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今でも時々思い出すんだ。平成2年の年末年始は、病院で過ごしたこと。平成元年12月7日に右膝からがん細胞を摘出し、新しい骨としてわたしの身体を支えてくれる人工関節を入れ、術後初の抗ガン剤治療をクリスマスあたりに始め。術後の抗ガン剤治療はわたしは初めて投与する薬でね、本当にキツかった。初めて「ここまで吐いた」ってくらい、吐いた。食欲はもちろん体力も戻らず、とてもじゃないけど外泊して沼津の自宅で正月を迎えるような状態ではなく、泣く泣く病院で年末年始を過ごしたなあ。中3。15歳。
昨日の「ふくseeぬまづ福祉まつり」にリレーフォーライフジャパンながいずみチームで参加しました。楽しかったーステージでコーラス隊になり。リレフォながいずみチームのテーマソングが出来上がってね、お披露目も兼ねてステージで歌って、わたしたちサバイバー(がん経験者)はコーラス参加したのです。美味しいものもたらふく食べ。食べてるところを撮られ。笑わたしは義足で。みんなのようにちゃかちゃか歩けないけれど、特に困っていなくて。困るとしたら、あんまり歩くと足が痛くなるくらいで。ヘルメッ
またまたブログが書けないのーちっとも忙しくないのよ、忙しくて書けないわけじゃなくて。幸せの小人たちに囲まれるようになって、ますます幸せが溢れ出して止まらなくて先週末は、急遽岡崎市へ。沼津を出発した16時頃は大雨でどうなるかと思ったけれど、浜名湖辺りでこんなにキレイな空になって。会場着いたら星も見えてね、すっかり雨は止んでいました。リレフォ岡崎のHOPE。サービスエリアでも会場でもたらふく食べて、笑夜中1時過ぎに沼津に戻り、〆のラーメン。爆笑あれダメこれダメを辞めてわたしが頑
あの吐き気を経験している人は、批判なんてしない。ううん、良いも悪いもない。抗がん剤治療中ってね、食べ物を目にするだけでも、水を見ただけでも、吐くの。それでも、点滴よりは口から栄養をと思って、どんなものでも何とか口に入れるの。防腐剤いっぱいのパン一口かもしれないし、カップラーメン一口二口かもしれない。でもね、それを口に入れて「吐かない」でいられた時って、「よし、これでまた治療頑張れそうな気がする」って、ものすごく力になるんだよ。├病気のこと|水香/tsukiakari