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「無事に開催できるだろうか」第9回世界ラートチームカップがいよいよ始まるという直前まで、不安に覆われていた2019年の4月。それもそのはず。日本代表選手としての練習と大会の準備の両立は、想定してはいたものの相当の負荷がかかりました。上手くいったりいかなかったりで、気持ちの浮き沈みも大きくなりました。心身ともに擦り切れる寸前だったと思います。今だから落ち着いて振り返れますが、当時はギリギリの状況でした。「2兎を追うものは1兎をも得ず」という言葉がありま
昨日,一昨日は,手賀の丘少年自然の家にてラート講習会が開催されました。私は,指導員として月末に予定されているジュニア大会に出場する選手のグループを担当させていただきました。さて,この記事では,その跳躍の指導のために考えた練習のステップについてまとめます。1stステップ:勢いよく開脚跳びができるまず,スタンディングの前に,開脚跳びがスムーズにできることが重要です。「スムーズ」というのは,「勢いつき過ぎちゃって困るなー」というくらい,スムーズにできれば,問題なく次のステッ
21日に秋田県立体育館で行われた、ラート競技の世界チームカップを観戦しました。ラートとは、体操競技の1種で、写真のような大きな輪を操作して演技する競技です※会場は撮影OK(フラッシュ禁止)でした。ハムスターが車輪を回すのをちょっと彷彿とさせるかも(*^^*)世界的な大会が開催されるのは、日本どころかアジアで初めてだそうです。現在、世界選手権の男子個人総合で2連覇中の高橋靖彦選手が秋田出身で、秋田のプロバスケチーム所属ということから、大会を誘致したようです。今回行われたチームカップは
皆さん、ラートの国際選手権が今年の春、日本にやってくることをご存知でしょうか?な、な、なんとアジア初開催が日本の秋田県に決定いたしました!ラートファンはもちろん、ラートって何?っていうラートビギナーの皆さんにも是非とも観戦しに来て頂きたい大会です!!今年の日本代表選手は2014年、ドイツ、ベルリンにて開催された世界ラートチームカップにて優勝したメンバーが再集結しています。5年経った今、更にパワーアップした日本チームの活躍にも期待が高まります!!第9回世界ラートチームカップ世界ラートチ
ブログを開いて下さったみなさま!こもねカップ2019は,明日(3/31(日)),筑波大学附属桐が丘特別支援学校体育館にて開催されます。小竹向原駅(東京メトロ有楽町線・副都心線)から,徒歩10分程度のところになります。競技開始は,13:00です。(その後のプログラムは,進行の都合により変更されることがございます。予めご了承下さい。)©KotaroTakezono(写真は,こもねカップ2018のもの)こもねカップ2019は,4月21日に開催されます世界チーム
本日の審判勉強会を終えて,いくつかの修正を加えた採点用紙を公開します。跳躍については,変更ありません。□音楽つき直転□斜転□跳躍なお,勉強会の過程で,IRVより発行されているいくつかの新しい資料について確認しました。□IRV-Vault-Regulations-2019-2020-English-v1_0□2019-2020-IRV-General-Regulations-for-Spiral-Version-2.1-ENGLISH-24
今年は,チームカップ秋田で開催されます。楽しみです!!ですから,今年は,こもねカップでなくても,国内で,音楽つき直転の競技/観戦ができます!(笑世界の一流選手が,秋田には集まりますから,みなさん,秋田へGO!そうは言っても!みなさん,チームカップ直前の日本代表選手達をこもねカップから応援しましょう!そして,手を伸ばせば触れられるほどに近くで観戦できるのは,こもねカップだけです!日本代表を目指す選手のみなさんは,次の世界選手権を目指して,1年開けちゃうのはもったいな
2018年度ラート関連スケジュールまとめ(2018.6.27現在)国際審判員資格講習会7月19日〜22日@筑波大学中央体育館二階会議室主催:日本ラート協会第14回全日本学生ラート競技選手権大会8月18日(予選)19日(決勝)@茨城県つくば市桜総合体育館主催:第14回全日本学生ラート競技選手権大会実行委員会2018年度夏季ラート実技講習会(学生対象)8月20日〜21日@筑波大学体操場主催:日本ラート協会2018年度夏季ラート実技講習会(一般対象)9月8日〜9日
現在スイスにて開催されている、第13回世界ラート競技選手権大会にて、自身3度目となる個人総合優勝を果たした、ラート日本代表高橋靖彦選手!おめでとうございます!全体のレベルも非常に高い試合の中で、しかもあの短時間で3種目実施する、集中力と体力、極限の中で、戦いあれだけの成績を出した高橋選手、本当にスゴイです!!リスペクトラートファンは眠れぬ1週間です深夜ではありますが、ライブストリーミングがあるので皆で日本からパワーを送りましょう!5月12日(土)AM2:00~AM4:30団体決勝&シ
来年,日本にチームカップがやってきます!すごいことです!!本邦初の世界大会です!!詳細は,以下のブログをご覧下さい。↓↓↓↓【ラート】ILoveWheelGymnastics!【大好き!】
ご参加のお申し込み,ありがとうございました!さて,昨日の申し込み締め切り時点での各種目出場者数は,以下の通りとなりました。跳躍11斜転13ジュニア直転4音楽つき直転10(大会の常ではございますが,棄権等により参加者数が変動する場合がございます)今年も多数のお申し込みをいただきました。ありがとうございます!!今年は,ジュニア直転と総合の表彰を設けました。今年のメダルは全部で15枚です!!ラートファンのみなさまにおかれましては
今年のこもねカップは,世界選手権日本代表選手団壮行会を兼ねて実施します!国内で,音楽つき直転の競技/観戦ができるのはこもねカップだけ!!世界最高難度の斜転の競技/観戦ができるのはこもねカップだけ!!でも,跳躍は,全日本選手権が,事実上の世界一決定戦です。とはいえ!選手として出場してもッ!観戦してもッ!大興奮マチガイなしッッッ!!!みなさまのご参加をお待ちしております。----------2018年3月5日こもねカップ2018ラート競技大会
いよいよ年に一度のラート全日本選手権です!!ラートに少しでも興味を持ってくれたそのアナタ!!会場に足をお運びください。世の中にはこんなに面白いスポーツが存在しているんです。ようこそ、ラートの世界へ第23回全日本ラート競技選手権大会12月9日(土)予選12:00~17:0012月10日(日)決勝10:30~15:30つくばカピオサイバーダインアリーナ(TXつくば駅から徒歩5分)入場無料選手の皆さんっ実力を発揮できるよう、がんばってくださいね運営スタッフ、審
本日と明日!第13回全日本学生ラート競技選手権大会、通称インカレが松本大学において開催されます。大学スポーツとしても発展を見せるラート。熱い輪舞が繰り広げられることでしょう!!今からでも間に合います!気になる方は、是非観に行ってくださいね(`∀´)実施要項や試技順などはこちらのHPよりDLください>全日本学生ラート競技選手権大会実行委員会学生ラーターのみなさん、ガンバ!!!!○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○ラートパフォーマー吉田望オフィ
こんにちは🤗kyokoです。生涯スポーツ指導員の講習会を2日間、参加してきました。スポーツは、恐竜がいる時代から私達の先祖がしていたと教えて頂き、長〜い歴史があるんですね。そして、スポーツは、生涯必要なんですね。最後はリハビリと言うスポーツになるんですね。とても勇儀な時間を頂き感謝の気持ちでいっぱいです。ラート競技の先生に、リズム体操やストレッチを教えて頂きました。命を繋ぐ心肺蘇生も再確認してきました。生きる為のスポーツは生涯必要なんですね。私は、その中にyogaの指導を広めて
今年の夏、秋田県にて初となる、ラート講習会・体験会が開催されます!!ラート講習会・体験会in秋田日程:2017年7月15日〜17日会場:秋田中央シルバーエリア運動広場〒010-1412秋田県秋田市御所野下堤5丁目1−1秋田県出身で、ラート日本代表(世界選手権個人総合2連覇、世界チームカップ優勝、現役日本チャンピオン)の髙橋靖彦選手が中心となって、地元のご協力を得て開催の運びとなったようです。新たな土地での、ラートの輪の広がり、とても嬉しいですね!!初心者向けの
前回、前々回に引き続き、2016年にアメリカ、シンシナティにて開催された、世界ラート競技選手権大会の運営に携わって、吉田望が何をしていたの?!というお話の続き。其の一其の二本日の其の三は・・・③選手とWolfgangのあらゆるフォローもはや、「なんでも係」である。ヘッドコーチWolfgangは、朝のミーティングで何かあれば(私を指差し)NOZOMIへ!!ということで、時間に関係なく、困ったことがあった選手から、携帯にテキストメッセージ、
前回に引き続き、2016年にアメリカ、シンシナティにて開催された、世界ラート競技選手権大会の運営に携わって、吉田望が何をしていたの?!というお話の続き。>>①其の一OpeningGalaの演出・出演者の手配本日は②TeamUSAのスケジュール管理、連絡係一言では、説明しずらい、仕事内容である。エピソードもあるので、ここで紹介しよう。公式練習のスケジュール組み、連絡係がなぜ必要かというと、世界選手権では公式練習という時間があり、フロアが使える時間が各国に割
ちょうど一年前、日米ラート交流企画in日本開催の為に、日本で超多忙な日々を送っていながらも40日間アメリカ、シカゴに滞在していました。理由は、世界ラート競技選手権の運営の手伝いと、アメリカ代表コーチを頼まれたので。日本とアメリカの時差の問題もあり、早朝と寝るギリギリまで日本との連絡をとりながら、日米ラート交流企画の仕事をして、日中は、開催準備、teamUSAの練習をみる、という生活。ハゲそうなくらい、忙しく、ストレスが溜まっていたことを思い出す。(とわいえ、住み慣れたシ
R6a:後傾で側方抱え込みぶら下がりを伴うすべての運動と要素の組み合わせR6a.1):1周目:側方後傾抱え込みぶら下がり2周目:側方後傾ブリッジ技術:側方後傾抱え込みぶら下がりはこれまでのところ,先行する側方後傾ブリッジの後にしか実施されていない。しかしながら,その他の開始姿勢が可能である。面変換を伴わず,側方後傾ブリッジ回転から,両腕の間を通して足抜き後ろ回りをし,下リングのリンググリップに足を乗せる。両脚は,抱え込み姿勢を取る。再びステップが接地したとき
R5d:リングをつかんだ逆回転足抜き前回り(両腕の間を通る)を行うすべての運動R5d.1):(逆回転足抜き前回り,リンググリップの隣の両リングをつかむ,下リング上で下側の開脚バー付近に片足,もう片足を開脚バーとグリップバーの間に,一時的に歩幅程度に足をずらして立つ)下リング上で下側の開脚バー付近に片足,もう片足を開脚バーとグリップバーの間においた側方横開脚回転をする。手は,上側のグリップバーと開脚バーの間をつかむ。技術:足抜き前回りを開始する姿勢は,通常,ベルトレ
R5c:リングをつかんで足抜き後ろ回り(両腕の間で)をするすべての運動R5c.1):(回転方向と逆向きの足抜き後ろ回り,開脚バー付近のリングをつかみ,下リングのリンググリップ付近にわずかに開脚して立つ)下リングのリンググリップで横開脚側方回転,下リングのステップの隣をつかむ技術:この回転の開始は普通,側方回転である。この姿勢から,回転方向のステップと開脚バーの間の下リングに足を置き,1/4ひねりをしながら開脚バー付近をつかむよう手を伸ばす。足抜き後ろ回りをこの姿勢
動画の運動は,難度は何になるのでしょう?Whatdifficulty-valueisthemoveinVTR?[先行する運動:側方後傾ブリッジ回転][Precedingmove:Sidebridgebehind](フリーチェンジ,1/2ひねり,グリップ持ち替え)(freechangeand1/2turnwithchangeofgrip)ベルトレス側方回転SiderotationwithoutbindingD5eの「後傾ブリ
R5b:(面変換を伴わない)フリーチェンジと回転リングの変換を伴わない1/2ひねりの直後に後傾ブリッジ(または後傾ブリッジを含む要素の組み合わせ)1/2ひねりを伴うフリーチェンジは,側方後傾ブリッジ回転の前,あるいは2回転の要素の組み合わせの間に実施することができる。どちらの場合も,1/2ひねりを伴うフリーチェンジの直後に,少なくとも1周の側方後傾ブリッジ回転を実施しなければならない。技術:(1/2ひねりを伴う)フリーチェンジは,通常,側方後傾ブリッジ回転の前に,
R5a:側方回転中の倒立から後傾ブリッジへ[先行する運動:側方回転開脚ぶら下がり]R5a.1)(側方回転中の倒立で逆さまの姿勢から)後傾ブリッジ技術:この要素を実施するためには,1と1/2回転して逆さまになったときに,面変換をする。この点では,開脚ぶら下がり姿勢でジャンプして倒立になる準備と面変換を同時に行う。身体が右上にきたとき,足は再びラートに触れ,後傾ブリッジの準備ができている。認定:後傾ブリッジに至り,2回転実施しなければ,
R4a:1周目に〈ジャンプする倒立〉を実施する要素の組み合わせ(D4aとは異なるので注意)※D4aは,2周目に〈ジャンプする倒立〉を実施する要素の組み合わせR4a.1)1周目:下リングの開脚バー付近でリンググリップを掴む前方屈伸立ち姿勢からジャンプ(抱え込み,屈伸または開脚ジャンプ)して倒立し,後ろ側のステップから後ろ側の開脚バーまでの間にある下リング,後ろ側のステップまたは両リング上に足をのせ,身体を伸ばした前ブリッジ姿勢をとる。2周目:側方大斜転
R2a:1周目:後方フリーフライ回転から後ろビュッケを行い,後方フリーフライ回転に戻る(1/2ターン)2周目:前方フリーフライ回転から前ビュッケを行い,前方フリーフライ回転に戻る※ビュッケ=Bücke(独語)=pike(英語)=屈伸ビュッケは必ず,記載された順序で行わなければならない。2つの要素は,1運動以内に実施しなければならない。すなわち,連続した2回転において実施しなければならない。ビュッケの認定や実施について:前ビュッケについてはB6aを見よ。また
R1a:2周のうち1周を,下リングで足をそろえ(または片足),リングをつかんだベルトレスブリッジ。残りの1周は,なにをやってもかまわない。ベルトレスシュピンデルブリッジやそのバリエーションは除く。例)1周目:開脚大斜転から,片足をリンググリップ付近に置き,ステップ付近の下リングを握る。(握り替えて前足を後ろに揃える)2周目:低い方はグリップバーとリンググリップの間,高い方はで開脚バーとステップの間を握る,下リング上の後ろブリッジをする。立つ位置:足は揃えるが,以下のそれ
TEAMCUPの反省から,今後は演技構成におけるR難度の割合を高める努力もしていかなければなりません。R難度の足抜き後ろ回り。写真は、Mr.BartTreurenより。しかし,ふだんの練習には,コーチも,補助者も,相談できる仲間もいない僕にとって,危険も伴うR難度の練習は,僕の運動経験や感覚から,容易に技術のイメージが想像でき,修得可能性が高そうなものを選んで練習しなければなりません。そこで,次の投稿から,難度表のR難度を順番に見ていき,「できそうなR難度はどれか」検討してみたいと
これまでいろいろと反省してきましたが,すると,「いつまでラートを続けるつもり?」という疑問も湧いてきます。尋ねられたことも,1回や2回ではありません。今年で,35歳。ラートを始めてから,17年になります。じつは,こんな疑問,今に始まったことではなく,とっくの昔に湧いているのです。ラートをやっていると,〈もうひとりの自分〉みたいな意識がたびたび声をかけてきます。答えはいつもシンプルです。「やめるつもりはない。趣味だから。」僕は,大学で「体育学」ではなく,「農学」を学んでいま