ブログ記事7,120件
本論文は、精管再吻合術(パイプカット後再開通術)の治療成績が術者間で異なるかについて検討したものです。FertilSteril2026;126:499(米国)doi:10.1016/j.fertnstert.2026.06.005要約:米国の8施設、12名の術者により精管再吻合術(精管精管吻合術、精管精巣上体吻合術)を実施した4,568名のうち、2回以上の精液検査を受けた2,398名、1年以降に検査を受けた1,222名の精液所見を後方視的に解析しました。
リプロダクションクリニック(東京・大阪)では、10/150:00(10/1424:00)より、当院で採用しております予約システム「アットリンク」がシステムメンテナンスのため一時休止しており、現在も休止状態が継続しております。なお、現時点では明確な復旧の目途は立っておりません。復旧の第一報はブログ上で行います。次回の情報更新は10/19(月)19:00ごろを予定しております。なお、影響範囲は予約システムとお呼び出しのみですが、予約システムは皆様へのアプリ連絡にも使用しておりまし
本論文は、培養室における人工知能(AI)活用の現状と今後の展望についての米国生殖医学会(ASRM)による見解です。FertilSteril2026;126:494(米国)doi:10.1016/j.fertnstert.2026.05.004要約:人工知能(AI)は1990年代のチェス世界王者とディープ・ブルーの対局を機に一般に知られるようになり、2000年代には医療の画像診断で存在感を示してきました。現在、生殖医療の分野にもAIの波が及んでおり、特に胚選択への応用が注目されて
ブログを始めて14年1ヶ月(5,174日)になりました。のべ9,986回の情報提供を致しました。このうち質問コーナー(Q&A)は4,555回を占めます。最新の論文を紹介していますので、通常のクリニックではまだ取入れられていないことも多くあります。なお、論文に記載された内容以上のデータはありませんので、ご了承ください(詳しく教えてくださいなどの質問が時にありますが、直接著者へお問い合わせください)。また、論文の内容を可能な限り忠実に日本語で紹介しており、基本的に私の考えは入っておりません
☆マークのついているものは、特にお勧めの記事です。☆マークをつけた記事を一覧にしてみました。なお、☆の数が多いほど(1~3個)お勧め度が高くなっています。2026.7.5「☆モザイク胚移植による妊娠成績」2026.7.14「☆自然周期か修正自然周期か:メタアナリシス」2026.7.17「☆幹細胞由来の胚モデルの研究指針」2026.7.21「☆PGT-Pとは?」2026.7.23「☆不育症患者でのPGT正常胚3回移植成績」2026.7.25「☆生殖医療で用いられる用語」20
本論文は、1PNや3PN由来の胚盤胞のPGTについて費用対効果を検討したものです。FertilSteril2026;126:509(イタリア)doi:10.1016/j.fertnstert.2026.06.012要約:2013〜2022年にイタリアの一つのARTクリニックにおいて実施した顕微授精による採卵周期でPGT-Aを行い、1PNや3PN由来の胚盤胞を含む8,334周期と2PN由来の胚盤胞のみの826周期を対象に、最大2回の治療周期にわたる費用対効果を解析しました。結果は
本論文は、親世代のTTP(timetopregnancy、妊娠までにかかった期間)が、お子さんの不妊リスクと関連するかについて検討したものですFertilSteril2026;126:547(デンマーク)doi:10.1016/j.fertnstert.2026.06.018要約:1984〜1987年にデンマークで実施した出生コホート「HealthHabitsforTwo」に参加した母親から生まれた11,144名のお子さん(男児5,717名、女児5,427名)を対象に
本論文は、PGTで得られたデータを再解析することでテロメア量を推定する指標「Teloscore」を新たに導入したパイロット研究です。FertilSteril2026;126:334(台湾)doi:10.1016/j.fertnstert.2026.04.003要約:2023〜2025年に台湾のひとつの施設でPGTを実施した1,451組、5,251個の胚盤胞を対象に、PGTで得られるデータを再解析し「TTAGGGTTAGGG」というテロメア特異的な12塩基モチーフの出現頻度を10
アメブロでは、2013.8.29より「いいね」が導入されました。100件以上「いいね」がついた「リプロとブログ記事」を多い順にご紹介いたします。いいね数8702013.5.13「☆マークのついたブログ一覧」5652014.6.18「☆私の目指す生殖医療:ブログ読者のお便りから」4142017.12.31「1年間ありがとうございました」3812016.9.18「日本受精着床学会にて学会賞受賞!!」3702018.2.20「リプロ東京開院1年」3102016.10.2
本論文は、米国の女性退役軍人を対象に、社会的・経済的要因が不妊治療へのアクセスにどう影響するかを検討したものです。FSRep2026;7:280(米国)doi:10.1016/j.xfre.2026.05.003FSRep2026;7:265(米国)コメントdoi:10.1016/j.xfre.2026.06.004要約:2016〜2020年の全米のデータを用いて、12か月以上妊娠が成立していない20〜45歳の女性退役軍人589人を分析しました(横断研究)。不
アメブロでは自分のブログデータの解析が可能で、過去1か月間にアクセス数が多かった記事を知ることができます。過去1か月ですから、当然その間の記事が上位にきますが、それ以前の記事もランクインしています。そのような記事は長期的に人気が高いことになります。今回は、過去1か月より前に紹介した記事の中でランクインした上位9位をご紹介致します。12025.10.18「Q&A4454妊娠中のリステリア感染について」22023.12.9「Q&A3870胎嚢が小さいと言われました」32021.5
本論文は、ARTクリニックにおける「症例の振り返りミーティング」の意義についての論説です。FertilSteril2026;126:263–264(米国)doi:10.1016/j.fertnstert.2026.05.160要約:著者が1989年にレジデントを開始した当時、妊娠成立に至らなかった症例を対象に、指導医・フェロー・胚培養室長・研修医・医学生・ソーシャルワーカーが一堂に会して振り返る週1回の多職種カンファレンスが行われていました。当時は妊娠が成立する方が少なく「何を
本論文は、肥満治療の薬物療法について生殖医療専門医を対象にアンケート調査したものです。FSRep2026;7:290–292(米国)doi:10.1016/j.xfre.2026.06.002要約:2024年に米国生殖医学会(ASRM)の「肥満と生殖ジャーナルクラブ」に参加した199名を対象に、15項目からなる無記名アンケート調査を実施しました(回答率17.5%、35名)。回答者の91%が医師、63%が米国内で診療、35名中12名が21年以上の臨床経験を有していました。
本論文は、分娩後大量出血から17年後に、慢性的な倦怠感を主訴として初めてシーハン症候群(汎下垂体機能低下症)と診断された症例報告です。FSRep2026;7:322(米国)doi:10.1016/j.xfre.2026.03.002要約:45歳女性、妊娠1回、出産1回。既往歴に特記事項なし。中国から米国へ移住した1か月後に、進行性のふらつき、呼吸困難、悪心・嘔吐、下肢の筋肉痛を主訴に救急外来を受診しました。問診の結果、過去17年間にわたる慢性的な倦怠感、全身脱力感、顔色不良、
本論文は、未熟卵を体外で成熟させる新しい培養法「CAPA-IVM法」で生まれたお子さんの発達を、通常の体外受精と比較したランダム化試験です。FertilSteril2026;126:436(ベトナム)doi:10.1016/j.fertnstert.2026.02.023FertilSteril2026;126:439(米国)コメントdoi:10.1016/j.fertnstert.2026.05.169要約:2018〜2019年にベトナムの一つの施設で実施したC
9月のアクセス数ベスト10の記事は次の通り。12026.9.6「嬉しい報告:45歳、リプロ東京で治療し出産」22026.9.10「☆採卵にはAMHよりも年齢が重要」32026.9.13「Q&A4555移植3回、一度も着床しません」42026.9.5「Q&A4554ドナー卵子でも上手くいきません」52026.9.7「低AMHではBMIが重要!?」62026.9.1「鈴虫寺の教えその3」72025.10.18「Q&A4454妊娠中のリステリア感染について」8
好かれる人13選相手の話を最後まで楽しそうに聞く。誰に対しても態度を変えずに接する。「ありがとう」「ごめん」が素直に言える。他人の小さな変化や頑張りに気づいて褒める。言い訳をせず、自分の非を素直に認める。不機嫌を顔に出さず、自分の機嫌は自分で取る。完璧を装わず、自分の弱みや失敗も見せる。陰口には乗らず、その場にいない人を褒める。見返りを求めず、損得勘定抜きで優しくする。どんなに小さな約束や時間でも必ず守る。他人の成功や幸せを自分のことのように喜ぶ。正論で相手を追い詰め
「嬉しい報告」はとても人気の高い記事です。アメブロでは、2013.8.29より「いいね」が導入されました。100件以上「いいね」がついた「嬉しい報告」を多い順にご紹介いたします。いいね数5982016.10.26「嬉しい報告」4252017.2.14「嬉しい報告:子供ができてもできなくても夫婦の絆が大切」4012017.2.18「嬉しい報告:遺残卵胞とされていた卵胞で妊娠」3642017.9.18「嬉しい報告:千葉からリプロ大阪に転院」3272014.9.25「嬉し
今月の誌面上バトルは、ドナー卵子は新鮮と凍結のどちらが良いかについてです。FertilSteril2026;126:256(米国、オーストラリア)doi:10.1016/j.fertnstert.2026.06.010FertilSteril2026;126:255(米国)コメントdoi:10.1016/j.fertnstert.2026.06.009要約:ドナー卵子は新鮮と凍結のどちらが良いかについて、新鮮派4名と凍結派2名の意見を紹介します。新鮮派・米
本論文は、胚移植当日の女性の主観的健康感が、妊娠成績に関連するかどうかについて検討したものです。FSSci2026;7:346–356(中国)doi:10.1016/j.xfss.2026.05.005要約:2024〜2025年に一つの不妊センターで凍結融解胚移植を受けた800人の女性を対象に、移植当日に「身体的健康」「精神的健康」「社会的健康」「総合健康」の4領域からなる自己評価健康尺度(48項目)を用いてアンケート調査を実施しました。各領域のスコアを三段階(良好・普通・不
本論文は、受精卵が1個しか得られなかった患者において、初期胚移植と胚盤胞移植のどちらが出産率が良いか検討したものです。HumanReproduction2026;41:1106–1114(オーストラリア)doi:10.1093/humrep/deag075要約:2009〜2022年にオーストラリアとニュージーランドのARTデータベース(ANZARD)を用い、初回採卵で受精卵が1個のみで、出産歴のない女性11,163人を対象に、初期胚移植(6,505人)と胚盤胞移植(2,216人
「雑感」はブログらしい記事です。アメブロでは、2013.8.29より「いいね」が導入されました。100件以上「いいね」がついた「雑感」の記事を多い順にご紹介いたします。いいね数7632013.2.1「私が産婦人科を選んだ理由」4432016.5.5「☆日本人の弱点:自然○○に弱いこと」4102014.5.1「石川先生と私」3992016.6.1「☆妊娠治療の盲点②:医師の視点と患者さんの視点の違い」3602016.6.11「Q&A1118☆体外受精が保険適応になら
本論文は、不妊治療を受けている夫婦におけるマルチビタミンサプリ使用状況と、妊娠転機との関連を前方視的に検討したものです。FertilSteril2026;126:391(米国)doi:10.1016/j.fertnstert.2026.04.008要約:2013〜2017年に米国4施設で行った、男性への葉酸と亜鉛サプリを投与したFAZST試験とその女性パートナーのライフスタイルを調査したIDEAL試験のデータ(JAMA2020;323:35)を用いて二次解析を行いました。
リプロダクションクリニック「大阪」「東京」は毎日診療をいたしております。10月の松林の診察日については、下表をご覧下さい。診察日を記載していますので、お間違いないようお願いいたします。今月は、国際学会のバックアップなどのため変則的な勤務になっております。当院は、高度な診療を行うため、常勤と非常勤を合わせて、現在生殖医療専門医が27名おります。当院は松林、竹内、土信田、大原を中心に議論を重ね、一貫したリプロダクションクリニックの治療方針を徹底しておりますので、松林が不在の日にも不都
本論文は、反復着床障害(RIF)に関する、米国生殖医学会(ASRM)の見解です。FertilSteril2026;126:277–293(米国)doi:10.1016/j.fertnstert.2026.03.026要約:米国生殖医学会(ASRM)は、反復着床障害(RIF)を「良好胚盤胞を移植し、95%の累積妊娠率(妊娠反応陽性)に達するはずの移植回数を行っても妊娠成立に至らない状態」と定義します。具体的な目安としては、PGT正常胚では胚移植3〜6回の不成功、非PGT胚ではより
久しぶりに、友達と遊びます子供達は夫に預けて。今、バイバイをしましたが、娘も、息子も機嫌良くバイバイしてくれました。夫、ありがとう😊今回のお友達は、リプロに通ってる中学からの友達です。まだ妊娠にはいたらず、また次の移植まで日が空いてしまうとのことなので、じゃぁ飲もうとなり、私が新居にお邪魔することになりました。お友達と子供なしで遊ぶなんて、久しぶり!ゆっくりお祝い🥂しようと思います。友達が都会に住んでるから、遠いぜ笑
本論文は、正常胚移植における肥満と流産リスクの関連を検討したものです。FertilSteril2026;126:265(米国)doi:10.1016/j.fertnstert.2026.04.016FertilSteril2026;126:275(UAE)コメントdoi:10.1016/j.fertnstert.2026.05.161要約:2019〜2023年に、米国9施設で初回、自己卵、単一正常胚移植を行なった14,990人を対象に、肥満(BMI≥30.0、3,
アメブロでは、2013.8.29より「いいね」が導入されました。100件以上「いいね」がついた記事を多い順にご紹介いたします。いいね数6642013.1.23「☆☆☆不妊クリニック通院前にして欲しいこと」5972016.10.24「ただ赤ちゃんを授かりたいだけなのに、、、」5352015.7.10「ルイボスティーについて」4812014.5.29「☆☆妊娠には「ニュートラルな気持ち」で!」4402015.11.7「☆☆妊娠判定陰性の時の考え方:オプション検査の是非」
本論文は、欧州生殖医学会(ESHRE)による2019〜2021年のPGTデータ報告です。HumReprod2026;41:1050(欧州各国・多施設共同)doi:10.1093/humrep/deag081要約:2019〜2021年の欧州45施設14,731件のPGTデータを分析しました(PGT-A8,492件、PGT-SR874件、PGT-M3,782件、併用1,583件)。前回調査の2018年と比べ、PGT-MとPGT-SRが減少し、併用検査が増加しました。PGT-A
本論文は、精子DNA損傷(DNA断片化、SDF、DFI)検査に関するミニレビューです。HumReprod2026;41:1024(ブラジル、デンマーク)doi:10.1093/humrep/deag056要約:精子DNA損傷が生じるメカニズムとして、Aitken-DeIuliisの2段階仮説が提唱されています。第一段階は精子形成の過程で、クロマチン(DNAを収納する構造)の再構築が不完全なために生じる潜在的な傷、第二段階は射精後や精巣上体を通過する際に生じる酸化ストレスによる