深く愛しながら、昼下りの売春宿で男たちに荒々しく抱かれることに喜びを覚えるセヴリーヌ――。貞淑な妻と、「昼顔」という名の売春婦とに自己を引き裂かれ、恐怖と倒錯した快感との間で揺れ動く女性の心理を克明に描いて、恐るべき破局に至る。精神と肉体の離反の悲劇を浮彫りにし、発表当時、その描写が轟々たる論争を巻き起したケッセルの代表作。
4月24日月曜日〜その6LOTTEカカオの恵み60%を摘み、13時より14時まで三度寝。北方謙三著『完全版十字路が見える2西陽の温もり』を読む。P103、ルイス・ブニュエル監督の「昼顔」のことが出てくる。(写真)カトリーヌ・ドヌーヴの主演作。DVDコレクションにございます。
「アンダルシアの犬」(原題:UnChienAndalou)「アンダルシアの犬」プレビュー1929年6月26日公開。フランス映画史上最高のシュルレアリスムとされる作品。脚本:ルイス・ブニュエル、サルバドール・ダリ監督:ルイス・ブニュエル出演者:ピエール・バチェフシモーヌ・マルイユハイメ・ミラビエスサルバドール・ダリルイス・ブニュエルあらすじ:「昔々、ある所に…」カミソリを研ぐ男。夜空に月。カミソリで女の眼球を切る。「8年後…」自
「ビリディアナ」(原題:Viridiana)「ビリディアナ」予告編1961年8月28日公開。第14回カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞。脚本:ルイス・ブニュエル、フリオ・アレハンドロ監督:ルイス・ブニュエルキャスト:シルヴィア・ピナル:ビリディアナフランシスコ・ラバル:ホルヘフェルナンド・レイ:ドン・ハメイあらすじ:学費を出してくれた伯父・ハイメ(フェルナンド・レイ)から、訪問の依頼をうけたビリディアナ(シルヴィア・ピナル)は、渋々旅立った
どうも。国会議員になれば儲かって金持ちになるのではなく、金持ちの世襲ボンボンが国会議員になりやすいのです。そこを妬みや僻みで見誤って歳費削減などしたら、国会議員に優秀な人材は集まらないでしょう。民間企業に勤めた方が儲かりますから。それはさておき、映画の感想文を書きます。今回は『忘れられた人々』です。大都会メキシコシティのスラム街。感化院を脱走した少年ハイボは、街の不良少年たちのボスに返り咲く。ハイボは自分が感化院に送られたのはジュリアンの密告のせいだと知り、密かに復讐を誓う。ハイボ率
1974年にルイス・ブニュエルが監督した『自由の幻想(LeFantômedelaliberté)』は、彼のシュルレアリスム作品『アンダルシアの犬』(1929)の流れを感じさせる、観客の合理的解釈を拒んでいるかの様な前衛的作品です。フランスに占領されている1808年のスペインのトレドでは、ナポレオン軍が自由を叫ぶスペインの反乱軍を処刑します。ナポレオン軍はカトリック教会に野営し、聖体拝領用のウエハースを貪り食います。大尉がドニャ・エルビラ・デ・カスタニェダの像を冒涜しようとした時
カトリーヌ・ドヌーヴは、37歳の『終電車』の大成功のあと、引退を考えたのですが、38歳のときのアンドレ・テシネ監督との出会いにより、キャリアを継続させていきます。大作映画や娯楽映画やコメディ映画にも出て、『インドシナ』で再度成功を収めます。また、その一方でお気に入りの監督の作品や、新進の監督の低予算映画にも出演し続けました。『犯罪の系譜』(1997)監督ラウル・ルイス共演ミシェル・ピッコリ、メルヴィル・プポー、ベルナデット・ラフォン、マチュー・アマルリック撮影ステファン・
ルイス・ブニュエルとの「昼顔」で美人だけでなく圧巻の演技で有名になったドヌーヴであるがそれを更に進めて際立つまでに彼女の演技派として有名になった孤児で圧倒的な美人である彼女は金持ちの養女としてまぬかれるが養父は彼女を「女」として見ており、それを感じて彼女は養父を嫌い。養父役はフェルナンド・レイ
どうも。あき竹城&たこ八郎のビッグカップルが成立していたら、仲人は由利徹か赤塚不二夫で、結婚式にはタモリや山本晋也が出席したのでしょうね。竹城さんのご冥福をお祈り致します。それはさておき、映画の感想文を書きます。今回は『黄金時代』です。サソリの生態ドキュメンタリーから始まるシュールなイメージの連続。1930年製作のフランス映画で、日本劇場未公開作品。監督はルイス・ブニュエルで、出演はガストン・モドー、リア・リス、マックス・エルンスト。シニア向け雑誌みたいな邦題ですが、『アンダル
画像引用元:www.allcinema.net■原題:LAVOIELACTEE■監督:ルイス・ブニュエル■出演:ポール・フランクールローラン・テルジェフ■1968年102分無神論者のレッテルを貼られそれを忌み嫌ったブニュエルによる<福音書>。現代からキリストの時代へ、あるいは中世へ、18世紀へ、4世紀へ--SF映画のように自由闊達に飛びながら、パリ郊外からスペインの聖地サンチャゴに至る<銀河>をゆくふたりの怪しげな巡礼ピエールとジャンの冒険譚
【ルイス·ブニュエル監督特集上映公式サイト】ルイス・ブニュエル特集上映デジタルリマスター版男と女2022年1月21日(金)~2月10日(木)角川シネマ有楽町にて開催bunuel-filmfes-japan.com【英語字幕付フランス語版予告編nirvadvdチャンネル2012/10/20公開:2分00秒】Cetobscurobjetdudésir-Bande-annonceRetrouvezlachroniquedufilmetduBlu-rayd