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続きです。抗がん剤の効果で癌が小さくなると、ランバート・イートン症候群の症状はおさまり、言葉も目も身体も治っていきます。普通に会話ができ、普通にご飯が食べられて、寝返りさえ出来なかったのに、車椅子→補助車→杖での歩行と回復していきます。階段の上り下り迄出来るようになりました。これは先生の予想を上回る結果だったそうです。癌が消滅することはない。退院時点で余命1年。そう言われましたが、そんなことを忘れるほどの父の姿。私は奇跡が起きたと思いました。約1年後に父は亡くなっ
昨年9月に父が亡くなったので、今年は初盆でした。お坊さんの勧めで7月に一周忌と初盆法要を終えているので、特にやることはありません。ただ…不思議なことに父のことを思い出す体験をしています。長く暗くなるけど、ブログに父のことを残しておきたいと思います。父は2年前の夏にランバート・イートン症候群という難病に倒れました。大学病院でも前例がほぼないくらい珍しい病気でした。簡単に言うと身体の中にある抗体が出来てそれが自分の神経を攻撃してしまう病です。突然目が見えにくくなり、